都議会に続いて、発覚した国会の委員会でのヤジ問題。
発言者は、区議を4期、都議を4期それぞれ務め、「やじ将軍」といわれ、「安倍チルドレン」として2年前に国会議員になったという。
「やじ将軍」という言葉があるほどに都議会が不見識で、国会も同様。
スポニチに出ていた共同通信の記事が3日に「あなたでは」の方向で取材し、その場は否定、翌朝ヤジの相手本人に電話で謝罪、ウェブサイトでも、謝罪したらしい。
バレそうになって、翌日に謝罪したのは、都議会の混乱で学習したからか。
そんな経過を確認しておく。
ともかく、ヤジなど一掃したいところ。ブログに状況を記録しておく。
★スポニチ / 《大阪市内で取材に応じた上西氏はこの日(4日)朝、大西氏から「電話で“申し訳なかった”と謝罪を受けた」とし・・・大西氏は江戸川区議や東京都議を経て、2012年の衆院選で初当選した“安倍チルドレン”。3日の共同通信の取材に「覚えていない」などと強く否定していた。大西氏はこの(4日)日夕、自身のホームページ(HP)に「親しみから不用意な発言をし・・」との談話を掲載。しかし、記者会見は開かなかった。》
★サンスポ / 《江戸川区議を4期、都議を4期それぞれ務め、2012年の衆院選で初当選・・大西氏は都議時代から「やじ将軍」として知られ》
★産経 / 《取材にも「やじはよくやります」と答えていた。ただ、その内容に関しては他の議員から「品がないと思ったこともある」との声も出ている。》
★時事 / 《都議会のやじでは、鈴木章浩氏(自民党会派を離脱)が発言を認めたのは5日後だったが、今回は報道直後に大西氏がやじの相手に謝罪した。党執行部は「傷口」が広がるのを警戒。13日には党が重視する滋賀県知事選の投開票が控えている。》
★NHK / 《石破幹事長は4日、「あらゆる手立てを講じて、不適切なやじが許容される雰囲気を正していく」と述べました。
党執行部は週明け、各都道府県連とすべての党所属国会議員に対し、言動に注意するなど、綱紀粛正を徹底するよう求める通達を出す》
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●国会セクハラやじも自民 HP談話「親しみから不用意な発言」
スポニチ 2014年7月5日 05:30
東京都議会に続き、国会でも日本維新の会の上西小百合衆院議員(31)が男性議員からセクハラやじを受けた問題で、やじを飛ばした“犯人”が自民党議員だったことが4日、分かった。都議会議員に続く「セクハラやじ」に、国内外の批判が再び高まるのは必至。議員は上西氏に電話で謝罪したが、記者会見は開かなかった。
4月の衆院総務委員会で、上西氏に「子供を産まないとだめだ」とセクハラやじを飛ばしたのは、自民党の大西英男衆院議員(67)=東京16区。大阪市内で取材に応じた上西氏はこの日朝、大西氏から「電話で“申し訳なかった”と謝罪を受けた」とし、大西氏には「分かりました」と伝え、謝罪を受け入れたという。
大西氏はこの日夕、自身のホームページ(HP)に「親しみから不用意な発言をし、上西議員に迷惑をかけたことを反省している」との談話を掲載。しかし、記者会見は開かなかった。
上西氏は大阪市内で開かれた「大阪維新の会」の女性局開設記念パーティーに出席後、記者団に「残念で情けない。おごりを感じる」と大西氏が所属する自民党と政権を批判。さらに、今後について「野党として、低次元なやじを飛ばす国会の風習を改善していく」と決意を述べた。
大西氏は江戸川区議や東京都議を経て、2012年の衆院選で初当選した“安倍チルドレン”。3日の共同通信の取材に「覚えていない」などと強く否定していた。
「自民」「都議」に加え「否定を一転する」…都議会で先月、みんなの党会派の塩村文夏都議(35)が、鈴木章浩都議(51)=自民党会派離脱=から「早く結婚した方がいい」とのやじを浴びた騒動を丸写ししたような展開。維新の会の松野頼久国会議員団幹事長も談話で「自民党のおごりや体質を物語るものであり、上西議員個人に対してわびれば済むというものではない」と不快感を隠さなかった。
自民党の石破茂幹事長は今回の事態を「申し訳ない」と陳謝し、大西氏に厳重注意したことを明らかにした上で「党全体として意識改革をしなければならない」と強調。週明けにも所属する全ての国会議員と都道府県連に、不用意な発言を慎むよう注意する方針を示した。都議会のセクハラやじ問題は、海外メディアで報じられたことで波紋が大きくなっており、一刻も早い沈静化に躍起になっている一面がうかがえた。
【3日の共同通信と大西議員との一問一答】
――「早く結婚して子供を産まないとだめだぞ」とやじを飛ばした記憶はあるか。
「いやー、覚えてないですなあ」
――委員会でやじを飛ばしたことは。
「まあ、わたしは、やじはよくやりますよ」
――上西議員のときはどうでしたか。
「あまり記憶にないですね」
――衆院のホームページに委員会の音声が残っているが。
「それは確かめてみましょう。私の方も確かめてみましょう、それは。記憶がないんだからしょうがないじゃないか。よく確認取ってみますよ」
●同期生のよしみ…「やじ将軍」で知られる大西氏、HPに謝罪文掲載
サンスポ 2014.7.5 05:01
日本維新の会の上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=は4日、大阪市内で会見。4月の衆院総務委員会で質問中に「子供を産まないと駄目だ」とセクハラやじを飛ばされた問題で、自民党の大西英男衆院議員(67)=東京16区=から電話で謝罪を受けたと明らかにした。発言主と判明した大西氏は、東京都江戸川区議を4期、都議を4期それぞれ務め、2012年の衆院選で初当選。4日夕、自身のホームページに「上西議員にご迷惑をお掛けしたことを反省している」との談話を掲載、会見はしなかった。
大西氏は「上西議員とは同期生のよしみで日頃から親しく意見交換している。そうした親しみから不用意な発言をした」と説明。自身の“子供を産まないと駄目”とのやじを意識したのかしないのか、「私のライフワークである少子化問題にさらに一層の努力を続ける」ともつづった。
大西氏は都議時代から「やじ将軍」として知られ、共産党の女性都議は「いつも大声でやじを言っていた。威圧的な印象だった」と振り返る。元都議の男性によると、一般質問で都の少子化対策を問いただした男性議員に「子供をつくってから質問しろ」といった趣旨のやじを飛ばしたこともあったという。
●都議時代から「やじ将軍」 同僚ら冷ややかな反応
産経 2014.7.4 17:49
国会でも4月にあったセクハラやじ問題は、自民党の大西英男衆院議員(67)が発言主と判明した。東京都議会で自民党幹事長を務めた経験もあるベテラン。都議時代から「やじ将軍」で知られ、取材にも「やじはよくやります」と答えていた。ただ、その内容に関しては他の議員から「品がないと思ったこともある」との声も出ている。
「まさにやじ将軍。ぎりぎりな発言だと思ったこともある」。以前、民主党の都議だった男性はこう話す。男性によると一般質問で都の少子化対策を問いただした男性議員に「子どもをつくってから質問をしなさい」といった趣旨のやじを飛ばしたことがあったという。
都議会で一緒だった共産党の女性都議も「大声でやじを言っていた。威圧的な印象」。ある衆院議員も「あの人のやじは品がない」と冷ややかに話す。
●女性蔑視ヤジ:衆院総務委ヤジ 「党派超え許さず」 女性閣僚ら口々に批判
毎日新聞 2014年07月04日
日本維新の会の上西小百合議員(31)が4月、衆院総務委員会で「早く結婚して子供を産まないと駄目だぞ」と女性蔑視のヤジを浴びた問題で、森雅子・少子化担当相は4日、閣議後記者会見で「こういった発言やハラスメントはセクハラに限らずさまざまある。マタハラ、妊娠出産の女性へのハラスメントだ」と厳しく批判した。
森少子化相は「発言が自民党議員だとしたら、党としてもしっかりと対応を取るべきだ」と指摘。「私自身も仕事をする中、大臣職をしている中でさまざまなことがあった。都議会の問題も今回の問題も、党派を超え女性の立場として断じて許されない」と怒りをあらわにした。
上西氏がヤジを浴びたのは4月17日、衆院分館で開かれた総務委員会。発言者については、自民党男性議員の名前が取りざたされている。上西氏は、美容関係の会社などに勤務し、2012年衆院選で大阪7区から初めて立候補。次点となり、比例近畿ブロックで復活当選した。【江口一、本多健】
◇
稲田朋美・行政改革担当相も「女性の活躍を阻害するようなヤジは全くよくない」と発言。下村博文文部科学相は「相手の人格を否定するようなものはヤジではなく、単なる誹謗(ひぼう)中傷だ」と批判した。菅義偉官房長官は記者会見で「所管の委員会で対応すべきだ」と述べるにとどめた。
●自民、早期収拾に懸命=政権へのダメージ懸念-セクハラやじ問題
時事(2014/07/04-19:18)
東京都議会に続いて国会でも表面化したセクハラやじ。認めたのはともに自民党の男性議員で、同党の「古い体質」を印象付けた。政府・自民党は政権運営への影響を懸念しており、早期収拾に懸命だ。
「女性が輝く社会づくりを推進する安倍内閣にとって甚だ遺憾だ」。菅義偉官房長官は4日の記者会見で、今回発覚した自民党の大西英男衆院議員による4月のやじを非難。同党の石破茂幹事長は記者団に、大西氏に厳重注意したと説明し「党を預かる者として大変申し訳ない」と陳謝した。
都議会のやじでは、鈴木章浩氏(自民党会派を離脱)が発言を認めたのは5日後だったが、今回は報道直後に大西氏がやじの相手に謝罪した。党執行部は「傷口」が広がるのを警戒。石破氏は週明け、地方議会を含む党所属議員に対して言動に注意するよう通達を出す考えだ。
13日には党が重視する滋賀県知事選の投開票が控えており、党滋賀県連幹部からは「内閣支持率は下がるだろう」と選挙戦への影響を心配する声も漏れている。
党内には、党の体質を変える機会にすべきだとの意見もある。野田聖子総務会長は4日、取材に対し「そういう(セクハラに鈍い)土壌がある政党なので懸念していた。社会の鉄ついを食らって、古い自民党を変えてほしい」と語った。
●自民 やじ問題で綱紀粛正の徹底求め通達へ
NHK 7月5日 4時50分
自民党は、党所属議員による不適切なやじの問題が明らかになったことを受けて、週明けに各都道府県連などに対し、綱紀粛正の徹底を求める通達を出すことにしています。
不適切なやじの問題では、東京都議会だけでなく、ことし4月、衆議院総務委員会でも、自民党の大西英男議員が日本維新の会の上西小百合議員の質問中に、「早く結婚して子どもを産まないとだめだ」などとやじを飛ばしていたことが明らかになり、大西議員は上西議員に謝罪しました。
やじの問題について自民党内からは、「女性の社会進出を後押しし、『女性の活躍』を成長戦略の柱に掲げる安倍政権の姿勢に疑問を持たれかねない」という指摘が出ていて、石破幹事長は4日、「あらゆる手立てを講じて、不適切なやじが許容される雰囲気を正していく」と述べました。
党執行部は週明け、各都道府県連とすべての党所属国会議員に対し、言動に注意するなど、綱紀粛正を徹底するよう求める通達を出すことにしていて、再発防止を図りたいとしています。
●自民議員の国会セクハラやじ 石破氏が厳重注意 維新は幕引き方針
産経 2014.7.5 00:40
日本維新の会の上西小百合衆院議員に国会でセクハラやじを飛ばしたとして自民党の大西英男衆院議員が謝罪したことを受けて、同党の石破茂幹事長は4日、大西氏を電話で厳重注意した。処分は行わない方針だが、都議会に続く所属議員のセクハラ発言発覚とあって、党のイメージダウンは避けられそうにない。
石破氏は党本部で記者団に「党を預かる者として大変申し訳ない」と自らも陳謝した上で、大西氏から報告があった際に厳重注意したことを明らかにした。処分については「自ら名乗り出て謝罪した。『議員を辞めるべきだ』ということではない」と述べた。
しかし、東京都議会で問題になったセクハラやじ発言が永田町にも飛び火したことで、自民党執行部は、13日投開票の滋賀県知事選にも影響しかねないと神経をとがらせている。週明けにも石破氏の名前で全国会議員と都道府県連に対し、発言への注意を促す文書を送る方針だ。
一方の維新は4日、松野頼久国会議員団幹事長名で「自民党のおごりや体質を物語るものだ」と批判する談話を発表した。
ただ、松井一郎幹事長(大阪府知事)は大阪市内で記者団に「上西氏も『レベルの低いヤジがなくなればそれでいい』と言っており、尊重したい」と述べ、今後追及しない考えを明らかにした。
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