ミュージカル「メイツ ブラウン管の向うへ」 アイドルの本質をえぐる演出が終演後の企画にて(ナッキー)
松田聖子役の高橋明日香に加えて、次の写真の
左が田原俊彦役「ブギ浮ぎ I LOVE YOU」モチーフ
右が野口五郎 「私鉄沿線」あたりをモチーフにした曲調だが歌詞は演歌
田原俊彦は、スクールメイツのメンバーから、「歌が下手」「顔だけ」と陰口たたかれる存在。野口五郎は、歌唱力がある。
アイドルと、実力派を、誇張して演出している。
終演後、おまけ企画として、写真撮影会と、歌謡ショー。
まずは、松田聖子が青い珊瑚礁(高橋明日香が、波打ちclose your eyes)を歌った後で、
田原俊彦が登場。ミュージカルと同じように、歌が下手。
しかし、ここで、歌っているのは、ミュージカルの田原俊彦役の男優ではなく、野口五郎役の男優であることに気がつく。田原俊彦役の男優も曲の後半に登場し(衣装は田原俊彦ではない)二人で歌う。
つまり、歌唱力のある(野口五郎役の)男優が、「ブギ浮ぎ I LOVE YOU」を歌う時に、わざと、下手に歌っているのである。
松田聖子のレコードは、たくさん録ったトラックから、わざと下手なのを選んで、発売した (そうしないと歌が上手すぎて、アイドルらしくなくなるから) という伝説を想起した。 (これは伝説であり、真実ではない、というのが定説)
芝居のリアリティーを感じたのはスクールメイツ(劇中はメイツガールズ)の靴下が白いこと。
逆に芝居を台無しにしていたのは、メイツの一部メンバーが茶髪だったこと。
設定が1979年なので、あの時代に茶髪の女性はいない。アリスインプロジェクトのように作品ごとに出演者を選ぶ舞台なら、茶髪を避けてキャスティングできるのだろうが、劇団団員を中心にキャスティングするから、こういうことになるのかも。でも、せめてステージに立ち1979年の女性を演じる二週間だけでも、髪の毛を黒に染めないと・・・舞台が台無し。
ナッキー
松田聖子役の高橋明日香に加えて、次の写真の
左が田原俊彦役「ブギ浮ぎ I LOVE YOU」モチーフ
右が野口五郎 「私鉄沿線」あたりをモチーフにした曲調だが歌詞は演歌
田原俊彦は、スクールメイツのメンバーから、「歌が下手」「顔だけ」と陰口たたかれる存在。野口五郎は、歌唱力がある。
アイドルと、実力派を、誇張して演出している。
終演後、おまけ企画として、写真撮影会と、歌謡ショー。
まずは、松田聖子が青い珊瑚礁(高橋明日香が、波打ちclose your eyes)を歌った後で、
田原俊彦が登場。ミュージカルと同じように、歌が下手。
しかし、ここで、歌っているのは、ミュージカルの田原俊彦役の男優ではなく、野口五郎役の男優であることに気がつく。田原俊彦役の男優も曲の後半に登場し(衣装は田原俊彦ではない)二人で歌う。
つまり、歌唱力のある(野口五郎役の)男優が、「ブギ浮ぎ I LOVE YOU」を歌う時に、わざと、下手に歌っているのである。
松田聖子のレコードは、たくさん録ったトラックから、わざと下手なのを選んで、発売した (そうしないと歌が上手すぎて、アイドルらしくなくなるから) という伝説を想起した。 (これは伝説であり、真実ではない、というのが定説)
芝居のリアリティーを感じたのはスクールメイツ(劇中はメイツガールズ)の靴下が白いこと。
逆に芝居を台無しにしていたのは、メイツの一部メンバーが茶髪だったこと。
設定が1979年なので、あの時代に茶髪の女性はいない。アリスインプロジェクトのように作品ごとに出演者を選ぶ舞台なら、茶髪を避けてキャスティングできるのだろうが、劇団団員を中心にキャスティングするから、こういうことになるのかも。でも、せめてステージに立ち1979年の女性を演じる二週間だけでも、髪の毛を黒に染めないと・・・舞台が台無し。
ナッキー