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てらまち・ねっと



 昨日はとても暖かだった。
 朝、いつもの習慣で点けた薪ストーブ。
 時間が進むと燃えにくい感じ。・・・この感じは、外の気温が高く、温度差が少なくなって、エントツの煙の引きが悪いときの症状。
 春先に時々感じることだ。

 そして、夜も、部屋の中に温かみがあるから、ストーブを点けなかった。
 今シーズン、家に居て、薪ストーブを点けなかったのは初めて・・・
 ・・今朝も薪ストーブなし・・ 
      (天気予報は「明日から厳しい寒さに」と流している)

 それにしても、まだ2月中旬だというのに・・・
 まさか、もらった生チョコとチョコレートケーキを食べた (ありがとうございます) からでもないだろうに。

 小樽洋菓子舗ルタオ【LeTAO】 この一番下にある
「トリニダット産カカオ豆使用のチョコレートを練り込んだベイクドチーズと
マスカルポーネムースを二層にした、ショコラドゥーブルです。」
  

生チョコと手作りケーキのお店~シルスマリア
生チョコ発祥の店・シルスマリアのスイーツ。
  
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 ところで、薪ストーブの仲間に、「ペレット・ストーブ」というものがある。
 間伐材や建築端材などを乾燥、圧縮して「ペレット状」に加工、これを燃料とするストーブ。
 薪ストーブと同様に、燃やしたとき発生する二酸化炭素は、樹木の成長過程で吸収した二酸化炭素と同量程度だから、化石燃料に比べ、地球温暖化防止に役立つ。
 「バイオマス燃料」として注目されている。

 強制的にファンで送風する(機種が多い)ことが難点のようだけど、いろいろな合理的なところもある。
 最近は、燃料が不足気味とか。

 街の中では、薪ストーブより使い勝手がいいのかもしれない。
 そんなお勧めの情報。
 なお、広げている団体の中には、「NPO」をとりながら、営業系も見え隠れするところもあるから見極めは必要だけど、いろんな情報を提供しているという意味では、多い参考になる。

 例えば、「CO2バンク推進機構」のページ。
 いろんなペレットストーブの紹介とともに、施工の実例の写真も豊富に載せているからイメージが広がるし、参考になる。

 そして、インターネットに「竹の生木チップも燃料に出来そうなペレットストーブ」という話があって面白かった。
 竹は、とても再生力が強い。うちの裏山でも厄介者。
 これがストーブ燃料になれば言うことなし。

 最後は、以前の朝日新聞のコラム。
 薪ストーブのことの記事で、ペレットストーブを紹介、と書いたので・・・
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ここのところ5位、6位あたり


● 住まいのモノがたり  「炎のある暮らし」都会でも実現 ペレットストーブは「気持ちいい」
J-CAST ニュース  2008/1/24
木を燃やすことで得られる、柔らかな暖かさがある。炎を見る楽しさがある。

原油価格の高騰や地球温暖化の問題が取りざたされるなか、森林整備による間伐材や製材時のおが屑などを有効利用するペレットストーブが、環境負荷の少ない暖房器具として注目されている。

 「柔らかな暖かさ」が人気の秘密
 木屑を固めてつくる燃料「ペレット」。
 直径約7ミリ×長さ10~20ミリの円柱状。
 木部だけでつくる「ホワイトペレット」(左)や
 樹皮だけでつくる「バークペレット」(右)、
 木部と樹皮が混合の「全木ペレット」(中)がある。

 10段階の温風量設定、5段階の火力設定ができるイタリア製のペレットストーブ「エコサーモ」

 電気を一切使わず、手動式のハンドルを回してゼンマイバネでペレットを供給する「信州型ストーブ」 ペレットとは、木屑を固めた木質燃料のこと。ペレットストーブには国産もあれば、輸入ものもある。価格も性能もさまざまだ。全自動で火力調整が容易なもの、電気を一切使わないもの、 薪も燃やせる兼用型、調理ができるタイプなど。

主流は、スイッチ一つで自動的に着火や消火ができ、ファンで空気を送り込んで燃焼させるタイプ。スイッチを入れると燃焼皿にぽろぽろと適量のペレットが落ちてきて、それを電気ヒーターで加熱して着火する。すると薪ストーブと同じように炎が燃え上がり、やがて上部の熱交換部から前面に温風が吹き出すという仕組みだ。

ペレットストーブを実際に使っている人たちの感想として、「暖かさが柔らかくて気持ちいい」という声を聞く。気持ちよさの理由は「輻射熱」。空気を撹拌せずに遠赤外線で人体を直接温めるので、からだにやさしい。薪ストーブも同様だが、ペレットストーブでは輻射熱にプラスして温風で部屋を温める。この温風はエアコンのように不快な乾いた風ではなく、心地よい柔らかな温風だ。また石油ストーブのようにいやな臭いもない。

木屑を固めたペレットは充分に乾燥しており、燃焼効率は最大99%といわれる。煙突にヤニや煤がこびり付きにくく、メンテナンスは薪ストーブよりずっと容易。灰は少なく、菜園などに撒いて利用することもできる。一冬に使うペレットの量は、東京など比較的温暖な土地で500キログラム~1トン。寒冷地では1~2トンが目安だ。10キログラムの価格は400~600円前後。多くの場合、10キロや20キロ単位の袋入りで製造工場から直送される。

炎のある暮らしに憧れて薪ストーブを購入したが、煙のにおいや煤煙が近隣に迷惑を掛けるので使えない、という話を聞く。しかしペレットストーブならば、煤煙や火の粉が出にくいので住宅街でも使うことができる。また条件が合えばマンションにも設置可能だ。   「住む。」編集部


 ↓ いろんなペレットストーブの紹介とともに、施工の実例の写真も豊富に ↓
●特定非営利活動(NPO)法人 CO2バンク推進機構  
         森のエネルギー推進プロジェクト
「プロジェクトの目標
 木質系バイオマスであるペレットと、これを利用するストーブ等の普及により、 森と街を資源循環でつなぎます。暖かい炎で心と身体にぬくもりを!
 
プロジェクトの具体的実践内容
■地域の森林資源を有効活用するためにペレット・ペレットストーブを研究します。
  ★NEW★ ペレットストーブの燃焼効率について調べました 詳細はこちら> 
■化石燃料に代替するエネルギー源としての有用性を考えます。
■ご家庭での団らんに、森のぬくもりを提供します。
■ペレット、ペレットストーブの開発、普及・啓発を支援します。
■ユーザーの目線で製品と流通を検証していきます。


   日本ペレットストーブネットワーク
「ペレットストーブ販売店の全国規模のネットワーク。ペレットストーブの販売・設置工事・アフターまでおまかせください。新エネルギーを普及拡大し、地球環境を保護する目的で活動しております。」


●環境に優しい木質ペレットボイラー視察  岐阜新聞 2008年01月23日09:04 
 木質ペレットボイラーを導入している下呂市御厩野の旅館「神明山荘」に22日、石川県能登地域での木質バイオマス利用に取り組む市原あかね金沢大学経済学部教授ら2人が視察に訪れた。

 宿泊定員55人、宴会なら約130人が利用できる大型旅館で、昨年6月、全館床暖房や温泉加温、台所用などすべてに使用するボイラーの熱源を、石油から木質ペレットに切り替えた。スイス製ボイラーと貯蔵槽、建屋なども含め、初期投資額は約2300万円。

 訪れたのは、市原教授と同学部地域経済情報センターの神崎淳子さん。同センターでは3年前から地域貢献事業として地域経済塾を開講。受講生と市原ゼミの学生、教員ら10数人で本年度から能登地域の林業、観光や地域再生に木質バイオマスの活用を研究中。視察はその一環で、全国的にもまだ珍しいペレットボイラーが実際に稼働している現場を訪ね、導入の動機や投資効果、管理作業の様子などを同旅館の河村正幸社長に聞いた。

 ペレットは、中津川市の木製品製造会社が廃棄物としていたおが粉で製造するため、1キロ15円という安価。床暖房が必要な冬季は1日に550キロも使うが、「灯油ボイラーに比べてコストは3分の1。煙やにおいも少なく、環境にいい」などと話す河村社長に、熱心に質問していた。

    ペレット・ストーブ

らくらく簡単操作(温度調節可能)
燃料の取り扱いが容易
薪ストーブのように煙が出ない
灰の量が少ない
安全設計
自然環境にやさしい
廃棄物ゼロ構想(資源循環)


実際の炎を見ながら生活ができる
遠赤外線の為、体の芯まで暖まる
化石燃料と違い、目・鼻・皮膚に刺激が少ない
インテリア性に優れているので個性ある空間が演出できる

薪ストーブ・暖炉から替える
 現在ある薪ストーブや暖炉はお使いになっていますか?
もし下記のような理由で薪ストーブや暖炉を使わなくなっていましたらご相談ください。
・火をつけるのが面倒くさい
・うまく火がつかない
・煙がたくさん出てしまう
・灰がたくさん出る
・薪の入手が困難
・薪の置き場がない

ペレットストーブでは上記のような問題が解決できます。
もちろん炎も見れます。暖房能力も10,000Kcalと高いのです。

 現在お使いの薪ストーブの煙突や、暖炉の煙突を利
用して設置する事も可能です。ただの飾りになってしまっ
ていると場所がもったいないです。是非ご相談ください。
また不要になった薪ストーブの買取もいたします。
 ストーブ本体の質問はもちろん、設置のご説明や価格的な
こともどんどん質問してください。
 
炎のある生活は誰もがあこがれるでしょう。現代のストレスある社会で一日を終えた後やたまの休みにゆっくり炎を見ながらすごす事は疲れた心を癒してくれます。ただそのためには薪を割って火を起こしてストーブを掃除してと労力と時間がかかってしまいます。
なかなかそうした労力と時間はとれないものです。ただこのペレットストーブは違います。
通常の薪ストーブの煙突にペレットストーブをつなげた実例です。150φの煙突と100φの排気筒をジョイントしています。

 
 ↓ 「原子力発電を増やそう!」↓ には、賛成しないけど・・
● 竹燃料 ペレットストーブD2縦型  竹の生木チップも燃料に出来そうなペレットストーブD2縦型   
 薪をタダで入手できないので、今、問題になっている放置荒廃竹林から森林や果樹園やスギ・ヒノキ造林地内に侵入した竹であれば、地主さんから簡単に伐採許可が取れたので、この竹を生木チップのまま完全に二次燃焼できる様な薪ストーブを探していたら、燃焼筒内で上から火をつけ燃料上部から徐々に下へ燃えていき二次燃焼室で完全に二次燃焼できて、しかも20年前、「石炭ストーブ」として生まれた竹を燃やせるほど頑丈で、かなり安くて珍しいペレットストーブD2縦型(70,000円)を見つけた。

ホンマの非触媒方式(クリーンバーン)二次燃焼薪ストーブと、比べた場合のペレットストーブD2縦型のメリットは以下の通りだと思われる。
・・・
ここからは、木質ペレットを買うとコストがかかるので、タダで手に入る竹を生木チップのまま燃やせないか想像で書いてみた。

・乾燥させた竹チップは、強烈な炎を上げて短時間で燃え尽きてしまうので、燃焼時間を長くする為に、下部にある吸気口の面積を極限まで絞るしかないと思われる。しかし、これでも早く燃えてしまう様であれば、燃焼筒の中部から下部は竹の生木チップを入れ、D2縦型の燃焼筒の上部は乾燥させた竹チップを入れ、灯油入りスプレーをかけて火をつけやすい様にしてみてはどうだろうか?

●サンストーブ ペレットストーブD2縦型 予備燃焼筒付き(70,000円) ホクダン株式会社


●ペレット燃料普及へ ストーブ購入に助成検討 地元の間伐材活用 環境保護と一石二鳥狙う 東峰村   =2009/02/04付 西日本新聞朝刊=
 木材を原料にした「ペレット燃料」を使うストーブを家庭に浸透させ、環境問題の解決と地域資源活用の一石二鳥を狙おうと、東峰村は、高額なペレット用ストーブの購入費助成制度を導入する検討を始めた。
 ペレットは持続的な有機性資源「バイオマス燃料」として注目される。間伐材や建築端材などを乾燥、圧縮して作られ、燃焼した際に発生する二酸化炭素は、樹木の成長過程で吸収した二酸化炭素と同量程度にとどまることから、化石燃料に比べ、地球温暖化防止に役立つとされている。
 また、山間部に位置する同村にとって、原料となる間伐材の安定供給も見込める。村内の間伐材の搬出量は年間約1500立方メートルに及び、建築資材に使えず、現地に残された“傷物”も少なくないため、廃棄物の有効活用も念頭に普及を目指す。
 村企画振興課によると、同村域は大分県境との山あいに広がり、冬場の冷え込みが厳しく、各家庭の石油ストーブの使用期間も長い。このため「地域を取り巻く環境を守り、資源の活用にもつなげる」という。
 今後、1台30万円以上のペレットストーブの補助割合を詰めていくほか、地元の森林組合とも協議し、原料の供給方法やコスト面などの検討を進める。早ければ2010年度にも制度化する考えだ。



    2007年12月16日 朝日新聞 エコ優等生 薪ストーブ 【寺町 知正さん】
 (写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 薪ストーブは田舎暮らしやログハウスなどの象徴。折からの石油価格の高騰も加わって、ブームはさらに加速しそうだ。

 我が家は二十数年前から愛用している。機密性の低い日本家屋に住む私たちの暖房のほとんどを担う器具だから、消耗も早い。ちょうど先月、3台目として、環境に一層優しい最新の自動二次燃焼方式の薪ストーブを設置したところだ。
 薪ストーブは薪を作るときに身体が温まり、炎を見て心が温まる。機種を選べば、コトコト煮たり、ジュージューいためたり料理できることも重宝する。

 ところで、木材を燃やすと、石油と同様に二酸化炭素を排出するため、地球温暖化対策としてマイナスと考えがちだが、実はそうではない。薪が燃えても、その樹木が成長した数十年の間に吸収した二酸化炭素を元の大気に戻すだけ。つまり、水や酸素、炭素などが太陽のエネルギーで循環しているわけで、二酸化炭素の追加的な発生を抑える、暖房の優等生なのだ。

 間伐材、倒木などを活用した薪ストーブの暖房は、今は環境教育やエネルギー教育の教材として学校でも採り入れられている。とは言っても、薪を置く場所も必要になり、街中や住宅地では煙の心配もある。そんな条件にも対応できるのがペレット・ストーブ。
 木くずなどを破砕・乾燥・圧縮して小粒にしたペレットを燃やすストーブだ。燃料費も割安で、毎日の掃除はほぼ不要。灰もほとんど出ず、煙突不要方式(給排気筒は必要)もある。寒い地域では補助金を出して推奨する自治体もある。

 住宅地でもできる「炎のあるエコライフ」。木や山に恵まれた岐阜県にぴったりだ。ペレット・ストーブはまた改めて紹介したい。



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