日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

5千円ください?

2012年12月23日 | 生活・ニュース
           

 スキーにスケート、マラソンに駅伝と冬のスポーツ真っ盛り。そのどれにも身を投じて親しんだことはない。もっぱらTV観戦で楽しんでいる。今日は男女の全国高等学校駅伝競走大会が京の都を走り抜けた。男子は63回、女子は男子の半分にも満たない24回目。

 年明けは全国実業団、箱根駅伝と続く。正月の過ごし方も大きく変化し全国同一化、凧揚げ、こま回し、羽根つきといった遊びは物語になってきそうだ。

 駅伝もマラソンもTV中継される。NHKも民放も視聴率のために放送の間合いに、中継のお知らせと視聴を促すCMを繰り返す。これを見た外国の人が「応援するのに何で5000円支払うのか」と疑問を抱いたという。聞かれた日本の人は、さて何のことかと、放送を注意して聞いた。

 「ごせいえんをよろしくいねがいします」とアナウンサーの声。「ご声援を宜しくおねがいします」と通訳を聞かされたその外国の人は、手をたたいて大笑いしたという。日本に慣れない外国の人「ごせいえん」が5000円に聞こえたのだった。そう思って聞くとそう聞こえないこともない。

 こんな誤解はすぐに解けて笑いで済まされるが、意味の取り違えから思わぬいさかいへ進むこともある。日本人の間でも解釈の違いから思わぬ事件にいたった例もある。政を預かる人はこういうとき、よく「本意ではなかった」と取り消したり言い訳をしている。こんなことを思いながら高校生の走りを見ているのは、真摯でないと怒られそうだ。
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