昨日の秋田県知事選、事前評どおりの結果。
同じ昨日、名古屋市長選が告示された。
投票は26日。
(2011年1月23日追記=今年の名古屋はトリプル選挙なので=⇒ ◆愛知県知事選の候補者・マニフェスト/公式HPにリンク)
(2011年1月24日追記=名古屋市長も告示された⇒ ◆名古屋市長選の候補者のマニフェストは )
面白いのは政党の動向。
秋田知事選には、各党の大物らの応援はまったく無かったという。
他方で、昨日の新聞によれば名古屋市長選は、各党の大物も続々応援予定だという。注目の選挙だ。
民主党小沢氏も、秋田知事選は(負けそうだからか)知らんフリしていたのに名古屋市長選は「一番いいタイミングで名古屋入り」すると新聞に書いてある。
負けるところは行かず、勝てる選挙には出かける、勝ったら「信を得たから辞任せず」の作戦は間違いなし。
ともかく、名古屋市の人口は多いから注目は当然。
名古屋市の人口は225万人。( 名古屋市の世帯数と人口 )
岐阜県の人口より多いし、秋田県の倍の人口。
愛知県は725万人(全国4位)
千葉県は605万人(全国6位)
岐阜県は210万人(全国17位)
秋田県は114万人(全国37位)
( 都道府県の人口一覧から )
秋田県知事選と違って、名古屋市長選はインターネットが結構使われるとみられる。
そんなことで、今日は、ブログの最後に、名古屋市長選立候補した候補の後援会などのWebページとマニフェスにリンクしておく。
(続編・4月19日
⇒ ◆名古屋市長選/中日新聞のスクープ/民主王国愛知に期待する小沢氏の思惑)
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ここのところ6位あたり
●秋田県知事選 佐竹氏が初当選 2009年04月12日日曜日 河北新報
任期満了に伴う秋田県知事選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で自民、社民両党県連が支持する前秋田市長佐竹敬久氏(61)が、いずれも無所属新人で民主党県連と国民新党県支部が支持する前小坂町長川口博氏(61)、前羽後町長佐藤正一郎氏(56)、共産党新人の党県委員藤本金治氏(62)を破り、初当選を果たした。
佐竹氏は角館町(現仙北市)出身。東北大卒。1972年に秋田県庁入りし、総務部次長などを歴任。97年の知事選に立候補したが落選した。2001年に秋田市長に初当選し、2期8年間に全国市長会長も務めた。
投票率は67.39%で、過去最低だった前回(2005年)を4.39ポイント上回った。当日有権者数は92万6008人。
◇秋田県知事選開票結果(選管最終)
当291,150 佐竹 敬久 61 無新(1)
234,340 川口 博 61 無新
77,178 佐藤正一郎 56 無新
15,991 藤本 金治 62 共新
◇秋田県知事選当選者
<佐竹敬久(さたけ・のりひさ)>61 無新(1)
元県総務部次長(秋田市長2期、全国市長会長)仙北市、東北大
●応援に大物の姿なし 秋田知事選あす投票 2009年04月11日土曜日 河北新報
秋田県知事選は、12日の投票が迫り、各陣営がラストスパートをかけている。最終盤のテコ入れに、政党の幹部クラスやタレントが応援に入るケースも多いが、今回は自民、民主両党がそれぞれ支援する候補がともに「県民党」を掲げているため、選挙期間中を通して「大物」の姿は見られない。有権者らからは「高揚感や華やかさがなく、静かで地味な選挙だ」との声も上がっている。
「自民対民主の構図と言っても過言ではない。勝利に向かって頑張ってほしい」。秋田市で3日に開かれた講演会。自民党の菅義偉選対副委員長が、聴衆約300人にハッパを掛けた。
自民党県連は前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支持するが、これまでに駆け付けた党幹部クラスは菅氏だけだ。菅氏も、知事選の応援そのものではなく、表向きは次期衆院選の立候補予定者の会合に招かれた。
陣営の「県民党として戦う」という方針を酌み、党県連は大物政治家を呼ぶことを控えているという。鈴木洋一幹事長は「各県議がその分、地元でそれぞれ支持拡大に励んでいる」と説明する。
前小坂町長の川口博氏(61)を支持する民主党県連。こちらも党幹部は1人も応援に来ていない。1月の山形県知事選で、小沢一郎代表が最終盤に山形入りし、新人候補の当選を後押ししたのとは対照的だ。
川口氏陣営は政党色を前面に出さず、「自民対民主の国政対決の構図は避けたい」と強調。民主党県連幹部は「大物を連れて来る好機はあったが、陣営の考えと一致しなかった」と複雑な表情を見せる。
共産党県委員の藤本金治氏(62)陣営も、東北選出の国会議員がマイクを握ったが、党幹部の秋田入りはない。
前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)は、草の根的な運動に徹している。
◇秋田県知事選立候補者
藤本 金治62党県委員 共新
佐竹 敬久61前秋田市長 無新
佐藤正一郎56前羽後町長 無新
川口 博61前小坂町長 無新
●民主、献金事件で動けず 秋田県知事選 '09/4/13 中国
【解説】十二日の秋田県知事選で民主党県連など支持の川口博(かわぐち・ひろし)氏が敗北した背景には、西松建設の巨額献金事件が足かせとなって民主党が身動きできなかった事情がある。小沢一郎代表の公設第一秘書が告示直前に起訴されるなど事件は選挙戦を直撃。自民党県連などが支持し、高い知名度を背景に先行する佐竹敬久(さたけ・のりひさ)氏を前に民主党県連は一時、戦意喪失状態となり、終盤の追い上げも届かなかった。
民主党県連は二月、川口氏に出馬要請。一月の山形県知事選で党の支援候補が自民党支援の現職に勝利した余勢を駆り、「民主党」の金看板を前面に打ち出す戦略を描いていた。
こうした中、川口氏が出馬表明する四日前に小沢氏秘書が逮捕され、事件の影響を懸念した陣営は政党色を極力控える戦術を取った。民主党幹部が応援に入ることはなく、県連代表の寺田学衆院議員が告示後駆け付けたのも投票日直前だった。
川口陣営は民主党県連のほか、自民党県議の一部や「郵政造反組」の野呂田芳成元農相らも含めた“寄り合い所帯”。それぞれの思惑も絡み選対本部は最後までまとまらなかった。陣営幹部は「知事選を小沢氏の進退問題の判断材料にされるのは迷惑だ」と漏らした。
自民党県連幹部は「今回の勝利は国政選挙への弾みになる」と自信を表明。一方、民主党県連にとっては先の参院選などを勝利に導いた社民、連合との三者共闘が今回は崩壊。態勢の再構築を目指すが、しこりを指摘する声もあり次期衆院選に向けて不安を残した。
●立候補予定者のTV討論が高視聴率 名古屋市長選 2009年4月11日 中日
名古屋市長選の立候補予定者が登場するテレビの討論会や情報番組が、高い視聴率を稼いでいる。主要政党の相乗りが続いた過去の市長選では、選挙報道は敬遠された。今回は「28年ぶりに相乗りが崩れ、個性的な候補がそろった」ことで関心も高まり、選挙戦が視聴率アップに貢献している。
中部日本放送(CBC)では6日と10日の2回、夕方のニュース情報番組「イッポウ」で、自民・公明両党支持の細川昌彦氏(54)、民主推薦の河村たかし氏(60)、共産推薦の太田義郎氏(65)の3氏による討論を放映した。
6日放送分は、討論の場面が流れると視聴率が10%を超え、この日の同番組の午後6時台で2番目に高い瞬間視聴率を記録した。
同局が市長選で討論を放映したのは、松原武久市長(72)を含む新人3人が戦った1997年以来。この時の視聴率は1・3%だった。
番組プロデューサーの加藤千博さん(47)は「地方選でこれだけやるのは今回が初めて。3人とも個性的で、テレビで伝わる部分が大きい。多くの判断材料を視聴者に提供したい」と意気込む。
東海テレビは3氏への個別インタビューを順に放送する予定。野瀬義仁報道部長は「これまでは市長選報道をすると視聴率が下がることもあったが、今回は上がっている。関心の高さの表れ」と話す。
中京テレビは9日夕方に、3氏の人柄を紹介するため細川氏の座禅、河村氏の寝起き、太田氏は経営する米穀店での様子を取り上げた。放送中は視聴率が上昇、担当者は「今後も市長選の注目度は上がる」とみる。
メーテレ(名古屋テレビ)では、6日生放送の情報番組「どですか!」に3人が出演。過去の市長選で討論を放送した記録はなく、担当者は「相乗りの状態では、討論会は成立しにくかった」。
3氏は、いずれも勝敗を左右する無党派層への支持拡大を重視。ある陣営は「テレビ視聴率の高さから見ると、投票に行く若者が増えるのでは。(立候補を予定する)本人もテレビを通じ、自分のカラーを出そうと意識している」と話す。
●ネットで若者つかめ ユーチューブやブログ活用、名古屋市長選 中日 2009年4月7日
史上初の黒人大統領を生んだ昨年の米大統領選は、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」がオバマ人気に火を付ける役割を果たした。国内のユーチューブやブログの愛好者も今や1500万人を超え、名古屋市長選では若者らを引きつけるため政治活動にIT戦略を重視する動きがある一方、見向きもしない陣営も。
「開幕戦、ドラゴンズが勝ちました」。先週末の昼、共産党が推薦する太田義郎・愛知県商工団体連合会長(65)は街頭演説の合間を縫って、ビデオカメラに向かっていた。
2月中旬に始めた「よしろうコラム」の収録。時事問題やその日の活動を台本なしで2分ほど語り、ユーチューブに流す。2、3日に1度は更新する。
雇用政策を重視する太田氏としては、「派遣切り」などに不安を抱える若者の票を取り込みたい。「新聞もテレビも見ない若者にも、ネットなら取っ付きやすいはず」と陣営の竹内創さん(41)は戦略を打ち明ける。
自民、公明両党が支援する細川昌彦・元中京大教授(54)は個人でブログを公開し、社会人野球の始球式に参加したり福祉施設を訪問したりした時の感想をつづっている。
細川氏陣営から市長選に関するブログ開設を勧められた名古屋市内のIT企業男性社員の愛称ハルさん(51)は、自身のブログに市政の課題や市長選への感想を記している。これまでも愛知万博やにっぽんど真ん中祭りなど、地元イベントを紹介し、若者を引きつけてきた。今回も2月以降、1000件を超えるアクセスがある。
ハルさんは「特定の候補者に投票を促すつもりはない。投票率を50%にまで上げるのが目標」と語る。
市選管によると、ネット上で政策や人柄などを紹介する「政治活動」は問題ないが、市長選に直結する「選挙活動」には活用できない。ブログやホームページを告示後に更新すると、政策紹介などでも公選法違反に問われる恐れがある。
太田、細川両陣営とは対照的に、民主党推薦の河村たかし衆院議員(60)はブログもユーチューブも無縁。「自転車街宣で市民と対話するのが一番。やっぱり本物を見てもらうのが、一番いいでしょう」と話している。
●’09名古屋市長選:連合愛知は自主投票 河村氏は推薦せず /愛知 中日 4.11
民主党の支持団体、連合愛知は10日の常任執行委員会で、名古屋市長選に同党推薦で出馬する前衆院議員の河村たかし氏(60)について、連合としては推薦せず、自主投票にとどめることを決めた。名古屋市長選で連合の自主投票は初めて。
推薦しない理由について、度会章仁事務局長は「河村氏の最終的なマニフェストは4日に発表され、政策協議をしていないことや、河村氏が『選挙戦は基本的に自分で全部やる』としているため」と述べた。また、連合愛知として推薦はしないが、傘下の労組が個別に対応する場合は、河村氏を支援することになると説明した。
◇細川氏の支持を自民県連が正式決定
一方、自民党県連は10日、前中京大教授の細川昌彦氏(54)を支持することを正式に決めた。【岡崎大輔】
●名古屋、現職市長が細川氏を支持 サンケイ 2009.4.7 15:22
12日告示、26日投開票の名古屋市長選について、引退を表明している松原武久市長は7日の定例会見で、自民、公明両党が支援する候補の元中部経済産業局長、細川昌彦氏(54)の支持を表明した。
対立候補の前衆院議員、河村たかし氏(60)=民主推薦=については「政策の実現性が疑問」と批判した。
松原市長は細川氏を「緊急の経済雇用対策の見識が高い」と評価。一方、河村氏の公約の市民税10%削減について「税収が230億円減る。節約で財源確保するというが既に全事業を見直している」と述べた。
市長選にはほかに愛知県商工団体連合会会長、太田義郎氏(65)=共産推薦=らが出馬予定。
名古屋市長選、4氏が届け出
任期満了に伴う名古屋市長選が12日告示され、無所属の新人4人が立候補を届け出た。投開票は26日。28年ぶりに主要政党の相乗りが崩れた与野党対決の構図で、各政党とも次期衆院選の前哨戦と位置づけている。
立候補者は届け出順に愛知県商工団体連合会会長の太田義郎氏(65)=共産推薦、前衆院議員の河村たかし氏(60)=民主推薦、自民愛知県連、公明県本部が支持する元中部経済産業局長の細川昌彦氏(54)、アルバイトの黒田克明氏(36)の4人。(12日 17:13)
●名古屋市長選告示、4新人が立候補…与野党対決の構図 読売 4.13
名古屋市長選が12日告示され、いずれも無所属で新人の愛知県商工団体連合会会長・太田義郎氏(65)(共産推薦)、前衆院議員・河村たかし氏(60)(民主推薦)、自民党愛知県連、公明党県本部が支持する元中部経済産業局長・細川昌彦氏(54)、アルバイト・黒田克明氏(36)の4人が立候補を届け出た。
同市長選は過去7回、主要政党の相乗り体制が続いていたが、32年ぶりに国政の与野党が別の候補者を推薦、支持する構図となり、衆院選の前哨戦としても注目される。
太田氏は名古屋城本丸御殿の復元など市の4大プロジェクトの凍結、中止を掲げ、河村氏は市民税の10%減税、細川氏は環境関連の公共投資前倒しによる景気対策などを訴えている。
11日現在の有権者数は178万5850人で、4年前の前回よりも4万4358人増加している。投開票は26日。
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