
ブログを初めて6年過ぎた今年の秋、1年間の書き込みを1冊、合計6冊にまとめ製本した。製本は「工房 木工」のOさん制作の製本機を借り手作りした。6冊並べると外観は自画自賛したくなる出来栄え、と一人納得している。
時間があるとき、どんなことを書いていたのか特別に選ぶことなく取り出して目を通している。あんなこと、こんなことと思い出す内容、「こんなこともあったのか」とすっかり忘れていることもある。物忘れの進む歳近くになったのかも知れない。
内容はともかく、気をつけて書いたつもりだが脱字に誤字、変換間違いが目につく。書いて、黙読して、アップしているのだが見落としや気づかずが結構ある。製本するとき数字の横向きは修正したが文章の読み直しはしはせず、そのままを製本した。出版だったら許されることはなかろうが我流製本、これも記念と言い訳しておこう。
製本は「短く分かりやすい文章でブログを続ける」という初心の思いへかえらせてくれた。これからも時には開いて読んでみよう。製本したことで思いもしなかった効果に気づいた年の瀬、今年感謝する項目の一つとなった。