春先から「ふきのとお」、「みつば」、「さんしょの新芽」
に次ぐのが、「家ふきと山ぶき」の収穫です。
これらは、ご先祖様から引き継いだ庭に有る自然の恵み、
それほど多くは収穫できませんが、老人2人が季節を感じる恵み
としては有りがたく嬉しいものです。
「家ふき」は、太くて柔らかく外皮をむいて、
「ヤマブキ」は細く外皮をつけたまんま、
湯がいて灰汁を取るのですが、
ユガキ汁は、真っ黒なお湯になります。
その後、家吹だけ、ヤマブキだけに分けて煮込みます、
今夜はとりあえず、「家吹の煮物」が食卓に上がります
。
「蕗の収穫」は5月中に採るのが原則、
6月になると固く、中に虫が入るといわれています。