発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

さくらライナー

2019年11月04日 | 近鉄特急
吉野特急に「さくらライナー」が登場時して、もうじき四半世紀。

しかしながら、今まで乗ったことはなかった。

今日、鉄橋目当てで吉野神宮へ行った際、往路の足として初乗車。

もう感激すること、これしきり。


阿部野橋9時40分発。30分後には『青のシンフォニー』が、60分後には骨董品の4連が出るのだが、『青の伸』シンフォニー』のDX席は売り切れなので、この9時40分発に乗るか、1時間後の骨董品(16000系)4連に乗るかという選択(はなから急行で行く、という選択肢はなかった)。9時40分という時間は、家から阿部野橋へ出るのに結構きつい時間だが、間に合った。

その初乗車の『さくらライナー』、座席は奮発してDXシート!!!




この空間に730円(特急代520円+DXシート代210円)で乗れるのは、格安以外の何物でもない。少なくとも阿部野橋から吉野口あたりまで乗れば、十分に元は取れる。しかし橿原神宮ぐらいでは逆に割高感があるかもしれない。

座席は1人鰍ッ仕様が3列並び、客席とデッキの仕切り壁には桜をモチーフにした照明が、仕切りドアにも独特の装飾が施され、これが210円の割増(特別)料金で乗れるとは、信じがたい内装。JRのグリーン車なんか、足元にも及ばない。
といたく感動すること小1時間。

今回は、駅を出て左に行き、踏切を渡って集落を抜けて川に出るルートをとる。

鳥居をくぐって踏切を渡り、集落を歩くと、、、


何となく引き込み線跡らしい光景が。
Yahoo地図で写真版にすると、吉野神宮駅から右にカーブして工場の方へ行く引き込み線跡らしいのが、写ってる。吉野線で貨物輸送が盛んな頃のこの辺りの写真をまだ見たことがないので、引き込み線と断定することはできないが、調べる価値はありそう。

で鉄橋。

前回は行かなかった、自動車橋のほうまで行きました。

1時間に特急2本、急行2本しか来ないので、ビデオとカメラの使い分けなんかできないので、ビデオを切り抜いた写真を少々。





最後の写真は、吉野神宮駅裏手から撮った、対岸を行く電車。このまま右に行くとトンネルを通って上市駅へ。ジョイント音が山々にこだまして、近づいてくるのが分かりやすい。手前の白いメ[ルと梯子が、信号機ですな。

そして吉野特急といえば、1本だけ残ったあれ。もう無くなったかと思ったけど、しっかりありました。

22000の旧塗装より長生きするとは思わなかった。でもこの後、阿部野橋に着いた後入庫したみたいで、こっちまで来ることはなかった。

帰路はこいつ。


こんな表示もあったのね。

リニューアルされても、表示が幕式のまま、というのが吉野特急クオリティか。