峯岸みなみ坊主頭を許可した秋元康の感性(KC)
2月18日の朝日新聞で読んだ元セゾングループ代表・作家 堤清二(辻井喬)の一文を引用。
「 糸井さんは天才ですね。阿久悠さんも。僕なんかまねをしようと思ってもできません。ただ、一度だけ糸井さんに駄目出ししました。黒人の写真に「僕だって人間なんだ」というコピーをつけた。「それはダメでしょう」と言ったら、すぐ取り換えた。でも「おいしい生活。」なんて、おー、やってくれるな、というコピーでしたよ。」
堤清二は、糸井重里に、駄目出しした。
秋元康は、坊主頭に、 駄目出ししなかった。あるいは、自ら企画した。
ブランドは、守ろうとするだけでは衰えるし、伸ばそうとすると危険な挑戦もしなくてはならない。
選抜総選挙という仕組みは、結果として成功したが、ファン・当事者(メンバー)がドン引きして失敗するリスクはあった。
「僕だって人間なんだ」を実行したら、そのインパクトにより、「おいしい生活」を超える絶賛があったかもしれない。が、たとえ絶賛があったとしても、自分が嫌だと感じる「僕だって人間なんだ」を拒否したのが、堤清二の感性。
秋元康の感性は、峯岸みなみの坊主頭を許可した。
峯岸みなみが秋元康の許可をとらずに坊主頭にするはずがないことは、こちらの記事を参照下さい。KC
2月18日の朝日新聞で読んだ元セゾングループ代表・作家 堤清二(辻井喬)の一文を引用。
「 糸井さんは天才ですね。阿久悠さんも。僕なんかまねをしようと思ってもできません。ただ、一度だけ糸井さんに駄目出ししました。黒人の写真に「僕だって人間なんだ」というコピーをつけた。「それはダメでしょう」と言ったら、すぐ取り換えた。でも「おいしい生活。」なんて、おー、やってくれるな、というコピーでしたよ。」
堤清二は、糸井重里に、駄目出しした。
秋元康は、坊主頭に、 駄目出ししなかった。あるいは、自ら企画した。
ブランドは、守ろうとするだけでは衰えるし、伸ばそうとすると危険な挑戦もしなくてはならない。
選抜総選挙という仕組みは、結果として成功したが、ファン・当事者(メンバー)がドン引きして失敗するリスクはあった。
「僕だって人間なんだ」を実行したら、そのインパクトにより、「おいしい生活」を超える絶賛があったかもしれない。が、たとえ絶賛があったとしても、自分が嫌だと感じる「僕だって人間なんだ」を拒否したのが、堤清二の感性。
秋元康の感性は、峯岸みなみの坊主頭を許可した。
峯岸みなみが秋元康の許可をとらずに坊主頭にするはずがないことは、こちらの記事を参照下さい。KC