
毎年、運試しにしているが「今年もはずれ」というブログ。その内容はジャンボ宝くじならぬ「NHK紅白歌合戦の観覧申し込み」だった。一緒に外れたという報せが載っていた。
どの位の応募があるのか興味があった。応募総数:1,172,420通、当選枚数:1,324枚、当選倍率:約886倍(応募総数÷当選枚数)とある。なんと応募数は日本人100人に一人が応募した勘定になる。まだ国民的催事の評価は崩れていないないらしい。抽選は警察署立会いのもと厳正に行ったとある。運試しの人はこうした数字を知って毎年1通応募しているという。
当選すると「入場整理券1枚2人様」が送ってくるという。そこには「売買禁止」と大きく印刷されている。当選された人はさぞお喜びだろうと思いきや、オークションに出ていて、いい値がついている。「売買ではなく同行者を募ります」という但し書きなど、文面には工夫がされている。
紅白歌合戦を楽しみに観た時代もあった。いつの頃からかその習慣が薄れた。三交替勤務になると地元の者は年末年始に故郷へ帰る同僚の補充として勤務時間が増えた。その高い割り増し率は魅力だった。こんな背景もあり「気持ちよく帰省させてあげた」のは遠く懐かしい思い出だ。
民放も出場者や歌う題名、衣装などライバル番組でありながらNHKの広報をしている。ここにも国民的催事ということを裏付けている。2週間後、今年はどんな紅白歌合戦が展開されるのだろう。