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今年もあと10日。錦帯橋界隈の門松の競演がはじまりました。恒例のことで珍しくも無い、そういわずによく観てください。この寒風の中にたたずむには並大抵のことではありません。通りがかりの人に声をかけてもらえると、我慢のしがいががあるというものです。
松や梅、葉牡丹に南天などで足元を飾ってもらいもらいます。これのそれぞれの謂れはほかに譲るとして、鋭い孟宗竹の切り口、何に見えますか。そうです、子どもとその両親が口を大きく開いて笑っているのです。
「笑う門には福来る」という諺。門(かど)は家を表します。「笑いの絶えない家庭には自然に幸福がやってくる。苦しいこと忘れたいことがあっても、明るく前向きな姿勢をとっているとやがて幸せがやってくる、幸せを呼び込める」と古くから伝えられてきた人への教えです。そんな誇りをもって門前に立っています。
ミニ門松の作り方教室があちこちで開かれ、完成したそれを眺める嬉しそうな顔がニュースになっています。手作りされた笑顔はまた格別でしょう。門松には「ご先祖様がお正月に 戻ってくる時の目印、年神様がよりつく」など説は多様。初詣の際は錦帯橋界隈の門松も眺め、年初めにふさわしい心からの笑顔でよい年にしてください。