AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

良心的な(?)AKB48 (KC)

2008-12-16 12:39:01 | AKB48
アイドルの歴史研究をするために、シングルで発売された曲だけでも、CDで集めようとしているのだが、抱き合わせ販売によって、苦戦をすることがある。

いわゆる  BOX(ボックス) という抱き合わせ販売のベスト盤しか発売されていない歌手に苦戦する。私はシングル曲だけ欲しいのに、たくさん曲が入っていて、値段が高いのが、あくまで「私は抱き合わせ販売と感じてしまう」いう意味であり、独占禁止法には全く違反していない真っ当な商品である。

82年デビューの石川秀美の場合。
以前からシングルが全曲そろっていないベスト盤は持っていた。彼女の所属していたレコード会社はなくなったので(倒産か、合併かはよく知りません)、ベスト盤はもう出ないとも言われた。それなのに、BOX(4-5枚組くらいだったかと)が発売された時に、よほど買おうかと思った。しかし高価である。数万円出してBOXを買うほど、石川秀美のファンではなかったので、将来、シングル全曲ベスト盤がでる可能性に賭けて、買わなかった。

BOXは限定販売だったので、BOXが売り切れて、もし新たな安いベスト盤が出ないとしたら、80年代を代表するアイドルの石川秀美の音源がそろわないという、研究家としては、大きな痛手を負うことになりそう。何度か、BOX売れきれの前に買おうかどうか迷った。BOX発売後、1年後くらいに、シングル全曲ベスト盤が発売された時は、ほっとした。良心的なレコード会社に感謝。

現在、BOXは出ているけど、シングル全曲ベスト盤が出ていないで、それを待っているアイドルは、

80年デビューの 柏原よしえ (柏原芳恵)
83年デビューの 岩井小百合

の二人。

BOXを買ってもよいと思うアイドルは現役時代に、シングルとおアルバムを買っているので、BOXを買ったことはほとんどない。
売る方も、そう考えるのか、DVDの特典がつくBOXも多い。

AKB48の、日比谷野音ライブのDVDは、最初14600円で販売された。
DVD + CD + 写真集 でこの値段。
私は、DVDのみか、DVD  +  写真集  なら買ってもよいと思っていた。DVDがあるのに、ライブCDは不要。
AKB48のコンプリートスタジオ録音CDなら、10万円だしても買ってもよいと思うが。

DVDは、いつも、私が一番に買って、ブログ執筆者を初め、仲間に回覧しているので、早く手に入れたかったのだが、もう少し待とう、もう少し待とうと、12月に入り、そろそろ、抱き合わせ販売に屈して、14600円払おうかと思った頃、田名部生来生誕祭の12月2日に、DVDのみ7000円で販売されているのを見つけた。

AKB48って、良心的か???
本当に、良心的なら、セット商品(14600円)と、バラ売りDVD(7000円)を同時に販売して欲しい。そして、写真集もバラ売りして欲しい。写真集を手に入れようと思ったら、今なら、そのために、14600円払わないといけない。

KC
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K4「初恋泥棒」・A5「ハート型ウィルス」(KC)

2008-12-16 08:46:39 | 分析系 曲
A5の求心力A5の求心力という記事を書いてから、「黒い天使」がキャンディーズにイメージが合うのは「やさしい悪魔」だけと指摘されたことを思い出して、キャンディーズを聴きなおしたら、思わぬ発見をした。

同じ記事で、「初恋泥棒」は伝統復古と書いたが、そっくりの曲が初期の、売れていなかった頃の、キャンディーズの曲にあった。二つの曲より、歌詞を部分引用して、並べると、

1.とても気になるあいつ 私の鍵をとられそう
2.頑丈な鍵をしっかりかけてあったのに どうやって盗み出したのかしら
3.110番に電話をかけちゃいけないかしら 私の鍵を盗まれて
4.怪盗ルパン あざやかな手口 切なさが多分唯一の手がかり
5.彼の名前は ミスターX 秘密なの 彼の名前は ミスターX 危ないわ
6.あなたなんでしょ  この犯人は 自首しなさい 別件逮捕 取調べしまましょう

「ハート泥棒」キャンディーズより 1、3、5
「初恋泥棒」AKB48より    2、4、6

「ハート泥棒」の冒頭は、「何だか趣味じゃないけど とても気になるあいつ」これは、A5  M6「ハート型ウィルス」の、「初めはピンと来なかった」「まるでタイプじゃない」に通じる世界。

「ハート型ウィルス」の、「今までになかったような純粋な目をした人」は、「初恋泥棒」の「少年のような そのまっすぐな眼差しに」に通じている。

「気になるあいつ」という曲を歌ったのは、75年デビューの林寛子。こちらは、話しかけたこともない男の子が気になるという歌。「初恋泥棒」「ハート型ウィルス」は、よく話をする(と歌詞からは解釈できる)クラスメイトに恋してしまう女の子。

「ハート型ウィルス」の「どんな注射もきかない」という歌詞は、79年デビューのポップコーンの「ブルーロマンス薬局(ファーマシー)」の「心が風邪をひきました、注射なんかじゃ治らない」に通じている。
この部分は、H2「ハートが風邪をひいた夜」のに曲名通じている。「ハートが風邪をひいた夜」の「くしゃみ一つ  恋のウィルスうつされたみたい」は、「ハート型ウィルス」に通じている。

「ブルーロマンス薬局(ファーマシー)」という曲は、「軽蔑していた愛情」の世界にも通じていて、その点については、またの機会に書きたい。歌詞だけ引用しておく。

「言葉で怪我をしたのです 手術なんかじゃ 治らない」

KC
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