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てらまち・ねっと



 名古屋市長選、あと1週間で投票日。
 いろんな意味で注目されている。

 自民と民主との対決構図。
 千葉、秋田と連敗の民主がどうなるかという観点。
 当然、小沢氏の今後に影響する。

  愛知は民主王国だ。
   「愛知県は前回03年総選挙で、15小選挙区のうち10選挙区を民主党が制した民主党王国。名古屋市内の1~5区は独占した。」(2005.9.5 朝日)
   「愛知県は、民主党が2000年、03年の衆院選で名古屋市内の5議席を独占し、04年参院選でも改選定数3議席の内2議席を取った民主王国だ。」(2007.7.22 読売)
   細かく見たい人は 第44回衆議院議員選挙 2005年09月11日投票 愛知県

 河村候補の知名度や政策・主張のメリハリは一般市民に分かりやすい。
 対して、細川氏は、
  「政治はパフォーマンスではできない。実現可能性のある政策を訴えていく」(4.13読売)
 としつつ、
 候補者アンケート(最後に抜粋引用)では、きわめて不明確。
 これでは・・・

 ところで、検察は、名古屋市4区選出の牧議員の疑惑の公表をこの選挙に併せて敢行しているかのよう。小沢秘書の逮捕といい、時期を選んでいるように取られても仕方ない。

 とはいえ、河村候補の優位はゆるがないだろう。
 ともかく、河村氏は周辺自治体にも大きな影響を与えることは間違いない。

 ●3候補のマニフェストなどへのリンクは4月13日のブログ
    ⇒ ◆名古屋市長選がスタート/マニフェストにリンク
  
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ここのところ6位、7位あたり


投票率アップに協力 名古屋市役所:名古屋市長選挙のページ


●【名古屋市長選】
愛知県が政策比較 異例の文書化、県政へ影響探る
 
   中日 2009年4月18日
名古屋市の新市長誕生に備え、愛知県が作成した内部文書
 32年ぶりに国政の二大政党がぶつかる名古屋市長選で、愛知県が候補者2人のマニフェストを分析し、異例の内部文書にまとめていたことが分かった。県も支援する名古屋城本丸御殿の復元事業に両候補者が見直しの必要性を掲げたことに危機感を示しながらも、公約全般に対し「県に影響はない」との記述も目立つ。文書からは、候補者を冷静に“値踏み”する県のしたたかさが浮かび上がる。

 県が分析したのは、自民・公明支持の細川昌彦候補(54)と民主推薦の河村たかし候補(60)。極秘扱いの文書はA4判の12枚で、2人の政策分析とマニフェスト比較の3種類からなる。

 河村候補の「市民税10%減税」には県総務部が「本県の個人県民税及び法人県民税の税収に影響はない」とする一方で「国からの普通交付税は標準税率で機械的に算定されるため、市税を減税しても交付税は増えることはない」などと、市としてのマイナス要素を分析している。

 本丸御殿復元については、県が本年度予算で市への補助金3240万円を計上していることもあり「この事業が中止または停滞することは本県の観光施策にマイナスとなる」(県産業労働部)とした。

 一方で、細川候補が掲げる「保育所待機児童ゼロ作戦」には、県健康福祉部が「重要な課題の一つと認識している」と賛同した。

 今回の文書は、県が全部局に指示し、12日の市長選告示日直前に完成させた。市長選候補者を知るための、いわば愛知県版「傾向と対策集」だ。

 県当局が過去に、県内の首長選を組織的に分析した例はない。今回、「異例中の異例」の手に出た背景には「愛・地球博や中部国際空港…。過去の巨大プロジェクトの成功は名古屋市との協調があってこそ」(県幹部)との思いが県側にあるからだ。

 ある県幹部は内部文書をめくりながら「思ったほど、県への影響はなさそう。マニフェストの行間に、候補者の別のもくろみが隠されていれば別だが…」と話す。

 ただ、神田真秋知事が細川候補支持を打ち出したため、河村候補当選となれば「当初は県と市の関係がギクシャクするかも」というのが県内部の空気だ。

●名古屋市長選に熱視線 市外からの通勤・通学者ら  中日 2009年4月17日 18時51分
 32年ぶりに国政与野党が激突する名古屋市長選に、市外から通勤・通学し、市内で過ごす時間の多い“非有権者”たちも熱い視線を注いでいる。「激戦で面白そう」と相乗り崩壊による“ガチンコ選挙”をうらやましがる声や「名古屋から何かが変わるかも」と波及効果への期待もある。

 「こんなに盛り上がっていてうらやましい。投票権が欲しいですよ」と話すのは、愛知県豊明市在住で、名古屋市西区の飲食店員木村葉子さん(27)。客との会話に市長選の話が出ることも多く「新聞を欠かさず読んでいる」。

 同県三好町から瑞穂区の大学に通う大山由貴さん(20)は選挙権を得たばかりだけに「投票したかった。今度の市長選は面白そうだし」と残念がる。

 買い物などで頻繁に名古屋市を訪れる愛知県扶桑町のパート店員稲垣妙さん(52)も「無投票が多かった扶桑町長選でも昨年は選挙戦になったが、やはり相乗りや無風ではつまらない」と激戦に注目する。

 東海地方の中心都市だけに「選挙後」への関心も強い。同県長久手町から天白区に通勤する会社員鈴木保彦さん(57)は「長久手は愛・地球博(愛知万博)以降、なんとなく元気がない。選挙を機に名古屋が元気になれば、いい影響が出る」と期待する。

 愛知県春日井市在住で、守山区を中心に市民活動に取り組んでいる小林宏明さん(57)は「保守的といわれる名古屋市民が誰を選ぶか楽しみ」とした上で「名古屋は東京、大阪と比べてボランティアや市民団体の活動が盛んでない。県の中心として市民活動にもっと理解のある市になってくれれば」と話す。

 同県安城市在住で名古屋駅近くの税理士事務所に勤務する待田綾香さん(26)は「公共交通の値下げなど大胆にやってもらえたら若者が来やすくなる」。同県知多市からイベントを企画・運営する中区の事務所に通う加藤芳久さん(34)は「仕事柄、新市長には地域を活性化させるイベント支援の充実を望みたい」と注文をつけた。

 「望むのは明るく元気な名古屋」というのは岐阜県北方町から通勤する地方公務員川瀬陽介さん(30)。「名古屋が元気になれば周りの県も元気になる」と話し、東海地方全体の活性化を願っている。

●’09名古屋市長選:中央から応援続々と /愛知  毎日新聞 2009年4月17日
 名古屋市長選は激戦を反映し、中央から続々と応援弁士が市内入りしている。16日は民主党前衆院議員の河村たかし候補(60)の個人演説会に自民党を離党した渡辺喜美・元行革担当相が駆け付けた。一方、前中京大教授の細川昌彦候補(54)の政談演説会には公明党の坂口力・元厚労相が訪れた。県商工団体連合会会長の太田義郎候補(65)の陣営でも19日に共産党の石井郁子副委員長が名古屋入りする予定。激戦はさらに熱を帯びている。

 渡辺氏は「私は天下り禁止など一生懸命やったが自民党政治では変わらないと思って離党した」と強調し「こんな時代を変えるのは河村候補のような変わった人なんです」と訴えた。18日に民主党の菅直人代表代行、19日には鳩山由紀夫幹事長が名古屋入りする。民主党は千葉、秋田両県知事選で敗れただけに「名古屋市長選は背水の陣で臨む」(党県連幹部)という。

 対する細川氏の演説会で、坂口氏は「名古屋は中部圏の中心。変わったことを言って、人の注意を引く人でいいのか」と河村氏を批判し、支持を求めた。細川陣営内には当初、自民党の閣僚級の応援は求めない、との声もあったが、19日には小池百合子・元防衛相、20日には猪口邦子・元特命担当相が来訪する予定で、自公の組織戦で臨む方針だ。

●民主最後の砦…嫌われ者・河村たかし“救世主”指名  ネタりか 2009/4/13 16:57
 民主党内で「名古屋市長選に出馬した河村たかし前衆院議員が最後の砦だ。嫌われ者が救世主になるとは…」といった声が広がっている。12日投開票の秋田県知事選は、千葉に続き民主系候補が大敗。小沢一郎代表の献金事件が最大の敗因ともいわれ、次期総選挙への影響もささやかれている。それだけに、次の与野党対決となる26日の名古屋市長選で河村氏に勝ってもらい、空気を変えたいというのだが。
・・・
 前述の若手議員は「いまのところ、知名度の高い河村氏の勝算が大きい。胸を張って『民主党の勝利』といえそうだ」と話す。

 ただ、民主党にあって河村氏は長らく「鬼っ子」(ベテラン)という位置づけだ。豪華なのに家賃が安い赤坂議員宿舎が問題視された際には、河村氏は入居を拒否して民間アパート住まいを敢行。このため、党内から「大衆迎合のスタンドプレーだ」と集中砲火されたこともあれば、代表選に出ようとして推薦人が確保できなかったことも複数回ある。議員辞職を表明した3日の代議士会では「もう帰ってくるな!!」とヤジが飛び出て笑いも起きたが、本音の部分もある。

 それだけに自民党中堅議員は「嫌われ者の河村氏が救世主か。政治の世界は一寸先は闇というのは本当だ」と話した。

●逆風意識し、おわび行脚=テレビにも積極出演-小沢氏  時事 2009/04/18-14:27
 民主党の小沢一郎代表が週明けから、「おわび」行脚をスタートさせる。西松建設の違法献金事件で公設秘書が3月3日に逮捕されて以来、衆院選に向けた地方行脚を中断していたが、進退問題がなおくすぶる中で、全国を回って有権者に直接理解を求める必要があるとの判断だ。小沢氏はテレビにも積極的に出演し、自らの「正当性」を訴えていく考えだ。

 ・・・ 小沢氏は、初めから行脚再開に前向きだったわけではない。・・「このままでは世論に見放される」(周辺)と危機感を強めたようだ。

・・もっとも、そんな小沢氏を見つめる党内の視線は冷ややかだ。ある若手が「行脚に出れば厳しい現実が肌身に染みて分かる」と語れば、「うちの県に来ると言われてもお断りする」と断言する中堅議員も。ベテランの1人は「党にマイナスになるから露出しないでほしい」と突き放す。

 「小沢氏自ら国民としっかり対話する。その姿を見ても国民が納得しないときは、ご自身で判断して下さいと申し上げないといけない」。鳩山氏は13日のラジオ番組でこう語り、このまま状況が好転しなければ、小沢氏に辞任を迫らざるを得ないとの悲壮な覚悟をのぞかせた。

●民主:幹部相次ぎ名古屋へ…市長選応援 「連敗」脱出狙う  毎日新聞 2009年4月18日 20時27分
 
●小沢代表の応援は損?得? 名古屋市長選の民主陣営  朝日 2009年4月16日18時39分
 民主党の小沢代表が名古屋市長選への応援に意欲を示したことに、地元・名古屋で意見が分かれている。街頭で小沢氏が演説すれば違法献金事件後の選挙では初めてになるが、影響が読めないだけに党内にも「果たして選挙戦にプラスになるのか」と疑問の声が上がる。
・・・この県議は「名古屋市長選に応援に入って、『小沢代表が入ったから勝った』と、代表の手柄にして党のイメージ回復を図る狙いもあるのでは」と解説する。

●民主・牧衆院議員秘書、DM発送に関与  2009年4月16日14時37分 読売新聞
 障害者団体に適用される郵便料金の割引制度が悪用された郵便法違反事件で、民主党の牧義夫・衆院議員(51)(愛知4区)の秘書が、障害者団体「白山会」(東京都文京区)会長(69)から、大口郵便の発送について陳情を受けていたことがわかった。
・・ 関係者によると、ベスト電器から2007年2月の販売会に向けたDM業務を受注した広告会社「新生企業」は、白山会発行の定期刊行物を同封したDMを発送するため、埼玉県内の二つの郵便局に持ち込んだ。だが、両郵便局は、DMの名義は白山会になっているのに、あて先が不明だった場合などに返送する先がベスト電器になっていたため、不審に思って発送を断った。

 新生企業から経緯を聞いた白山会会長は牧議員の事務所に相談。秘書が会長に同行し、日本郵政公社支社に問い合わせをした。その頃、新生企業が新東京郵便局にDMを持ち込んだところ、発送できたという。

 白山会会長は自ら経営する信用調査会社名義で、牧議員側に24万円を献金していたことが発覚している。

●名古屋市長選、小沢氏問題に影響せず=菅氏  時事 2009/04/18-17:16
 民主党の菅直人代表代行は18日、名古屋市長選(26日投開票)について「(民主党推薦候補が勝てば)党に元気をもらうという意味でプラスはあるが、必ずしもストレートに党のための選挙という位置付けではない」と述べた。推薦候補が勝利した場合でも、進退問題を抱える小沢一郎代表の求心力回復には必ずしもつながらないとの見方を示した発言だ。市長選の応援で訪れた同市内で、記者団に語った。 (了)

●独自色前面に訴え
名古屋市長選、激しい舌戦始まる
  2009年4月14日 読売新聞
(3人の顔写真あり)
 12日に告示され、新人4人が立候補を届け出た名古屋市長選では、県商工団体連合会会長の太田義郎候補(65)(共産推薦)は「福祉の復活」、前衆院議員の河村たかし候補(60)(民主推薦)は「市民税減税」、自民党県連、公明党県本部が支持する元中部経済産業局長の細川昌彦候補(54)は「未来への投資」を訴えた。26日の投票日に向け市内各地で激しい舌戦が始まった。

■河村候補
 河村候補は12日午前10時から、名古屋市東区古出来の事務所前で支援者ら約500人が参加して出発式を行った。河村候補は「税金を払う方が苦労して、税金で食っとる方が極楽。これを変えるために庶民革命をやる。日本初の市民税10%減税を必ず実行する」と決意表明した。参加者全員で「今度こそ」「勝つぞ」と勝ちどきを上げた。

 続いて、衆院選などでおなじみの自転車街宣で同市熱田区の熱田神宮に向かい、必勝祈願をした後で、午後1時からは、中区大須で民主党国会議員や県議、市議らが参加して出陣式を行った。
 13日も昭和区八事の興正寺や緑区のスーパー前で街頭活動し、減税政策などへの支持を求めた。

■細川候補
 細川候補は12日午前10時、名古屋市東区葵の事務所で、支援する中小企業経営者らの前で「目先のことではなく、5年先、10年先を見据えて未来に投資する」と第一声を上げた。

 続いて中区の事務所に移り、応援に駆けつけた神田真秋県知事や松原武久・同市長とともに「政治はパフォーマンスではできない。実現可能性のある政策を訴えていく」と述べ、集まった自民党、公明党の市議や県議らと「勝つぞ」と気勢を上げた。

 細川候補は栄や名古屋駅前など市内の繁華街を走り回り、買い物客らに握手を求めた。
 13日は、大型ショッピングセンターや家電量販店前で演説し、夜は個人演説会で政策を訴えた。

●’09名古屋市長選:主要3候補アンケ/上 市政の課題、政策は… /愛知  毎日新聞 2009年4月17日
 名古屋市長選の主要3候補者は、市政の課題、全国的な問題にどう取り組むのか。また、政策面以外ではどのような考えを持っているのか。政策と人柄を探るため、3候補者にアンケートに答えてもらった。【岡崎大輔、丸山進】

    (一部を抜粋)
◆本丸御殿の再建など名古屋市の四大プロジェクトについての考え方は
 ◇河村たかし氏
 一度、立ち止まって、時期、予算規模を再検討

 ◇細川昌彦氏
 すべての事業について例外なく見直します

◆市長の給料と退職金はいくらが適正か
 ◇河村たかし氏
 給料は市職員の平均給料並み。退職金は廃止すべきだ

 ◇細川昌彦氏
 実際の仕事をしてみて、市民の目線による業績評価で決めれば良いと考えます

◆市議会の定数は現在75。何議席が適正か
 ◇河村たかし氏
 67議席(現行の10%定数減)

 ◇細川昌彦氏
 はじめに“数”ありきではない。名古屋市の人口規模にかなった定数を検討すべきだ

◆市職員の給料は下げるべきか
 ◇河村たかし氏
 景気状況を踏まえ、総人件費10%程度は引き下げに協力を求めたい

 ◇細川昌彦氏
 市民の目線で見直します

◆長良川河口堰(ぜき)、徳山ダムは名古屋市にとって必要か

 ◇河村たかし氏
 どれも負担金が高額となる事業だが、効果には多くの疑問が呈される。必要性は疑問

 ◇細川昌彦氏
 必要と考えます


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