高橋明日香が地下アイドル役「アイドルなんて幻だって分かっている」(ナッキー)
引越しが間近に迫り、片付けの締切に追われる身なるも、高橋明日香が地下アイドル役の芝居の初日『オタッカーズ・ハイ』を逃さず観劇。
高橋明日香のアイドル役はこれまで
松田聖子をモチーフにした、テレビで売れっ子の沢ひかる役「メイツ」
昔はドラマに出演していたが売れなくなったアイドル高梨明日菜役「レンアイドッグス」
今回の芝居では、才能がないことを自覚して引退を決意している売れていない地下アイドル伊藤杏奈役
1、高橋明日香の演技と輝きはいつもながらでしたが、この芝居は、告られた男性の最後の一言につきる。
「こういうの次でもいい(ですか)」
セリフの意味は、趣味が一番、恋人が二番。敷衍すると、
一人の人間(個人)が大事にしているものは、家族、会社、国家、社会、共同体、組織、絆よりも優先されるべき。
例えは、夫の女装趣味をやめさせる妻、妻のジャニーズ好きを制限しようとする夫などは、人間の摂理に反する行為。
2、地下アイドル役高橋明日香が劇中、ライブで歌う歌詞。
「アイドルなんて幻だって分かっている」
「でもね、でもね、好きよ」この歌詞は次の掛け合いが想定されている。
アイドル歌詞「でもね、」観客「でもね、」
アイドル歌詞「でもね、」観客「でもね、」
アイドル歌詞「好きよ」 観客「オレも」
DorothyLittleHappy の代表曲「デモサヨナラ」の「好きよ(オレも)好きよ(オレも)今まで会った誰よりずっと」をリスペクト。
これから芝居をご覧になる方は、youtubeで予習を。
3、アイドルヲタ役男性のセリフに
「今のわがままぶりがアイドル(らしい)」
「アイドル育成!もえる」、男優のしぐさからは「萌える」に見えたが、文脈からは「燃える」
「ステージマジック」日常生活や楽屋では大したことない女性がステージに立つと輝く。
「彼女(⬅︎アイドル伊藤杏奈)の将来のために」(あえて厳しいことを言う)
4、地下アイドル伊藤杏奈の設定は、100人にも満たない客相手にライブやっているB級アイドル。
オタク研究会のメンバーは、「半地下」とさげすんだり、「未来のスーパースター」と過大評価したり。
高橋明日香は舞台始まって一時間後に登場。最初のセリフは「舐めてんのか」という怒り。
伊藤杏奈が自問自答「どんなに頑張ったって、所詮このレベル。ーーーーーなんて、できないし。」
6、どたキャンの伊藤杏奈の代役として、DVDと毒島(オタク研究会会長)の指導で特訓を受けた堤(オタク研究会女性会員)と、伊藤杏奈の会話が、この芝居の一番の見所。
毒島に、どたキャンは許せないから「帰れ」と言われ出て行く伊藤杏奈を呼び止め説得を試みる堤(女性)、
「(DVDを見て練習して)さすがプロなんだなあって感動しました。」
「どうしても(あなたの)生のライブが見たい」
7、脚本の矛盾一箇所。
芝居の冒頭で、アイドル伊藤杏奈が文化祭の出演を断る時は、事務所から毒島に電話が入ったのにもかかわらず、ステージが成功に終わり大学から帰る時はマネージャーの付き添いなく一人。女性二人の会話(ここが見せ場)を成立させるための虚構。
伊藤杏奈のセリフ「あんたのステージも見たかったよ」
シアター観客満員。130くらいの客席。この劇場は畠山智妃、アリスインプロジェクト見たことあり客席狭く圧迫感あった印象。昨日は当日券最後列、構造上、前列と間隔ありゆったり観劇できました。
8、男優8名、女優2人の芝居で、女性客が多かったためなのか、コメディの笑いのタイミングが、他のお客さんと自分で異なった。私が笑ったのは、
その一、毒島が堤を指導する時、伊藤杏奈の口真似をするところ
その二、「こちらが新人」と紹介された二人のうち一人は、オタク研究会の新人(新規入会会員)と解釈し、一人は新人アイドル(デビューしたばかり)と解釈したところ。
ナッキー、、、文中の( )は、芝居の前後関係からの類推と補足。
引越しが間近に迫り、片付けの締切に追われる身なるも、高橋明日香が地下アイドル役の芝居の初日『オタッカーズ・ハイ』を逃さず観劇。
高橋明日香のアイドル役はこれまで
松田聖子をモチーフにした、テレビで売れっ子の沢ひかる役「メイツ」
昔はドラマに出演していたが売れなくなったアイドル高梨明日菜役「レンアイドッグス」
今回の芝居では、才能がないことを自覚して引退を決意している売れていない地下アイドル伊藤杏奈役
1、高橋明日香の演技と輝きはいつもながらでしたが、この芝居は、告られた男性の最後の一言につきる。
「こういうの次でもいい(ですか)」
セリフの意味は、趣味が一番、恋人が二番。敷衍すると、
一人の人間(個人)が大事にしているものは、家族、会社、国家、社会、共同体、組織、絆よりも優先されるべき。
例えは、夫の女装趣味をやめさせる妻、妻のジャニーズ好きを制限しようとする夫などは、人間の摂理に反する行為。
2、地下アイドル役高橋明日香が劇中、ライブで歌う歌詞。
「アイドルなんて幻だって分かっている」
「でもね、でもね、好きよ」この歌詞は次の掛け合いが想定されている。
アイドル歌詞「でもね、」観客「でもね、」
アイドル歌詞「でもね、」観客「でもね、」
アイドル歌詞「好きよ」 観客「オレも」
DorothyLittleHappy の代表曲「デモサヨナラ」の「好きよ(オレも)好きよ(オレも)今まで会った誰よりずっと」をリスペクト。
これから芝居をご覧になる方は、youtubeで予習を。
3、アイドルヲタ役男性のセリフに
「今のわがままぶりがアイドル(らしい)」
「アイドル育成!もえる」、男優のしぐさからは「萌える」に見えたが、文脈からは「燃える」
「ステージマジック」日常生活や楽屋では大したことない女性がステージに立つと輝く。
「彼女(⬅︎アイドル伊藤杏奈)の将来のために」(あえて厳しいことを言う)
4、地下アイドル伊藤杏奈の設定は、100人にも満たない客相手にライブやっているB級アイドル。
オタク研究会のメンバーは、「半地下」とさげすんだり、「未来のスーパースター」と過大評価したり。
高橋明日香は舞台始まって一時間後に登場。最初のセリフは「舐めてんのか」という怒り。
伊藤杏奈が自問自答「どんなに頑張ったって、所詮このレベル。ーーーーーなんて、できないし。」
6、どたキャンの伊藤杏奈の代役として、DVDと毒島(オタク研究会会長)の指導で特訓を受けた堤(オタク研究会女性会員)と、伊藤杏奈の会話が、この芝居の一番の見所。
毒島に、どたキャンは許せないから「帰れ」と言われ出て行く伊藤杏奈を呼び止め説得を試みる堤(女性)、
「(DVDを見て練習して)さすがプロなんだなあって感動しました。」
「どうしても(あなたの)生のライブが見たい」
7、脚本の矛盾一箇所。
芝居の冒頭で、アイドル伊藤杏奈が文化祭の出演を断る時は、事務所から毒島に電話が入ったのにもかかわらず、ステージが成功に終わり大学から帰る時はマネージャーの付き添いなく一人。女性二人の会話(ここが見せ場)を成立させるための虚構。
伊藤杏奈のセリフ「あんたのステージも見たかったよ」
シアター観客満員。130くらいの客席。この劇場は畠山智妃、アリスインプロジェクト見たことあり客席狭く圧迫感あった印象。昨日は当日券最後列、構造上、前列と間隔ありゆったり観劇できました。
8、男優8名、女優2人の芝居で、女性客が多かったためなのか、コメディの笑いのタイミングが、他のお客さんと自分で異なった。私が笑ったのは、
その一、毒島が堤を指導する時、伊藤杏奈の口真似をするところ
その二、「こちらが新人」と紹介された二人のうち一人は、オタク研究会の新人(新規入会会員)と解釈し、一人は新人アイドル(デビューしたばかり)と解釈したところ。
ナッキー、、、文中の( )は、芝居の前後関係からの類推と補足。