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mixiも繋がらないことがある今年の夏◆残暑お見舞いです◆

2010-08-12 21:52:07 | 日記
こんばんは。

★びっくり★

一昨日の夕方から昨日にかけて
大手SNSサイトのmixiで、接続が出来なくなる
通信障害が発生しました。


ありゃ・・
とびっくりしたユーザーも多かったと思います。
(12日現在:復旧)


★不測の事態に備えよう★


当たり前だな、と思っている物事が
急に無くなってしまうと大変ですよね。

『不測の事態に備えておくことの大切さ』
を痛感する瞬間でした。

mixiでしかコミュニケーションが取れない
バーチャルな人もいましたので

・なるべくリアルな関係性を構築しておく
・twitterなど複数コミュニケーションツールを確保しておく

ということが今後の課題になりました。


★何事も複数のライフライン★


SNSのようなコミュニケーションツールというのは
今の我々には

生活に必要な『ライフライン』
といってもいいものです。

これが一つだけであるよりは
複数あるほうが安全確実だ、ということは
リアルなコミュニケーションでも同じであろうと思います。


★残暑お見舞い★


学生から社会人になると
いつのまにか連絡がとれなくなっていく友人や知人が
出てきます。


季節の挨拶状・年賀状といった手紙のやりとりも
いつのまにか消えてしまうことがあります。


手紙のやりとり、メールやSNSのコミュニケーション。
そしてこのようなブログでのメッセージ。


なるべくいろんな形で
いつまでも途絶えることのないような
ライフラインを

備えていきたいものだなあ、と思いました。
ということで


お盆休みに入る皆さん。
ブログにて残暑お見舞い申し上げます。

良い夏休みをお過ごしください!



ブログは明日も通常営業いたします♪

夏のキャリア論◆教育勅語◆お墓参りで再利用してみよう!

2010-08-11 10:25:16 | 日記
夏は終戦記念日が近いことから
どうしても戦争のテーマを意識してしまいます。

私は教育学科の出身ですので
戦争のテーマというと「教育勅語」というのが
ぱっと浮かびます。


キャリアや人生の問題解決に
知的な理解としての「教育勅語」を
生かしてみませんか?



◆教育勅語で一番参考になる部分とは?


戦前の軍国教育と関係づけられてしまうので、
ここでは
「伝統的な日本文化を背景とした生き方の指針」
について書いてみます。

ちょっとその前に個人的な注をつけますね。


注1)

私は、教育勅語の原文を
勅語を学んだ最後の世代(昭和一桁生まれの人たち)
と同様に暗記しております。
実に珍しいでしょ?

注2)

なぜかといえば、小さい時に
おばあちゃんが暗誦しているのを聞いて
自然に身につけたという経緯があります。

注3)
そういう事で、今日のブログは
おばあちゃんからの伝言なのかもしれません。

ではいきます。



◆爾、祖先の遺風を顕彰するにたらん。


原文全体は検索したら、いくらでもコピペできます。
解説や資料もたくさんあります。

その中で、ここだけは押さえておきたいな、と思うのが

「爾、祖先の遺風を顕彰するに足らん」

だと思います。

何のことを言っているのかということで
私の個人的な翻訳プラス解説です。

※※
日本国民の皆さんは、
自分たちの先祖のお墓参りをすることで

「先祖・すなわち過去の日本人」と対話して
そのつながりに感謝し、そこから
単純素朴に自然な信仰心・宗教心を
維持してきたことを誇ろうではないか。
※※


◆失われたFaithを取り戻そう!


宗教教育というのは、以前のブログでも紹介しましたが
※7月23日ブログ参照ください
『マイリー・サイラス自伝◆1992年生まれ◆23番目にしたいこと?』

アメリカの場合では
一時期ガタガタになった教育荒廃を元に戻した
道徳教育の根本にあるFaith(信仰)と言い換えてもいいでしょう。



日本の大学生が「ゆとり教育世代」と呼ばれて
学力低下が懸念されています。

学力は努力すればあとからでも補強できます。
あるいは社会人になってから必要にせまられて
学ぶこともできます。


ところがFaith(信仰)は自力で身につける
ことがなかなか難しいものです。

身につかないと、なにが問題なのか?といえば

例えば
楽天やユニクロなどの企業が英語を社内公用語にして
海外の人たちと職場で一緒に仕事をするような時代が
もうすぐ来るのだとしたら

Faith(信仰)を持った人たちとのコミュニケーションが
大切になると思うのです。

TOEICの点数が高いに越したことはないでしょうけど
相手のFaith(信仰)が分からないままでは
いずれ職場が苦しくなっていくものと思うのです。


◆お墓参りは「祖先の遺風を顕彰」


Faith(信仰)というのは、知識で習得するよりも
感情や慣習が優先するものだろうと思います。

これは日本人であればお盆のお墓参りの慣習で
自然に芽生える「祖先崇拝」をベースにするのが良いようです。

ただし
なんとなく惰性で「お墓参り」というのは
外発的な行為なのであまりお薦めしません。


お墓参りは、教育勅語でいえば
「祖先の遺風を顕彰するに足らん」とする行為そのものですから
内発的に
前向きに、感謝の祈り、心を込めてみましょう。


すなわち教育勅語の現代的な再利用の精神として
あらためて、意識して「お墓参り」をすることから
そこに日本人固有のFaith(信仰)を芽生えさせてみませんか。


先祖との対話、見えないものを畏敬する精神を持つことで
日本人は必要なFaith(信仰)が芽生えるものではないだろうか?
というのが、外資系に所属して仕事をする私の実感でもあります。


追記)

Faith(信仰)というと、キリスト教・仏教・イスラム教
のような特定宗派をイメージしがちですけど、ここでは
「見えないものを信じることができる態度・精神の基盤」
ということでご理解ください。

では。

ドラッカーなう◆すでに起こった未来◆定年制廃止(英国)で思う

2010-08-10 20:45:55 | 日記
ドラッカーなう


英国政府は2011年4月から民間企業の定年制を
廃止する方針案を明らかにした。

(2010年8月8日付読売新聞より)


ブログのタイトルは
ドラッカーの有名な論文タイトル
The Future That Has Already Happened
「すでに起こった未来」1997
からのインスパイアです。


◆ドラッカーはすでに予測した


※※※
すでに起こり、後戻りのないことであって、10年後、20年後に
影響をもたらすことについて知ることは、大いに意味がある。
しかも、そのようなすでに起こった未来を明らかにし、備えることは可能である。

・・

あらゆる先進国において、定年、すなわち働くことを強制的にやめさせる年齢が、
健康人については75歳まで延長される。
この定年延長は、2010年以前に起こる。
※※※

「すでに起こった未来」1997年:上田惇生氏の訳による



英国政府の定年制廃止ニュースで、すぐに思い出したのがこの
ドラッカーの「予測」の部分です


ドラッカーが予測したのは

・就業年齢人口と高齢者人口の比が
人口の減少率の2倍の速さで悪化すること

・これからの経済成長は
(労働力の増加や需要の増大ではなく)
唯一の競争力として「知識労働者の生産性の伸び」
によってのみもたらされるということ

・知識労働者は知識という名の資本を持つので
組織に依存せず独立した存在となること

・したがって組織や仕事のコンセプト(概念=あり方)
は変わっていかざるおえないこと

・・・



ここから先はもう実際に
ドラッカーの書籍で学んでみましょう


◆必要に応じて、部分的な読み方でかまわないですよ。


経営者でなくても、従業員でなくても
それぞれの置かれた今の立場から必要なヒントを

「すでに起こった未来」から
予測することができそうですよね。


この夏はドラッカーの本もお薦めです

ただし、たくさんの書籍がありますから
もし大学生であれば就職活動にも役立つよう
(私も時々引用紹介していますが)

「プロフェッショナルの条件ーいかに成果をあげ、成長するかー」
ダイヤモンド社 上田惇生訳

なら具体的に共感して読んで頂けるものと思います☆


◆学生には勉強の夏ですよ


仕事に追われることなく、のんびりとした時間を確保できて
本を読めるとしたら、夏休みの今です。
こんな長い休みは二度と来ないかも知れません。


ああ~もったいない。
社会人だからそう思うのですけど

脳が活性化して、なんでも吸収できちゃうのは
人生で(学生時代の)今だけかも。

ほんとですよ!!!



意味を理解することの重要性◆四華花・紙花花(しかばな)?

2010-08-09 19:20:22 | 日記
お盆の季節も近づきました。
写真は、以前おばあちゃんの葬儀で
私が持たされた物体です。


箱の上に竹の棒が4本。そこに紙で
飾りがついています。


葬儀(仏式)で使用する
四華花・紙花花(しかばな)と呼ばれるものです。


ここからいきますね。


◆訳のわからないまま持たされた道具


数年前、おばあちゃんの葬儀が田舎で行われたとき
お寺から火葬場まで葬列を作りました。

葬儀業者から、いきなり
この物体(四華花)を渡されて
『ではこれをもって歩いてください』

といわれて持ちました。


位牌や遺影なら故人をしのぶものですから
分かるのですが、コレは何??

しかもちょっと水木しげる的ゲゲゲ道具


私はわけがわからないものについて
どーしてもそのままにしておけないのです。



◆夏休みの宿題


葬儀が終わってから、どうにもコレが気になって
いろいろ調べました。

まず名前が分からない

夏休みの宿題のようにさんざん悩んで
図書館で葬儀に関する資料を見つけて
ようやく判明しました。


【四華花・紙花花(しかばな)】


お釈迦様が涅槃の際、周囲に咲いていた沙羅双樹の花が
悲しみで白く変化したという故事から、亡くなられた人を
お釈迦様の涅槃になぞらえて追慕する象徴の葬式具

ということが分かりました。



納得するとともに、すこし残念だったのは

『そんな意味がある物体であることを事前に知っていたら』


『この四華花は沙羅双樹が白くなった象徴なんだよ』
『おばあちゃん、これでお釈迦様に導かれて無事に』
『極楽浄土へ旅立ってね!!』

というように
粛然(しゅくぜん)と葬儀に参列できたのにねぇ。


葬儀というのは、そんなに数多く参列することはないので
四華花(しかばな)を持ったり、その意味を知ったりする
ことも多くないでしょう。


◆知っているということの意味



冠婚葬祭など、長い間に慣習として成立した物事の
意味や背景を知ることで、我々は
『文化の連綿性の延長に自分たちがいる』ということに気がつきます。


お盆にお墓参り、というのも日本の文化を体験するいい機会ですよね。

単純にお墓参りをするというのも良いですが
お墓参りというのは、もともとは何なのか。
それが日本の風習としてずっと続いているのはなぜなのか。

夏休みの宿題として調べてみるのもいいかもしれません。


◆行為の形骸化を無くそう。


儀式・行為・慣習というものの意味が理解できると
たとえば私が おばあちゃんの葬儀で悩んだように

コレ(四華花)はいったい何だろう?
ではなくて

私はこういう由来で、四華花を持っているんだよ
心をこめて・・

という『本当に心のこもった行為』として葬儀に参列できたりします。


葬式の話というよりも、お盆のお墓参りでも同様で

『お盆休みだから帰省して、お盆だからお墓参りする』
という外形的な行為はあまり好きではありません。


お盆にはこんな意味があって
お墓参りにはこんな意味があって
だから私はお墓参りをする。

という理由を自分自身で見つけてみましょう。
それが外形的な行為ではなくて
『内発的(自発的)な意味ある行為』ということです。


受動的に無意味にものごとを過ごすのではなく
能動的に意味のある行為・人生・生き方をしませんか。


そのためには物事の意味を理解し
知的に考える習慣をいつでも持ち続けることではないかと
思っています。



ではまた。

知的な向上心に訴える!◆福沢諭吉の方法~学生の励まし方

2010-08-09 10:13:41 | 日記
こんにちは

2010年NHK大河ドラマ『龍馬伝』の影響もあって
幕末がブームになってます。

就活や転職の人たちにも、幕末の龍馬たちのように
『我々が新しい時代をつくるのだ』
という気概があるほうがいいかなと思っています。


就職のためのテクニカルな技術論も必要ですが
私は『時代の方向性』ということを考えて

どういう社会環境であっても生き抜ける
考え方のヒントを書いてみたいなあと思っています♪

ではいきます。


◆砲声に怯える慶應義塾の学生たちに


彰義隊が上野の寛永寺に立てこもって最後の戦いをしていた時、
慶應義塾では普段通りの講義が始まっていました。

彰義隊との戦いの砲声が塾のところまで轟くので
学生は気が気ではありません。
勝敗によっては、自分たちの身辺にも危険が及ぶのですから


福沢諭吉はそういった学生を叱咤激励しました。

福沢諭吉は、このとき単純に
『うろたえるんじゃない!』
『怯えるな!』と叱咤したわけではありません。


◆知的な向上心・誇りに訴える。


昔、オランダがフランスとの戦争に敗れて
オランダ国旗を掲げる領土がなくなってしまったときに

世界中でただ一つ、日本の長崎の出島にだけ
オランダ国旗をなびかせることができた事実から

オランダはそのとき
『だから我々はいまだかって国土が滅びたことはないのだ!』
ということを誇りにしている。

我々がここで洋学を勉強しているということは
オランダが長崎の出島を誇ったように

日本における唯一の場所なのだ。
我々がここにいる限り、
日本は文明国として存在しているという証拠になるのだ。

慶應義塾はいまだかって一日も休業したことはない・・!
だから諸君、うろたえずに勉強するのだ。


(福沢諭吉が自伝で紹介している有名なエピソードです)


◆歴史から学ぼう。


福沢諭吉が教育者として優秀なのは、確固とした信念を
学生たちに伝える時に、単純な精神論を振りかざすだけではなく

学生たちの知的な向上心・誇りというものにアピールする
該博な知識、教養をもって諭した、という部分にあると思います。


福沢は、たまたまオランダの事例を紹介していますが
世界史的な知識・教養というものは
『時代の境目・変わり目』を生き抜こうとするときには
大変参考になります。



その時代に、どのように生き抜いたかで
次の時代がどうなったか?

幸い日本には幕末~明治維新という
イメージしやすい歴史モデルがあります。


◆幕府(藩)に仕官するか、武士から転進するか。


企業就職というのは、幕末に幕府や藩に仕官するようなものかも知れません。
もし幕府や佐幕藩に仕官しようものなら維新後の活躍はどうなるか。

倒幕藩に仕官するなら新政府で活躍できるかもしれません。
また脱藩して事業を起こす人も出てくるかもしれません。

つまり時代の流れを読まないといけないのが
職業選択では大きなポイントになる部分ですよね。


◆未来予測は難しいが、未来は自分で造るもの


私のイメージとしては
ここのブログで発信していることが

『長崎の出島のオランダ国旗』

のようでありたいものだ、と思います。


福沢諭吉には程遠いものですが
彼が砲声の轟きを聞きながら講義していたのが
『ウェーランドの経済書』ということもあり


そもそも私の本職は金融・保険の営業ですから
めざせ福沢諭吉ということで
この調子で書き続けたいと思います。

どこかの文章内容が、誰かの悩みの琴線に触れることを期待して。

どうぞよろしくお願いします♪

『未来予測は難しいが、未来は自分で造るもの』
(P.ドラッカー)

では。