AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

4月27日、HKT48武道館コンサートを観戦。4回泣いた。(ときめき研究家)

2013-04-30 00:00:00 | ときめき研究家
娘と二人で鑑賞。
席は2階4列目だったが、非常に見やすかった。武道館は1万名収容とは言え、東京ドームなどと比べれば格段に狭いし、アリーナ席を設けず、床面全体を舞台として使用していたので近く感じられた。

中央に大ステージ、東西南北に小ステージを配し、360度どこからも楽しめる舞台構成は、なかなかよかった。大ステージの床面には巨大なモニターが埋め込まれ、効果的な映像が流されていた。小ステージも20畳くらいあって、かつ5メートルくらいせり上がって来るので、1階席ではかなり近くで見られたと思う。

1曲目『君のことが好きやけん』。
どのメンバーの顔も生き生きと輝いている。兒玉、宮脇、田島、朝長、穴井、村重、森保、松岡、・・・・・。指原、そして多田。その姿を見ているとなぜか涙が溢れて来る。
『君好き』のメロディーに条件反射してしまう身体になってしまったのか、当時『君好き』を歌っていた指原、多田のその後の遍歴を思ったからか、それと初めて見る目の前のHKTメンバーの輝きに圧倒されたからか、恐らくその複合だろう。
書斎派を自認する私だが、こういうこともあるから、たまには現場に来たくなる。

多田の髪型は、ミッキーマウスのような、お団子2つにしっかり固めたいつもの「勝負ヘア」。両方に大きなリボンをつけて、今日のコンサートへの並々ならぬ意気込みを感じさせた。この髪型だと、後ろ姿でもどこにいるかすぐに発見できる。そのせいか、結局、コンサートの3分の1くらいの時間は多田のことを見ていたと思う。
自ら志願してHKTに移籍して半年、こういうコンサートでは久しぶりに目立つポジションで歌い踊り、スクリーンにもしばしば「抜かれ」ている。移籍しなければこんな扱いはずっと受けられなかった訳で、出場機会を求めてトレードを志願するメジャーリーグの選手と同様、贔屓目に応援したくもなる。

『お願いバレンティヌ』『HKT48』。
歌詞のみを含め、一応「オリジナル」曲を3曲立て続けに使ってしまって、大丈夫か心配になる。この頃には涙も止まって冷静に観戦。

主力メンバーによるMCの後、ユニット曲コーナー。メンバーの個性を生かした選曲だと感じた。

『渚のCHERRY』。ぬけぬけとセンターで歌う指原の「どや顔」。選ばれた者のみが着られる黄色い衣装を纏い、今日は正真正銘のセンターだ。マスカレードの仇を武道館で討った。

『となりのバナナ』。田島と朝長。これまでも数多のコンビがこの曲を歌って来たが、恐らく歴代最年少コンビ。それにしても朝長の可愛さは尋常でない。田島が放つアイドルオーラも相変わらずだが、朝長の「親戚の娘」感もまた新鮮だ。只今ブレイク中なのも納得できる。歌は、セリフが聞きとりにくかったのが残念。

『逆転王子様』。多田がセンター。ユニット曲でセンターを任せられるのは『天使のしっぽ』以来ではないか。歩んできた道のりを思うと、感慨もひとしおだ。この、グループ内5番手か6番手の位置を守り通せるか。

『狼とプライド』。宮脇と本村。セリ上がったステージの上で走り回りながら歌う。勢い余って落ちないか心配になる。

『残念少女』。兒玉がセンター。間奏のセリフも、滑舌良くこなしていた。この曲ではいつも思うのだが、小道具として携帯を使う振り付けは、どういう意味なのか不明だ。

『炎上路線』。村重と中西。お約束のコンビだ。真面目な顔をして歌うと、この2人、かなりの美形だ。

『ブルーローズ』。森保、松岡、穴井、下野。この曲だけは、選曲に不満あり。相対的に年長組だから大人っぽい曲なのだろうが、特に穴井には似合っていない。せめて『向日葵』のような曲でもよかったのではないか。穴井は、髪に軽くウエーブをかけていたが、OLっぽくなっていて、私は好みではなかった(娘は逆の意見)。

主力メンバーが1人1曲ずつ出たのでユニット曲は終わりと思ったが、ボーナス曲が2曲。
『制服のバンビ』(指原、宮脇、兒玉)。アボカドの指原が、またしてもぬけぬけと「バンビ」というのはどうなのか。
『わがままコレクション』(朝長、村重、本村、渕上、山田、秋吉)。さすがにここでは多田は遠慮したか。

MCをはさんで、『今がイチバン』『片想いの唐揚げ』『キレイゴトでもいいじゃないか』そしてまさかの『タンスのゲン』まで立て続けに披露。こんなに気前よく、数少ないオリジナル曲を出しちゃって大丈夫か?もうあと2曲しかないのに。
この後、ちょっと珍しい曲が続く。『ロックだよ、人生は』『マジスカ・ロックンロール』『メロスの道』など。あまり好きな曲ではないが、機会を見つけて色々な曲にスポットを当てるのはいい。
指原、田中のMC。これは予定調和。
多田、宮脇、田島、朝長のMC。多田が、まだ18歳だから「姉さん」はやめて「愛ちゃん」と呼んでほしいと真剣に訴える。ある意味、勇気ある宣戦布告だ。その心意気よし。

ここからシングルメドレー。AKB、SKE、NMB、乃木坂まで、順不同、どのグループの歌だろうがお構いなしに歌いまくる。
『パレオはエメラルド』の後は、『青春のラップタイム』が来た。ここで2度目のもらい泣き。NMB48にとって大切なこの曲まで拝借するのは、さすがに反則だと思うが、今のHKT48なら許される。『ポニーテールとシュシュ』『北川謙二』で混合シングル祭りは終了。

ここで本編締めの挨拶。メンバーの誰かが言ったが、「今日武道館でコンサートができたのは、自分達の実力ではない。」それが判っていれば充分だ。しかし、そのコンサートで観客を満足させたのは、彼女たちの実力だ。

最後の曲として「私たちの大切な最初のオリジナル曲」と紹介された『初恋バタフライ』。ここで3回目の感涙。
確かに「デビュー曲」ではない。AKB48のシングル『永遠プレッシャー』の5種類作られたうちの1種類のカップリング曲でしかない。しかし、彼女たちにとっては、初めて世に出す、大切な思いのこもった1曲だったのだ。ファンにとっても、待ちわびてようやく届いた1曲だったのだ。そして、その思いに相応しく、彼女たちの迸る若さと躍動が感じられる素晴らしい楽曲、ミュージックビデオだった。
そこにいる1万人が、そのことを判っていた。

アンコールは『大声ダイアモンド』『掌が語ること』『ひこうき雲』(この曲のこんな使われ方も久しぶりだ。さすがにタオルは持っていない。)、そして最後はもちろん『スキ!スキ!スキップ』。何回泣かせれば気が済むのだろう。いつまでも続くようなこの曲、思い切って2回ぶっ続けて歌ってほしかったくらい盛り上がり、フィナーレ。

これから、1曲ずつ(5~6曲ずつかもしれないが)、オリジナル曲も増えていくだろう。
一方で、メンバーの今現在の若々しさ、瑞々しさは、少しずつだが失われていくのは如何ともしがたい。そこが時間との勝負なのだ。「青春のラップタイム競うみたいに」、一瞬一瞬を輝き続けてほしい。

※タイトルが「28日」になっていました。「27日」に修正しました。
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2 コメント

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Unknown (1ファン)
2013-05-01 03:07:05
善し悪しは置いておいて、HKTはすごいスピードで進化をしていますね。
チャンスを逃さないメンバーも凄いですがサッシーとラブ姉さんの頑張りもあったのでしょう。
48Gの起爆剤的に扱われている様に見えますので、これからは目標に対して下限は設定されても上限はないという様な厳しい目線で見られるのでは?
尾崎&サッシーのW支配人の手腕が問われる事と思いますので、目が離せません(笑)
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高いハードル (ときめき研究家)
2013-05-03 09:41:04
1ファンさん
コメントありがとうございます。
確かに、もっともっと、ときめくものを期待してしまいます。
『初恋バタフライ』で、これ以上ないと思ったのに『スキ!スキ!スキップ』で、それ以上のときめきを与えてくれました。(どっちも味わいが違って好きですが)
本当に次が楽しみですね。
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