フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

パンプ覚醒す。

2009-01-11 17:46:46 | Weblog
パンプの人工呼吸器がはずされ自力呼吸が弱々しくも始まった。経過は、いまのところ順調みたい。パンプの目が開いた。はじめは、天国にでも来たような感じだった。夢見心地で彷徨っていた。でも、家族は、認識できるようだ。「ここは、どこ?あの世?荒、あんた、先にきてたの。お世話になります」なんて言葉が聞こえてきそう。人を勝手に殺すのはいつものことだから。でも、時間を経るにつれて目に力が戻ってきて、僕の顔を見ては、3度うなづいた。「生還したぞ!」と言ってるようでもあり「ありがとう」と言ってるようでもあった。ただ、安心したと言うニュアンスは伝わった。表情にゆとりが出ている。パンプの体力ってすごいな。車へも乗らず、どこに行くのも歩いていったおかげでしょうね。単に、乗り物酔いがひどかったと言う理由なんだけど。それが、命を救ったのかもしれない。弱点と強みは背中合わせ鏡でどちらが、いつ逆転するか分からないんだね。だったら、長所も短所、短所も長所か、ターシャのいう好きなように生きてねってひょっとしたら、思い悩まず生きなさいってことだったのかな?パンプに教えられたような気がする。
コメント (2)
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