フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

震度5弱は白い犬

2014-03-14 08:32:16 | Weblog
東京からもっとも遠い鹿児島の川内原発を再稼動の1番手にすると東京が決めた日の次の日の真夜中、伊予灘を震源とする震度5の地震が発生。高知市は震度5弱だった。たしか午前3時前だったと思う。僕の枕元を猫ではなく白い犬が通っていった。「エーッ犬が入ってきたのかよ」と一瞬思ったけどウルサイから寝てた。猫と寝てるんだから犬くらいじゃ起きられないとばかりに寝てたらその犬が頭の上のほう丁度イツモ猫達が日向ぼっこしている窓際に座って後ろ足で体を掻いた。大きいラブラドール犬だったかのような振動がガタガタガタと伝わってきて「俺の頭の上で体を掻くな」と意識がややはっきりしてきたとき犬ではなかったことに気づいた。「地震だ大きい」揺れている。「ついにきたか東南海地震」何かが落ちてくるかな。と思いながらも寝てた。だが揺れが長い。これはイカンと揺れがおさまるまで何をするかとぼんやり蒲団の中で思っていたが揺れが収まらないのでとりあえず頭を守ろうと猫を蒲団の中にいれ自分も蒲団を被った。揺れがおさまってから次の揺れが来るかと身構えたけど軽い余震がきただけでほかになんいもなかったから朝までうつらうつらしてた。あの犬はナンだったんだろう。地震の神なのかそれとも危険を知らせに来てくれた死んだランディなんだろうか。ランちゃんも白い犬だった。ともかく僕は守られていると思うと共に地震の神の姿を見たというか尻尾を摑んだ感も棄てきれていない。これはきっと原発の再稼動はダメだという日本の神の神意ではないのかな。「神国日本の復活」はもうすぐなのだ。
コメント
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