以前にもふれた路面電車タイプのデハ2007、足回りをいじくることに成功したのに続きようやく「屋根」を手に入れた。
結論から言うと、バケット急行デハ56とクハ6の屋根を転用したもの。
デハ56の屋根のうち、パンタ台部分はキハの電車化改造のために切り取ってあり、その残り部分があるのでそれを転用、当然それだけでは長さが足りないのでクハ6の屋根板を足らず部分に利用することに。
この屋根板は裏返すと、カットラインの目安になるような突起物がいろいろついている。
で、荒くなるのは承知で、困ったときの万能ニッパで屋根板切断。
この時、長さ補充用だったはずのクハ6の屋根板をメインに、デハ56の屋根板を長さ補充に変更。
このため、通常なら3個のベンチレーターが4個になった。
雑なニッパラインのために開いてしまった穴は、パテ埋めとウエザリング施工でごまかすしかない。
2枚の屋根板は、そのままではバラバラになるので、裏側であの窓ガラスパーツを利用して一体化。
屋根板が確保されたところで、次は塗装工事。
この車両は、「客車」として復活する。
次に入ってくる鉱山線用の緑の客車の仲間としての増備。だから基本色は緑。
まずは下地を兼ねて、10年以上前に買って未開封だった日本海軍灰緑色(AS29;TAMIYAスプレー)を。
乾燥させた後、マスキングして、ライン塗装っぽい仕上がりを目指す。
そしてこのマスキング作業中、あることに気が付いた。
この前面って、、、電気機関車と同じパーツ?
グリーンは何種類かあったけど、使えたのはレーシンググリーンのみ。それより濃い色のブリティッシュグリーンを使いたかったが、昔からお気に入りだったのか残量わずかで、とても1両分も塗装できない。
出来上りは
写真で見ると深緑だが、実際はもっと明るい。
元の車体色を落とさなかったのは、「2007」の車体番号を使いたかったからで、その部分だけ地色が見える。新しい車体番号は「200」号。
で、組み立てる前に、電気機関車とのマッチング。
形状的にはほぼ同じだが、微妙に車体に固定する位置が違う。もっとも今更変えたところで、あまり意味はないが、、、。
屋根は「こげ茶色」に塗装。これはレールに使ったのを転用したもの。
屋根のパテ埋めなど細部はまだこれから。
腰高な感じの車体は仕方ないが、この緑塗装が増備される客車の塗装と比べてどうなのかが問題。
隣のバケットカーは、クハ6の改造。こちらは内装の前に外装だけ塗り替えたもので、まだ未完成。
ここにきて、スプレー塗装の楽しさにややはまり始めた。こうなると、、、。