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てらまち・ねっと



 うちの畑では、サトイモは、出荷用にはあまり作っていなかった。この数年は、出荷用に作るようになった。
 3年前と2年前、脇芽がどんどん出て、よく、できたと納得した。ところが、収穫してみると、「親芋が多い」「子芋が少ない」、とどのつまり品種が悪かったか・・・と思った。

 昨年は、初めて、マルチ栽培。
 種芋を植えてから、黒マルチを全面に張って、芽が出てきたら、穴をあけて芽を出してやる栽培方法。
  でも、「マルチを押し上げる芽」がよく認識できず、発掘しそこなって、畝全体で、伸びた株は少な目。
 マルチのままだから、脇芽はほとんど出ない・・・
 しかし、秋の収穫。抜群にいい子芋・孫イモがたくさん出来ていた。

 なお、今年のジャガイモや自然薯の発芽はこの方法で成功、ジャガイモは種芋の18倍の収量だった。

 ともかく、今年は、種芋を芽だしし、全面にマルチを張ったうねに穴をあけて、種芋を植えることなした。
 芽だしも順調。定植した。
 ・・その後、発芽ぞろいがよくないので、遮光シートで日除け、乾燥防止をしたら、順調になった。

 種芋からでくる親株の芽を、一本にするのか、放任にするのか、迷いながら、何度か芽欠きした。
 いろいろと調べた。しかし、的確な答えが出てこない。

サトイモは、食用にする部分の違いから、「子芋専用種」「親子兼用種」「親芋専用種」があるという。
 とりあえず、基本として、種芋から出る芽は1本にすべきことが見えてきた。
 今回作っている品種(「円空イモ」、昨年から同様)は、子芋・孫イモ収穫用の品種なので、そのような作り方、芽の管理が必要のようだ。
 そこで、現地の農協に聞いてみたら、「7月中旬までの芽は、全部かきとる」とのことだったので、そのようにした。

 課題、問題もまだあるので、それは、今後の検討課題。

 (9月23日追記 ◆サトイモの夏以降の芽かきは不要⇒7月中旬以降の芽は全部放任

 今日は、「子芋・孫イモ収穫用の品種は、種芋から1本の芽だけにし、7月中旬までの芽は、全部かきとる」ということをまとめた。
 秋の収穫後に、ここのところ調べた、基礎データや見解の紹介をするつもり。

 いずれにしても、サトイモ畑はすっきりした。

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●5月11日 芽だし
ショウガと一緒に目出しするつもりにしていたところ、
ショウガだけがちっとも来なかったから、時期が遅くなった。

種芋は3月ごろから誰ボールに入れ、室内に置いておいた。
わずかに芽の進んだ種芋を土(砂)に埋め、一度水をかける。


ハウスの中で、芽出しる遮光のトンネルの地温は22度に設定


●6月1日のようす
発芽の揃いがよくない。


特に隣のしょうが(左の列)はよくない。


そこで、遮光シートをすっぽりとかけ、
数日おきにかん水することにした。

●6月14日のようす


遮光シートを外すと


●6月20日のようす
 このあたりから、同のように「芽」の管理を果て良いか、迷い、
調べ始めた。


●7月5日の芽欠き
作業前
  



11日になって、こういう親株の整理の仕方はダメだと、分かった。
お株は、カマまで切ったりするだけではだめで、
「種芋からきちっと切り離して除くこと」


親株の芽欠きの時、さらに横から出ている芽をどうしてよいか迷い、
この日は、脇芽は部除去しなかった。
  

だいぶ、すっきりした
  

●7月11日の芽欠き
種芋から芽が出ているのが1本の場合は、以前からすっきりしている。


親株になる芽が何本か、さらに脇芽がたくさん。
1株からこんなに。
親が負の残りから、小さい脇芽までいろいろ。


なお、親株の葉の元から出てくる芽はどう考えたらよいかは「課題」 


ともかく、すっきりした
  

ここに至るまで、栄誉を使い蓄えた分を
こんなに放棄することになった影響がどう出るか。


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