くそ暑い中でも、猫屋線車両の改造は、ぼちぼちがぼ~ちぼ~ちになっても進めている。
バケット急行がほぼ完成した次は、電気機関車編成。
性懲りなく「はずみ」で買ってしまったような気がする電気機関車も、車体にちょっと色差ししただけで愛着がわいてきた。
で、電車・気動車に続いて、車体内部にも手を入れてみた。
機関車の車体は、猫屋線車両には珍しく、全部バラバラになる。この特性をいかし、内部塗装を実施。
車端部の運転台(乗務員室)部分と、中央部の機器室部分で配色を変え、側面に2か所あった窓は、内側から灰色で着色、外から中が見えないようにした。
困ったのが運転台。あのエコーモデルでもさすがにナローの機関車の運転台セットまでは作っていなかった。
最もナローの電気機関車自体が、電車・気動車・客車・ディーゼル機関車に比べればはるかに数少ないから、製品化してくれ、というほうが無理かもしれない。
おまけに、運転台内部の写真自体も見当たらないので、ナローの電気機関車の運転台については、今のところ創造の産物、と割り切るしかない。
で、エコーモデルの製品から、旧型電車用と旧型気動車用を組み合わせて作ってみた。
運転台機器を付ける場合、窓ガラスパーツ中央部にある、左右をつなぐ(補強する?)でっぱりが厄介。
ワイパーのある側の出っ張りだけカット。
旧型電車用の運転台を、やや高めの位置にセット。このセットは、裏側が面一の平面にはなっておらず、下半分がでっぱりになっている。
電車用運転台なので、マスコンハンドルの右側には、ブレーキ弁ハンドルが鎮座している。
機関車用ブレーキに、自車のみかかる単弁と、列車全体にかかる複弁があるのは、機関車の運転台を見たことがある人には、周知の事実。
が、ナロー用機関車の場合にも、そんな構造になっていたかどうかは、いまだよくわからない。
一応なっていたと仮定して、気動車用運転台にあった、ブレーキ弁をマスコンの左側に設置。
どっちが単弁で、どっちが複弁かということはおいといて、ブレーキ弁2本体制は確保。
車体を組み立てると、
こんな感じ。あとからつけたブレーキ弁が、ワイパーと重なってしまうが、これはどうしようもない。
側面窓からも、ちょっと見えているので、機関車らしくなったような気がする。
ただお気づきのように、車体が客車と同様の構造のため、前から覗いても、後ろ側まで見通せる。せっかく運転台を付けたのに、反対側まで見通せるというのは、ちょっと気に食わない。
ここで、側面ガラスパーツを利用して、仕切り板を設置することに。
客車用の窓ガラスパーツより、不要のためカットした端部(妻面)の部分を着色し、機関車用窓ガラスパーツに接着。
これに前面を付けると、
下半分が空いているが、気になるほどでもない。
前から見たらこんな感じ。
がらんどうで、後ろ側まで見えていたのに比べると、機関車らしくなった。
カプラーは、今のところ両側ともKATOのNカプラー。
あとは客車をいじくるだけだな。