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てらまち・ねっと



 東海三県の議員で作っている「自治ネット」(無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク)の視察で9日は滋賀県高島市、昨日10日は京都に行っていた。
 高島市長の話はとても面白かった。合併前の町の職員・議員・町長を経て4人で争った合併時の新市長選で小さい町からなのに当選、その後の2年の進め方、考え方、とても面白かった。
 京都市の学校と地域の連携はここまで出来るのかとその考え方に驚いたし、前提となる学校施設のPFIでの建設・維持、それとは関係なく行ったけど関係があった地区の住民福祉協議会のこと・・

 参加者も、毎回元気をもらって帰るこの視察、面白い視察内容が続いたこの3年。
 改めて報告したい。

 ・・夜、帰ったら、そうそう、大阪府知事選が始まっていた・・
 大阪府知事選の情報は、ときどき整理したい。
 ついでに、とてもおもしろい、市民的なブログにもリンクしておこう。

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ここのところ6位、7位、8位あたり


●大阪府知事選 無所属新人5人が立候補 有力3氏の争いに  
1月10日16時56分配信 毎日新聞

候補者の話を聞く市民ら=大阪市浪速区で2008年1月10日午前10時43分、貝塚太一撮影
 大阪府知事選が10日告示され、午前中に、

 弁護士、梅田章二氏(57)=共産党推薦
 タレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民党府連推薦、公明党府本部支持
 元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主党、社民党、国民新党推薦
 保護司、杉浦清一氏(59)
 元中学校教諭、高橋正明氏(65)

--のいずれも無所属の新人5人が立候補を届け出た。事実上、橋下、熊谷、梅田の有力3氏による争いとなる。27日に投開票される。

 1979年以来続いてきた共産対非共産の構図が崩れ、33年ぶりに国政の与野党3極の戦いとなった。年内にも予想される衆院選の前哨戦としても注目される。

 全国最悪レベルにある財政の再建や企業の本社機能流出が続く関西経済の再生、公立小中学校の学力向上策などが争点になる。府の決算は9年連続赤字で、府債(借金)残高は約5兆円(06年度末)に及ぶ。府債の返済を先送りし、財政再建団体への転落を免れるという綱渡りの財政運営が続いている。

 3氏とも行財政改革を進めて財源を生み出し、新たな政策に充てる公約を掲げる。

 梅田氏は関西国際空港2期事業など大型事業を見直し、医療や介護の負担軽減を図る。橋下氏は出資法人や事業を見直し、出産・子育て支援事業に約50億円を充てる。熊谷氏は大阪市との二重行政解消による歳出削減や、1人当たりの府民所得を平均50万円増やす政策を掲げる。

 今回は3選を目指した太田房江知事が、「政治とカネ」問題で出馬を断念。昨年12月11日、立候補を否定していた橋下氏が一転出馬の意向を示したのをきっかけに、熊谷氏が名乗りを上げ、梅田氏を含めた3極の争いとなる構図が固まった。

 衆院選の前哨戦と意気込む民主、共産に対し、自民、公明は「政党色を薄めた方が有利」などとして、党本部は関与せず、府レベルの対応にとどめた。【坂口佳代】 最終更新:1月10日16時56分

●“大阪冬の陣”府知事選に5人届け出…今年初の大型選挙  サンスポ 1月10日
 今宮戎神社で参拝者らに支持を訴える橋下徹氏(円内も)=大阪市浪速区
 選挙カーから手を振る熊谷貞俊氏。右は民主党の菅直人代表代行=大阪市北区
 JR大阪駅前での第一声後、選挙カーで移動する梅田章二氏=大阪市北区
    

●大阪知事選  朝日2008年01月11日
 880万府民を擁する関西の雄。そのトップを選ぶ大阪府知事選が10日、始まった。弁護士やタレント、大学教授の仕事をなげうった有力3氏は、なぜ、知事になろうとするのか。決断に至った「その時」には、3氏の生き方が投影されていた。=文中敬称略

      ◇
 梅田章二(57)が第一声をJR大阪駅前であげるのは2度目だ。
 「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
 昨夏の盛り、梅田は仲間にメールで「決断」を伝えた。周囲の誰もが驚いた再挑戦だった。前回選挙後、「もう出ない」と周囲に伝えていたからだ。だが一弁護士に戻ってからの3年半、気持ちはくすぶり続けた。
 非正規雇用や能力給制度の広まり、職場での暴力――。法律事務所に足を運ぶ人たちから、労働環境の悪化を肌で感じていた。憲法9条が改正へ歩を進めつつあることにも危機感があった。
 「今の労働界を取り巻く状況は明らかにおかしい。だが司法の世界では制度は変えられない」
 共産党を含む革新団体から立候補の打診があったのは7月上旬。太田房江知事が自公民に担がれ、3選を目指す可能性が高かった頃だ。勝利への道のりは厳しい。それでも梅田は決意した。
 弁護士としての出発点は公害や労働事件。患者宅に泊まり込み、労働者と酒を飲みかわす「現場主義」だ。この4年間、自費で海外出張を重ねるなど憲法9条を守る運動も活発化させていた。
 親しい弁護士仲間は「行動的弁護士」と評する。梅田への評価は前回の選挙後も変わることはなかった。共産党などから立候補を打診された学者や弁護士は口をそろえて断った。「梅田さんがいるじゃないか」

      ◇
 「メディアの申し子、テレビっ子」。橋下徹(38)はこの日の街頭演説で自らを揶揄(やゆ)した。
 昨年11月20日、大阪の帝国ホテル。知人の紹介で初めて会った作家の堺屋太一に橋下は嘆いた。
 「このままテレビに出て世の中を批判しても変わらない。そんな人生は楽しいでしょうか」
 2日前の大阪市長選で立候補が取りざたされていた。知事選に色気がある。堺屋は確信する。
 ラフな服装で挑発的な物言いの弁護士。過激な発言は世間を騒がせることもしばしば。特異なキャラクターは重宝され、年間約2億円を出演料と講演料で稼ぎ出した。
 第一声で出自に触れた。「おかんと妹の3人で大阪に引っ越した。小学校では一番強い連中から殴るけるの連続。大阪ってこんなところかと思いましたね」
 過激発言はしかし、世を呪ったからではない。「計算」なのだ。「特徴がなければメディアに出演できませんから」
 場の空気を読んで振る舞いを決める才覚。「弁護士でもタレントでも成功している。絶対に機転が利く」(陣営幹部)。テレビ番組で政治家と接するうち、世の中を変える側への関心が強まっていった。
 初対面から9日後、堺屋は橋下を大阪市西区のイタリア料理店に誘う。「あんた知事選に出てみないか」。堺屋の誘いに橋下はうなずいた。
 「はい」

      ◇
 「弟がお世話になります」。告示日の10日、熊谷貞俊(63)の選挙事務所で頭を下げる男がいた。兄の信昭(78)だ。
 「信昭さんを知事に」
 横山ノック(故人)が初当選することになる95年の知事選。財界などが白羽の矢を立てたのが信昭だった。元阪大総長で財界にもパイプが太い。
 家族で唯一、立候補を勧めたのは貞俊だ。「社会に貢献するやりがいのある仕事だ。兄貴がやらなければおれがやる」
 幼い頃、国を率いるリーダーの伝記に夢中になった。小学6年の作文に「将来総理大臣になりたい」とつづった。
 貞俊は7人きょうだいの末っ子。男兄弟は16歳年上の信昭だけだ。父のような存在だが、「教育の考え方が違う」と反発することもあった。
 信昭は断念した。貞俊が友人に「知事になりたい」と漏らすようになったのは、このころだ。
 知人は言う。「あのとき『弟さんだったらよかった』という声が経済団体からあがった。いずれはやらねば、との思いが芽生えたのではないか」
 15年ごとに転機がくる。30歳で結婚、45歳で阪大教授に。60歳。「知事に」との声はなかった。昨年11月、友人に「3月の退職後は香川県の大学の学長になるよ」。
 12月3日、研究室の電話が鳴った。民主党府連の平野博文代表。「ちょっとお会いしたいのですが」。転機は63歳の目前に訪れた。


●<大阪知事選>「政党隠し」と「党営選挙」 対照的な与野党  1月10日19時16分配信 毎日新聞
 10日告示された大阪府知事選は、18日召集の通常国会の攻防に影響を与える重要な選挙となる。昨年11月の大阪市長選で推薦候補が敗れたことから、与党は「政党隠し」戦略を徹底、橋下徹氏の知名度を頼りに無党派層の取り込みを狙う。これに対し、熊谷貞俊氏を推す民主党は市長選に続く連勝を目指し、国政選挙と同様の党営選挙で臨んでいる。

 「橋下氏は幅広い支援が得られる。私たちは後ろから応援するのが戦略上はいい」

 自民党の菅義偉選対副委員長は語る。この言葉通り、党本部レベルの推薦を見送った与党は幹部の応援演説は控える。

 投開票日の27日は通常国会の審議が本格化するタイミングで、与党として負ければ、民主党が勢いづく。政党色を薄めるのはダメージを最小限に抑える思惑もあり、大阪入りした自民党幹部が経済界に支援要請するといった「地下活動」に専念している。

 ただ、大阪に強固な地盤を持つ公明党にとって、市長選に続く連敗は絶対に避けたい事態。選挙戦の展開次第では組織をフル回転させる可能性はある。

 一方、民主党は「次期衆院選の前哨戦」と位置づけ、攻めの選挙に徹する。10日の菅直人代表代行に続き、11日には小沢一郎代表も大阪入りするなど幹部を続々投入。全国会議員にも最低1回は応援に入るよう指示した。

 小沢氏は9日の会見で「府知事選は国政に大きな影響を与える」と指摘。敗北に備えるかのように予防線をはる与党と対照的に、政党色を前面に出して政局直結を強調している。【野口武則、渡辺創】

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