冬の木
冬の午後の晴れた日
公園の片隅でポツント立っている古木
見ているうちに遠いとおいむかしへとはこんでくれた
あの日のこと その日のこと まるで絵本を読むように
木が語ってくれているようだ
あれは うまれて十年くらいのことだった
冬の日の午後
寒かったけど子供たちは家にはいれてもらえず外で遊んでた
陽のあたった塀に並んでおしくらまんじゅう
大きな木を背にしてどんま遊び
からだがぽかぽか温もってしもやけの足の小指がむず痒かった
貧しかったけどみんな笑顔だった
あの日の笑顔 いまとり戻したい とり戻せるのかな
3日には詩を書こうと思っていたら公園で一本の木を見つけて上の詩を書き下ろした。いまは、貧しい人たちと金持ちの人たちとしかいない社会になろうとしている。ただ気になるのは、両者に笑いがないことだ。
とり戻せるのかな希望があるから笑っていた時代。力強い社会。竜は何を摑むんだろう
冬の午後の晴れた日
公園の片隅でポツント立っている古木
見ているうちに遠いとおいむかしへとはこんでくれた
あの日のこと その日のこと まるで絵本を読むように
木が語ってくれているようだ
あれは うまれて十年くらいのことだった
冬の日の午後
寒かったけど子供たちは家にはいれてもらえず外で遊んでた
陽のあたった塀に並んでおしくらまんじゅう
大きな木を背にしてどんま遊び
からだがぽかぽか温もってしもやけの足の小指がむず痒かった
貧しかったけどみんな笑顔だった
あの日の笑顔 いまとり戻したい とり戻せるのかな
3日には詩を書こうと思っていたら公園で一本の木を見つけて上の詩を書き下ろした。いまは、貧しい人たちと金持ちの人たちとしかいない社会になろうとしている。ただ気になるのは、両者に笑いがないことだ。
とり戻せるのかな希望があるから笑っていた時代。力強い社会。竜は何を摑むんだろう