フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ハーブハンバーガー

2012-01-11 08:58:10 | Weblog
ハーブのセージを使った手作りハンバーガーのレシピを見ていたら描いてみたくなって作るより先に絵を描いた。

ハンバーガーって何年に一回とかいうくらい食わないからなとブツブツいいながら描いていると作ってみようかなという気になってくる。最後に食べたのはいつかな。ハンバーグを作った時に余ったので作った記憶があるぞ。あれはいつだったかな。マックのに関してははるか霧の向こうだ。いまではかなり旨くなっているという噂だが。やはり自分で作るのが美味いんだよね。サンドイッチがイギリス、ハンバーガーがアメリカ、お結びが日本か。そういえば、ハンバーガーだけあまり食べないんだということが分かった。セージをいれると美味しいらしいからちょっとつくってみようかな。いま、お雑煮ばっかり食ってるからそろそろ洋風もいいかな。
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絵って楽しいね

2012-01-10 08:47:45 | Weblog
あんまり茶色だとか薄い緑だとか使っているとなんか欲求不満になって赤とか青とか黄色とかを思いっきり使ってみたくなってその中にいる自分を描いてみた。

なんだかスッキリ欲求不満解消。抑制と解放このバランスだよね人間は。自分の中にある自己顕示欲を人は普段の暮らしの中で少しずつ微妙にだしているんだろうけどそれが上手くいかなくなったときに自分の中でバランスが崩れて外に出すぎて顰蹙をかったり内にきてドンよりすることになるんだろう。そんな時、絵で自己を解放するってステキなことだと思う。ということを発見した。経験者が語っているから間違いない。別に絵でなくてもいいんだけどそういう手段がある人は救われるというのかな。スポーツでも釣りでもなんでもいいんだよね
たまたま僕は表現することが自己の抑制と解放に繋がっているんだ。自己を解放したあとには抑制が働くのかまた淡い色で習作した。

生きるってこれの繰り返しなんだろうか。
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成人式ですか

2012-01-09 09:04:36 | Weblog
3.11後の成人式はと思ってみてた。想像どおりだった。おとなしくこじんまりと纏まって元気がないという印象だった。大人になった喜びはすでにないように見えた。それより不安で身を丸めて防御してるみたいだ。飛ぶ前に体を屈めているという従来の姿勢は見られない。勘違いして暴れたり暴言をはいたりする弱冠がいないのはいいのだけど別の心配がでてきた。石川遼クンみたいにしっかりしたことを言う若者が増えてはいるんだろうけど「絆」って言葉に引っ張るより引っ張られているような若者が多いきがするんだけど。時代を突き破るのは「諧謔」だよ。キミらがバカやらなきゃ誰がやるんだよ
俺たち還暦ヤングがやらなきゃならないのかなヤッパリ。トリプル20だからな。
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寒中御見舞い

2012-01-08 14:09:47 | Weblog
去年喪に服してましたので新年のご挨拶をご遠慮させていただきました。松の内もおわりましたので「寒中お見舞い申し上げます」とともに本年のご挨拶をさせていただこうと思って寒中見舞いを作りました。昔は、松の内って15日までじゃなかったかな。それとも前から7日までだったかな。いまは、マスコミで7日で松の内も終わりとでているから7日なんでしょうね。ご挨拶といってもいまさら新年おめでとうといっても間抜けたあなしだからやはり自分の進み方を相手にというより自分に聞かせるようなヘンな挨拶になりました。でも日本人の美徳は忘れていません。さぁ、連絡したかった何人かと喪中欠礼をださせていただいた方と年賀状を間違えてくれた人とかに出さなければ。年賀状とはまた違った面白さがあるね。
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雪のあとかた

2012-01-07 17:19:10 | Weblog
昨日、今日と本山氏の居城があった嶺北に行ってきたけど昨日は雪が残っていてさすが寒いところだと思わせた嶺北も今日は雪が解けてあとかたもない。昨日と今日の景色にいると不思議な気がする。今日で松の内も終わる。そういえば、昔は、お正月は静かに過ごすものだった。元旦は家から出てはならず。二日には書初めをして三日目にようやく友達と遊んでもいいといわれたような気がする。当然店なんか開いてなくて遊ぶといっても別になかったけど。そのうち近所の人が呼んでくれてご馳走になったりとした記憶もある。凧揚げ、羽子板もう気の遠くなるような昔のことのようだ。まるで雪のあとかたもなく消えていってしまうみたいに。失くしていいのかな。
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ピカソ美術館

2012-01-06 18:24:05 | Weblog
昨日図書館が開いたので早速行って「ピカソ美術館巡り」と言う本を借りてきた。ピカソが13歳から15歳に描いた絵を見たかったから。ページをめくると美術館の入り口がでてくる。何の変哲もないとおりの一角の場所に昔からの建物があって看板に「ピカソ美術館」と書かれているだけ。日本のように奇をてらったようなさも美術館でございと言うところがないのが好感が持てる。「普段の僕を見てよ」と言ってるみたい。最初に13歳で描いた犬の絵とか15歳の時の習作とかが並んでいる。「これか」と思ってみた。スペインでは子供が「絵描きになりたい」というとピカソ美術館に連れて行きピカソが13~15歳で描いた絵を見せるのだそうだ。そしたら誰もが絵描きになるのをあきらめて勉強しだすという。まさにこの絵はさもありなんと納得させる。僕は専門じゃないので技術的なことは分からないがこの頃からピカソの絵にはなんというか語りかけるものがあると思うんだ。それは、絵の中でも見る人に向かっても絵が語りかけているんだ。そんな風に感じる。とても真似できるものではないが自分も語りかける絵を下手なりに描いて行こうと決めた。天才って実在するんだね。
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冬のスズメ

2012-01-05 09:05:10 | Weblog
日本のスズメはツリースパロウというのだそうだ。クレア・キップスの「ある小さなスズメの記録」(人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯)という本で知った。クラレンスはちなみに家スズメといってイギリスでは一般的なスズメということだ。欧米ではベストセラーになった本だから日本でも読んだ人は多いのでしょう。原題のSold for a Farthing by Clare Kippsは聖書を読んだこともない身にとっては何のことかわからなかった。向こうの本は聖書を読んでないと分からない日本の本は仏典を読んでなくても分かるのにね。巣から落ちたスズメの子を拾ってからの生涯の記録なんだけど動物を飼ったことがある人なら「ウン、ウン」と言って読み進められる面白い本でもありナチュラリストや音楽好きの人にも面白い本だと思う。Sparrow sold for a farthingたった一銭で売られているスズメでさえ偉大な教師なんだという。そう思いながら家の犬の餌を食べにくるスズメを見ていた。


日来てるからだろうか犬も気にしていないようだ。好きなのはご飯で余ってなければ大きな口あけてドッグフードを咥えて走る。その様がおかしくて笑ってしまう。キップスが言うように動物は、人に生き方を教えてくれるんだと思う。絵に描いた
スズメも飛んで行けと願いながらクラレンスの生涯へ想いをはせた。
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冬の猫

2012-01-04 17:28:36 | Weblog
猫って一日中寝てるんだよ。「オレは起きるからな」と言って朝起きてもまだ二匹とも蒲団の中で寝ている。窓を開けるのは可哀想だとカーテンだけ開けて寝室を出る。犬の散歩をすまして猫のご飯、犬のご飯と用意している頃にのこのこと起き出して来る。外は木枯らし。山でマイナス10度を経験しているのに下界の方が寒いと感じるのはなぜなんだろう。自分の食事をしている間に猫どもはまた二階の寝室の窓辺に行って眠っている。窓を開けて蒲団をたたみ空気を入れ替えて窓を閉める。その間も陽がよく当たるところで転んでいる。そしてまた自分のお気に入りの場所に戻って惰眠をむさぼる。夜行性だった本能が野性を目覚めさせるのか昼間は寝てばかりと思っていたら夜も蒲団にもぐってきて寝ている。猫ってグータラなだけなんだろうか。

そこで一句。
      「木枯らしや 猫 目をとじて 窓のうち」
       
      「日当たりの 窓辺に ねむる 冬の猫」

とにかく世間のことは人任せ「よきにはからえ」とばかりなり・・でございます。
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冬の木

2012-01-03 09:36:04 | Weblog
      冬の木
 冬の午後の晴れた日 
 公園の片隅でポツント立っている古木
 見ているうちに遠いとおいむかしへとはこんでくれた
 あの日のこと その日のこと まるで絵本を読むように
 木が語ってくれているようだ


 あれは うまれて十年くらいのことだった
 冬の日の午後
 寒かったけど子供たちは家にはいれてもらえず外で遊んでた
 陽のあたった塀に並んでおしくらまんじゅう
 大きな木を背にしてどんま遊び
 からだがぽかぽか温もってしもやけの足の小指がむず痒かった

 貧しかったけどみんな笑顔だった
 あの日の笑顔 いまとり戻したい とり戻せるのかな

3日には詩を書こうと思っていたら公園で一本の木を見つけて上の詩を書き下ろした。いまは、貧しい人たちと金持ちの人たちとしかいない社会になろうとしている。ただ気になるのは、両者に笑いがないことだ。
とり戻せるのかな希望があるから笑っていた時代。力強い社会。竜は何を摑むんだろう
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辰年事始

2012-01-02 09:46:33 | Weblog
二日は事始。今年の最初はお絵かきと和歌作り。庭に伸びている南天の実を描き昨年から頭の中に流れているドヴォルザークの「ユーモレスク」を題材に和歌をひねってみました。


ちょうどテレビで「三宅一生の東北の旅」というのをやっていて東北の糸作り染色っていいなと思いながら見ていたので職人たちの姿勢と言うのが刺激になって日本の物づくりって自然への感謝と人の頑固さなんだなと思った。岩手が日本のホームスパンに一番向いている気候なんだってね。羊に向いているんだって。はじめて知った。それを原発事故がと思うとなんともやり切れない。だけど歌は希望をこめなければと「口笛でユーモレスク吹き 南天の赤き実りを 空に眺める」と書いた。絵にのせると天にものぼる心地よさ。今年も歌に絵に土佐文化探検に頑張ります。伝統文化っていいな。特日本文化は繊細で華麗で幽玄でいいな。
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