日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

「これが」

2015年05月07日 | 生活・ニュース


 スーパーの出入り口にずらり並んでいるガシャポンというのかガラポンというのか、子どもが硬貨を投入していたり、親に泣きながらねだっている子ども見かける。その程度の関心しか持たなかったが、親戚の年少の男の子が親と一緒に硬貨を投入するところに出くわした。数センチほどの透明な円形のプラスティック容器が転げ出た。中に小さな小さな虫のようなものが入っている。投入金額を聞いて驚いた、200円という。

 それだけ出せば百均ならもっと面白いしっかりしたおもちゃがありそうだ、といらぬ節介が口から出そうになったが、子どもの顔を見たら言えなかった。そこへ小2の兄がやってきて硬貨を投入、ガチャガチャやってると漫画風な写真が印刷されたA5版くらいの樹脂製の板が出た。印刷されている顔は漫画の主人公でそのフアンだという。それは良かったが金額は300円、下敷きにもならないそれは何に使うのか、子どもも首をかしげる。兄はもう一度300円投入、出たものは同じだった。

 あっという間に2人で800円は勿体ない気がして仕方なかった。こんな金銭感覚では面白いこと楽しいことに挑戦出来ないことは分かっているが、子どもの遊びにしてはあまりにも度が過ぎる感じがした。時はGWの最中、爺ちゃん婆ちゃんとその孫の姿が多い。孫らも心得ての行動だろうか。

 国内外から帰国やUターンする様子が映る。いい顔が旅の成果を表している。我が家も京都から孫が帰省した。高2の女の子だが日常の生活ぶりは進学に関連する内容ばかりで青春がないと思いながら聞くも、当人は全く苦にしていない様子なのでほっとする。そして「これが」孫の現実と理解するしかない。健康には気をつけるように、そんなありふれた言葉で見送る。
コメント
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