昨日の夕方、二階のベランダに黒い影。「ノワールなのかい」と言いながら戸を開けると首に鶯色のリボンをつけたノワールが坐っていた。「ノワール久しぶり」と頭をなでてやると喜ぶこと喜ぶこと「ニャーニャー」と鳴き声をあげて再会をいわっているようだった。キミってこんなに声を出さなかったよね。それなのに今は、うるさいくらい鳴いてよろこんでくれている。「キミとこんだけ親しかったっけ」と思いながらもお互い再会を喜んだ。そうだ猫を描こうとウルーとフィガロをさがした。うちの猫は寝たろうだから絵になるかな。いたいた、ひとりはウツラウツラ、もうひとりはグッスリと寝ている。「おい、起きろよ。絵を描くから」ビクともしない。しかたないからウツラとグッスリを描いた。タイトルはそのものズバリ「ウルーとフィガロ」だ。

猫は身近だからかな有名無名の絵描きの方がたくさんの絵を描いてるね。ピカソは犬だったけど。犬は目で語りかけてくるんだよね。猫は目で絶対語らないから動きのない猫の絵は犬におよばないと思うな。と動きのない絵を描いた。

猫は身近だからかな有名無名の絵描きの方がたくさんの絵を描いてるね。ピカソは犬だったけど。犬は目で語りかけてくるんだよね。猫は目で絶対語らないから動きのない猫の絵は犬におよばないと思うな。と動きのない絵を描いた。