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てらまち・ねっと



 当選してすぐから不正が報道される知事はほとんどいない。
 が、先週日曜日3月29日に当選した千葉県の森田健作知事は違う。

 政治資金でも、政党所属問題でも、「完全無所属」との虚偽公表でも、問題が指摘されている。
 森田氏の選挙プランナーの三浦氏は、投票日の翌日のブログで 
  告示前は前回と同じキャッチコピー、“元気モリモリ、千葉日本一”で前回を想起してもらい、
   告示後は“政党より県民第一”のメインキャッチで、無党派層への浸透を図りました。

 としている。

 個人的には、2週間以内に選挙管理委員会に提出される森田候補の「選挙の収支報告書」及び年度末で閉められる「政治団体の収支報告書」において、「選挙プランナー及び同社」への諸経費支出がどのように計上されるのか見てみたいという気がする。

 ともかく、本日初登庁の森田新知事ではあるけど、近く、「森田健作を告発する会」が立ち上がるし、すでに、告発人を全国募集し始めている。
 このブログ末にも引用してあるので、A4用紙に落としてあなたもどうぞ。
 
 私も、2000年にある代議士を岐阜県民718人の連名で岐阜地検に告発したことがある。
 もちろん、今回は全国募集なので、千葉県知事の告発人に私も申し込む。

 選挙で堂々と稼ぐ人たちと候補者の浄化を進める人たちと、構図は多面的だ。

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 (関連の投稿にリンク)
   ⇒ ◆不穏な森田千葉県知事/資金問題/自民党隠しで「完全無所属」の虚偽/糸引く選挙プランナー/刑事告発を

●献金問題に無所属疑問の声 森田氏多難の千葉知事船出
   朝日 2009年4月5日8時4分
 千葉県知事選で初当選を果たし、5日から任期が始まる元衆院議員森田健作氏(59)の船出に暗雲が垂れ込めている。支部長を務める政党支部から森田氏個人の資金管理団体への寄付が、政治資金規正法違反の疑いがあると国会で追及される事態に。政党支部長でありながら「完全無所属」を掲げて戦ったことに、公選法違反(虚偽事項の公表)として刑事告発する動きもある。

 100万票余りで圧勝した森田氏だが、選挙期間中、自民党東京都衆議院選挙区第2支部の支部長を務めていたことが判明。さらに支部が04~07年、企業・団体からの献金のうち計1億5千万円余りを森田氏個人の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していることも明らかになった。

 こうしたカネの流れは、企業・団体に政治家個人への寄付を禁じた政治資金規正法に違反する疑いがあると指摘されていた。当選翌日の記者会見で森田氏は「無所属で出ると決めた際に(支部の活動は)停止した。だから支部から金が流れることは一切ない」と釈明した。

 だが、3日の衆院法務委員会で公明党の富田茂之氏が「政党支部をトンネルとした違法・迂回(うかい)献金ではないか」と追及。その後、支部が05、06年、当時の政治資金規正法で禁じられていた、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業からの寄付を受けていたことも分かった。

 森田氏の事務所は「事実関係を調べた上で返還の要否も含めて専門家と相談し、適切に対応したい」とコメントした。

 政党の支部長でありながら、政党を隠したような選挙戦を展開したことにも批判が集まっている。森田氏は自民党県議約30人の支援を受けつつも、「完全無所属」を掲げ、街頭演説では同党県議らにマイクを握らせることなく政党色を排除した。

 公選法は候補者が政党所属などについて虚偽事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても政党が発行する「所属党派証明書」がなければ、党派は「無所属」として届け出ることができる。森田氏は今回、自民党に証明書を求めなかったという。

 「完全無所属」について、森田氏は「(支部を)解散すると決めて出馬しており、活動もやってないので問題ない」と説明した。

 森田新知事は6日、初登庁する。(多田晃子)

選挙プランナーの弁
●森田健作、千葉県知事選挙圧勝!  三浦博史 at 2009/3/30 12:09:48
 昨日投開票の千葉県知事選挙で、4年前惜敗した森田健作氏がリベンジを果たしました。
 私にとっても4年前の6000票差で負けたリベンジの戦い。おかげさまで森田氏の知名度の高さと、千葉県民ひと筋の選挙姿勢が県民に評価され、前回の得票を上回る100万票を突破することができました。

 西松建設献金問題や中央の政党間の争いに有権者はつくづく嫌気がさし、高い政治不信、政党不信の状況の中、告示前は前回と同じキャッチコピー、“元気モリモリ、千葉日本一”で前回を想起してもらい、 告示後は“政党より県民第一”のメインキャッチで、無党派層への浸透を図りました。

 首長選挙にとって大切なことは、政党の推薦、代理戦争ではなく、郷土愛が一番だということが改めて検証されたと思います。

 森田氏は、今なお青春ドラマそのままの人。今回の選挙戦でその人柄もストレートにアピールできたと思います。


  三浦氏のプロフィール ⇒ あなただけのオリジナルな選挙プランを提案する

●わが国初の総合選挙プランニング会社「アスク株式会社」  
     森田健作の政治献金問題  (2009年4月3日)
 私が選挙プランナーとして関わった森田健作氏ですが、いまだに自民党支部長だったことと同時に、大手ディスカウント店の「ドン・キホーテ」から違法政治献金を受けていたということが報道されています。

首長選挙では、これまで告示前まで政党所属の議員を務めていた人が、無所属として出馬するケースはよくあることです。

政治資金規正法の「企業・団体献金の外資規制」に抵触する企業(ドン・キホーテ)からの献金があったことには私も驚きました。兜町界隈では「ドン・キホーテ」が“純・日本企業”でないことは有名だったということですが、「ドン・キホーテ」のような有名企業から献金の申し出を受けた時、果たして全国の政治家は逐一株主構成をチェックするでしょうか? また、未上場の企業からの場合や、ましてやその額が5万円や10万円だった場合に、献金を受ける前に株主名簿の提出を求めることは、現場としてはなかなか実行しにくいのでは、という気もします。

コンプライアンスの遵守は重要なこと。私もよい勉強になりました。これを機会に私が関係する候補者は、今後この点のチェックも事前に厳しく行っていこうと思います。政治家への道もますます大変になっていくように思われます。


●森田健作氏に違法政治資金、献金禁止企業から1010万円 2009年4月3日11時19分 読売新聞
 千葉県知事選で当選した森田健作氏(59)が支部長を務める自民党東京都衆議院選挙区第2支部が2005年と06年に、当時の政治資金規正法が禁じた企業から計1010万円の政治資金を受けていたことが3日、分かった。

 森田氏側は、返還を含めた対応を検討している。
 献金したのは、ディスカウントストア大手「ドン・キホーテ」(東京都新宿区)。政治資金規正法は06年12月の改正で外資規制が大幅に緩和されたが、それ以前は、外国人や外国法人の株式所有割合が50%を超える企業からの政治献金を禁止していた。

 有価証券報告書や同支部の政治資金収支報告書によると、ドン・キホーテは同割合が50・62%だった05年に計650万円、51・82%だった06年に計360万円を同支部に寄付していた。

 双方とも同法の規定を知らず、森田氏の事務所は、「返還の要否などを専門家と相談し、適切に対応したい」とコメント。ドン・キホーテも「専門家に相談した上で適切な処置をしたい」としている。

●森田健作氏の団体、献金違法受領か 2年間計980万円  朝日 2009年4月3日22時13分
 千葉県知事選で初当選した森田健作氏が支部長を務める自民党東京都衆議院選挙区第2支部が05、06年、当時の政治資金規正法で献金が禁じられていた外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から、計980万円の寄付を受けていたことが分かった。森田氏は3日、事務所を通じて「事実関係を確認し適切な対応をするよう指示した」とのコメントを出した。

 同支部の政治資金収支報告書によると、ディスカウント大手のドン・キホーテ(東京都)から05年に650万円、06年は11月までに330万円の寄付を受けた。同社の有価証券報告書によると、外国法人・外国人の発行済み株式の保有率は05年が50.62%、06年は51.82%だった。同社は今後について「専門家に相談し対処したい」という。

 企業献金の外資規制については、06年12月の同法改正で緩和された。

●森田健作の“苦しい弁明”  2009年4月3日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ

●学歴詐称とどこが違う?
 千葉県知事選に勝ったばかりの森田健作元衆院議員に「辞任に発展?」という疑惑が飛び出した。

 無所属を売り物にして選挙を戦ったのに、今現在も自民党の支部長を務めていたことが発覚したのだ。

 森田が支部長を務めるのは自民党東京都衆議院選挙区第2支部。収支報告書の支部長名には森田の本名である「鈴木栄治」と書いてある。しかも、この支部は04~07年で1億6185万円の企業・団体献金を受けていて、森田の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に1億円以上を寄付している。「無所属」に偽りがあっただけでなく、自民党の看板を使って、金集めし、その金が個人の資金管理団体に流れたのである。

 公職選挙法の235条には「当選を得る目的で候補者の身分、職業、経歴、その者の政党その他の団体への所属などに関して虚偽の事項を公にした者は2年以下の禁固または30万円以下の罰金に処する」とある。悪質の場合は検察が乗り出す。学歴詐称で古賀潤一郎衆院議員は議員辞職に追い込まれたし、サッチーこと野村佐知代さんの場合は検察に告発され、不起訴になったが騒がれた。森田事務所の説明はこうだ。

「今回の千葉県知事選に立候補をするにあたり、無党派で立候補することを決意しました。ケジメをつけるために政党支部の解散手続きを準備すると共に(現在手続きを進めているところです)、立候補表明後の政党支部から寄付などの財政的支援は受けないことなどの指示をしました。従って、今回の知事選に関して党からの財政的支援は一切ありません。なお、森田は所属党派証明書を得ておらず、立候補届け出書に無所属と記載した候補者が無所属であるとして選挙運動を行うとしても虚偽事項には該当しない」

 確かに立候補後に金の動きはないのかもしれないが、問題はその前だ。県民が納得するかどうか。

●千葉県の堂本知事がお別れ   日刊スポーツ 4.3
 4日に任期満了を迎える千葉県の堂本暁子知事(76)が3日、県庁でお別れのあいさつを行い、約1800人の職員らに見送られながら県庁を後にした。
 最後の登庁日となった3日夕方、玄関前で「この仕事のために生まれてきたんじゃないかという思いだ。たくさんの感謝を申し上げたい」と話した。職員や支持者から多くの花束を受け取ると、涙をこらえ切れなかった。

 堂本知事はTBS記者、参院議員を経て2期8年を務めた。任期中は、過激派による襲撃事件などで約16年間機能を停止していた県収用委員会を再建したほか、全国初の障害者条例を制定。干潟「三番瀬」の埋め立て計画撤回で生じた地元漁協への補償問題も解決した。
 6日には、知事選に当選した森田健作氏(59)が初登庁する予定。(共同)
 [2009年4月3日21時30分]

●『森田健作を告発する会』の立ち上げ
 「パワー・トゥ・ザ・ピープル!!  今、教育が民主主義が危ない!!
 東京都の「藤田先生を応援する会有志」による、民主主義を守るためのHPです。」の
   2009/4/5「『森田健作を告発する会』の立ち上げ集会のご案内」Ⅸ増田の部屋  から ↓

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆さまへ・・・(転送歓迎)

 森田健作の公職選挙法違反および政治資金規正法違反が新聞報道等でも次ぎ次ぎと明らかになっています。
「森田健作の不公正な選挙を許さないぞ!」という社会正義心で具体的な取り組みを行います。
皆さまの積極的なご参加をお願いします。

1)『森田健作を告発する会』の立ち上げ
  日時:4月11日(土) 18:30~20:30ごろまで
  場所:市民ネットワーク千葉県 4F 会議室
     千葉市中央区中央4-10-11
     電話 043-201-1051
     (千葉駅から徒歩15分、千葉県庁向い、千葉地方裁判所トナリ)

2)女性弁護士として活躍中の西島和さんが『千葉県民および弁護士』の立場で
  「ボランティア」で代理人になっていただける。感謝、感謝
  西島和(にしじま いずみ)さんは八ッ場ダム住民訴訟の弁護士でもあります。

3)4月13日(月)『必着』で全国から出来るだけ多くの委任状を集める。(費用は無料)
   ※添付ファイルの委任状には三文判で押印と捨て印(用紙の一番上)をお願いします。
   ※現在約80名の告発申込みがありますが、100人以上の目標です。(千葉県民以外でもOK)
    ※80円切手5枚~10枚程度のカンパ歓迎です。強制ではありません(笑)
 
4)委任状の郵送先
 ・大野ひろみ(市民ネットワーク千葉県共同代表 千葉県議)
  〒285-0858 千葉県佐倉市ユーカリが丘2の16の15
または
 ・吉川ひろし(無所属市民の会 代表 千葉県議)
  〒277-0861 千葉県柏市高田754の24

5)4月15日(水)に千葉地方検察庁特別刑事部に『告発状と委任状』を提出し、午後(時間は未定)に千葉県庁記者クラブで記者会見をおこなう。
  記者会見には多数の告発人の参加を期待します。
  ※記者会見の時間が決まり次第、委任者の皆さまにお知らせします。
******************************
吉川ひろし(千葉県議・無所属市民の会)
〒277-0861千葉県柏市高田754-24
電話・FAX 04-7144-0073
h-yosikawa@jcom.home.ne.jp
http://members.jcom.home.ne.jp/h-yosikawa/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                         ○←(捨印)

                   委    任    状

   平成21年  月  日
                           住  所(ご自分の住所記入)
  
                           委任者(ご自分のお名前を記入) 印


私は、弁護士 西 島  和 を代理人と定め、下記の事項を委任します


1.当 事 者  告発人 (ご自分のお名前を記入) 

         被告発人 森田健作こと鈴木栄治

  事   件  公職選挙法違反及び政治資金規正法違反告発事件

  検 察 庁  千葉地方検察庁

2.復代理人の選任

3.告発の取下げ

上記事件に関する一切の件

弁 護 士   西  島   和 (東京弁護士会所属)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-7
新大宗ビル1号館1001号
電話 03-3477-1487
FAX03-3463-5368
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
注1 上記をA4用紙にプリントして委任状の郵送先まで郵送してください。
注2 (ご自分の住所記入)(ご自分のお名前を記入)とあるところ(3箇所あります)に
    はご自身でご記入ください。
注3 印鑑を押す欄は2箇所あります(一番上部の捨印と委任者欄の押印)。
注4 日付欄の日時もご記入ください。


(くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワークの過去データ/200年6月10日)
   活動・提案・意思表明などのページ
 00-5
 代議士を718人の連名にて、収賄罪で地検に告発した(6月10日)。
 岐阜県柳津町長の贈収賄事件は、6月2日までに、町長や業者に有罪判決が言い渡されました。そして、公判の中で、代議士による働きかけがあったことが具体的に証言されています。

 交通事故のもみ消し工作から、公共事業の決定や業者選定にまで各地で政治家による口利きが問題化しています。

 私たちは、政治家がその権力を、一部特定の人のみの利益のために行使することを排除し、政治家が行政を私物化することを否定します。

 よって、ここに主権や自治を侵害するこれらの行為を根絶するために、今般、法廷で明らかとなった当事者の代議士を、判決言渡日から始めた県民ネットの呼びかけに応じて各地から寄せられた人たちで告発するものです。
    告発人  700余人の連名      被告発人 武藤嘉文(代議士)
    告発日  6月10日   告発文   声明文


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