日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

岩国の県庁

2010年08月04日 | しっちょる岩国
           

ある子ども新聞の記事。都道府県の始まりは明治初期の1871(明治4)年に基がつくられました。権力を中央政府に集めて強い国家を造るために、それまでの「藩」を廃止して302県と、東京、京都、大阪の3つの府を設置(廃藩置県)したのです。

廃藩置県で「岩国県」が誕生したということは頭の片隅にあった、という程度のものだった。岩国検定の会に誘われ、いろいろ教わっているが、そのときの県庁はこの場所に在ったといこともそのひとつ。今は旧藩主に伝来した歴史資料、美術工芸品、文書などが中世史研究の重要な資料館として残っている。

1871年7月廃藩置県では山口県、岩国県、清末県、豊浦県の4県が現在の山口県に置かれた。岩国県知事には版籍奉還(1869年)に伴い藩知事(知藩事)であった吉川経建が就任し旧周防岩国藩領を治めた。同年11月に山口県に編入され岩国県は終わった。

大河ドラマが話題になっている。こうしたドラマには現れないない小さな藩にも、世相に遅れまいと多くの人が働いたことを知ることができる。それらにまつわるものの話を聞いたり見たりするとき、受け取り方がこれまでとは少しは違った自分になりたい。

(写真:遠景の建物の位置に岩国県庁があった)
コメント (6)
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