
今年の「日米親善デー」は海上自衛隊岩国基地の基地祭と統合して規模拡大、その名も「航空基地祭・日米親善デー2015航空ショー」として開かれた。それに備えての訓練が五月晴れの昨日行われた。ブルーインパルスが青いキャンバスに描く白い線や図形が待つ人を楽しみにさせていた。
明け方から無情の雨。そのせいか来場者は16万5千人と例年を大きく下回った。車の乗り入れ禁止の影響があるかもしえない。しかし、JRは怖いほど詰め込まれた、と上り列車で岩国着いた人の話し。広島のFFへ向かう人らと重なったのだろう。
基地祭、息子が園児のころにいった1度だけ。そのとき見た垂直離着陸する戦闘機ハリアーの性能とその轟音に驚き、朝鮮戦争で飛んでいたB29との違いに目を見張った。
2年後には厚木基地から米空母艦載機が移駐してくる予定の岩国。県も市も容認していないが、移駐というのか受け入れというのかその準備は着々と進んでいるし進めさせている。移駐に伴う市民への影響はあまり知らされていない。編隊飛行の妙を見上げる人らはどこまで知っているのだろう。