日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

リコール

2012年12月06日 | 生活・ニュース
           

 「リコール」は聞いたり読んだり見たりでなじみの言葉になっている。解説によると「市場で一度販売された製品の製造者・販売者による回収・修理」を意味する。近年、消費者や使用者の品質への関心や安全への意識向上とともに小さなことも見逃されることがなくなった。企業はリーコールへの対応によっては大きな社会問題となり、企業としての信頼を失い、その存続すら揺るがしかねない。

 電気・自動車・食品などではその影響の大きさからか大きく報道される。そんなリコール、これまで該当した物はなく縁のないものと思い込んでいた。と、ある朝のニュースでマイカーがリコール対象になっていることを知った。同じ日の昼前、販売店から「ご愛用車のリコールのご案内」と赤字印刷された封書が届いた。追っかけるように担当営業マンからも丁寧な電話がかかる。

 リコールの内容は図示と共に説明がある。その中に「低速時にハンドルを強く一杯に切る操作を繰り返すと・・・」とある。自宅付近には狭い道路が多く、曲がり角では一旦停止し、低速で発進しながらハンドルを切る事はよくある。説明文の我流解釈だと、いつか該当することになる。営業マンは「これまで当店では不具合な事象はおきておりませんが、早い点検をお願い」という。

 修理完了直後ののマイカー運転中に選挙カーとすれ違う。師走の総選挙がはじまった。選挙で選ばれた首長や議員の解職請求や地方議会解散の請求などを行うことの出来る活動もリコールと言う。国会議員のリコールは無い。製造物のリコールは無料で行われるが、首長や地方議員のリコールは超のつく長い時間と費用を必要とする。安全運転と同じように、憂いない投票を心せねばならない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする