当地の日の出は午前5時42分、もう早起きは苦にならない。
般若心経の読経と6時の梵鐘は老師の務め、師の業とも。
今朝はシルバーウィーク、連休のせいか参加者は僅か5名。
境内では、秋の七草「オミナエシ」が開花、「高砂百合」も近い」
「月光の曲」は、坐禅入りのストレッチ、姿勢つくりの序曲。
全員の姿勢を見ていただいた後
「小鐘3つ」は、正式スターと。
突然の「正身端坐」。
1.身を正しく坐りを正しくする、この事に全神経を寄せなさい。
足のかまえ姿勢のかまえの点検。
2.これがととのえば次に「調息」
非長非短、息の出し入れの長さは、自分の息にあわせればよいのです。
3.緊張の必要は無く、ゆったりストーンと座りなさい、
そして心の置き所「意識」は、身の構えが崩れていないか、
終わるまでそれを持ち続けるのです。
道元禅師様の薦める坐禅は、
以上の3つの要素がすべて、その行い「一行」
そのことに没頭、静かな世界(禅定)「一行の三昧の世界」
それを愉しみながら「日常の生活」すなわち人生しましょう。
(坐禅ではそのことは「瞑想」ではありません)。
「心身自然に脱落して、本来の面目現前せよ」と称された。
今日始めてのお話は、足のつらさ息のつらさなど
都合が悪くなった時は、座中といえども、座りなおしなど
動かしたり、立ち上がってもいいのです、
坐禅会は一人で座っていないので、隣の人に迷惑にならないようにするのが
マナー、我慢して苦痛で座らなくてもよい。
その後、元にもどり正身端坐、1炷(ちゅう)40分、
ゆったりと身を任せ、一行三昧へもどればよい。
坐後、振舞われる、いつもの「塩粥」は、
わりと固め(濃い目)格別美味しく感じられました、感謝。
義宣寺橋下は「大蓮寺川」、我家の庭端と続いています。