毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 ここのところ、"議会"の話題が世間をにぎわす。
 NHKや民法の全国放送でも流される失態。
 東京都議会や国会のセクハラヤジ。
 
 続いては、政務活動費の不適正さが指摘されて、7月1日に記者会見して号泣した兵庫県議の男性。
 号泣故にか、世界的に注目された。
 「福岡」と「東京」を「交互」にかつ「連日」出張していた、という。
 温泉にも、毎日日帰り出張・・・・

 議会がほっといていいのか・・・・と思うのがフツウ。
 「県議会は7日に各会派の代表者会議を開催し、議会として調査するかどうかなどを協議する。」(読売)という。
 投票した有権者の思いは察するに難くない。

 ここのところの一連を記録しておく。

●兵庫県議「号泣謝罪」動画が再生回数200万回突破/東京スポーツ 07月03日
●号泣県議・野々村議員の正体と異常な過去/東京スポーツ 07月04日
●“号泣県議”の精神構造は… トンデモ会見「ナルシシストの典型的反応」/zakzak 2014.07.05

●号泣県議、大雨運休でも出張費 申請の信頼性揺らぐ/共同通信 07/05
●号泣兵庫県議:温泉出張日に神戸と大阪で切手3万円分購入/毎日新聞 07月05日
●野々村・兵庫県議:号泣県議、特急運休の日に「出張」 困難な「日帰り」主張/毎日新聞 07月06日

●号泣県議、県議会などでもとっぴな言動繰り返す/読売 07月05日
●号泣兵庫県議:奇異な言動 昔から/毎日新聞 07月05日

●【号泣県議の政務活動費疑惑】議会事務局を再三無視 「連日の日帰り出張が不自然」と指摘を受けても 抗議は倍増、1500件に/産経 7.5
●「子供の言い訳みたい」号泣県議に苦情740件/読売 07月04日

人気ブログランキング = 今、1位
 ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←

 ★パソコンは こちらをクリックしてください →→←←このワン・クリックだけで10点
●兵庫県議「号泣謝罪」動画が再生回数200万回突破
      東京スポーツ 2014年07月03日 18時33分
 世界に拡散された「号泣動画」(ユーチューブから)
 兵庫県議会の野々村竜太郎議員(47=無所属)の“号泣謝罪”動画が動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数200万回を突破した。

 野々村県議は2013年度に195回の日帰り出張をして政務活動費から約300万円を支出していた問題で、1日に釈明会見を行うも「この、うわあぁぁ~、世の中うぉ~変えたいぃぃーい、一心でええぇ~」と号泣し、支離滅裂な回答に終始。この様子がインターネット上に広まり、大きな話題となった。

 この“笑撃”会見を海外メディアも放ってはおかなかった。

 米タイム誌(電子版)では、野々村県議が温泉などに日帰り出張を繰り返していたことから「温泉スキャンダルでフルスロットル謝罪」と報じたほか、英ガーディアン、米CBSニュースも野々村議員のニュースを伝えている。

 また英「インディペンデント」など複数メディアは、記事とともに動画へのリンクを掲載したことから、世界中に拡散。日本の政治家の動画としては異例の再生回数となっている。

●号泣県議・野々村議員の正体と異常な過去
          東京スポーツ 2014年07月04日 07時00分
 東京都議会のセクハラ野次も吹っ飛ぶ○恥キャラクター県議が失笑を買っている。兵庫県議会の野々村竜太郎議員(47=無所属)が2013年度に195回の日帰り出張をして政務活動費から約300万円を支出していた問題で、1日に開いた“号泣&意味不明わめき”釈明会見。ダダッ子もあきれそうな会見が、全国に“笑撃”を与えているのだ。この会見で、精神科医は野々村氏を「演技性人格障害」と分析。同僚県議の証言からは、理解不能な「超異常行動」が浮かび上がった。

 東京や兵庫県の城崎温泉に日帰り出張を繰り返し、政務活動費から3年間で800万円を支出した不正疑惑が取りざたされる野々村氏。会見では、領収書が添付されていないことや、同温泉を1年間に106回訪問した目的などについて答えられず“カラ出張”の疑いもある。

「うそ偽りはない」などと繰り返すも、話が核心に差し掛かると突如、号泣。「少子化問題ぐわあぁああ~」「この、うわあぁぁあ~、世の中うぉ~変えたいぃぃーい、一心でええぇ~」「オレがあああぁ…立候補してえええぇ~世の中ををを変えたいいぃぃ…一心でえええ~」といった子供のような泣きわめき声を発し、不正支出疑惑の説明にはまったくなっていない。

 この常軌を逸しまくった姿に兵庫県民があきれたのも当然。県議会の担当者は「電話が鳴りっぱなしですよ」。その内容は「あれが県民の代表かと思うと情けない」「辞職すべきだ!」という抗議ばかりだという。

 同僚議員の丸尾牧県議(49)は、野々村氏から送られた衝撃的な“メール事件”を明かす。同じ無所属の丸尾氏は野々村氏について「ああ見えて議員活動自体はマジメだったが、感情の起伏が激しい人」。議会での席も近く、接する回数も多かった。

“事件”は昨年起きた。新年度の委員会選出で同じ常任委員会入りを希望した丸尾氏と野々村氏だったが、委員長の調整の結果、丸尾氏の希望が通り、野々村氏は別の委員会に所属することに。すると野々村氏は丸尾氏に対して「この恨みは一生忘れない」と怖すぎるメールを送信したという。
 野々村氏は以前、議会で「仏の野々村竜太郎が龍神と化して龍がごとく、議会を焼き尽くす」と“問題発言”をしたこともある。前述のメールには「カチンとはきたけど、対応してもややこしいだけかなと思った」と相手にしなかったが、野々村氏のフツーじゃない性格がうかがい知れる。

 その後の野々村氏の言動も政治家としての資質が欠けているとしか言えないものだった。

「(メール事件後)しゃべってくれなくなった。あいさつをしても無視。無所属で一緒に行動を起こそうとして、声をかけても怖い顔で『私は結構です』の一言だけだった。そういう意味で、この1年は仕事がしにくい環境だった」と丸尾氏。

 これではまるで小学校の低学年レベル。「説明に来た市職員に対して声を荒らげて対応することもあった。理解を超えた逆恨みをするので、みんな距離を置いて接していました」(丸尾氏)
 精神科医の東京・銀座泰明クリニックの茅野分(ちの・ぶん)院長は、診断しないと分からないと前置きした上で「演技性人格障害の可能性がある」とこう分析した。

「生まれや育ちで何らかの劣等感を抱き、自分の存在を認めてもらいたいと思うようになり、まるで演技のように存在を強調するのです。自己顕示欲が強く、存在が認められないと(逆恨みメールのように)他人に責任を押し付ける。議員さんは大げさに表現するような誇大的な人がなりがちだが、大事なところで責任感や倫理観を持ってできるかどうかが大切。(野々村氏は政治家に)向いているか、いないかで言ったら、向いていないでしょうね」

 衝撃的な号泣会見で、一夜にして全国区の“嘲笑スター”となった野々村氏。「小保方さんをしのぐインパクトですからね。お笑い芸人がマネし始めるでしょう。今年下半期の顔になるかも」(芸能プロ関係者)という声まで上がっている。

☆ののむら・りゅうたろう=1966年7月29日生まれ。北野高校から関西大学卒業後、兵庫・川西市職員に。2008年の太子町長選挙を皮切りに西宮市長選や兵庫県議会選に4度出馬し、いずれも落選。11年に高校の後輩に当たる橋下徹氏率いる大阪維新の会とは無関係の「西宮維新の会」を1人で立ち上げ、西宮市選挙区から出馬し、初当選した。

●“号泣県議”の精神構造は… トンデモ会見「ナルシシストの典型的反応」
         zakzak 2014.07.05
世界を驚かせた野々村県議の記者会見【拡大】
 政務活動費の不正使用疑惑が浮上した兵庫県議会の野々村竜太郎議員(47)。そのトンデモ会見の余波が収まらない。駄々っ子のように泣きじゃくり、逆切れしてわめき散らす。お騒がせ「号泣県議」の精神構造は-。

 兵庫県議会の全5会派は5日までに「説明責任を果たさず、会見の醜態は議員としての資質を疑わざるを得ない」などと、議員に説明を求める申し入れ書を議長に提出した。最大会派の自民党などには議員辞職を求める声もある。

 野々村議員は計345回日帰り出張したとして政務活動費から約780万円を支出したが、収支報告書に具体的活動の記載をせず、領収書の添付もなかった。

 疑惑の目を向けられ、1日に釈明会見を開くが、説得力のある説明ができず、どんどん窮地に。すると突如、「うあぁーーー。この世の中をっ。ひゃあーーー。世の中をっ。変・え・た・いっ」と咆哮して子供がえり。以後、駄々っ子のような状態となった。

 「気分の変動が激しい点は双極性障害の疑いがあり、反社会的な傾向もみられる。『窮鼠猫を噛む』じゃないが、窮地に追い込まれると急に攻撃的になる人がいる。冷静さを失い感情的に高揚して威嚇する。彼はまさにそういうタイプだ」

 こう指摘するのは精神科医でヒガノクリニック院長の日向野春総氏。

 会見ではわれを忘れて泣き叫ぶさまが注目されたが、この尋常ではない泣きっぷりも、一種の防衛反応という。

 「泣くという行為は一種の攻撃でもある。興奮のあまりの涙。感情を爆発させて相手を牽制(けんせい)している」(日向野氏)
 野々村氏のフェイスブックなどによると、同氏は兵庫県川西市を2007年に退職。08年の同県太子町長選の立候補を皮切りに、4度にわたり立候補するが落選。出馬5回目となった11年の県議選(西宮選挙区)で初当選した。苦節4年でつかんだ議員の椅子を手放したくないとの焦りもあったのかもしれない。

 人目もはばからずに泣き叫んだ一方で、水を飲む際に口元を隠したり、記者の質問に耳を澄ませるなど、独特なアクションも見せた。

 この点について日向野氏は「ナルシシズム(自己愛)的な傾向がある人なのだろう。自分の感情のおもむくままに行動しつつも、自分の所作を必要以上に気にする。興奮して大言壮語するというのもナルシシストの典型的な反応だ」とし、こう続ける。

 「感情的になっている半面で、攻撃されることをどこか楽しんでいる節も感じられる。ナルシシストは人からの関心を集めることで性的興奮を得る。野々村氏も、無意識下で性的な充足感を得ていたのではないか」

 何をか言わんや…。

●号泣県議、大雨運休でも出張費 申請の信頼性揺らぐ
      2014/07/05 21:01 【共同通信】
 兵庫県の野々村竜太郎県議(47)=無所属=が政務活動費から195回分の出張旅費を支出していた問題で、議員が西宮市の自宅からJR城崎温泉駅(同県豊岡市)に日帰り出張したと収支報告書に記載している昨年9月2日は、大雨により特急の多くが運休し、日帰りが極めて困難だったことが5日、JR西日本への取材で分かった。

 野々村議員は、城崎温泉への往復は常に往復1万5340円を申請。号泣した釈明会見では、経路について記憶にないとした上で「出張はグリーン車を使った」と発言。昨年9月2日は普通電車を乗り継ぐなどすれば日帰りできなくはないが、申請額の信頼性が揺らぎ始めた。

●号泣兵庫県議:温泉出張日に神戸と大阪で切手3万円分購入
       毎日新聞 2014年07月05日 12時08分
 兵庫県の野々村竜太郎県議(47)=無所属、西宮市選出=の政務活動費を巡る問題で、野々村氏が城崎温泉(同県豊岡市)に出張したとする日と同じ昨年8月29日、神戸、大阪市内で切手を各約3万円分購入していたことが5日、収支報告書の記載から分かった。野々村氏は1日の記者会見で「支出は全て自分でしたもの」と説明しており、不自然な記載は虚偽の可能性もある。

 政活費の2013年度収支報告書によると、野々村氏は毎月計10日前後、切手を購入。今年2月には神戸市内の金券ショップで、1週間連続で約2万~3万円分を購入するなど、16日にわたって計39万7000円分の切手を買っていた。購入先の多くは神戸、大阪市内の金券ショップで、金額は2万9000円台が多かった。

 出張日と切手購入日の大半は重ならないが、同じ日もある。城崎温泉に出張したとする昨年8月29日には神戸市内で2万9790円分、大阪市内で2万9860円分の切手を購入。城崎温泉や兵庫県佐用町への出張日に大阪、神戸市内で約3万円分の切手を買ったケースも複数あった。

 一方、報告書添付のクレジットカード明細書では、ほぼ毎日「ショッピング」しており、切手代を含めて計約188万円に上った。他の購入品は不明だ。

 県議会事務局は4月、日帰り出張の領収書が全くなく、品目不明な購入品があることを受け、野々村氏に出張目的や購入品の記載を求めたが、修正なしに提出されたという。【久保聡】

●野々村・兵庫県議:号泣県議、特急運休の日に「出張」 困難な「日帰り」主張
        毎日新聞 2014年07月06日
 兵庫県の野々村竜太郎県議(47)=無所属、西宮市選出=の政務活動費を巡る問題で、野々村氏が昨年4月、遠方へ出張した記録がある日に、自宅近くのスーパーで少額(1回109~943円)の買い物を繰り返し、「事務費」に計上していたことが収支報告書の記載で分かった。県議会の「政活費の手引」では、事務費に計上できるのは文房具など事務用品代やOA機器のリース料など。同僚県議から説明を求める声が上がっている。

 政活費の2013年度収支報告書によると、野々村氏は昨年4月のうち16日間、自宅近くのスーパー2カ所で計19回買い物をしていた。添付されたクレジットカードの利用明細書に購入品目の記載はなかった。

 買い物をした日は全て出張の記録と同じ日。4月以外もほぼ毎月、連日のように買い物をし、13年度の事務費は大量購入した切手代と合わせて計約188万円だった。

 一方、野々村氏が城崎温泉(兵庫県豊岡市)に出張したとする昨年9月2日は大雨の影響で、大阪、神戸方面から城崎に向かう特急電車が夕方まで運休していたことが分かった。片道約3時間かかるため夕方から日帰りするのは困難だが、野々村氏は1日の記者会見で「出張は全て日帰り」と説明している。【久保聡、神足俊輔】

●号泣県議、県議会などでもとっぴな言動繰り返す
          読売 2014年07月05日 10時01分
 不自然な政務活動費の使い方を巡る記者会見で号泣した兵庫県西宮市選出の野々村竜太郎県議(47)(無所属)は、県議会などでもとっぴな言動を繰り返してきた。

 2011年12月に初めて立った一般質問では、未婚者支援に関する県の見解をこう問うた。

 「45歳独身。夢は甘い結婚生活です。婚活議員として、県のお見合いサポート事業に登録しております」

 だが、質問は私学助成制度など他分野に及び、迷走。議長は「発言を明瞭にしてください」と制止した。

 12年には県が信託銀行から訴えられた裁判を巡り、「仏の野々村竜太郎が龍神と化して、龍がごとく当局を食らい尽くし、議会を焼き尽くすほど、追及しなければなりません」と述べた。

 一方で、同僚議員に不可解なメールを送りつけたことも。

 13年度の常任委員会の担当を決める際、野々村県議は建設委員会を希望。しかし、希望者多数による調整で建設委に入ることができなかった。翌朝、建設委に決まった議員らには「この恨み一生忘れない」とのメールが届いたという。ある議員は「変な虚栄心を持っていて突然怒りだすので、話し掛ける議員はほとんどいなかった」と打ち明ける。

●号泣兵庫県議:奇異な言動 昔から
         毎日新聞 2014年07月05日 12時55分(最終更新 07月05日
 政務活動費を巡る問題の渦中にある、兵庫県の野々村竜太郎県議(47)=無所属、西宮市選出。同県川西市職員を経て、5度目の選挙で議員職に就いた。関係者への取材で、これまでにも奇異な言動があったことが分かってきた。政治とカネをめぐる問題以前に、政治家としての資質に疑問が持たれている。

 ◇高校同級生「責められたらパニックに」
 「ちょっと変わった人」。ある県議はこう言い、昨年5月、常任委員会の委員選出の際にあった出来事を振り返る。野々村氏は建設委員会を希望したが、選考に漏れた。すると翌朝、野々村氏から「この恨みは一生忘れない」とのメールが県議らに送られてきた。野々村氏は自身のツイッターに「県議会が憎い」「県議会よ、なめるなよ」などとも書き込んでいた。

 ◇川西市職員時代「市民ともトラブル」
 大阪市出身の野々村氏は、進学校の大阪府立北野高校を卒業。橋下徹大阪市長の先輩に当たる。元同級生は「責められたらパニックになって泣くこともあった。テレビで記者会見を見て、変わってないと思った」と話す。関西大卒業後は、兵庫県川西市に採用され、資産税課や市教委などに配属。ある職員は「泣いたり怒ったりと起伏が激しい。市民ともトラブルを起こしていた」と語る。

 その後、西宮市長選などに落選。5度目の選挙となった2011年4月の県議選で「西宮維新の会」を名乗り、1万1291票で最下位当選を果たした。大阪の維新とは無関係で、橋下氏は今月3日の定例記者会見で「応援依頼があったが、丁重にお断りした」と話した。当時は維新が勢いを伸ばしていた時期。選挙区だった西宮市は、阪神大震災後の開発ラッシュで人口が急増し、地縁・血縁が薄れつつある土地柄だ。ある政党関係者は「浮動票が多い都市部だからこそ当選した。大阪の維新と勘違いして投票した人が多かったのでは」と分析する。

 1日の記者会見は、3時間に及んだが、記者の追及に考え込んだり、意味不明な答弁を繰り返したり。その後、一切取材に応じていない野々村氏。2日には「心身ともに疲れ果て、自殺に追い込まれるのではないかと不安で一杯。取材等私に対する一切の活動を自粛するよう強く申し入れます」と報道機関に宛てたファクスを県庁に送信してきた。【久保聡、米山淳、山下貴史】

●【号泣県議の政務活動費疑惑】議会事務局を再三無視 「連日の日帰り出張が不自然」と指摘を受けても 抗議は倍増、1500件に
        産経 2014.7.5 07:15
 兵庫県の野々村竜太郎県議(47)=無所属、西宮市選出=が3年間で計345回の日帰り出張を繰り返したとして政務活動費から約780万円を支出し、釈明会見で号泣した問題で、平成25年度分の使途に関する報告書に不備がないか議会事務局が調べる年3回の中間点検に野々村氏が応じていなかったことが4日、議会事務局への取材で明らかになった。出張の具体的な目的などを記載するよう求めた2回の修正要求も無視しており、野々村氏のずさんな対応にも批判が集まりそうだ。

 議会事務局によると、政務活動費の報告書は県条例に基づき、毎年4月中に前年度の1年分を提出することになっている。領収書の未添付などの不備を防ぐため、議会事務局は正式な提出の前に年3回、報告書の中間点検を受けるよう各議員に要請している。

 25年度分の中間点検をほとんどの議員が受けていたが、野々村氏は1回も応じなかった。事務局は「あくまで事務局からのお願いなので違法性はない」として催促しなかった。

 事務局が今年4月、野々村氏から提出を受けた報告書を調べ、領収書がないままの連日の日帰り出張など不自然な点を確認。報告書を返却して出張目的などを記載するよう求める修正要求を2度行ったが、野々村氏はいずれも修正をしないまま報告書を提出したという。

 一方、議会事務局や県広聴室など県庁に寄せられた抗議や苦情の電話、メールなどは4日夕で累計1552件に達し、3日夕までの737件から倍増した。

●「子供の言い訳みたい」号泣県議に苦情740件
          読売 2014年07月04日 08時54分
 兵庫県西宮市選出の野々村竜太郎県議(47)(無所属)が、2013年度に城崎温泉(兵庫県豊岡市)や東京へ195回の日帰り訪問をした切符代として、政務活動費約300万円を支出した問題で、有権者からの批判が強まっている。

 県などには3日夕までに約740件の苦情が寄せられ、県議会も調査や制度改正に向けた検討を始めた。

 「精力的な活動の結果なんです」――。1日の記者会見で号泣した野々村氏の姿は、3日も情報番組で繰り返し放映された。この日、西宮市役所を訪れた主婦(40)は「子どもの言い訳みたいで、見ている方が恥ずかしい」と話した。

 野々村氏は1日の会見で訪問相手や目的に関する説明を拒んだ。2日には、報道各社が加盟する県政記者クラブ宛てに、「1日に全てをお答えした」と記したファクスを送り、取材拒否の姿勢を取っている。前回県議選で野々村氏に投票したという主婦(42)は「『政治の不正をただす』と訴え、誠実そうだったから投票したのに……」と憤った。

 一方、県議会事務局や県に電話やメールで抗議が殺到。北海道や東京からも寄せられ、「議員辞職すべきだ」「税金の全額回収を」という声が多いという。

 県議会は7日に各会派の代表者会議を開催し、議会として調査するかどうかなどを協議する。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )