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てらまち・ねっと



 市長と議会の対立で揺れている鹿児島県阿久根市。
 議会が2月に市長不信任、市長は議会を解散、
 出直し議員選でトップ5人は市長派が独占、しかし、10人程度は反市長派。

 臨時議会は4月17日と決まった。
 再度の不信任の可決が見込まれる。
 そうなれば、5月に市長選が行われる。
 すでに反市長派は、国の「官僚」を市長候補者として発表。

 サンケイがこれら、阿久根市の経過をしっかりとまとめているので紹介。
 ともかく、市長は人事でも突っ走っている。

 なお、先日4月11日の私たちの 自治ネット (無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク)の総会で、8月の公開講座の候補にとの声もあった。
 が、意見&評価は分かれた。
 他の講師候補なども含めて「(市)長に就いてから『1年のサイクル』のあと」に対象に考えようということになった。

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(関連)
 1月20日 ブログ ⇒ ◆議員不人気投票を市長が呼びかけ/選挙中もブログを更新して市長に当選

 2月26日 ⇒ ◆熱い阿久根市劇場/市長は職員の退職金・給与公開。議会不信任議決を誘導、解散/定数16に28人

 3月22日 ⇒ ◆出直し阿久根市議選挙、まっ最中/市長は公選法違反か/報道も厳しい/大阪・橋下知事はエール

 3月24日 ⇒ ◆なまの阿久根市/議会と市民と市長の話し合いの場も/候補者まとまらなければ不信任再議決は流動

●阿久根市長:不信任決議 両派、賛否討論へ 出直し選にらみ攻防激化 /鹿児島  毎日新聞 2009年4月11日
 17日開会が決まった阿久根市の臨時議会で、竹原信一市長(50)の不信任決議案は賛成多数で可決され、自動失職は避けられない情勢だ。決議案の審議では、市長派、反市長派がそれぞれ賛成反対討論に立ち、「竹原改革」への賛否を示す構え。一騎打ちが予想される出直し市長選もにらみ、両派の攻防は激化しそうだ。

 市長派は、当初、不信任決議阻止を狙い“欠席戦術”も示唆していたが、毎日新聞の取材に対し、5人全員が審議に出席する意向を示した。出直し市議選では、欠席で審議阻止できる「6」議席確保はならなかったが、上位5位を独占。「われわれを上位当選させた市民の意思を、議会で堂々と訴え、不信任案に反対する」(新人議員)としている。

 一方、反市長派は不信任再可決に自信を深めるが、市長や一般職員給与削減など「改革」関連の条例案を提案する竹原市長の意向を警戒。ベテラン市議は「われわれが審議しなかったという口実を作ろうという、市長の選挙戦術だ」と批判。「市長提案の給与削減案などもしっかり審議し、不信任案を可決するだろう」と、議会対応を模索する。【馬場茂】

●鹿児島の“ブログ”市長が自動失職へ  日刊スポーツ 2009年4月10日9時55分
 ブログ問題などで市議側との対立を続けている鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)は10日、3月22日の市議選後初めてとなる臨時市議会を17日に招集することを告示した。議会の過半数を占める反市長派は市長不信任決議案を再提出する方針で、17日中に可決される見通し。

 竹原市長への不信任決議は2月に続き2度目のため、可決されると市長は自動的に失職し、5月中に出直し市長選が実施されることになる。

 不信任決議を受けて竹原市長が議会を解散したことに伴う3月の市議選では、定数16のうち反市長派が10議席を獲得し、市長支持派は5議席。1人は態度を保留しているが、議会には出席する考えを示している。

 地方自治法の規定により、17日の議会に3分の2(11人)以上が出席し、過半数で不信任決議を再可決すれば市長は直ちに失職。その場合、公選法により50日以内の出直し市長選となる。

 竹原市長は、すでに出直し市長選に立候補することを明言。これに対し、反市長派は元国土交通省川内川河川事務所副所長の田中勇一氏(56)の擁立を決めており、一騎打ちとなる見込み。(共同)

●阿久根市長選 反市長派が新人擁立 地元出身の国交省職員 竹原市長と対決へ 
    2009/03/31付 西日本新聞
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)の市政運営に反発する市民団体「阿久根市民会議」(松崎勝雄代表)は、竹原市長への二度目の不信任案が市議会で可決され市長が自動失職した場合に行われる出直し市長選に、同市出身で国土交通省の出先機関に勤める幹部職員男性(56)を擁立することを決めた。出直し市長選になれば竹原市長も立候補を明言している。

 幹部職員は、西日本新聞の取材に対し「市民からの要請を受け、古里を思う気持ちから立候補を決断した」と話した。職員は市長選とは関係なく4月1日付で退職する予定だった。

 反市長派の市議4人は30日、市長不信任案を審議する臨時議会の招集を竹原市長に請求した。市長は20日以内に議会を開かなければならない。二度目の不信任案は議員数の3分の2以上が出席したうえで、過半数の賛成で可決される。

 不信任案について、市議は10人が賛成、5人が反対、1人が未定と表明。未定の1人は議会出席は明言しており、議会は成立し不信任案可決も確実とみられる。可決されれば、市長は自動失職し、50日以内に出直し市長選が行われる。
 竹原市長は30日、不信任案提出について「予想通り」と話し、議会は入学式などの行事日程も考慮し、4月13‐17日に開く意向を示した。

●阿久根市長選、反市長派の田中勇一氏が出馬表明  読売 4.9
 鹿児島県阿久根市で5月下旬にも行われる見通しの出直し市長選で、竹原信一市長(50)の市政運営に反発する市民らが擁立する元国土交通省川内川河川事務所副所長・田中勇一氏(56)が8日、立候補を表明した。市長選には、竹原市長が立候補する意向を示しており、反市長派と、市長支持派による激しい選挙戦が予想される。

 田中氏は同市出身。1971年に旧建設省に入省し、主に九州地方整備局管内の出先機関に勤務し、今月1日付で退職した。

 田中氏は記者会見で「混迷する阿久根市再生の旗頭になる」と語った。議会定数の大幅削減を提案したり、ブログ(日記形式のホームページ)で、職員給与を公開するなどした竹原市長の政治手法について「市民や議会に十分な説明責任を果たすべき」と批判した。

 反市長派が竹原市長に対する2度目の不信任案を提案する臨時議会は、17日招集で調整が進んでいる。議員数の3分の2以上の11人以上が出席し、過半数が不信任案に賛成すれば市長は失職し、50日以内に出直し市長選が行われる。不信任案は可決される公算が大きい。
 ◆不信任案審議の臨時議会、17日有力

●阿久根市:「管理職に女性より男性求める声」 「教育長代理」の発言で波紋 /鹿児島  毎日新聞 2009年4月9日
 ◇異動めぐる発言で波紋
 阿久根市の「教育長代理」の長深田(ながふかた)悟教育総務課長が、09年度教職員異動について「地域の人から管理職には女性より男性を求める声がある」との差別的発言をしていたことが分かった。教育委員会は8日、対応を協議したが、5月の定例会に結論を持ち越した。

 長深田課長の「発言」は先月9日の教育委員会定例会であり、女性委員が「そういう発言はないでしょう。あなたは女性管理職を増やすよう努力する立場ではないか」と抗議すると、長深田課長は「今後は努力します」と答えたという。また、「校長には定年近い人より若い人が良いと県に要望した」とも発言した。

 定例会の議事録は公開されていないが、折橋委員長によると、長深田課長は「女性を差別するつもりはなかった」と発言を認めている。市教委によると、今回の異動で、女性管理職はゼロだった。

 長深田氏は竹原信一市長(50)が昨年、教育長候補として、教育委員の人事案を市議会に提案したが、反対多数で否決。これを踏まえ、議会同意が不要な教育総務課長として採用し、「教育長代理」と位置づけ、議会側の反発を招いた。【馬場茂】

●「学校管理職には男性を」 阿久根市教育長代理が発言  南日本 2009 04/08 10:00

●阿久根市長が任免権ない職員の異動を強行  日刊スポーツ 2009年4月2日20時12分
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が1日付の人事で、地方自治法が市議会議長に任免権があると規定する議会事務局の職員を異動させていたことが2日、分かった。同市では3月22日に出直し市議選が実施されたばかりで、議長は現在不在。事前に相談を受けた県市町村課は「議長がおらず人事は行えない」と指摘したが、異動を強行したという。

 議会事務局次長が教育委員会に異動し、後任に水産商工観光課の職員が就く人事。県市町村課の担当者は「法律違反だが罰則はなく、どう対応するかは何とも言えない」と話している。
・・・・

●阿久根市の降格職員、不服申し立てへ  南日本 2009 04/03 10:30
 阿久根市の定期人事異動(4月1日付)で降格された同市職員9人は2日、降格理由を示した説明書の交付を求める要請書を、同市総務課に提出した。9人のうち数人は「降格される心当たりはない。意に反する処分」と主張している。今後、地位保全を求める仮処分申請や、同市に対する損害賠償請求も視野に入れ、同市公平委員会に不服申し立てを行う方針。

 地方公務員法は、任命権者(市長)が職員の不利益となる処分をする場合、理由を記した説明書を職員に交付することを義務付けているが、1日付の辞令交付の際には同説明書は交付されなかった。竹原信一市長は「適材適所の異動をしただけで処分ではない。処分ではないのに説明書は出せない。不服なら辞めてもらって構わない」と、説明書を交付しない考えを示した。

 同日、説明書交付を要請したのは、今回の定期人事異動で降格された10人のうち、自ら格下げを申し出た1人を除く9人。課長級から課長補佐級になった2人は、1日付で同市職員組合に加入した。自治労県本部と市職員組合は、9人を支援していく構え。

 同法によると、職員が不利益な処分を受けたと思う場合には、任命権者に説明書の交付を求めることができ、請求を受けた任命権者は、15日以内に説明書を交付しなければならない。不服申し立ては、処分を知った日の翌日から60日以内に行わなければならない。

●【衝撃事件の核心】第2幕は市長の“敗北”…迷走「ブログ選挙」でみえた理想と現実 
      サンケイ 2009.3.29 08:00 1/5ページ
 自身のブログで物議を醸し、不信任決議を受けた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う、出直し市議選(定数16)が実施された。

 「不信任」対「解散」の第1幕に続き、「市長派」と「反市長派」の候補者が激突した第2幕では、市長もネット上で有権者に訴えかける次世代型選挙手法で積極参戦。ただ、「市長のブログなんて見たことがない」という有権者も多く、むしろ影響力はビラが勝っていたとの見方も。“最終決戦”となる市長選が控える中、地方で繰り広げられた「ブログ選挙」の内幕を追った。

小都市を二分…市長も“空中戦”

 「あなたは市長派か、それとも反市長派なのか」

 3月21日午後、鹿児島県北西部にある阿久根市。市議選の投開票を翌日に控えた人口約2万4000人の町は、「市長派」と「反市長派」に分断され、最後のお願いに声をからす候補者に対し、有権者が“所属派閥”を確認する場面が各地でみられた。

 竹原市長が今年1月に自身のブログ「阿久根時事報」で呼びかけた市議の不人気投票がきっかけとなった今回の出直し市議選には、定数16に対し前回より5人多い計23人が立候補した。内訳は議員報酬の日当制の導入など市長の改革路線を支持する7人、ブログ問題や急激な改革に批判的な反市長派15人、態度保留の1人-だ。

 自らの政治手法の是非が問われた竹原市長もブログで“参戦”した。

 先制パンチは、告示前の2月23日付で公開した全市職員の1円単位での給与明細一覧だった。年収700万円以上の職員が半数を占める実態を暴露したのだ。

    2/5ページ
 地元の平均的な年収とされる約200万円を大幅に上回る高給ぶりについて、「良心の破綻(はたん)した無能な人間が選挙で選ばれた結果だろう」と、反市長派が長年牛耳ってきた議会をこき下ろした。

 市議選が近づくと、書き込みの過激さはエスカレートした。

 〈お掃除選挙〉と題した3月13日付では、「議員選挙に出る人間で、当選したら税金未納で議員報酬の差し押さえを受ける人間が複数」と“内部告発”した。

 告示日の15日付には、自らの財政改革路線に共鳴する4人の候補者を実名で紹介。その一方、反市長派候の政務調査費問題を追及した地元テレビ局の番組映像が観られるように無断でリンクし、「サイテイの連中」と批判したのだ。

 市選挙管理委員会は候補者の実名紹介について、公職選挙法(文書図画の頒布)に抵触する恐れがあるとして、自重するよう注意。無断リンクの件では「張り付けただけで、記述はしていない」として注意を見送ったが、地元テレビ局からの抗議でリンクを削除する結果となった。

 一方、こうしたブログ上での言動について、竹原市長は産経新聞の取材に「有権者に議員の実態を知らせようと思ってやっただけ」と述べるにとどめた。

「1度も見たことねえ」
 物議を醸す書き込みで全国的にも知られるようになった竹原市長のブログは、平成15年にスタート。建設会社に勤務していた当時、仕事で訪れた市役所職員の対応が横柄だったことに立腹し、役所批判のビラを各家庭に配りながらブログも始めたという。

     3/5ページ
 当初は1日200~300件のアクセスに留まっていたが、昨年8月末の市長選で初当選すると、1000件を突破。今年1月に市議の不人気投票を呼びかけた際には2万件に急伸し、今回の選挙期間中も4000件前後をキープしている。

 では、竹原市長の今回の市議選に関するブログについて、地元有権者はどう受け止めているのか。

 「パソコンは持っているけど、市長のブログなんて1度も見たことねえ。そもそもブログというものがよくわからないし、関心もない」

 こう話すのは自営業の男性(65)だ。

 40代の主婦は「新聞やテレビのニュースでブログが話題になったときに、どんなものか1度閲覧したことがあるだけ。好き放題書いているだけで、毎日読もうとは思わない」。

 総務省の統計によると、平成18年の都道府県別インターネット人口普及率で、鹿児島県は全国42位の47・2%。阿久根市の担当者は「具体的データはないが、高齢者の割合が県平均より高いので、インターネット人口普及率はもっと低いだろう」(同市担当者)としている。

 ネット選挙時代に効力を発揮するとされる、双方向のコミュニケーション機能を持つブログ。肝心の地元で関心が低いことについて、竹原市長は産経新聞にこう答えた。

 「高齢者の多い阿久根ではパソコンを持っている人がそれほど多くないため、アクセスの少なさは初めから想定している。ただ、市や議会のひどい実態を伝えるために自分が何もしないのもむなしいので、ブログで訴えているだけです」

     4/5ページ
ビラ攻撃が奏功?…不信任後には最終決戦
 22日の開票の結果、議会の新たな構図は、市長派5人、反市長派10人、態度保留の1人-となった。

 「選挙前の1人から大幅に増えた市長派は、大健闘した」(議会関係者)

 地元ではこうした見方が広がっているが、その要因は得票数にも表れている。当選した16人のうち上位5人はいずれも市長派で、合計得票数は5304票。一方、反市長派は10人で6975票。当選者1人当たりの平均得票数でみると、市長派が約1060票で反市長派を約363票も上回った計算になる。

 市長ブログへの関心が低い割に、なぜ反市長派に迫る得票数を獲得できたのだろうか。

 「市長のブログよりも、あのビラが効いたんだよ」

 議会関係者が市長派の拡大要因として指摘したビラとは、竹原市長が2月のブログで紹介し、全国的に話題を呼んだ市職員全員の給与明細に関するものだった。

 「ブログで紹介された内容について、文字を大きくして、よりわかりやすくまとめたビラを選挙前の3月上旬に各家庭に2000部配った。地元ではブログよりも、紙ビラの方が影響力があるからね」

 竹原市長の政治理念を支持する政治団体「阿想会」の松岡徳博会長(54)はこう話し、ブログ選挙の裏側を明らかにした。

 実際、ビラをみた50代の女性は「市職員の給与レベルについてはニュースで知っていたけど、ビラを見て改めて怒りがわいてきた。公務員の給与削減を訴えていた市長派に1票入れた」と話した。

 ただ、紙ビラ作戦で健闘したとはいえ、改選後の臨時議会では市長対議会の第3幕が控えている。

   5/5ページ
 ・・・ブログ問題で対立を強めた市長対議会の泥仕合は、次期市長選でついに最終決着がつく見通しだが、有権者には厭戦(えんせん)ムードも漂い始めている。40代の女性はこう言って嘆いた。

 「市長も議会も感情レベルのケンカはやめて、若者の雇用対策など市の未来につながる、もっと大切な仕事に協力してあたってほしい」

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 自然薯を、昨日、やっと植えました。
 その様子の速報です。

 (参考) 2009年4月1日ブログ
    ◆自然薯の収穫/植え付け前に全部掘る/種芋用も

 2008年4月30日ブログ (パイプ栽培のことはこちらに)
    ◆自然薯のパイプ栽培・波板栽培 /今年は有名な蕎麦屋さんに頼まれて契約栽培も

 なお、次回のブログ・カテゴリーではいろいろな栽培の解説にリンクして、概観したい。

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まず事前作業。
3年間放置したところを掘って片付
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


パイプを入れっ放っしだったことすら忘れていた。
イモはパイプの中に向かって伸びている。
長年うちで作ってきた ヤマイモ。
  

夜はスライスで食べてみた。
味も食感も「ヤマイモ」。
やっぱり、自然薯を食べたらヤマイモは落ちる


こちらは、昨年のパイプや板から外れて伸びた自然薯をほりあげた。
下に伸びているから掘るのは大変。
トタン板の長さは150センチ


いよいよ、自然薯の定植準備
このあたりは、先週の仕事。
昨年植えたところから横に2メール半ほどずらして作る。
波板のトタンは、今年は、長さは180センチ、
幅は既製品を1/3に縦に丸鋸で切った「21センチ」。
ここに、イモを3本おく。
昨年は2本だったけど、今年は集約栽培にする。
板と板の間隔は20センチから50センチとのこと。
うちは、昨年同様、20センチ間隔にする。
先に20センチ間隔で板を並べておくと、作業性が良い。


ただし、昨年は板と板との間の土が4から5センチしかなく、
少ない感じだった。
だから、板の底(=溝の底)を深くして、
板の傾斜を幾分強め、板間の土の厚みを増すようにした。
傾斜が緩すぎると、「土圧」が足らなくてイモが太りにくい
との見解もあることだし。
  

最初の部分
板間の土は山土などを入れると良いとされている。
が、そんな手間は無いので、その場の土を使っている。
石や有機物はできるだけ入らないように注意する。
石灰は禁物との解説もあるし、事前の肥料は施さない。
  

波板栽培も2年目だから慣れた。
2年前までに買ったパイプ60本は今年は使わない。
「全部 波板」だ。
はるかに楽だから・・
  

全部で76枚の波板を20センチ間隔でセット。
ここまで2人で約3時間。76×3=約220本分。
    


管理機の土寄せを「片側寄せ」にして2回り。
手で うね を 成型
  


植え付け深さの目印の竹箸は
10センチと20センチにマジックで印。
手前は「波板はこういう状態」との写真イメージ用
  


今年初めてやることの一つは
を鹿沼土とモミガラくん炭で「種イモ」を包むように植えること



以下は、昨日4月13日の植え付けの様子。
今年は、3月31日の堀上げ後、
4月になってから栽培の数量を決めた。
そんな頃はどこも、「1本苗」は売り切れ。
それで、切りイモを萌芽状態で送ってくれるところにお願いした。
    やまいもまつり さん

  

それと自家産の種芋。
3月31日に掘って、種用に保存した細いイモ。
テストとして、長いイモは1メートル


だから変則な並べ方になった
  

一部は収穫したイモで、自家産の切り種イモを作ってみた。
切って半日、陽に当てて、石灰をつけから、
鹿沼土とモミガラくん炭の中に入れておいたもの。
わずかに白いものも発生
  

  

イモの下は10センチの土。
イモの上は5センチとも10センチともいわれる。
今年は10センチ弱。
自然に沈んで、もう少し下がるだろうとの見込み


足元に醗酵済み菜種粕20キロ。
ここに白黒マルチも埋め込む


150センチのマルチ2列は支柱で抑え込んだ
  


次は、ヤマイモ と 育成用のムカゴの播種
保管したイモ


簡単に床作り
  

こちらは本命ではないので雑然
    

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 昨日の秋田県知事選、事前評どおりの結果。
 同じ昨日、名古屋市長選が告示された。
 投票は26日。

 (2011年1月23日追記=今年の名古屋はトリプル選挙なので=⇒ ◆愛知県知事選の候補者・マニフェスト/公式HPにリンク)

(2011年1月24日追記=名古屋市長も告示された⇒ ◆名古屋市長選の候補者のマニフェストは )

 面白いのは政党の動向。
 秋田知事選には、各党の大物らの応援はまったく無かったという。
 他方で、昨日の新聞によれば名古屋市長選は、各党の大物も続々応援予定だという。注目の選挙だ。

 民主党小沢氏も、秋田知事選は(負けそうだからか)知らんフリしていたのに名古屋市長選は「一番いいタイミングで名古屋入り」すると新聞に書いてある。

 負けるところは行かず、勝てる選挙には出かける、勝ったら「信を得たから辞任せず」の作戦は間違いなし。

 ともかく、名古屋市の人口は多いから注目は当然。
 名古屋市の人口は225万人。( 名古屋市の世帯数と人口 )
 岐阜県の人口より多いし、秋田県の倍の人口。
 
    愛知県は725万人(全国4位)
    千葉県は605万人(全国6位)
    岐阜県は210万人(全国17位)
    秋田県は114万人(全国37位)
    ( 都道府県の人口一覧から )

  秋田県知事選と違って、名古屋市長選はインターネットが結構使われるとみられる。
 そんなことで、今日は、ブログの最後に、名古屋市長選立候補した候補の後援会などのWebページとマニフェスにリンクしておく。 
 
 (続編・4月19日 
 ⇒ ◆名古屋市長選/中日新聞のスクープ/民主王国愛知に期待する小沢氏の思惑)
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●秋田県知事選 佐竹氏が初当選  2009年04月12日日曜日 河北新報
 任期満了に伴う秋田県知事選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で自民、社民両党県連が支持する前秋田市長佐竹敬久氏(61)が、いずれも無所属新人で民主党県連と国民新党県支部が支持する前小坂町長川口博氏(61)、前羽後町長佐藤正一郎氏(56)、共産党新人の党県委員藤本金治氏(62)を破り、初当選を果たした。

 佐竹氏は角館町(現仙北市)出身。東北大卒。1972年に秋田県庁入りし、総務部次長などを歴任。97年の知事選に立候補したが落選した。2001年に秋田市長に初当選し、2期8年間に全国市長会長も務めた。

 投票率は67.39%で、過去最低だった前回(2005年)を4.39ポイント上回った。当日有権者数は92万6008人。

 ◇秋田県知事選開票結果(選管最終)
当291,150 佐竹 敬久 61 無新(1)
 234,340 川口  博 61 無新
  77,178 佐藤正一郎 56 無新
  15,991 藤本 金治 62 共新

 ◇秋田県知事選当選者
<佐竹敬久(さたけ・のりひさ)>61 無新(1)
 元県総務部次長(秋田市長2期、全国市長会長)仙北市、東北大

●応援に大物の姿なし 秋田知事選あす投票  2009年04月11日土曜日 河北新報
 秋田県知事選は、12日の投票が迫り、各陣営がラストスパートをかけている。最終盤のテコ入れに、政党の幹部クラスやタレントが応援に入るケースも多いが、今回は自民、民主両党がそれぞれ支援する候補がともに「県民党」を掲げているため、選挙期間中を通して「大物」の姿は見られない。有権者らからは「高揚感や華やかさがなく、静かで地味な選挙だ」との声も上がっている。

 「自民対民主の構図と言っても過言ではない。勝利に向かって頑張ってほしい」。秋田市で3日に開かれた講演会。自民党の菅義偉選対副委員長が、聴衆約300人にハッパを掛けた。

 自民党県連は前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支持するが、これまでに駆け付けた党幹部クラスは菅氏だけだ。菅氏も、知事選の応援そのものではなく、表向きは次期衆院選の立候補予定者の会合に招かれた。

 陣営の「県民党として戦う」という方針を酌み、党県連は大物政治家を呼ぶことを控えているという。鈴木洋一幹事長は「各県議がその分、地元でそれぞれ支持拡大に励んでいる」と説明する。

 前小坂町長の川口博氏(61)を支持する民主党県連。こちらも党幹部は1人も応援に来ていない。1月の山形県知事選で、小沢一郎代表が最終盤に山形入りし、新人候補の当選を後押ししたのとは対照的だ。

 川口氏陣営は政党色を前面に出さず、「自民対民主の国政対決の構図は避けたい」と強調。民主党県連幹部は「大物を連れて来る好機はあったが、陣営の考えと一致しなかった」と複雑な表情を見せる。

 共産党県委員の藤本金治氏(62)陣営も、東北選出の国会議員がマイクを握ったが、党幹部の秋田入りはない。

 前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)は、草の根的な運動に徹している。

 ◇秋田県知事選立候補者
藤本 金治62党県委員  共新
佐竹 敬久61前秋田市長 無新
佐藤正一郎56前羽後町長 無新
川口  博61前小坂町長 無新

●民主、献金事件で動けず 秋田県知事選  '09/4/13 中国
 【解説】十二日の秋田県知事選で民主党県連など支持の川口博(かわぐち・ひろし)氏が敗北した背景には、西松建設の巨額献金事件が足かせとなって民主党が身動きできなかった事情がある。小沢一郎代表の公設第一秘書が告示直前に起訴されるなど事件は選挙戦を直撃。自民党県連などが支持し、高い知名度を背景に先行する佐竹敬久(さたけ・のりひさ)氏を前に民主党県連は一時、戦意喪失状態となり、終盤の追い上げも届かなかった。

 民主党県連は二月、川口氏に出馬要請。一月の山形県知事選で党の支援候補が自民党支援の現職に勝利した余勢を駆り、「民主党」の金看板を前面に打ち出す戦略を描いていた。

 こうした中、川口氏が出馬表明する四日前に小沢氏秘書が逮捕され、事件の影響を懸念した陣営は政党色を極力控える戦術を取った。民主党幹部が応援に入ることはなく、県連代表の寺田学衆院議員が告示後駆け付けたのも投票日直前だった。
 川口陣営は民主党県連のほか、自民党県議の一部や「郵政造反組」の野呂田芳成元農相らも含めた“寄り合い所帯”。それぞれの思惑も絡み選対本部は最後までまとまらなかった。陣営幹部は「知事選を小沢氏の進退問題の判断材料にされるのは迷惑だ」と漏らした。

 自民党県連幹部は「今回の勝利は国政選挙への弾みになる」と自信を表明。一方、民主党県連にとっては先の参院選などを勝利に導いた社民、連合との三者共闘が今回は崩壊。態勢の再構築を目指すが、しこりを指摘する声もあり次期衆院選に向けて不安を残した。

●立候補予定者のTV討論が高視聴率 名古屋市長選  2009年4月11日 中日
 名古屋市長選の立候補予定者が登場するテレビの討論会や情報番組が、高い視聴率を稼いでいる。主要政党の相乗りが続いた過去の市長選では、選挙報道は敬遠された。今回は「28年ぶりに相乗りが崩れ、個性的な候補がそろった」ことで関心も高まり、選挙戦が視聴率アップに貢献している。

 中部日本放送(CBC)では6日と10日の2回、夕方のニュース情報番組「イッポウ」で、自民・公明両党支持の細川昌彦氏(54)、民主推薦の河村たかし氏(60)、共産推薦の太田義郎氏(65)の3氏による討論を放映した。

 6日放送分は、討論の場面が流れると視聴率が10%を超え、この日の同番組の午後6時台で2番目に高い瞬間視聴率を記録した。
 同局が市長選で討論を放映したのは、松原武久市長(72)を含む新人3人が戦った1997年以来。この時の視聴率は1・3%だった。

 番組プロデューサーの加藤千博さん(47)は「地方選でこれだけやるのは今回が初めて。3人とも個性的で、テレビで伝わる部分が大きい。多くの判断材料を視聴者に提供したい」と意気込む。

 東海テレビは3氏への個別インタビューを順に放送する予定。野瀬義仁報道部長は「これまでは市長選報道をすると視聴率が下がることもあったが、今回は上がっている。関心の高さの表れ」と話す。

 中京テレビは9日夕方に、3氏の人柄を紹介するため細川氏の座禅、河村氏の寝起き、太田氏は経営する米穀店での様子を取り上げた。放送中は視聴率が上昇、担当者は「今後も市長選の注目度は上がる」とみる。

 メーテレ(名古屋テレビ)では、6日生放送の情報番組「どですか!」に3人が出演。過去の市長選で討論を放送した記録はなく、担当者は「相乗りの状態では、討論会は成立しにくかった」。

 3氏は、いずれも勝敗を左右する無党派層への支持拡大を重視。ある陣営は「テレビ視聴率の高さから見ると、投票に行く若者が増えるのでは。(立候補を予定する)本人もテレビを通じ、自分のカラーを出そうと意識している」と話す。

●ネットで若者つかめ ユーチューブやブログ活用、名古屋市長選  中日 2009年4月7日
 史上初の黒人大統領を生んだ昨年の米大統領選は、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」がオバマ人気に火を付ける役割を果たした。国内のユーチューブやブログの愛好者も今や1500万人を超え、名古屋市長選では若者らを引きつけるため政治活動にIT戦略を重視する動きがある一方、見向きもしない陣営も。

 「開幕戦、ドラゴンズが勝ちました」。先週末の昼、共産党が推薦する太田義郎・愛知県商工団体連合会長(65)は街頭演説の合間を縫って、ビデオカメラに向かっていた。

 2月中旬に始めた「よしろうコラム」の収録。時事問題やその日の活動を台本なしで2分ほど語り、ユーチューブに流す。2、3日に1度は更新する。

 雇用政策を重視する太田氏としては、「派遣切り」などに不安を抱える若者の票を取り込みたい。「新聞もテレビも見ない若者にも、ネットなら取っ付きやすいはず」と陣営の竹内創さん(41)は戦略を打ち明ける。

 自民、公明両党が支援する細川昌彦・元中京大教授(54)は個人でブログを公開し、社会人野球の始球式に参加したり福祉施設を訪問したりした時の感想をつづっている。

 細川氏陣営から市長選に関するブログ開設を勧められた名古屋市内のIT企業男性社員の愛称ハルさん(51)は、自身のブログに市政の課題や市長選への感想を記している。これまでも愛知万博やにっぽんど真ん中祭りなど、地元イベントを紹介し、若者を引きつけてきた。今回も2月以降、1000件を超えるアクセスがある。
 ハルさんは「特定の候補者に投票を促すつもりはない。投票率を50%にまで上げるのが目標」と語る。

 市選管によると、ネット上で政策や人柄などを紹介する「政治活動」は問題ないが、市長選に直結する「選挙活動」には活用できない。ブログやホームページを告示後に更新すると、政策紹介などでも公選法違反に問われる恐れがある。

 太田、細川両陣営とは対照的に、民主党推薦の河村たかし衆院議員(60)はブログもユーチューブも無縁。「自転車街宣で市民と対話するのが一番。やっぱり本物を見てもらうのが、一番いいでしょう」と話している。

●’09名古屋市長選:連合愛知は自主投票 河村氏は推薦せず /愛知  中日 4.11
 民主党の支持団体、連合愛知は10日の常任執行委員会で、名古屋市長選に同党推薦で出馬する前衆院議員の河村たかし氏(60)について、連合としては推薦せず、自主投票にとどめることを決めた。名古屋市長選で連合の自主投票は初めて。

 推薦しない理由について、度会章仁事務局長は「河村氏の最終的なマニフェストは4日に発表され、政策協議をしていないことや、河村氏が『選挙戦は基本的に自分で全部やる』としているため」と述べた。また、連合愛知として推薦はしないが、傘下の労組が個別に対応する場合は、河村氏を支援することになると説明した。

 ◇細川氏の支持を自民県連が正式決定
 一方、自民党県連は10日、前中京大教授の細川昌彦氏(54)を支持することを正式に決めた。【岡崎大輔】

●名古屋、現職市長が細川氏を支持  サンケイ 2009.4.7 15:22
 12日告示、26日投開票の名古屋市長選について、引退を表明している松原武久市長は7日の定例会見で、自民、公明両党が支援する候補の元中部経済産業局長、細川昌彦氏(54)の支持を表明した。
 対立候補の前衆院議員、河村たかし氏(60)=民主推薦=については「政策の実現性が疑問」と批判した。

 松原市長は細川氏を「緊急の経済雇用対策の見識が高い」と評価。一方、河村氏の公約の市民税10%削減について「税収が230億円減る。節約で財源確保するというが既に全事業を見直している」と述べた。
 市長選にはほかに愛知県商工団体連合会会長、太田義郎氏(65)=共産推薦=らが出馬予定。

名古屋市長選、4氏が届け出
 任期満了に伴う名古屋市長選が12日告示され、無所属の新人4人が立候補を届け出た。投開票は26日。28年ぶりに主要政党の相乗りが崩れた与野党対決の構図で、各政党とも次期衆院選の前哨戦と位置づけている。

 立候補者は届け出順に愛知県商工団体連合会会長の太田義郎氏(65)=共産推薦、前衆院議員の河村たかし氏(60)=民主推薦、自民愛知県連、公明県本部が支持する元中部経済産業局長の細川昌彦氏(54)、アルバイトの黒田克明氏(36)の4人。(12日 17:13)

●名古屋市長選告示、4新人が立候補…与野党対決の構図  読売 4.13
 名古屋市長選が12日告示され、いずれも無所属で新人の愛知県商工団体連合会会長・太田義郎氏(65)(共産推薦)、前衆院議員・河村たかし氏(60)(民主推薦)、自民党愛知県連、公明党県本部が支持する元中部経済産業局長・細川昌彦氏(54)、アルバイト・黒田克明氏(36)の4人が立候補を届け出た。

 同市長選は過去7回、主要政党の相乗り体制が続いていたが、32年ぶりに国政の与野党が別の候補者を推薦、支持する構図となり、衆院選の前哨戦としても注目される。

 太田氏は名古屋城本丸御殿の復元など市の4大プロジェクトの凍結、中止を掲げ、河村氏は市民税の10%減税、細川氏は環境関連の公共投資前倒しによる景気対策などを訴えている。

 11日現在の有権者数は178万5850人で、4年前の前回よりも4万4358人増加している。投開票は26日。

● 太田義郎氏(65)=共産推薦
   公式Webページ   ★ マニフェスト

  
● 前衆院議員の河村たかし氏(60)=民主推薦   公式Webページ   ★ マニフェスト


● 自民愛知県連、公明県本部が支持する元中部経済産業局長の細川昌彦氏(54)
   公式Webページ   ★ マニフェスト


● アルバイトの黒田克明氏(36)
   公式Webページ  ★ 公約 マニフェストは、見当たらず




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 今日は秋田県知事選の投票日。

 ◇秋田県知事選立候補者
   藤本 金治 62 党県委員   共新 
   佐竹 敬久 61 前秋田市長  無新 
   佐藤正一郎 56 前羽後町長  無新 
   川口  博 61 前小坂町長  無新

 投票日にマニフェストを探す人は結構いる。
 それでリンクを付けてみた。

 ともかく、民主小沢氏の地元の東北で、支持や推薦がねじれた知事選。
 民主は、秋田知事選の結果は代表辞任に関係ないと先日から東京で予防線を張っている。

 今朝の毎日新聞の一面には、
   「小沢氏辞任を 72%」「内閣支持率上昇24%」 と出ている。

 ところで、千葉県知事のことはここのとろ、何度も触れてきた。
 森田健作知事の違法行為が日ごとに明らかにされている。
 3月29日の投票日からまだ2週間、初登庁からはまだ一週間に満たない早々に ぽろぽろ ならぬ ボロボロ、こんな知事もかつて無かった。

 極めつけは、刑事告発。
    ◆「森田健作を告発する会」の発足・告発人全国募集 /今日登庁の千葉県知事/選挙プランナー諸費は?

 千葉県議の大野博美さんのところに告発の委任状を送っておいた。
 4月13日必着。
 速達なら、まだ間に合う。
 昨日11日は、「森田健作氏を告発する会」の発足。
    2009年4月 8日 (水) 森田氏を告発する会の立ち上げのお知らせ

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●知事選の行方に永田町も注目 地元とは違った視点で  秋田魁 2009/04/10
 次期衆院選で政権をめぐりしのぎを削る永田町の自民、民主両党は、地元とは違った視点で本県知事選の行方に注目している。

 民主党は、西松建設の巨額献金事件による逆風が本県知事選に影響し、さらに政権交代を目指す次期衆院選に直撃することを警戒。小沢一郎代表は「地方選挙イコール国政選挙とはとらえていない」と繰り返すが、先月の千葉県知事選では党推薦候補が敗北しており、本県知事選の結果次第で代表辞任論が再燃しかねない状況にある。

 一方、自民党は本県知事選を反転攻勢の好機ととらえている。菅義偉選対副委員長=湯沢市出身=は今月3日、秋田市で開かれた演説会で「民主党と自民党の戦いだといっても過言ではない」と政党対決の構図を強調。支持する候補を当選させ、次期衆院選に向けて弾みをつけたいとの狙いが明らかだ。

●秋田県知事選 首長経験3氏が県内縦断 公開討論会  河北 2009年03月12日
 26日告示される秋田県知事選(4月12日投票)の立候補予定者を招いた県内縦断公開討論会「秋田県をなんとする?」が23、24の両日、横手、能代、秋田の3市で開かれる。

 知事選では、日本青年会議所(JC)秋田ブロック協議会が17日午後6時、秋田市のアルヴェ多目的ホールで、「マニフェスト型公開討論会」を開催する。入場無料。

各地2枚ずつ写真保存済み
 ◇秋田県知事選立候補者
藤本 金治 62 党県委員   共新 

●佐竹 敬久 61 前秋田市長  無新  後援会
   ★  マニフェスト

●佐藤正一郎 56 前羽後町長  無新 後援会
   ★  マニフェスト

●川口  博 61 前小坂町長  無新後援会 
   ★  マニフェスト

マニフェストの見方 マニフェストには、様々な政策が盛り込まれるため、それをすべて読みとき、理解することは困難である。そこで、重要になるのは、マニフェストに掲げた政策を一言で表すキャッチフレーズや重要施策ということになる。まず、そのような観点からみていくこととする。

●分岐点:’09知事選 寺田知事、川口氏支援を表明「マニフェストで選んだ」 /秋田  毎日 3.20
 今期限りでの引退を表明している寺田典城知事は19日、次の知事選で前小坂町長の川口博氏(56)を応援することを明らかにした。

 知事は出馬表明した4氏のマニフェストなどを比較したといい「政治姿勢や実績から川口さんを選び、勝手連的に応援する。一県民として応援したい」と述べた。

 後継指名は否定したが「税金を無駄遣いしない行政、情報公開の徹底の姿勢などから一番ふさわしいと感じた」と述べ、自身の目指した県政に近い方針を打ち出す立候補予定者を選んだ形となった。

 また具体的な支援方法として「家族で支持者に声かけをしていきたい。後援会事務所もお手伝いすることはする」と述べた。

 寺田知事は20日に開かれる自身のパーティーに川口氏を呼び、支援を呼びかけるという。【百武信幸】

●秋田県知事選、佐竹氏が先行 追う川口氏、共同通信世論調査  2009/04/05 19:12 【共同通信】
 新人4人が立候補した任期満了に伴う秋田県知事選(12日投開票)で、共同通信社は4、5の両日、電話による世論調査を実施し、取材も加味して情勢を探った。
 自民党県連と社民党が支持する無所属で前秋田市長の佐竹敬久氏(61)が先行し、民主党県連と国民新党県支部が支持する無所属の前小坂町長川口博氏(61)が追い上げている。無所属で元羽後町長の佐藤正一郎氏(56)は伸び悩み、共産党公認の党県委員藤本金治氏(62)は苦しい戦い。

 野党分裂の中、自民、民主両党が県連レベルながら対立する構図となり、西松建設の巨額献金事件で公設第1秘書が起訴された小沢一郎民主党代表の続投の影響などが注目されている。約3割が投票する候補者を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。

 佐竹氏は自民党支持層の7割近くを固めた。民主党県連の支持母体でもある連合秋田の推薦も取り付け、民主党支持層の約3割に食い込んでいるほか、知名度を生かして無党派層からも約4割の支持を得ている。

 川口氏は民主党支持層の5割程度しか固め切れておらず、無党派層でも約2割の支持にとどまっている。一部の自民県議や「郵政造反組」の野呂田芳成元農相の支援を得ているものの、自民党支持層では支持が広がっていない。

●佐竹氏が一歩リード、追う川口氏 秋田県知事選情勢調査
  2009年4月5日22時20分
 12日に投開票される秋田県知事選で、朝日新聞社は4、5の両日、県内の有権者に電話調査し、取材の情報とあわせて中盤情勢を探った。前秋田市長の佐竹敬久氏が有利な情勢にあり、前小坂町長の川口博氏が懸命に追っている。前羽後町長の佐藤正一郎氏と共産党県委員の藤本金治氏は苦戦している。ただ、有権者の2割以上が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢が変わる可能性もある。

 態度を明らかにした人を分析すると、自民党県連が支持する佐竹氏は、自民支持層の7割の支持を固め、民主支持層の3割強にも食い込んでいるほか、県庁所在地の市長を務めた知名度を生かし、無党派層の半数に浸透。女性の支持が多く、年代別では70歳以上の支持が特に厚い。秋田市内などで安定している。

 一方、民主党県連が支持する川口氏は、民主支持層の5割強の支持を得た。男性の支持が比較的多く、年代別では40~60代の支持が厚めだ。町長を務めた小坂町を含む県北部の地域で支持が多い。

 同時に行った世論調査で、投票する候補者を決めるとき、「民主党の小沢代表の政治資金問題を重視するか」と聞いたところ、「重視しない」が62%で、「重視する」は29%だった。
 
佐竹氏リード 川口氏、県北で優位 秋田知事選終盤情勢
 任期満了に伴う秋田県知事選(12日投票)で河北新報社は6日、終盤の情勢を探った。無所属新人で前秋田市長の佐竹敬久氏(61)がリードし、これを無所属新人で前小坂町長の川口博氏(61)が追っている。無所属新人で前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)と共産党新人で党県委員の藤本金治氏(62)は伸び悩んでいる。

 佐竹氏は、全国市長会長を務めた知名度の高さを生かし、県内で満遍なく支持を広げている。自民党支持層を固め、無党派層にも食い込む。地域別では、特に秋田市や県南の大仙市、仙北市で支持が厚い。

 自民、社民両党県連が支持し、連合秋田が推薦。超党派の県議27人が全県で街頭演説などを展開し、支援に力を入れる。終盤は大票田の秋田市で、市議や後援会組織をフル稼働させ、上積みを狙う。

 川口氏は「県民党」を掲げ、草の根的な運動で票を掘り起こしている。民主党支持層に浸透し、地域別では、地元の小坂町や隣の鹿角市など県北で優位に立つ。

 民主党県連、国民新党県支部が支持し、元農相の野呂田芳成衆院議員(秋田2区)が支援する。寺田典城知事も応援しているが、「寺田票」を固め切れていない。
 最終盤は無党派層の多い秋田市を回り、懸命の追い上げを図る。

 佐藤氏は「しがらみのない県政の実現」を訴え、地元羽後町など県南で浸透しているが、広がりに欠ける。選挙戦終盤も県南を重視、農業従事者を中心に支持拡大を狙う。

 藤本氏は、出馬表明が告示8日前と出遅れたことが響く。「雇用確保」を公約の柱に据え、共産党支持層を固めるほか、若者への浸透も目指す。

●秋田知事選・ ◎千葉知事に森田氏当選 各陣営で温度差  2009年03月31日
河北新報社は28、29の両日に実施した秋田県知事選(4月12日投票)の世論調査で・・・
 ◎千葉知事に森田氏当選 各陣営で温度差
 自民党県議の約半数が支援した無所属新人で元衆院議員の俳優森田健作氏(59)が29日初当選した千葉県知事選について、秋田県知事選の各陣営は30日、選挙結果を冷静に受け止めた。千葉で吹いた風がすぐに秋田へ流れ込むとの見方は少ないが、「戦いやすい」「追い風が弱まった」など、とらえ方には温度差があるようだ。

 「森田氏は知名度があるので、単純に自民党が勝ったとは言えないが、党にとって悪い話ではない」。前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支持する自民党県連の鈴木洋一幹事長は、千葉の結果を好意的に受け止める。
 佐竹氏陣営と同様、千葉の結果を前向きに評価したのは、共産党公認の藤本金治氏(62)の陣営。

 「民主党の勢いは止まった。自民党も優位に立ったわけではない」と、共産党県委員会の米田吉正委員長。「一喜一憂するわけでないが、県民も(藤本候補に)なびくのではないか」と話す。

 民主党などが推薦する候補が敗れたことに、前小坂町長の川口博氏(61)を支持する民主党県連は、少なからず変化を感じ取る。高松和夫代表代行は「知名度の差が大きい。民主党への追い風は少し弱まった感じを受ける」と語る一方、秋田に関して「有権者に影響を与えるかもしれない」とショックを隠さない。

 特定の政党支援を受けない立場の前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)。陣営は「いい風が吹いてくるのでは」と手応えを感じている。後援会「秋田これでいい会?」の山村巌会長は「森田氏は政党と一線を画して戦った。秋田も自民党にも民主党にもつかずに戦う佐藤の番だ」と訴えている。

● 森田健作 トップ

    ニュース
 「政党より県民第一。輝け千葉・日本一。」(マニフェスト) 2009/03作成 2009/03/06掲載 (PDF形式)

●千葉県知事選 結果を読み解く   早稲田大学マニフェスト研究所 2009/03/30
 森田候補の圧勝に終わった今回の千葉県知事選挙。マニフェストを分析すると、そこには大きな争点がない。候補者間の違いを強いていうのであれば、「知事が県民の先頭に立って、千葉県経済を復活させる」方針を打ち出した森田候補と、協調型の県政運営を基調とした他の候補者ということができる。県民は森田候補のリーダーシップに期待したのだろう。・・・

 ・・・29日夜のTVで、有権者が政治に求めていることは、「言ったことはやってくれよ」と答えた森田新知事。元気モリモリ、千葉が日本一になるかは、県民との約束をどう実行できるかにかかっているといえるだろう。

●森田知事、寄付記載漏れ 甘利氏側からの100万円  2009/04/10 12:56 【共同通信】
 千葉県の森田健作知事の資金管理団体「森田健作政経懇話会」が2005年、甘利明行政改革担当相の資金管理団体「甘山会」から100万円の寄付を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが10日、分かった。

 甘山会の政治資金収支報告書には05年2月24日、森田健作政経懇話会に100万円を寄付したとの記載があるのに、森田健作政経懇話会の報告書には寄付を受け取ったとの記載がない。

 資金管理団体が置かれている森田知事の個人事務所は「担当者がいないのでコメントできない」としている。

 森田知事をめぐっては、自ら代表を務める自民党支部が05-06年、当時の政治資金規正法で禁じられていた外国人・外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から献金を受けていたことが明らかになっている。

●森田知事、また記載漏れ 山崎派から300万円  2009/04/10 19:10 【共同通信】
 千葉県の森田健作知事の資金管理団体「森田健作政経懇話会」が2005年、自民党山崎派(近未来研究会=当時)から300万円の寄付を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが10日、分かった。

 同懇話会に関しては、甘利明行政改革担当相の資金管理団体からの寄付100万円も記載していなかったことが明らかになっており、政治資金のずさんな管理が批判を呼びそうだ。

 同懇話会は10日までにいずれも総務省に訂正を届け出た。森田氏の個人事務所は「会計担当者が交代した際の引き継ぎミス。現在事務所ですべてチェックし直しているところだ」と説明している。

 近未来研究会の政治資金収支報告書には05年2月14日、同懇話会に300万円を寄付したとの記載があるが、同懇話会の報告書には寄付を受けたとの記載がない。

もっと知りたい ニュースの「言葉」
資金管理団体(2007年1月31日)政治家個人が政治資金を取り扱うため、一つだけ指定できる政治団体で、政治家本人が代表を務める。企業・団体からの献金は禁止、個人献金の上限は1人当たり年間150万円、政治団体からの寄付は2006年1月から上限5千万円以内に制限されている。資金管理団体を指定しない議員もいる。共産党は党が一括して資金管理をしているため個々の議員は資金管理団体を持たない。
政治資金収支報告書(2007年9月5日)政治資金の透明性を確保し腐敗を排除する目的で制定された政治資金規正法により、年1回の報告が義務付けられている。政治活動費の5万円以上の支出には相手方や日付を記載し、領収書を添付することが必要。先の通常国会で、資金管理団体に限り、人件費を除く5万円以上の経常経費に領収書添付を義務付ける改正法が成立した。毎年12月31日現在で、新たな借入金は収入として処理、100万円を超える借入金は「資産等の状況」欄にも記入する。返済したものは支出として記載するよう定められている。

●山崎派から300万円寄付、森田知事の資金団体が不記載  2009年4月10日19時08分 読売
 千葉県の森田健作知事の資金管理団体「森田健作政経懇話会」が2005年2月、自民党山崎派の政治団体「近未来研究会」から300万円の寄付を受けながら、収支報告書に記載していなかったことが10日、わかった。

 森田知事の資金管理団体は同日、収支報告書を訂正し、総務省に届け出た。
 森田知事の事務所は、「寄付の受領後に会計担当者が交代したため、事務処理ミスがあった」としている。

 森田知事は同党の衆院議員時代、山崎派に属していた。同派の甘利行政改革相の資金管理団体からも05年2月、100万円の寄付を受けながら、収支報告書に記載していなかった。

●市民が森田知事を告発へ 野党系支援の県議呼び掛け  2009/04/11 22:13 【共同通信】
 千葉県の森田健作知事が、自民党支部の代表を務めながら選挙戦で無所属を強調したのは公選法違反(虚偽事項の公表)に当たるなどとして、市民らが11日「森田健作氏を告発する会」をつくった。15日にも千葉地検に告発状を提出する。

 知事選で野党4党推薦の候補を支援した吉川洋県議らが呼び掛けた。千葉市で開かれた設立集会には約70人が参加し、吉川県議は「森田氏は民主主義を冒涜し、詐欺的に票をだまし取った」と話した。

 告発する会は、森田氏が自民党支部で2005年と06年、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える「ドン・キホーテ」(東京)から献金を受けていたことが当時の政治資金規正法に違反するとも主張。公選法違反容疑と合わせて告発する。

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 淡墨桜が満開。2日前の快晴の日に出かけた。
 南から通常に行く国道は大混雑。

 その裏道になるのが、こちら山県市の美山塩後の尾並坂峠経由で抜ける道。
 高速道は東海北陸の美濃インターから西へ。
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ここのところ6位、7位あたり


(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


    

いかに大きな樹かわかる


白山も望める
    


谷汲
花桃公園
    


谷汲山
参道は桜のアーチ


名産の ういろう    これを昼食にした
  



桜と花桃が同時に満開の公園公園


    

    

  



財産区の公園
  

    


少し下の谷汲の道の駅
  

もみじの新芽 と  白モクレン  
  

菊桃 は まだ早い


ここの桜は川に向かっていて 
「上」から花が見える 珍しいアングル
    


裏道の山県市
途中の民家



●本巣公式ページから
 天気 開花状況

特徴
樹齢1,500余年、樹高16.3m、幹囲9.9mの世界一の名桜。
満開はつややかな白、散り際には淡墨色になることから淡墨桜と名付けられました。開花シーズンには、1日8,000人近く訪れます。

伝説

●インターネット情報
岐阜の淡墨桜を見にいきたいと思っています。車で静岡県から父母を連れて土曜日に..
 ・・大変渋滞します、土曜日だと旧根尾村に入ったあたりから動かなくなります。
当方滋賀在住ですが
朝8時に自宅出発、9時に岐阜県瑞穂市、薄墨桜到着13時でした、駐車場待ち1時間。通常は2時間も掛からない距離。
桜の周りは人でいっぱい、帰りも一本道なので大渋滞、静岡からだと帰れなくなるかも。

電車利用が無難です。
静岡から新幹線、名古屋駅下車、東海道本線下り大垣行きに乗車、大垣で樽見鉄道に乗車、終点樽見まで。

または途中まで国道157号線を走り、道の駅「織部の里もとす」に車を停めて、樽見鉄道で。・・


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 昨日の夕刊各紙には教科書問題が並んだ。
 「新しい歴史教科書をつくる会」の中学社会科が『検定』を通った。

 とはいえ、同内容にもかかわらず、内紛により従来の「扶桑社版」と今回の「自由社版」が並存することになる。
 争いは法廷に持ち込まれて(次の提訴の見込みも含めて)おり、著作権やその他の問題の判決が確定すればどちらかが使えなくなる可能性が高い。

 検定の次の高いハードルは各教育委員会の教科書の「採択」。
 出版の権限の不安定な教科書を敢えて「採択」するところは少ないだろう。

(関連のエントリー)
 2005年7月21日
    ⇒ ◆「新しい歴史教科書をつくる会」問題。 扶桑社。不公正な取引行為として公正取引委員会に申告

 2007年10月4日
    ⇒ ◆教科書検定の訂正/沖縄戦。安倍内閣なら絶対あり得ない選択/検定や歴史教科書は?
 2008年12月22日
    ⇒ ◆田母神/ネットユーザーが右傾化するワケ/新しい歴史教科書をつくる会/ホテルチェーン・アパグループ
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●教科書検定:「つくる会」516カ所指摘 大戦表現などに意見--08年度   毎日 2009年4月9日 夕刊
 ◇申請2冊が合格
 文部科学省は9日、08年度の教科書検定結果を公表した。「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)が主導し自由社が発行する中学社会科(歴史的分野)の教科書は516カ所の欠陥が指摘されいったん不合格となり、再申請でも136カ所に意見が付いたが、すべて修正して合格した。2年連続不合格だった東京書籍の生物2(高校)は、3回目の申請で合格した。

 ◇iPS細胞登場--生物2
 08年度検定は主に中学で10年度から使う教科書が対象。中学は新学習指導要領全面実施が12年度に迫り、対応する教科書の検定が10年度に予定されているため、申請は中高合わせて2冊のみで他の教科書会社は見合わせた。

 自由社の教科書は、第二次世界大戦に関する「日本軍も(略)侵攻した地域で、捕虜となった敵国の兵士や非武装の民間人に対しての不当な殺害や虐待を防ぎきれなかった」との記述が「理解し難い表現」と指摘され、「(略)不当な殺害や虐待をおこなって多大な惨禍をのこしている」と修正した。

 また開国後の朝鮮について日本が「近代化を援助した」との記述は「誤解の恐れがある」とされ、「軍制改革を援助した」に修正。日本の南方進出についての記述も「アジア諸国の独立に寄与したかのように誤解する恐れがある」と指摘され、表現を変えた。

 藤岡会長は「確かにそうだと思える指摘がほとんど。史実が正確になり質が向上した」と話している。単純ミスが多かったことについては「コンピューターの誤作動が原因」とした。東京書籍の生物2は132カ所に意見が付きすべて修正した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発した山中伸弥・京都大教授に関する記述が初めて教科書に登場した。【加藤隆寛】

 ◇「つくる会」分裂状態 09年度、2冊同時に採択対象
 今回の検定合格で、「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史教科書2冊が同時に09年度の採択対象となる見通しとなった。教育現場が混乱する恐れもあるが、背景には会の分裂騒動がある。

 「つくる会」現会長の藤岡信勝・拓殖大教授らが中心となって執筆し、扶桑社から発行された歴史教科書は00、04年度の検定に合格。だが藤岡氏らと元会長の八木秀次・高崎経済大教授らの対立が強まり、07年になって八木氏らが「教科書改善の会」を設立して扶桑社の子会社から新教科書の発行を目指すことになった。

 藤岡氏らは新たに自由社をパートナーに迎え、昨年4月に今回の教科書を検定申請。6月には扶桑社を相手取り、「印税比率で73%の著作権は自分たちにある」として、現行教科書の出版差し止めを求める訴訟を起こした。

 扶桑社版と自由社版では構成やほとんどの記述が同じだが、文部科学省は「外形的に明らかな著作権侵害が認められなければ申請を受理する。『民対民』に口は挟めない」と併存を認める姿勢だ。

 扶桑社版は現在、東京都立の中高一貫校や杉並区立中などで使われており、採択率は0・4%。

 各教育委員会や国私立校の校長は、今夏までに10年度以降に使う教科書を文科省が作成する目録から選ぶが、訴訟で著作権侵害が確定すればどちらかの教科書が発行できなくなる可能性もある。文科省は「発行できなくなれば、教委などに採択替えを求める」としている。【加藤隆寛】

●「つくる会」分裂、ほぼ同内容で2冊目合格 教科書検定  朝日 2009年4月9日15時4分
 文部科学省は9日、来年度から新たに学校で使われる教科書についての検定結果を発表した。今回申請があり、検定に合格したのは「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した自由社の中学歴史と、東京書籍の高校生物の2冊。同日の教科用図書検定調査審議会の総会で報告された。

 「自虐史観の克服」を掲げる「つくる会」は過去、扶桑社から教科書を出してきたが、会は意見対立で分裂。中心の筆者らは今回、出版社を変えて教科書をつくったが、細かな文章表現まで扶桑社版とほぼ同じ内容になっている。扶桑社も従来通り発行を続けるため、代表執筆者も内容も変わらない2冊が存在する異例の状態となる。

 「つくる会」による扶桑社版の中学歴史教科書は過去、00年度と04年度の検定に合格。今回の自由社版は04年度の改訂版を踏襲しており、章立てや項目の表記もほぼ同じだ。日本の優れた点や公(おおやけ)、天皇に献身する精神に焦点を当てた記述の多さも変わらないが、今回はさらに、戦艦大和や、昭和天皇の発言を紹介するコーナーを追加している。

 申請本には516カ所に検定意見が付き、つくる会側は修正して再申請。さらに136カ所の意見が付いたが、修正して合格した。検定意見の多くは固有名詞の誤記などの単純ミスだが、過去の扶桑社版の検定時に意見がついたものを再度記し、同じように検定意見が付いた個所も複数あった。

 教科書検定はほぼ4年に1度実施され、通常は大量の申請がある。しかし今回は、中学の新学習指導要領の本格実施が12年度に迫っており、それに対応した教科書検定が来年度にあるため、ほとんどの出版社が申請を見送った。東京書籍の高校生物は過去に2回申請し、誤りを多く指摘され不合格になっていたもので、今回、3回目で合格した。(上野創)

●08年度検定に「つくる会」教科書合格  出版社変更、300か所修正
    2009年4月9日 読売新聞
 文部科学省は9日、2008年度の教科書検定結果を発表した。

 合格したのは2教科2冊で、うち1冊は「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)のメンバーらが執筆した「中学社会 歴史」(自由社)。同会の「新しい歴史教科書」(扶桑社)は以前の検定で、第2次大戦の歴史認識などを巡り物議を醸したが、扶桑社が発行継続を拒んだため、出版社を変えて新たに検定を受け直した。

 同省によると、同会の新教科書の初稿には、旧日本軍が大戦中、敵国捕虜や民間人に対して「不当な殺害や虐待を防ぎきれなかった」との記述があった。しかし同省は、これでは日本が多くの国々に多大な損害を与えたことが伝わらないとの検定意見を付け、「不当な殺害や虐待をおこなって多大な惨禍をのこしている」に修正された。同会は従来の歴史教科書を「自虐史観に基づく」と批判。今回も不適当な記述が300か所近く認められ、いずれも検定で修正されたという。

 今回の初稿は、04年度に検定を受けた扶桑社版の初稿とよく似ており、検定を経た結果、内容・表現のほか、ページ建てまで扶桑社版とほぼ同じになった。新教科書は教育委員会が採択すれば、来年度からの使用が可能になる。

●自由社の歴史教科書が検定合格  「つくる会」メンバーら執筆   サンケイ 2009.4.9 11:05
 文部科学省は9日、来春から使用される教科書の検定結果を公表し、中学歴史(自由社)と高校生物II(東京書籍)の2冊が合格した。自由社の教科書は「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆し、扶桑社が発行する中学歴史教科書と記述の約8割が共通している。扶桑社版、自由社版ともに教育委員会などで8月までに行われる採択の対象となる。

 教科書検定は4年に1度の周期で行われ、今年は22年度から使用する教科書を選ぶ採択年に当たる。中学教科書は新学習指導要領に準拠し24年度から使用される教科書の検定を控え、現行の教科書会社は改訂を見送った。このため中学の検定申請は自由社だけだった。

 自由社の教科書は昨年12月、誤字を中心に516カ所と多くの修正点が指摘され、いったん不合格となった。同社は修正して再申請し、136カ所の検定意見が付いたが再修正して合格した。

 扶桑社版と異なる点は、図版の大半を差し替えたほか、「昭和天皇のお言葉」に1ページを割り当て、見開きで昭和天皇について記述。戦艦大和の戦いについても1ページを割いた。つくる会の藤岡信勝会長は「公共の精神の尊重など、改正された教育基本法の理念を取り入れた」としている。

 つくる会のメンバーらが執筆陣の教科書は扶桑社版が12年度と16年度検定に合格。その後、運営方針の対立などから一部メンバーが分かれ、「日本教育再生機構」を設立した。

 扶桑社側は子会社・育鵬社から新指導要領に合わせ教科書を出す。育鵬社版の執筆は再生機構が事務局の「教科書改善の会」のメンバーが参加する。

 藤岡会長らは昨年6月、現行の扶桑社版について22年度以降の出版差し止めを求めて東京地裁に提訴し、著作権をめぐり係争中。扶桑社は「教科書は執筆者、監修者、出版社が著作権を有する共同著作物。当社は22、23年度の教科書を引き続き発行し、教科書発行者としての責任を全うしたい」とコメントしている。

 自由社、東京書籍の教科書は5月25日から7月24日まで、東京都江東区千石の教科書研究センターで公開。自由社の教科書の検定意見と修正内容は、4月下旬から文科省のホームページに掲載される。

●「過去の過ち正当化」=つくる会教科書検定合格に抗議-韓国政府  時事通信 2009/04/09-16:25
 【ソウル9日時事】韓国外交通商省の文太暎報道官は9日、「新しい歴史教科書をつくる会」会員らが執筆した中学用歴史教科書が2008年度の教科書検定で合格したことについて、「過去の過ちを正当化、美化する誤った歴史認識に基づいている」と日本政府に抗議し、是正を求めた。

●韓国、「つくる会」の教科書検定合格に抗議  日経 4.9
 韓国外交通商省の趙泰永(チョ・テヨン)東北アジア局長は9日、在韓日本大使館の高橋礼一郎公使を呼び「新しい歴史教科書をつくる会」が編集した教科書2点が検定合格したことに抗議した。青瓦台(大統領府)の報道官は11日に予定される日韓首脳会談で「特別な話はしない」と述べた。(ソウル支局)(00:16)

●【時事評論】「新しい歴史をつくる会」採択率0.4%の意味
  韓国 中央日報 /圭哲(チョ・ギュチョル)韓国外大教授(日本政治学)2005.09.05 0>

日本の「新しい歴史をつくる会」などが筆を執った2006年扶桑社版中学校歴史教科書の採択率が0.4%程度になるという暫定集計結果が出た。これは4年前の0.039%に比べて10倍程度増えたが、出版収益が発生する10%には大きく及ばない水準だ。

半月前まで朝日新聞は採択率が1%水準になると推定していたが、実際にはその半分以下にとどまったという点で韓日両国未来のためには大変幸いなことに違いない。問題は採択率0.4%をどう評価するかである。「韓日両国市民運動と良心勢力の勝利」で「日本右翼の敗北」と喜ぶか、でなければ4年前に比べて採択率が10倍程度増えた分、日本が10倍程度右傾化されたと判断しようか。
    (略)

 文部科学省  教科用図書検定規則
  ●  教科用図書検定調査審議会  2. 教科書改善の具体的方策
  1 教科用図書検定基準等の改善○ ・・・・・
  ●  義務教育諸学校教科用図書検定基準
[社会科(「地図」を除く。)]・・・・・・・ 


新しい歴史教科書をつくる会 から一部を紹介
●『新編 新しい歴史教科書』検定に合格!
   つくる会 Webニュース 第250号 平成21年4月9日(木)

 文部科学省は、本日(4月9日)午前、教科書検定審議会を開催し、『新編 新しい歴史教科書』(自由社版)の検定合格を正式に発表しました。

 新しい歴史教科書をつくる会は、この検定合格発表を受けて、午後1時から文科省記者クラブで会見を行い、次の「見解」を発表しました。記者会見には、藤岡信勝会長、杉原誠四郎、福地惇両副会長、鈴木尚之事務局長が出席しました。

 この教科書の作成に当たられた方々及びご支援をいただいた多くの皆様に心より感謝申し上げます。

 今後は、いよいよ採択戦に入りますが、この素晴らしい歴史教科書が、ひとりでも多くの子供たちに届けられ、教室で学ぶことができるよう一層のご協力をお願い致します。
 「つくる会」三度目の挑戦にお力添えを
  ー自由社版『新しい歴史教科書』の検定合格についての見解ー

      (以下、略)


●教科書採択の真相 かくして歴史は歪められる (PHP新書) (新書)  アマゾン 
 商品の説明   出版社 / 著者からの内容紹介
「新しい歴史教科書」の登場とともに浮上した「教科書採択問題」の背景と問題構造を明らかにする。問題なのは「検定」ではなかった!
教科書は誰が選ぶのか? 教室で子どもに教える現場の教師か、教育委員会か、首長か、それとも父母か――四年前の『新しい歴史教科書』の出現は、半世紀変わらぬ教科書制度のあり方に、大きな一石を投じた。と同時に、教科書問題の主舞台が「検定」から「採択」の場に移り、採択が世間の注目を集めるきっかけともなった。

▼ところが、『新しい歴史教科書』の市販本は65万部を売り上げたにもかかわらず、実際の採択結果は11校521冊、採択率わずか0.039%に終わったのである。この落差はいったい何なのか? 「つくるよりも採択してもらうことのほうがはるかに難しかった」――本書は「新しい歴史教科書」の編纂に加わった著者が、「採択率のカベ」を振り返りつつ、採択制度と実態のズレ、問題の真相を明らかにする。日本の歴史教育をダメにしたのは誰なのか――。
 (略)

●教科書検定:つくる会教科書は不採択を 市民団体アピール   毎日新聞 2009年4月9日
 08年度の教科書検定で「新しい歴史教科書をつくる会」が主導し自由社が発行する中学社会科(歴史的分野)の教科書が合格したことを受けて、歴史問題や平和、教育関係などの市民グループ34団体が9日、東京都内で記者会見し、教科書の不採択を訴える共同アピールを発表した。

 アピールでは、つくる会の教科書について「太平洋戦争が侵略戦争だったことを認めず、アジア解放に役立った聖戦と美化している」と批判。「侵略戦争への反省から生まれた日本国憲法の理念を敵視する考え方を一方的に子どもに注入するような教科書は許されない」と主張している。

 一方、つくる会の藤岡信勝会長は同日、記者会見で「伝統と文化の尊重や愛国心などを明記した改正教育基本法を踏まえて編集した。新学習指導要領の方針も先取りしている」と話した。【加藤隆寛、井上俊樹】

●沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会  つくる会教科書が検定合格しました
「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」の最新情報を発信するためのブログです。入会の問い合わせ、ご意見など自由に書き込んで下さい。

つくる会教科書が検定合格しました
本日、教科書検定結果が発表されました。
その中で、「新しい歴史教科書をつくる会」の自由社より発行された歴史教科書が検定合格しました。
その内容等問題点をしてきた共同アピールを出しましたので紹介します。
【共同アピール】 (リンク先にあり・・・)

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 「書評」というものを初めて書いた。
 新聞社の依頼で。 
 東京新聞、中日新聞で、「北海道新聞」「西日本新聞」の二紙にも配信されるという。

 時間が無いけど良いですか、と編集者に聞かれたけど、3月の議会後だったので、「何事も経験」と気軽に応じた。

 「岩波」と聞いたので、無意識に浮かんだのは「新書」。

 ところが、数日後に届いたのは、ズッシリと重たいと本。
 書籍は、岩波書店の『川辺川ダムはいらない』、著者は高橋ユリカさん。
 
 川辺川ダムことは、このブログでも採りあげてきた。
   ex.  2008年10月2日のブログ
   ⇒ ◆川辺川ダム建設中止/他方で、ダム撤去は凍結/熊本蒲島知事

 いろいろな公共事業や大規模開発などに起因して、無謀な計画に、やむを得ず市民運動が立ち上がることは通常のことだ。
 私の住む岐阜県でも、公共事業としての長良川河口ぜきや徳山ダムの計画、大規模開発、廃棄物の問題など、全国と同じ状況だ。

 いろいろな環境問題にかかわってきた。
 かつて、ゴルフ場開発の問題では、全国に先駆けて「岐阜県内の住民運動、市民運動団体、個人のネットワーク」を呼びかけて、県内ネットを作った。
 それは、今の「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」の前身でもある。

 ともかく、川辺川ダムは日本の公共事業のひとつの結末(まだ、完結はしていないけど)。
 ジャーナリストとしての著者・高橋さんの経験と地道な多くの取材に基づくしっかりとした「330ページ」の本。
 読む中で、改めて日本の公共事業の歴史や発想、根底にあるもの、そして「これから」のことが見えてくる。

 もちろん多くの人に読んでほしいけど、特に官僚や役所の人にも読んでほしい。

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(転載、転送 歓迎)
 2009年4月5日 東京新聞、中日新聞
 書評
『川辺川ダムはいらない』
[著者]高橋 ユリカ 岩波書店/3150円

[評者]寺町 知正 (住民運動団体代表)

 「五木の子守唄(うた)」発祥の地・熊本県五木村。
 その周辺にダムを造ろうと、国は四十年あまりも前に「川辺川ダム」計画を公表した。
 その後、住民や関係者の反対や批判を受け続け、群馬県の八ッ場(やんば)ダムとともに長期化・問題化した公共事業の典型である。

 ところが、昨年初当選した蒲島郁夫知事によって計画が白紙撤回された。画期的な出来事だ。

 公共事業の計画は、かつてはなかなか止まらなかった。だが近年は、事業の断念や修正が実現することがある。景気や財政の悪化などの要因に加え、市民運動があるところに個性的な知事や市町村長が誕生、そのトップの決断など政治の現場の動きと呼応したときだ。
 川辺川ダム計画の結末は、その象徴とも言える。

 著者は東京から現地に十年にわたって通い続け、その経過を「序章」で感慨をもって語る。
 他の地域の事例や背景の考察などが織り込まれ、説得力が増していく。

 ダム計画をめぐる流域住民の苦悩、周辺自治体や議会・議員の状況、熊本県の前知事のダムへの慎重な姿勢などが縦糸。
 横糸は、全国各地に国から押し付けられる公共事業に納得しない現地の人たちとその粘り強い運動、公共事業にストップをかけた長野県の田中康夫前知事や滋賀県の嘉田由紀子知事らの姿勢、真実を見据えようとする学者や専門家の議論の変化などである。

 それらが整理されていく中で、国が進める各種の計画の立脚点がもろくも崩れていくことを予見させる。

 本書は、単なる「川辺川ダム」計画の記録ではない。著者が「もはや流れは変えられない」と終章を結ぶとおり、日本の公共事業や大規模事業の計画づくりや進め方は変わった。官僚と政治家、業界の思惑や利権ではなく、真に暮らしや環境を守る政策が選択される時代に入った。

 本書は、主導権が地方や市民に移りつつあることを、しっかりと理解させてくれる。


中日新聞・東京新聞 書評『 川辺川ダムはいらない』 
 高橋 ユリカ 暮らし、環境を守る流れに




 ●著者 高橋さんの関連情報
   ジャーナリスト高橋ユリカの公式サイトです

 このブログの記載によると・・・
  「川辺川ダムはいらない 宝を守る公共事業へ」(岩波書店)では、これまでの経緯をこれかの未来を考えながら振り返っています。「子守唄の里・五木を育む清流川辺川・球磨川を守る県民の会」のサイトからアフェリエイトで購入していただくと「県民の会」に3.75%の寄付がされます。 
    川辺川ダム問題・書籍紹介 


  2009/04/04(Sat) のブログ ⇒  桜満開おそし>大戸川ダム凍結?>東京水辺クルーズ>海へ

●国の大戸川ダム凍結方針 知事「政治的には了」評価再修正  2009年4月8日 読売新聞
 嘉田知事は7日の定例記者会見で、国土交通省が大戸川ダム(大津市)建設の凍結方針を決めたことに関し、「政治的には了としたい」と述べ、国の判断へのの評価を再修正した。

 知事は同省近畿地方整備局が方針を発表した3月31日、「一定程度評価したい」と表明した。しかし、翌1日の定例会見で、「(ダム計画の白紙撤回を求めた)知事意見とは異なり、疑問がある」などと一転して同省を批判。同省の方針を支持した橋下徹・大阪府知事との立場の違いが表面化していた。

 知事はこの日の会見で、「(1日の会見後)大阪、京都の両府知事と連絡をとった。政治的メッセージとしては、国交相が凍結と言っていることを評価させていただく」と説明。

 凍結方針への評価が二転三転していることに関しては、「(1日の会見は)具体的な(凍結への)行政手続きについて疑問があると申し上げた」と釈明した。

●クローズアップ2009:大戸川ダム中止 高度成長期に計画、「時代は変わった」  毎日新聞 2009年4月1日
 ◇必要性に疑問
 国土交通省が31日、事業凍結を決めた大戸(だいど)川ダム(大津市)。公共事業の見直しを迫られる中、滋賀、大阪など4府県が共同で建設反対を表明しており、財政難と地方の声に凍結を余儀なくされた格好の今回の国の決定。全国のダム行政への影響も大きそうだ。【野田武、高橋昌紀、稲生陽、大西康裕】

 「(滋賀、京都、大阪の)3知事は『治水効果は認める』とし、ダムには一定の評価を与えている。優先順位の問題。建設自体に反対をしているわけではない」。東京・霞が関の国交省で、河川局治水課の担当者はダムの必要性を強調。「現在の経済状況を考えると、直ちに着工できるわけでもないということだ」と述べた。

 「建設凍結」決断の背景には、大戸川ダム問題が長引けば、淀川水系の整備計画自体に遅れが出るとの懸念があった。地元知事が同様に反対を表明した川辺川ダム(熊本県相良村)に影響。ひいては脱ダムの機運をも盛り上げかねなかった。

 昨年12月に内示された09年度一般会計予算の財務省原案で、国交省の概算要求は10億円。しかし、知事側の了解を得ていないとの理由から、財務省の内示は半分の5億円にとどまった。

 31日発表の整備計画について、ある国交省幹部は「付け替え道路の建設を保証することで、知事側が受け入れられる内容になった。整備を進めることを優先した結果だ」と解説する。

 一方で、本体工事に関する「建設中止」の文言は見あたらない。明記されたのは「中・上流部の河川改修の進ちょく状況とその影響を検証しながら実施時期を検討する」との文言だった。

 ある河川局幹部は「宇治川や桂川が改修され、淀川への負荷が大きくなれば『大戸川ダムはやはり必要』との声も出てくる」と言い切る。別の幹部は「時代は変わった。ダムによらない施策について、河川局自体が考えなければならない時期にきているのだが」と吐露した。

 国が建設を計画しているダムは群馬県の八ッ場(やんば)ダムなど、全国で47カ所、総事業費は約6兆2000億円。多くが大戸川ダムや川辺川ダムと同様、高度成長期に計画され、必要性に疑問が生じているものも少なくない。今回の凍結は、計画時から社会状況が大きく変わる中、事業を進める難しさを示した。

 ◇治水行政、転換点に--前宮城県知事の浅野史郎・慶応大総合政策学部教授(地方自治)の話
 発言力のある知事が一致して国にノーをつきつけたことが、見直しの機運を高めたのだろう。完成まで時間がかかる国の事業は、目的が変わってしまうことがあるのに、始まると止まらなかった。今回の凍結は大きな転換点。他の事業の見直しにもつながる可能性がある。

 ◇流域知事意見を初反映--昨年11月、反対で結束
 97年、長良川河口堰(三重県、95年完成)に大きな反対が起きたことから、国のダム建設に際して河川法改正で知事の意見聴取が義務づけられた。今回は、その仕組みが初めて機能した。

 大戸川ダム建設が計画されたのが68年。地質調査などを経て89年、建設が正式に決定。98年までに水没地の住民の移転が終わり、水没地を通る県道の付け替え道路建設工事が始まった。

 一方で、国交省近畿地方整備局は河川法改正を受けて01年、学識経験者でつくる諮問機関「淀川水系流域委員会」を設立。03年、流域委は「ダムは原則建設すべきでない」と提言した。

 委員だった嘉田由紀子・滋賀県知事がダム凍結を公約に06年7月、初当選。地元で、凍結への動きが本格化する。淀川流域委は大戸川ダムによる治水効果が淀川下流で19センチの水位低下でしかないことを審議過程で明らかにし、「建設は不適切」と結論づけた。

 08年1月に誕生した橋下徹・大阪府知事がダム建設に伴う地方負担金に異を唱え、地方分権を重視する山田啓二・京都府知事も参加。三重県も加わり、昨年11月に4知事で反対意見をまとめた。

 県議会の抵抗を受けながらも反対の立場を貫いてきた嘉田知事は国交省の決定を受け、「知事意見を尊重してくれたことを一定程度評価したい」とし、「ともすれば対立しがちな(大戸川の)上下流(の府県)が一致した意見が出せたということは歴史的にも画期的」と話した。

 橋下知事は「僕としてはありがたいと思っています。地方の声はしっかり反映されたんじゃないでしょうか」と話し、山田知事は「あれもやります、これもやります、30年たったら何とかなりますというものだ」と計画を改めて批判した。

 一方で、京都府内の流域自治体にはダム凍結についてさまざまな意見があり、「これからも誠実に話し合いたい」と話した。


●社説:大戸川ダム 知事連携が流れ変えた  毎日新聞 2009年4月7日
 「一度動き出したら止まらない」と言われた大規模公共事業にストップがかかった。滋賀、京都、大阪、三重の地元4知事が反対していた淀川水系の大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)建設である。知事の声に押される形で国土交通省が当面実施しないと判断したのは当然だ。公共事業を巡る国と地方の役割分担を議論し、より対等な関係を築く契機とすべきだ。

 大戸川ダムは1960年代、治水・利水・発電の多目的ダムとして計画された。その後、利水や発電の需要が見込めず、治水単独のダムへと計画が変わった。ところが同省近畿地方整備局の諮問機関・淀川水系流域委員会が「治水効果は限定的」とする意見書を提出し、「まずダムありき」の政策に待ったをかけた。

 それを受け4知事は昨年11月、共同で凍結を求めた。国のダム建設に地元知事が結束してNOを突きつけたのは初めてのことだった。

 ダム凍結を公約にした嘉田由紀子・滋賀県知事が06年に初当選するなどの状況変化に加え、各自治体の苦しい財政事情も背景にあった。ダムの総事業費は約1080億円。その約3割が地元負担である。「教育や福祉の予算を削ってまで、効果が明らかでないダム建設を優先すべきか」と、地方行政の責任者が疑問を抱いたのも無理はない。

 一連の経緯で浮き彫りになったのが、道路やダム、空港など政府が進める直轄事業を巡る国と地方のいびつな関係だ。こうした公共事業は「地方自治体も受益者」という理由で、一定割合で地方に負担が強いられてきた。しかし、必ずしも地元の意向を反映したものでなく、明細も十分に示されてこなかった。

 大阪府の橋下徹知事が09年度の直轄負担金の一部削減を要求、国もそれに応じざるを得なかった。ダム問題などを契機に噴き出した地方の不満を無視できなくなったからだ。

 完成まで何十年もかかるダムは、一度動き出せば止まらない公共工事の典型だ。大戸川ダムでも、整備計画書の本文に「凍結」が明記されていないことを滋賀県知事が警戒している。だが、熊本県の川辺川ダムに地元知事が反対。国交省内にも、全国のダム整備計画を再検討する動きがあるなど、ダム頼りの治水政策を見直す機運は高まっている。

 地元知事らは大戸川ダム問題を「地方分権の試金石」と位置づけていた。上流と下流で利害が相反する河川政策で協調することが、自治能力の証しになるからだ。一方で、大津市や京都府宇治市などダム建設を望む自治体もある。住民の不安を取り除き、納得できる治水対策を示すことが必要だ。専門家集団の地方整備局と一緒に知恵を絞るべきだ。

●2つのダム事業を中止へ 長野県の田中知事  2002/06/24 13:24 【共同通信】
 長野県の田中康夫知事は24日までに、自らの「脱ダム」宣言などで抜本的な見直し作業を進めていた浅川の県営浅川ダム(長野市)と砥川の同下諏訪ダム(下諏訪町)の建設事業を、中止する意向を固めた。  知事は、諮問機関が7日「治水・利水はダムを建設せず河川改修などで対応すべきだ」とする答申をまとめたことを尊重。25日の県議会一般質問でダム事業の中止を表明するとともに、宣言の理念にかなった河川改修と流域対策を組み合わせた代替案の概要を初めて明らかにする。  ダム建設推進派が多数を占める県議会や流域首長の反発は必至で、田中知事に対する不信任案提出をめぐる論議が活発化しそうだ。

●同じく長期化・問題化した群馬県の八ッ場(やんば)ダム
   数年前のオンブズ の全国大会で各県で住民監査請求・住民訴訟をそろってやろうと提唱された・・・・
      八ッ場ダム訴訟
 そのダムの分かりやすい基礎データ 八ッ場ダム  やんばダム

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 畑は春満開。

 暖かいから、アスパラも数本の芽を出してきた。
 とはいえ、作業は遅れ気味。
 農業を実習したいという まどかくん に 
 できるだけ任せるようにしている。

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秋・冬野菜の畑は、今は、菜の花畑。
土が肥えているから勢いも良い。
この野菜たちを株ごと土にすきこんで、夏に熱処理除草、
そのまま秋・冬野菜の畑にすることにした。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


野菜の種類ごとに花が違うのが また面白い
    


ジャガイモの植え付け
秋ジャガの4種。保存してあったイモをそのまま種芋にした。
少し遅れたけど3月30日に植え付け。
  

植え付けは管理機で中耕、除草、土寄せ(3回のメド)するため
条間は1.2メートルの幅にした。
株と株との間隔(株間)は30センチ弱。
  

以下は4月6日、7日の作業。

トウモロコシなどの種まきの準備。
メジャーで幅を決めてから、「足跡」で線引き。
その線で管理機を通して、畝(うね)たて。
  

マルチして、たっぷりとかん水(注水)する。


トウモロコシがメイン。ニンジン、大根、ハーブその他・・・
  

レタス類は虫が来ないから露地状態。
キャベツは虫除けにすっぽりと白寒冷紗でつつむ。
トウモロコシは高温がいるのでトンネル。



牛蒡(ごぼう)
ゴボウは長いから、収穫が大変。
ヤマイモ・自然薯のパイプ栽培になれたので、「牛蒡も」と思った。
インターネットで調べると、出来ないことはない。
今年は、省力性と経済性から、
水田用の波板「35センチ×20メートル、1350円」を
2本使ってみることにした。
このやり方の欠点は、根の働く有効な土壌が少ないことは容易に予測できる。
まず、今年は実験。
  

  

種は一昼夜水につけてから蒔く
    


紫アスパラも動き出した。
昨年、土盛りしたアスパラのベッド。
 2007年5月7日⇒ ◆春の味覚・アスパラ/十数トンの土を盛って「アスパラ専用うね」を造った
土を削ってから、施肥、かん水チューブでたっぷりと水やり。
昨年、モグラやメイガにやられたところには株を追加して植えた。
    


別の場所のアスパラ
地面から草を削る。
この3年は、土を削ってから、
モミガラをたっぷり載せて米ぬかを施肥していた。
どうも、かえって地温が下がって、アスパラの出芽が遅れる印象。
  

ここも施肥して、スプリンクラーでかん水。



モミガラくん炭づくり
自然薯の植え付けのとき、種芋の周りに置くとよいそうだから、作ってみた。
  

昼過ぎに着火して、夕方にはこんがり。
試しにやったとき、朝まで置いたら、少量の真っ白な灰になっていた。
広げて、バケツ1杯の水を掛けておいた。
  


昨夕、最後の仕事はイチゴの屋根用のトンネル。
3月にやればよかったけど・・・すでに花が霜で焼けている。



ただ今 キャベツ・ダイエット中
効果を実感している。


昨夜は、ブロッコリーとワサビ菜
春キャベツは甘く美味しい。おかわりしてしまった。
  

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 昨日に続いて、森田千葉知事のこと。
 告発などの動きがあちこちで扱われている。

 国会・衆議院の法務委員会では公明党議員の質問に次のように答弁したという。
 
政党に所属する方がいかなる政党にも所属しないということを公にして選挙運動をすることは、立候補届けにおける無所属ではなく、実際の政党への所属関係について当選を得、または得させる目的をもって公職の候補者の政党その他の団体の所属に関し虚偽の事項を公にしたと認められる場合には公職選挙法235条1項に抵触するおそれがある


 ともかく、新しい運動ができあがってい行くときは情報発信が大事。
 実際、昨日のこのブログの「森田健作を告発する会」等のことばの「検索」でのアクセスが80件以上。

 だから、続きで紹介。
 なにしろ、石原都知事より右傾化するであろう森田千葉県政への不安が強いから。

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●森田健作・千葉県知事が初登庁   日経 2009.4.6
 3月29日の千葉県知事選で初当選した森田健作氏(59)が6日、初登庁した。

 高い知名度で有権者の支持を得たが、自ら代表を務める自民党支部に多額の企業献金を受けていたことが発覚するなど、多難な船出となった。

 午前10時、グレーのスーツ姿で県庁玄関に到着。手渡された花束を抱えながら満面の笑みで玄関前を一周し、拍手で出迎える職員や県議に深々と頭を下げた。

 初めて座る知事のいすに「思ったより硬いね」と一言。「おごることなかれ。たえず県民のためにやらせていただく気持ちを忘れてはいけない」と意気込みを語った。(11:47)

●森田健作知事:「無所属は虚偽」…千葉県議2人が告発へ 
      
毎日新聞 2009年4月6日 15時00分(最終更新 4月6日 15時15分)

「無所属」のたすきをつけ選挙運動に臨んだ森田健作氏

 千葉県の森田健作知事が自民党支部代表を務めながら、知事選で無所属を名乗ったとして、同県議2人が15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで千葉地検に告発する方針を固めた。

 東京都選管に提出された政治資金収支報告書によると、森田知事は衆院議員を辞職した03年以降も「自由民主党東京都衆議院選挙区第2支部」の代表を務めている。公選法は、当選を得る目的で政党の推薦や支持などに関し、虚偽の事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても、党の「所属党派証明書」を選管に出さなければ無所属で出馬できる。森田知事は今回、自民党に証明書の発行を申請しなかったという。【斎藤有香】

●森田知事:今も代表の自民支部で企業献金、1億6000万円 /千葉
         毎日新聞 2009年4月6日
 ◇完全無所属
 ◇資金管理団体へ4年分1億4400万円寄付
 「完全無所属」を名乗り100万票を集めた森田健作知事(59)が、今も都内で自民党支部の代表を務め、企業献金を受けていたことが当選直後に発覚、波紋を広げている。選挙中は「知事選に政党の争いを持ち込むな」と訴えていた。「有権者をだました」「取るに足りない問題だ」と賛否は分かれている。問題の党支部の実態や金の流れについて、政治資金収支報告書などから判明した事実を報告する。【井上英介、森有正】

 ◇金の流れ
 森田氏が代表を務めるのは「自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部」。自民党が小選挙区ごとに作る支部かと勘違いしそうだが、こちらは「自由民主党東京都第二選挙区支部」。衆院東京2区選出の自民現職、深谷隆司議員が支部長を務め、両支部は何の関係もない。

 森田氏の第二支部の収支報告書によると、企業や個人から毎年数千万円の寄付(献金)を受け、大半を自分の資金管理団体「森田健作政経懇話会」へ寄付している(04~07各年の出と入りは別表)。第二支部は、この4年間に企業献金だけで計1億6000万円を集め、懇話会に1億4400万円を流した。

 政治資金規正法は、政治家個人や政治団体(資金管理団体)への企業献金を禁じるが、政党への献金は認めている。政党と政治団体(資金管理団体)の金のやり取りもOK。懇話会は第二支部を受け皿に企業献金を得ている格好だが、違法ではない。同法がザル法と言われるゆえんだ。

 ◇実体は「?」
 第二支部に、活動実体はあるのか。
 森田氏は03年10月まで衆院議員だった。その03年の収支報告書は、後援者1612人が納めた会費計74万3100円を収入として計上している。支出面でも経常経費(人件費や水光熱費など)や政治活動費(組織活動や宣伝など)の各項目に金額を記載し、活発な活動ぶりがうかがえる。

 ところが、議員でなくなった04年以降、企業や個人から活発に寄付は集めるものの、会費収入はゼロ。支出では懇話会への寄付が大半を占める一方、水光熱費は一度も払っていない(03年は2万1706円)。
 東京・京橋の雑居ビルの5階に「森田事務所」の看板がかかる。森田氏が構える事務所だ。第二支部と懇話会が法令に従って届け出ている所在地は、ともにこの事務所だ。

 議員でなくなった森田氏を支部の代表としていることについて、自民党組織本部は毎日新聞に「辞職後も自民党の党勢拡大のために支部長に選任した」とのコメントを寄せた。つまり、森田氏は知事選告示後はともかく、長く自民党のために働き、党本部のお墨付きまでもらっていた。

 ◇選挙資金
 森田氏は05年の知事選にも立候補し、敗れた。収支報告書によると、その年、第二支部は懇話会へ8061万円を寄付する。その懇話会は同年、鈴木栄治氏(森田氏)個人に4000万円、「元気モリモリ、千葉を日本一にしよう会」に4500万円をそれぞれ寄付した。「しよう会」は公職選挙法に基づく知事選の確認団体(告示後に選挙運動ができる唯一の団体)だ。

 3日の衆院法務委で公明党の富田茂之議員が05年の金の流れを取り上げ「第二支部や懇話会を通じた迂回(うかい)献金ではないか」と追及した。
 自民党は前回、無所属の森田氏を「支持候補」としており、第二支部が資金の出元だったとしても、筋が通らないことはない。だが、今回自民党は自主投票で臨み、森田氏も無所属を強調した。支部が出元であれば、有権者にどう説明するのか。森田氏は当選翌日、こうした疑念をきっぱり否定した。それを裏付ける収支報告書はまだ公表されていない。

==============
 ◆森田氏会見
 ◇(自民支部使った資金集めは)してない
 政党支部を巡る3月30日の森田氏の会見は次の通り。(敬称略)

 記者 4年前に出馬を決めたというが、なぜそのまま第二支部の代表を務めているのか。また、支部から資金管理団体に金が流れているのはなぜか。

 森田 前回負けた後、自民党の応援に行ったり党勢拡大のためにやってきた。しかし、無所属で出ると決めた時点で全部停止した。支部から今回のこと(知事選)に流れるようなことは一切ない。万が一、間違ってそういうことがあったとしても、全部返金するように事務局に言ってある。全く問題ないこと。弁護士にも確認し、問題ないと聞いている。

 記者 支部はまだ解散していないのか。

 森田 今はまだ事務手続きしてない。解散しようと思ったが、いろいろ手続きが必要だ。人が少ないのでとりあえず事実上停止し(選挙が)終わったらちゃんとしようと。

 記者 それはいつか。
 森田 早くやる。

 記者 収支報告書を見ると、4年前の落選から今回の出馬まで支部から資金管理団体に金が流れている。4年間の活動に使ったのか。

 森田 いや、あの、それはねえ、例えば政党支部の人件費とか。私は自民党だけではなくいろんな人の支持があるので、そういう受け皿も考えなきゃいけないし。間違った発言するといけない。文書で(質問を)出してもらえれば文書で答える。

 記者 完全無所属をうたって出馬したのに、自民党支部を使って資金集めをしていたことへの道義的責任は。

 森田 いやいやいや、してないって。そんなことは。そんなことするわけない。

 記者 資金管理団体は企業から献金受けられないが、政党支部なら受けられる。

 森田 出馬までは自民党の代議士やいろんな人の応援に行き、党勢拡大のために頑張ってきた。それは当たり前じゃないですか。

 記者 支部から資金管理団体に渡った金が政治資金に使われた。
 森田 使われてないって。
==============
 ◇森田氏の第二支部の金の出入り◇
        企業から   個人から     懇話会へ
04年   5475万円 1410万円   4388万円
05年   6789万円 2377万円   8061万円
06年   2069万円  230万円   1425万円
07年   1852万円  207万円    494万円
計   1億6185万円 4224万円 1億4368万円
 ※政治資金収支報告書から。1万円未満は切り捨て

●森田知事、支部長務める自民支部「1~2週間で解散」 
    2009年4月6日20時18分 読売新聞
 千葉県の森田健作知事が自民党東京都衆議院選挙区第2支部(東京都中央区)の支部長を務めている問題で、森田知事は6日、「1~2週間のうちに解散する予定だ」との考えを示した。

 知事就任後初の記者会見で明らかにした。
 同支部は2004~07年に1億6185万円の企業・団体献金を受け、自ら代表を務める資金管理団体に1億5030万円を寄付。
 この一部が先の同県知事選に使われたのではとの指摘に対し、森田知事は「選挙資金に使ったことはない」と改めて否定した。

 政治資金規正法が外資規制を大幅緩和する前、ディスカウントストア大手「ドン・キホーテ」(東京都新宿区)から献金を受けた問題について、「本当に驚いた、知らなくて」と述べた。

●森田健作問題について政府委員答弁「公選法に抵触するおそれ」(衆院・法務委)
 ユニークなブログ 薔薇、または陽だまりの猫 さんの「2009-04-06ブログ」に大分の東本氏の情報が引用してあったので転載。

森田健作問題について政府委員答弁「公選法に抵触するおそれ」(衆院・法務委)
4月3日にあった衆議院・法務委員会において門山泰明政府委員(総務省自治行政局選挙部長)は、富田茂之衆議院議員(公明党)の質問に応えて、「候補者が『無所属』をことさら公にした(すなわち選挙運動)場合は公選法235条1項に抵触するおそれがある」と明確に答弁しました。

 森田健作の刑事告発にとって有力な「証言」が政府側から飛び出した格好です。
衆議院TVhttp://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php、カレンダー検索の4月3日→法務委員会→発言者一覧の富田茂之(公明党)の順にクリック)

この件に関する富田議員の質問は次のようになっています。

・14分48秒あたり~:政治資金規制法違反に関する質疑応答
・22分28秒あたり~:無所属の定義に関する質疑応答

政府委員の「公選法235条に抵触する可能性」に触れた部分は以下のとおりです。
………………………………………………
●富田議員(24:10あたり~):
公選法第235条の趣旨から言いますとですね、一般論として、ある程度の党員で、かつ政党支部の支部長をつとめるような人物がことさらそれらの事実を隠して当選を得る目的で選挙活動のさまざまな場面で自分は政党に所属しない、政党の支援を受けない、無所属、完全無党派であることをアピールしていたような場合にはこの235条の虚偽事項公表罪に該当する可能性があるというふうに思えるのですが、そのように理解してよろしいですか?

●総務省自治行政局選挙部長・門山泰明政府委員(24:39あたり~):
 一般論としてのお尋ねでございますが、若干前提をご説明させていただきますと、立候補届け出におきまして立候補届出書に所属する政党その他の政治団体の名称、これを記載する場合には当該政党その他の政治団体の証明書、いわゆる所属党派証明書というのを添付するということになっておりまして、この所属党派証明書の添付がない場合には無所属と、こういう扱いになるわけでございます。したがいまして立候補届けにおきます無所属という機会(注:場合、という意味か?)は立候補届けをした方がどの政党にも属しないということを意味するものではなくて、所定の所属党派証明書がない、記載されていないという場合に記載すべきかなり広い意味の呼称であると解されておりまして、一般に政党に所属する方が無所属として立候補届けをし、無所属として選挙運動をすることは当該規定に抵触しない、と考えられるところでございます。

 一方、政党に所属する方がいかなる政党にも所属しないということを公にして選挙運動をするということにつきましては、これも一般論でございますけども、それが立候補届けにおける無所属ということではなく、実際の政党への所属関係について当選を得、または得させる目的をもって公職の候補者の政党その他の団体の所属に関し虚偽の事項を公にしたと、そういうふうに認められる場合には公職選挙法235条1項に抵触するおそれがある、ということは考えられるところでございます。なお、個別の事案につきましては具体の事実に即して判断されるべきものと考えております。
………………………………………………
門山政府委員(総務省自治行政局選挙部長)は「当選を得、または得させる目的をもって公職の候補者の政党その他の団体の所属に関し虚偽の事項を公にした(すなわち、選挙運動をした)」場合は、「公職選挙法235条1項に抵触するおそれがある」と明確に述べています。森田告発にとって、重要な国会答弁だと思います。
東本高志@大分  taka.h77@basil.ocn.ne.jp


●このブログの関連記事
  2008.12.9 ブログ ⇒ ◆千葉と秋田の県知事選挙/来春実施/揺れている背景
 2009 .1.11 ⇒ ◆千葉県知事/市民オンブズマンいばらき
   1.14 ⇒ ◆民主党は白石予定候補の推薦取り消しか
   2.9  ⇒ ◆5人の候補で固まった模様/堂本さんは引退
   3.12 ⇒ ◆今日告示・混沌/選挙のプロによるイメージ戦とも  
   3.21 ⇒ ◆注目の千葉県知事選/選挙公報の配布も開始された
   3.23 ⇒ ◆千葉知事選は森田先行、追う吉田・中盤情勢。思惑先行の白石/市民ネットワーク
   3.29 ⇒ ◆千葉知事選・結果は小沢一郎進退に直結/秋田知事選は26日に告示・各党は「ねじれ」て支持
  4.2 ⇒ ◆不穏な森田千葉県知事/資金問題/自民党隠しで「完全無所属」の虚偽/糸引く選挙プランナー/刑事告発を

 ★ 4.6 ⇒ ◆「森田健作を告発する会」の発足・告発人全国募集 /今日登庁の千葉県知事/選挙プランナー諸費は?


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 当選してすぐから不正が報道される知事はほとんどいない。
 が、先週日曜日3月29日に当選した千葉県の森田健作知事は違う。

 政治資金でも、政党所属問題でも、「完全無所属」との虚偽公表でも、問題が指摘されている。
 森田氏の選挙プランナーの三浦氏は、投票日の翌日のブログで 
  告示前は前回と同じキャッチコピー、“元気モリモリ、千葉日本一”で前回を想起してもらい、
   告示後は“政党より県民第一”のメインキャッチで、無党派層への浸透を図りました。

 としている。

 個人的には、2週間以内に選挙管理委員会に提出される森田候補の「選挙の収支報告書」及び年度末で閉められる「政治団体の収支報告書」において、「選挙プランナー及び同社」への諸経費支出がどのように計上されるのか見てみたいという気がする。

 ともかく、本日初登庁の森田新知事ではあるけど、近く、「森田健作を告発する会」が立ち上がるし、すでに、告発人を全国募集し始めている。
 このブログ末にも引用してあるので、A4用紙に落としてあなたもどうぞ。
 
 私も、2000年にある代議士を岐阜県民718人の連名で岐阜地検に告発したことがある。
 もちろん、今回は全国募集なので、千葉県知事の告発人に私も申し込む。

 選挙で堂々と稼ぐ人たちと候補者の浄化を進める人たちと、構図は多面的だ。

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 (関連の投稿にリンク)
   ⇒ ◆不穏な森田千葉県知事/資金問題/自民党隠しで「完全無所属」の虚偽/糸引く選挙プランナー/刑事告発を

●献金問題に無所属疑問の声 森田氏多難の千葉知事船出
   朝日 2009年4月5日8時4分
 千葉県知事選で初当選を果たし、5日から任期が始まる元衆院議員森田健作氏(59)の船出に暗雲が垂れ込めている。支部長を務める政党支部から森田氏個人の資金管理団体への寄付が、政治資金規正法違反の疑いがあると国会で追及される事態に。政党支部長でありながら「完全無所属」を掲げて戦ったことに、公選法違反(虚偽事項の公表)として刑事告発する動きもある。

 100万票余りで圧勝した森田氏だが、選挙期間中、自民党東京都衆議院選挙区第2支部の支部長を務めていたことが判明。さらに支部が04~07年、企業・団体からの献金のうち計1億5千万円余りを森田氏個人の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していることも明らかになった。

 こうしたカネの流れは、企業・団体に政治家個人への寄付を禁じた政治資金規正法に違反する疑いがあると指摘されていた。当選翌日の記者会見で森田氏は「無所属で出ると決めた際に(支部の活動は)停止した。だから支部から金が流れることは一切ない」と釈明した。

 だが、3日の衆院法務委員会で公明党の富田茂之氏が「政党支部をトンネルとした違法・迂回(うかい)献金ではないか」と追及。その後、支部が05、06年、当時の政治資金規正法で禁じられていた、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業からの寄付を受けていたことも分かった。

 森田氏の事務所は「事実関係を調べた上で返還の要否も含めて専門家と相談し、適切に対応したい」とコメントした。

 政党の支部長でありながら、政党を隠したような選挙戦を展開したことにも批判が集まっている。森田氏は自民党県議約30人の支援を受けつつも、「完全無所属」を掲げ、街頭演説では同党県議らにマイクを握らせることなく政党色を排除した。

 公選法は候補者が政党所属などについて虚偽事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても政党が発行する「所属党派証明書」がなければ、党派は「無所属」として届け出ることができる。森田氏は今回、自民党に証明書を求めなかったという。

 「完全無所属」について、森田氏は「(支部を)解散すると決めて出馬しており、活動もやってないので問題ない」と説明した。

 森田新知事は6日、初登庁する。(多田晃子)

選挙プランナーの弁
●森田健作、千葉県知事選挙圧勝!  三浦博史 at 2009/3/30 12:09:48
 昨日投開票の千葉県知事選挙で、4年前惜敗した森田健作氏がリベンジを果たしました。
 私にとっても4年前の6000票差で負けたリベンジの戦い。おかげさまで森田氏の知名度の高さと、千葉県民ひと筋の選挙姿勢が県民に評価され、前回の得票を上回る100万票を突破することができました。

 西松建設献金問題や中央の政党間の争いに有権者はつくづく嫌気がさし、高い政治不信、政党不信の状況の中、告示前は前回と同じキャッチコピー、“元気モリモリ、千葉日本一”で前回を想起してもらい、 告示後は“政党より県民第一”のメインキャッチで、無党派層への浸透を図りました。

 首長選挙にとって大切なことは、政党の推薦、代理戦争ではなく、郷土愛が一番だということが改めて検証されたと思います。

 森田氏は、今なお青春ドラマそのままの人。今回の選挙戦でその人柄もストレートにアピールできたと思います。


  三浦氏のプロフィール ⇒ あなただけのオリジナルな選挙プランを提案する

●わが国初の総合選挙プランニング会社「アスク株式会社」  
     森田健作の政治献金問題  (2009年4月3日)
 私が選挙プランナーとして関わった森田健作氏ですが、いまだに自民党支部長だったことと同時に、大手ディスカウント店の「ドン・キホーテ」から違法政治献金を受けていたということが報道されています。

首長選挙では、これまで告示前まで政党所属の議員を務めていた人が、無所属として出馬するケースはよくあることです。

政治資金規正法の「企業・団体献金の外資規制」に抵触する企業(ドン・キホーテ)からの献金があったことには私も驚きました。兜町界隈では「ドン・キホーテ」が“純・日本企業”でないことは有名だったということですが、「ドン・キホーテ」のような有名企業から献金の申し出を受けた時、果たして全国の政治家は逐一株主構成をチェックするでしょうか? また、未上場の企業からの場合や、ましてやその額が5万円や10万円だった場合に、献金を受ける前に株主名簿の提出を求めることは、現場としてはなかなか実行しにくいのでは、という気もします。

コンプライアンスの遵守は重要なこと。私もよい勉強になりました。これを機会に私が関係する候補者は、今後この点のチェックも事前に厳しく行っていこうと思います。政治家への道もますます大変になっていくように思われます。


●森田健作氏に違法政治資金、献金禁止企業から1010万円 2009年4月3日11時19分 読売新聞
 千葉県知事選で当選した森田健作氏(59)が支部長を務める自民党東京都衆議院選挙区第2支部が2005年と06年に、当時の政治資金規正法が禁じた企業から計1010万円の政治資金を受けていたことが3日、分かった。

 森田氏側は、返還を含めた対応を検討している。
 献金したのは、ディスカウントストア大手「ドン・キホーテ」(東京都新宿区)。政治資金規正法は06年12月の改正で外資規制が大幅に緩和されたが、それ以前は、外国人や外国法人の株式所有割合が50%を超える企業からの政治献金を禁止していた。

 有価証券報告書や同支部の政治資金収支報告書によると、ドン・キホーテは同割合が50・62%だった05年に計650万円、51・82%だった06年に計360万円を同支部に寄付していた。

 双方とも同法の規定を知らず、森田氏の事務所は、「返還の要否などを専門家と相談し、適切に対応したい」とコメント。ドン・キホーテも「専門家に相談した上で適切な処置をしたい」としている。

●森田健作氏の団体、献金違法受領か 2年間計980万円  朝日 2009年4月3日22時13分
 千葉県知事選で初当選した森田健作氏が支部長を務める自民党東京都衆議院選挙区第2支部が05、06年、当時の政治資金規正法で献金が禁じられていた外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から、計980万円の寄付を受けていたことが分かった。森田氏は3日、事務所を通じて「事実関係を確認し適切な対応をするよう指示した」とのコメントを出した。

 同支部の政治資金収支報告書によると、ディスカウント大手のドン・キホーテ(東京都)から05年に650万円、06年は11月までに330万円の寄付を受けた。同社の有価証券報告書によると、外国法人・外国人の発行済み株式の保有率は05年が50.62%、06年は51.82%だった。同社は今後について「専門家に相談し対処したい」という。

 企業献金の外資規制については、06年12月の同法改正で緩和された。

●森田健作の“苦しい弁明”  2009年4月3日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ

●学歴詐称とどこが違う?
 千葉県知事選に勝ったばかりの森田健作元衆院議員に「辞任に発展?」という疑惑が飛び出した。

 無所属を売り物にして選挙を戦ったのに、今現在も自民党の支部長を務めていたことが発覚したのだ。

 森田が支部長を務めるのは自民党東京都衆議院選挙区第2支部。収支報告書の支部長名には森田の本名である「鈴木栄治」と書いてある。しかも、この支部は04~07年で1億6185万円の企業・団体献金を受けていて、森田の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に1億円以上を寄付している。「無所属」に偽りがあっただけでなく、自民党の看板を使って、金集めし、その金が個人の資金管理団体に流れたのである。

 公職選挙法の235条には「当選を得る目的で候補者の身分、職業、経歴、その者の政党その他の団体への所属などに関して虚偽の事項を公にした者は2年以下の禁固または30万円以下の罰金に処する」とある。悪質の場合は検察が乗り出す。学歴詐称で古賀潤一郎衆院議員は議員辞職に追い込まれたし、サッチーこと野村佐知代さんの場合は検察に告発され、不起訴になったが騒がれた。森田事務所の説明はこうだ。

「今回の千葉県知事選に立候補をするにあたり、無党派で立候補することを決意しました。ケジメをつけるために政党支部の解散手続きを準備すると共に(現在手続きを進めているところです)、立候補表明後の政党支部から寄付などの財政的支援は受けないことなどの指示をしました。従って、今回の知事選に関して党からの財政的支援は一切ありません。なお、森田は所属党派証明書を得ておらず、立候補届け出書に無所属と記載した候補者が無所属であるとして選挙運動を行うとしても虚偽事項には該当しない」

 確かに立候補後に金の動きはないのかもしれないが、問題はその前だ。県民が納得するかどうか。

●千葉県の堂本知事がお別れ   日刊スポーツ 4.3
 4日に任期満了を迎える千葉県の堂本暁子知事(76)が3日、県庁でお別れのあいさつを行い、約1800人の職員らに見送られながら県庁を後にした。
 最後の登庁日となった3日夕方、玄関前で「この仕事のために生まれてきたんじゃないかという思いだ。たくさんの感謝を申し上げたい」と話した。職員や支持者から多くの花束を受け取ると、涙をこらえ切れなかった。

 堂本知事はTBS記者、参院議員を経て2期8年を務めた。任期中は、過激派による襲撃事件などで約16年間機能を停止していた県収用委員会を再建したほか、全国初の障害者条例を制定。干潟「三番瀬」の埋め立て計画撤回で生じた地元漁協への補償問題も解決した。
 6日には、知事選に当選した森田健作氏(59)が初登庁する予定。(共同)
 [2009年4月3日21時30分]

●『森田健作を告発する会』の立ち上げ
 「パワー・トゥ・ザ・ピープル!!  今、教育が民主主義が危ない!!
 東京都の「藤田先生を応援する会有志」による、民主主義を守るためのHPです。」の
   2009/4/5「『森田健作を告発する会』の立ち上げ集会のご案内」Ⅸ増田の部屋  から ↓

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆さまへ・・・(転送歓迎)

 森田健作の公職選挙法違反および政治資金規正法違反が新聞報道等でも次ぎ次ぎと明らかになっています。
「森田健作の不公正な選挙を許さないぞ!」という社会正義心で具体的な取り組みを行います。
皆さまの積極的なご参加をお願いします。

1)『森田健作を告発する会』の立ち上げ
  日時:4月11日(土) 18:30~20:30ごろまで
  場所:市民ネットワーク千葉県 4F 会議室
     千葉市中央区中央4-10-11
     電話 043-201-1051
     (千葉駅から徒歩15分、千葉県庁向い、千葉地方裁判所トナリ)

2)女性弁護士として活躍中の西島和さんが『千葉県民および弁護士』の立場で
  「ボランティア」で代理人になっていただける。感謝、感謝
  西島和(にしじま いずみ)さんは八ッ場ダム住民訴訟の弁護士でもあります。

3)4月13日(月)『必着』で全国から出来るだけ多くの委任状を集める。(費用は無料)
   ※添付ファイルの委任状には三文判で押印と捨て印(用紙の一番上)をお願いします。
   ※現在約80名の告発申込みがありますが、100人以上の目標です。(千葉県民以外でもOK)
    ※80円切手5枚~10枚程度のカンパ歓迎です。強制ではありません(笑)
 
4)委任状の郵送先
 ・大野ひろみ(市民ネットワーク千葉県共同代表 千葉県議)
  〒285-0858 千葉県佐倉市ユーカリが丘2の16の15
または
 ・吉川ひろし(無所属市民の会 代表 千葉県議)
  〒277-0861 千葉県柏市高田754の24

5)4月15日(水)に千葉地方検察庁特別刑事部に『告発状と委任状』を提出し、午後(時間は未定)に千葉県庁記者クラブで記者会見をおこなう。
  記者会見には多数の告発人の参加を期待します。
  ※記者会見の時間が決まり次第、委任者の皆さまにお知らせします。
******************************
吉川ひろし(千葉県議・無所属市民の会)
〒277-0861千葉県柏市高田754-24
電話・FAX 04-7144-0073
h-yosikawa@jcom.home.ne.jp
http://members.jcom.home.ne.jp/h-yosikawa/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                         ○←(捨印)

                   委    任    状

   平成21年  月  日
                           住  所(ご自分の住所記入)
  
                           委任者(ご自分のお名前を記入) 印


私は、弁護士 西 島  和 を代理人と定め、下記の事項を委任します


1.当 事 者  告発人 (ご自分のお名前を記入) 

         被告発人 森田健作こと鈴木栄治

  事   件  公職選挙法違反及び政治資金規正法違反告発事件

  検 察 庁  千葉地方検察庁

2.復代理人の選任

3.告発の取下げ

上記事件に関する一切の件

弁 護 士   西  島   和 (東京弁護士会所属)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-7
新大宗ビル1号館1001号
電話 03-3477-1487
FAX03-3463-5368
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
注1 上記をA4用紙にプリントして委任状の郵送先まで郵送してください。
注2 (ご自分の住所記入)(ご自分のお名前を記入)とあるところ(3箇所あります)に
    はご自身でご記入ください。
注3 印鑑を押す欄は2箇所あります(一番上部の捨印と委任者欄の押印)。
注4 日付欄の日時もご記入ください。


(くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワークの過去データ/200年6月10日)
   活動・提案・意思表明などのページ
 00-5
 代議士を718人の連名にて、収賄罪で地検に告発した(6月10日)。
 岐阜県柳津町長の贈収賄事件は、6月2日までに、町長や業者に有罪判決が言い渡されました。そして、公判の中で、代議士による働きかけがあったことが具体的に証言されています。

 交通事故のもみ消し工作から、公共事業の決定や業者選定にまで各地で政治家による口利きが問題化しています。

 私たちは、政治家がその権力を、一部特定の人のみの利益のために行使することを排除し、政治家が行政を私物化することを否定します。

 よって、ここに主権や自治を侵害するこれらの行為を根絶するために、今般、法廷で明らかとなった当事者の代議士を、判決言渡日から始めた県民ネットの呼びかけに応じて各地から寄せられた人たちで告発するものです。
    告発人  700余人の連名      被告発人 武藤嘉文(代議士)
    告発日  6月10日   告発文   声明文


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 花がいっぱいの季節。
 うちの庭も花がたくさん咲いている。

 自然薯や春の野菜の作業のやヒヨコの世話もある。

赤と白を咲き分ける源平花桃
昨日、2.5メートルほどの高さで枝垂れ具合も良く
しかも、色が 「紅 桃 白」に分かれる株が「3500円」だったので
一目惚れ で 衝動買い。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


    


うちに来て3年目の枝垂れ・源平花桃
  


20数年生の源平花桃
4年ほど前の大雪の冬に枝が折れて樹形が崩れてしまった
それでも、頑張ってきれいに咲いてくれる
    

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ここのところ6位、7位あたり

ヒヨコ も ちょうど1ヶ月
そろそろ少し広い部屋に移動する時期。
    


本番用の成鶏舎を立てる準備も要るので
日本の「自然卵養鶏」の提唱者である
岐阜県下呂市金山の中島正さんのところにうかがった。
日当たりの良い南向きの斜面に点在する小屋。
理想的なかたちだ。
今年、トリゴヤを作ろうというMくんにそんなイメージを受け止めほしいと出かけたもの。
  

今は使っておられない育雛舎(ヒヨコを育てる建物)に
生後「2~3ヶ月目ころ」の期間を育てる箱があったので頂いた。
    

ヒヨコは倉庫の中で、ネットで囲っている
    

ヒヨコを入れたまま箱を置き換える


新居のエサ箱には先にエサを入れておく。
少しでも移動の刺激を減らすため


箱に入れて移動


新居
6部屋あるうち、4部屋を使う
    

昔、お祭りの縁日でヒヨコを買ったとか、子どものころ飼っていた、
そんな人が結構いるらしい
    

エサも水もすぐに見つける
    

  

三角育雛機から 箱型育雛機へ 移行完了
今まで1ヶ月。ここで1ヶ月。
外の成鶏舎の建筑の進み具合次第では 
6部屋を全部使って、このまま倉庫の中で2ヶ月間まではいけると見ている


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 北朝鮮の緊張関係を作り出して自らの存在を誇示あるいは維持する姿勢は批判されるべきことは当然。

 衛星かミサイルかはともかく、緊張をこのときとばかり演出する政府。
 一部の人たちは勢いづく。

 ところで、岐阜県の各務原市には自衛隊の基地がある。

 昨年、航空自衛隊岐阜基地に、新型の地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)が配備される話が出た。

 PAC3の配備は、「弾道ミサイル防衛(BMD)システム」の一翼を担う。
 「BMDシステム」は、アメリカ本土を防衛するために全世界に張り巡らされるもので、「国外から飛んでくるミサイルから国民を守ってくれる」ためのものでなく、相手から反撃される恐れなく、米軍がいつでも、どこへでもミサイル攻撃をするためのシステム。

 自衛隊は、2008年4月22日の岐阜県に次いで、岐阜基地周辺の自治体=岐阜市、各務原市、岐南町、笠松町=にPAC3の配備について説明した。

 そのころ、各務原で運動をしている海野さん(後掲「岐阜基地にパトリオットミサイルはいらない! 各務原行動実行委員会」)らと県庁で県の認識を聞いた。

 県は、「確かに、自衛隊がパンフレットを持って説明に来た。しかし、何の記録も残っていない」と知らん顔。
 情報公開請求しても、「何も無い」。
 最近の行政は、都合の悪いことや面倒なことは「文書に残さない」という傾向がある。

 「何も無ければ、担当が転勤でもしたらどうするの?」
 素朴な疑問にも答えられない。

 緊張を演出する人たち、拍手する人たち、疑問をもつ人たち・・
 ・・溝が広がる。

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●弾道ミサイル防衛システムの整備等について
 (写真などまで載せるのは、防衛省・自衛隊の宣伝に協力するのでなく、 国民として国のやろうとすることを知る必要があるから。)
防衛省・自衛隊の公式ページ
BMD整備構想・運用構想(イメージ図)


ペトリオットPAC-3発射試験の結果について(平成20年9月17日)

PAC-3発射試験(平成20年9月17日(木)於:米国ニューメキシコ州)

●ペトリオットPAC-3の岐阜配備について  平成21年2月26日 防衛省
1 本日、第4高射群第13高射隊(岐阜)に対し、ペトリオットPAC-3を配備いたしました。

2 今回、搬入された器材は、ペトリオットPAC-3を構成する器材である、①迎撃ミサイル発射装置(発射機)、②レーダー装置、③射撃管制装置、④情報調整装置、⑤無線中継装置になります。

3 今回の第13高射隊に対するペトリオットPAC-3の配備は、首都圏所在の第1高射群の各高射隊(入間、習志野、武山、霞ヶ浦)及び高射教導隊・第2術科学校(浜松)への配備に続くもので、6箇所目となります。

4 これに加え、本年夏頃までには、第4高射群第12高射隊(饗庭野)、第14高射隊(白山)及び第15高射隊(岐阜)に対してペトリオットPAC-3を配備する予定です。

●ミサイル、4日に発射=政府筋が見方示す  時事 2009/04/04-00:45
 政府筋は3日夜、北朝鮮が「人工衛星」名目で長距離弾道ミサイル発射の準備をしていることについて、「普通は遅くやらない」と述べ、4日に発射される可能性が高いとの見方を示した。
 北朝鮮は、4-8日の間に人工衛星を打ち上げると予告している。同筋は「現地の天候は良いらしい」と指摘するとともに、「発射の兆候を探査するチームが見ているところだ」と語った。 (了)

●北朝鮮:「衛星発射」通告 ミサイル「安保理で対応」 日米首脳が一致
       毎日新聞 2009年4月3日
 【ロンドン西田進一郎】麻生太郎首相は2日夕(日本時間3日未明)、滞在先のロンドン市内のホテルで記者団に対し、北朝鮮が「人工衛星」として発射準備を進めている長距離弾道ミサイル問題について、オバマ米大統領と意見交換し、国連安保理で新たな対応を取ることで理解を得たことを明らかにした。(8面に首相発言要旨)

 首相は記者団に対し「今の段階で安易にどうなるということを予測することは難しい」と語り、ミサイル発射後の状況で安保理での対応が変わるとの考えを示した。

 首相は北朝鮮が発射を強行した場合の対応について、オバマ大統領に「国連安保理決議違反で、きちんとしたメッセージを日本としては安保理に出す」と要請、大統領も賛意を示したという。

 ロシアは「人工衛星を搭載していれば国連制裁決議に違反しない」との立場だが、首相によると、メドベージェフ大統領から日本の立場に「理解を得た」という。

●ミサイル発射中止を要求 北朝鮮にオバマ大統領  2009/04/03 22:33 【共同通信】
 【ストラスブール(フランス北東部)3日共同】オバマ米大統領は3日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルについて「北朝鮮は発射を中止すべきだ」と要求した。フランスのサルコジ大統領と同国ストラスブールで初会談後の共同記者会見で語った。オバマ大統領が北朝鮮のミサイル発射問題をめぐり、公の場で発言したのは初めて。

 大統領はその上で、北朝鮮が発射に踏み切った場合には「他国の安全と平和を脅かすことは許されないと分からせるため、関係国や国際社会と協力する」と明言した。

 韓国政府当局者によると、オバマ大統領はロンドンで2日に初会談した韓国の李明博大統領に対し、ミサイル発射に備え「米国は国連安全保障理事会の制裁決議を準備する過程に入った」と伝えている。

 オバマ大統領は3日の会見で「北朝鮮によるミサイル発射は挑発的だ」と非難。発射の場合には北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が「巨大な試練」にさらされると懸念を示した。

●北朝鮮、ミサイルきょうにも発射…すでに日本海に観測船  2009年4月4日03時08分 読売新聞
 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と主張する弾道ミサイルについて、北朝鮮が通告した発射の期間が4日午前11時から始まる。

 河村官房長官は3日、記者会見で、関係省庁に万全の対応を期すよう指示したとし、「通常の発射なら日本上空を通過する」と、国民に平静を呼びかけた。一方、北朝鮮が発射の観測のため、日本海に工作船を含め複数の観測船を出動させていることが分かった。日本政府は4日の発射の可能性が高いと見て、警戒を強めている。

 国際海事機関(IMO)などに通告された試験通信衛星「光明星(クァンミョンソン)2号」の打ち上げ期間は4~8日の午前11時から午後4時まで。

 防衛省などによると、北朝鮮の観測船は、北朝鮮が危険区域と設定した秋田県沖の日本海で確認された。朝鮮半島に近い海域を中心に数日前から航行しているという。2006年7月の長距離弾道ミサイル「テポドン2」の初の発射実験の際も、数隻の観測船が日本海で確認されている。実験ではミサイルの先端部分にミサイルの角度、方向、速度などの情報を発信するテレメトリーという装置が搭載されており、観測船はこの情報の受信や、落下物の回収、日米のイージス艦の展開状況の偵察などを行う目的だと見られる。また、北朝鮮のミグ23戦闘機数機が舞水端里(ムスダンリ)の発射基地周辺で警戒飛行をしていることも確認されている。

 日米韓などは、人工衛星でも、弾道ミサイル計画の中止などを求めた国連安全保障理事会の決議違反として自制を求めているが、一連の状況から発射は不可避との見方を強めている。自衛隊はミサイルが日本の領土・領海に落下しそうな場合に備え、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)を国内5か所に、スタンダード・ミサイル3(SM3)搭載のイージス艦を海上に展開している。

●【北ミサイル】4日に発射 韓国大統領が「ほぼ確実だ」  サンケイ 2009.4.3 20:59
 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮は、実験用通信衛星の名目で準備を進めてきた「光明星2号」を4日にも打ち上げる。発射されるのは、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」改良型ミサイルとみられ、東海岸の咸鏡北道舞水端里(ムスダンリ)では燃料注入作業がほぼ終了したもようだ。

 日米韓は発射に備え、3日までにイージス艦を日本海に展開させ警戒態勢を強化。ミサイルの上空通過が予想される日本は迎撃態勢に入った。北朝鮮は「迎撃されれば報復攻撃をする」と警告している。

 英国からの情報によると、訪英中の韓国の李明博大統領は3日、「(ミサイル発射は)ほぼ確実だ」と述べ、4日にも強行されるとの見方を示した。発射されれば、日米韓は国連安全保障理事会の決議違反として安保理に厳しい対応を求める方針だ。

 北朝鮮が発射を予告している4~8日(日本時間午前11時~午後4時)の発射基地周辺の天気は、おおむね晴れの日が多いという。

●10数分後に「通過」公表=北ミサイル発射で政府-レーダーで探知、不安払しょく
    4月3日11時21分配信 時事通信
 北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルを発射しようとしている問題で、ミサイルが日本上空を通過した場合、政府が発射から10数分後に公表する方向で検討していることが3日、分かった。政府は「発射」の第一報後、落下に関する情報を30分-1時間後に公表するとしていたが、通過情報も迅速に提供することで国民の不安払しょくに努めたいとしている。
 政府関係者によると、第一報は米国の早期警戒衛星の情報などに基づき、発射の事実を5-10分後に自治体や報道機関に伝える。その後は、レーダーの追尾などに基づく落下の情報を最大1時間後に公表するとしていた。

●ミサイル、石原知事「間近に落ちる方が危機感持つ」  朝日 2009年3月27日(金)
 北朝鮮が発射準備を進める長距離弾道ミサイルについて、東京都の石原慎太郎知事は27日の定例会見で「狂って東京に落ちてこないことを望む」としながら、「怒られるかもしれないが、非常に拙劣な技術で彼らが打ち上げ、変な物が間近に落ちる方が日本人は危機感というか緊張感を持つんじゃないか」と述べた。
 政府の弾道ミサイル破壊措置命令について石原知事は「やらなかったら政府の責任が問われる」と支持する姿勢を示した。そのうえで「何万分の一か知らないが、危険が非常にあるという認識を持つことが必要だ」と強調した。

●北朝鮮のミサイル、迎撃は可能か!?  journal.kizasi 2009年4月 2日 (木) 配信
「人工衛星」打ち上げを名目に、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射準備を進めている。
北朝鮮は4月4日から8日の間にカンミョンソン2号を打ち上げるとして、国際海事機関(IMO)に秋田県沖など危険区域を通報した。
これを受け日本政府は、国連安保理決議に違反する北朝鮮に抗議。ミサイル本体やロケットの部品が日本領土に落下してくる場合に備え、破壊措置命令を発令した。

【データは2009年4月1日14時52分現在】
ミサイルは、ミサイル防衛(MD)システムで撃墜する方針だ。ミサイルが大気圏外に飛び安定軌道に入ると、イージス艦による海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が発射され、迎撃に失敗すると今度は、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が迎え撃つ。

このMDシステムは、うまく機能するのだろうか。ブロガーの予測では、

•「ミサイルって高速で動いているわけでしょ?それを撃ち落とすのは難しいのでは…」
•「テストはしたことあるのかな?撃ち落とした実績があるなら信用できるのですが」
•「銃を撃つなどの攻撃は規制されまくってるからな。いざというとき、それじゃだめでしょ」

と、日本の国防能力に疑問を抱く声が多い。

もちろん、

•「迎撃ミサイルを飛翔体に当てることなら、湾岸戦争時点で成功しているので大丈夫」
•「MDシステムは、こんな場合を想定して作られているんだから、落として当然」
•「一番確実なのは、発車前に基地ごと攻撃することなんですがね」

といった意見も。迎撃できる派とできない派は、ほぼ半々で分かれる格好だ。

また、お約束のように政府筋からは失言の発表が。
「(ミサイルが)見えれば楽しい。ゴルフみたいに『ファー』(打球の飛ぶ方向にいる人に注意する掛け声)って言う」と言ったり、「(迎撃しても)当たるわけがない」と発言するなど批判の対象となっている。

•「誰なんだ?このバカは。なぜ名前を出さない?」
•「危機意識ゼロですね。こういう人が日本の舵取りをしているなんて…」
•「酒屋の与太話としても不謹慎なレベルだと思う。噴飯ものですね」

など、ブロガーからも厳しい意見が。

4月4、5日は曇天、あるいは雨天が予測されるため、ミサイル発射日は7、8日が濃厚だ。
なぜこのようなことが起きるのか。そして、世界には他にどのような問題があるのか。この機会に、日本の国防や世界に情勢について、深く考えてみてはどうだろうか。


岐阜基地にパトリオットミサイルはいらない! 各務原行動実行委員会
<新型パトリオットミサイルPAC3が各務原に> 
 ・・新型パトリオットミサイルPAC3が、2月にも岐阜(各務原)基地に配備されると予告されています。しかし私たち住民には何も説明されていません。

 PAC3は、単にPAC2の「後継」ではなく、米軍の先制攻撃中心の世界戦略に、積極的に組み込まれていくものです。

 防衛省も「住民を守るため」とは言いません、拠点防衛、つまり、政府機能や基地機能の中枢を「守る」ために配備されるのです。

 PAC3は、機材搬入・配備のときに、厳しい規制があります。PAC3は「移動展開」するものです。配備後にも訓練などで、周辺住民は、日常的にPAC3の影響を受けることになります。・・


「岐阜基地にパトリオットミサイルはいらない! 各務原行動実行委員会」へ参加して下さい
     呼びかけ文、賛同用紙のPDFファイル
 来年2009年2月ごろから夏にかけて、岐阜県各務原市にある航空自衛隊岐阜基地に、パトリオットミサイル(PAC3)が配備されようとしています。

 “パトリオット”とは、英語で“愛国者”という意味ですが、PAC2の後継であるPAC3は、アメリカ・ブッシュ政権の先制攻撃戦略の中、ミサイル防衛構想として出てきたものです。「飛んでくるミサイルから国民を守ってくれるもの」だと考えるとしたら、とんでもない間違いです。先制攻撃をしかければ、当然にも反撃されるので、それを封じ込める体制を作ろうというものです。守るのは、政府中枢・皇居・軍事施設などであり、一般国民を守るのではありません。

 2006年10月に米軍嘉手納基地に最初に配備され、昨年3月から今年3月にかけては、首都圏の航空自衛隊入間基地(埼玉県)、習志野基地(千葉県)、武山基地(神奈川県)、霞ヶ浦基地(茨城県)に配備されました。
 今年から来年にかけて配備されようとしているのは、岐阜基地のほか、浜松(静岡県)、白山(三重県)、饗庭野(滋賀県)です。当初は、2009年度末(2010年の2~3月ごろ)と言われていましたが、1年早まりました。(別紙の新聞記事参照)

 イラク戦争が始まり日本も参戦した2003年6月には有事法制3法が、翌2004年6月には有事法制7法が成立しています。有事法制7法のメインである国民保護法のもと、都道府県レベル、市町村レベルの国民保護計画も策定されています。“国民保護”と言えば聞こえはいいですが、実態は、国民統制計画、国民動員計画と言うべきものです。また、2007年1月に防衛庁が防衛省に昇格し、自衛隊も大きく変貌しています。

 私たちがよく知らないうちに、戦争への道が着々と準備されています。パトリオットミサイル配備に反対することを通して、有事法制、米軍再編、自衛隊、日米同盟、集団的自衛権などにも目を向け、戦争協力拒否の声をあげていきたいと思います。自衛隊のイラクからの撤退を求め、アフガニスタンなどへの派兵拡大に反対します。

 来年2月のPAC3配備に反対して連続的に行動していきたいと思いますが、まず第一弾として、11月29日に各務原現地で集会とデモをおこないます。
 実行委員会へのご参加・ご協力を、お願いいたします。
2008年9月25日


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 3月の年度末から4月1日頃、各地で検察が「不起訴」を発表した。
 担当検事の異動に合わせて「やらないぞ!」とするパターン。

 岐阜では、検察審査会が「不起訴は不当」として求めたことについて、検察が改めて「起訴猶予=不起訴」とする3月31日付けの処分を記者発表したのが4月1日17時。

 事件は、2004年の山県市議選でのこと。
 2007年の軽々の捜査で、ポスター代を水増ししたことを認めた議員は当選した定員22人中のなんと7人。
 県警は検察に書類送検(2007年7月)。

 それを受け2人が辞職。
 こちら市民サイドは、辞職していない5人を10月に告発。
 その後の展開によって3人が議員辞職(11月)。

 しかし、2人は公職を辞さなかった。
 2007年12月末、岐阜地検は7人を一律に扱い不起訴とした。

 そこで2008年1月、検察審査会に辞職していない2人についての審査を申し立て。
 審査会は、2008年6月に検察の「不起訴不当」を議決。

 それに対する、検察の決定が今回の再度の不起訴。

 1日の昼に、「検察から午後5時に発表がある」と連絡があった、と報道各社から電話。
 発表があったらコメントをと求められていたので、結果が伝わってからコメントを作ってFAXした。
 
 岐阜検察審査会が市民感覚で「起訴すべき」としたことに対する岐阜地検の拒否。
 5月から始まる裁判員制度は市民の感覚を裁判に採り入れようとするもの。
 分かりにくい構図だ。
 だから、岐阜検察審査会に再度申し立てることにする。
 
 ところで、今日は12時から4時まで名古屋で弁護団会議。
 事件は、フェロシルト問題で騒がせた石原産業の株主代表訴訟。
 原告は、愛知県愛西市議の 吉川みつこさん
     三重県桑名市議の 小川まみさん
 それに、私の3人。

 訴訟は石原産業の本社のある大阪地裁に継続中。
 今日は環境問題にも熱心な関西の弁護士らや東海の弁護士らの合同の会議。
 こういう場に参加するのも勉強になる。 

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ここのところ7位あたり

 2008年6月17日のブログ ⇒ 
     ◆不起訴不当議決/検察審査会/「県議と市議はコメントできない」(NHK)

 検察審査会への申立書類などは、
 2008年1月 ⇒ ◆岐阜検察審査会への審査申立書の全文紹介
   同 ⇒ ◆選挙公費、ポスター代詐欺不起訴の検察審査会への申し立ての報道

                2009年4月1日
岐阜・司法記者クラブの皆様 
                  寺町知正
                      Tel/fax 0581-22-4989 携帯 
山県市の選挙ポスター代詐欺事件
検察庁の再度の不起訴決定に対する当事者のコメント

 山県市の2004年の市議選におけるポスター代詐欺事件に関して、岐阜県警捜査2課が検察庁に議員や印刷業者らを書類送検していたことについて、岐阜地検は2007年12月20日付けで不起訴とした。

 2008年1月7日の私たちの申し立を受け、岐阜検察審査会は2008年6月16日、「本件不起訴処分は不当である。」と決定した。
 これに対する本日の岐阜地方検察庁の再度の「起訴猶予」決定は、政治家の不正を放置するものとして許しがたい。

 有権者の信を問う選挙における候補者の不正はきわめて重大である。
 山県市民だけでなく県民には、不正を働いた議員は罪に問われるべきで、辞職すべき、いまだに県議や市議に就いていることは許されない、との声は強い。

 市民の判断を反映させようという裁判員制度の開始を前に、岐阜地方検察庁が、市民の声としての岐阜検察審査会の要求を無視することは、多くの県民に強い不信感と失望をもたらすことは明らかである。

 しかも、山県市の事件を契機に、全国で選挙公営のポスターや燃料費の問題が噴出しており、政治家の良心が問われている。
 その点を考慮すると、いっそう、今回の不起訴は放置できない。

 よって、当事者として、市民の良心に期待し、かつ、検察庁の政治家優遇ともとれる後ろ向きな姿勢を改めさせるべく、再度、岐阜検察審査会に審査を申し立てることとする。           
                   以上

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 (社会面の記事はインターネットでは見つからないので、写真で読んで)
●山県市議選、ポスター代水増し
  2009年04月02日 朝日

◆再度の起訴猶予に「納得いかぬ」の声
 山県市議選の公費ポスター代水増し請求事件で、昨年6月に「不起訴不当」と指摘した岐阜検察審査会に対して、岐阜地検が1日に出した答えは、市議ら2人の再度の起訴猶予だった。

 昨年6月の検察審査会の指摘は「計画的かつ悪質。反省の情や社会的制裁も不十分だ」として、2人が「辞職していないこと」を重視した。

 これに対し、岐阜地検の石崎功二次席検事は「辞めていないことが不利な事情にはならない」と説明した。2人が事件後に別の選挙で当選したことにも触れ、「選挙で選任されており、民主主義のプロセスに進退を委ねるというのも一つの合理性がある」と話した。また、容疑そのものについても、「私的利用を目的ではなく、同種の事件でも起訴された事案はない」と加えた。

 再び起訴猶予となった宮田軍作市議(67)は取材に対し、「特にコメントはない」。市議から転身した横山善道県議(55)は「辞める辞めないは個々の問題」とだけ話した。

 一方、事件後に辞職した元市議や審査を申し立てた市議らは「納得がいかない」と憤った。事件後に辞職し、07年に起訴猶予となった村橋安治・元市議会議長(60)は「自分が悪いと思い、責任をとらなければいけないと思ったから辞めた。市議を続けていながら自分と同じ起訴猶予というのは納得がいかない」と不満を漏らした。

 ポスター問題を追及してきた寺町知正市議(55)も「今でも辞職すべきだとの声は根強く、市民からは検察が政治家を優遇しているように思えてならない」と話した。今月中に再び検察審査会に審査を申し立てるという。(贄川俊、磯崎こず恵、石倉徹也)

●市議ら2人改めて不起訴 岐阜地検、山県のポスター費水増し再捜査 
     2009年4月2日 読売新聞
 2004年の山県市議選で当選した市議らによる選挙ポスター制作費の水増し請求事件で、岐阜検察審査会の不起訴不当の議決を受け、再捜査していた岐阜地検は1日、当時詐欺容疑で書類送検された市議と県議に転じた元市議の計2人を改めて不起訴処分(起訴猶予)としたと発表した。決定は3月31日付。

 同地検は07年12月、市議や元市議、印刷業者ら14人の起訴猶予処分を決定。これに対し、寺町知正市議らは昨年1月、審査会に不服を申し立て、審査会は同6月、「自己中心的で計画性も高い。議員を辞職していないことなどから、他の辞職した関係者との刑罰の不均衡がある」として不起訴不当を議決した。

 同地検は全国の同様事件の処分内容を分析するなどした結果、審査会の意見に対し、〈1〉私的な詐取行為ではなく、選挙費用の負担軽減〈2〉犯行は場当たり的で計画性も認められない〈3〉事件発覚後の別の選挙で当選しており、民意を尊重すべき――などと、今回の処分の妥当性を説明した。

 寺町市議は「政治家の不正を放置するものとして許し難い」として、審査会に再び不服を申し立てる意向を示している。

 ●現職2人再び起訴猶予 ポスター代水増し請求
   岐阜 2009年04月02日 
 2004年の山県市議選をめぐるポスター代水増し請求事件で、岐阜地検は31日、起訴猶予処分の後に岐阜検察審査会が不起訴不当の議決をした当時の同市議選候補者の元市議横山善道県議(55)、宮田軍作市議(67)について、再び起訴猶予処分とした。

 同地検は「この種の公金詐欺で被害弁償したのに起訴された事例はなく、議員辞職していないことをことさら不利益に考えるのは難しい」とした。

●岐阜・山県市議選ポスター費問題:詐欺容疑2議員、再び起訴猶予に  毎日 4月2日
 04年4月の岐阜県山県市議選を巡る選挙ポスター製作費水増し請求事件で、岐阜地検は1日、詐欺容疑で書類送検された2議員について、「岐阜検察審査会の不起訴不当の議決を受けて再捜査したが、再び起訴猶予(不起訴)処分にした」と発表した。

 この事件では、7議員が書類送検され、全員が起訴猶予処分となった。このうち辞職しなかった横山善道県議と宮田軍作市議について、岐阜検察審査会が08年6月に「辞職しておらず反省の情がない」などとして不起訴不当を議決していた。
 しかし、岐阜地検は、弁償が済んでいることなどから、「当時辞職しなかったことを不利益(な材料)と考えるのは難しい」としている。【鈴木敬子】


●経費二重計上容疑相沢県議を不起訴 
   2009年3月31日 読売新聞
 仙台地検は、2004年に開いた政治資金パーティーの経費を二重計上したとして、有印私文書偽造・同行使などの容疑で刑事告発されていた前県議会議長の相沢光哉県議を、不起訴(嫌疑不十分)にした。処分は27日付。地検は「不適切な会計処理はあったが、県議に二重計上していたという認識はなく、証明する証拠が無かった」とした。告発していた仙台市民オンブズマンは、検察審査会への不服申し立てを検討する。

 相沢県議は「公正な判断をしていただいた」とコメントした。

●不起訴不当の事故 地検が再度不起訴に  2009年3月28日 読売新聞
 水戸検察審査会が不起訴不当の議決をした笠間市内で起きた交通死亡事故で、水戸地検は27日、再度、加害者の男を不起訴処分とした。議決によると、2006年12月、笠間市片庭の県道で自転車に乗っていた近くの陶芸家林秀行さん(当時62歳)が後ろから来た男の運転するトラックにはねられ、車体の下に挟まれた。トラックは林さんと自転車を挟んだまま進行し、林さんは外傷性ショックで死亡し、笠間署は業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)容疑で男を現行犯逮捕した。

 水戸地検は昨年5月、「事故時にてんかん発作を起こし、心神喪失状態に陥っていた疑いがある」として不起訴処分としたが、同審査会は同年7月「男が事故の様子を詳細に述べ、目撃証言とも一致している。正常な意識があったと推察される」と結論づけ、不起訴不当を議決していた。

 水戸地検は「慎重に再捜査した結果、公訴を提起するに足る新たな証拠を収集することが出来なかった」と説明した。

●大分県教員採用不正で告発、小矢教育長ら不起訴  2009年4月1日 読売新聞
 不正合格者として21人の採用取り消し対象者を出した2008年度の大分県教員採用試験に絡み、部下に特定の受験者の合格を働きかけたとして、おおいた市民オンブズマンが地方公務員法違反(不正任用の企図)の疑いで告発していた小矢文則・県教育長(60)、元教育審議監の富松哲博被告(60)(収賄で1審有罪判決)について、大分地検は31日、嫌疑不十分で不起訴とした。

 丸山毅・次席検事は「教員汚職関連の捜査はこれで終了する」としたが、オンブズマンは「不起訴不当」として近く大分検察審査会に不服申し立てをする。

 告発によると、小矢教育長は、07年7~9月に実施された08年度試験の際、富松被告に特定の受験者数人の名前と受験番号のリストを事前に渡し、得点のかさ上げによる不正任用を企てた疑いがあるとされていた。

 しかし、大分地検は〈1〉依頼対象の受験者が、何点の水増しで合格できるかという認識が2人にない〈2〉不正の立証に必要な答案用紙が廃棄されて物証がない――などを総合的に判断し、「犯罪事実を証明する証拠が不十分」(丸山次席)と結論づけた。

 オンブズマンの永井敬三・共同理事長は「検察の消極的な姿勢は残念。検察審査会が不起訴は不当と議決することを信じている」と話した。

 小矢教育長はこれまで、県議数人の依頼で富松被告に受験者名を伝えたことは認め、「合格依頼ではなく、合否を事前通知するためだった。真相は捜査で明らかになる」と繰り返していた。31日は記者団に「適正な捜査の結果と受け止めている。疑惑があったとは思っていない」と強調したが、依頼された県議などについて質問されると「検察に話した内容はお答えしない」と述べ、具体的な説明を一切拒んだ。

 大分地検は同日、合否を外部に事前通知した小矢教育長の地公法(守秘義務)違反、富松被告に受験者リストを渡した元大分大教授(64)の同法違反(そそのかし)、答案用紙を廃棄した県教委課長(57)の公用文書等毀棄(きき)の告発容疑をいずれも不起訴処分とした。


● 検察審査会法
第1条 公訴権の実行に関し民意を反映せしめてその適正を図るため、政令で定める地方裁判所及び地方裁判所支部の所在地に検察審査会を置く。
 
●最高裁のPRページ
   検察審査会とは
 から 刑事裁判は,検察官が犯罪の嫌疑を受けている者(被疑者)を起訴することで始まります。検察官は,被疑者を処罰する必要があると判断したときに起訴をしますが,いろいろな事情から起訴をしないという処分(不起訴処分)をする場合もあります。
 検察審査会は,検察官がした不起訴処分のよしあしを審査する機関です。
    検察審査会とは
検察審査会
 選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が,一般の国民を代表して,検察官が被疑者(犯罪の嫌疑を受けている者)を裁判にかけなかったこと(不起訴処分)のよしあしを審査するのを主な仕事とするところです。
 これまでに検察審査員又は補充員(検察審査員に欠員ができたときなどに,これに代わって検察審査員の仕事をする人)として選ばれた人は約50万人にもなり,多くの人たちが国民の代表として活躍しています。

□審査はどういうときに行われるのか
 犯罪の被害にあった人や犯罪を告訴・告発した人から,検察官の不起訴処分を不服として検察審査会に申立てがあったときに審査を始めます。
 また,検察審査会は,被害者などからの申立てがなくても,新聞記事などをきっかけに自ら審査を始めることもあります。

□審査の方法は
 検察審査会は,検察審査員11人全員が出席した上で,検察審査会議を開きます。そこでは,検察庁から取り寄せた事件の記録を調べたり,証人を呼んで事情を聞くなどし,検察官の不起訴処分のよしあしを一般国民の視点で審査します。
 また,検察審査会議は非公開で行われ,それぞれの検察審査員が自由な雰囲気の中で活発に意見を出し合うことができるようになっています。

□審査の結果は
 検察審査会で審査をした結果,更に詳しく捜査すべきである(不起訴不当)とか,起訴をすべきである(起訴相当)という議決があった場合には,検察官は,この議決を参考にして事件を再検討します。その結果,起訴をするのが相当であるとの結論に達したときは,起訴の手続がとられます。

□これまでに審査した事件は
 これまでに全国の検察審査会が審査をした事件は14万件に上り,・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ウィキペディア  概要
 日本においては、事件について裁判所へ公訴を提起(起訴)する権限は、検察官が独占している・・・司法制度改革の一環として検察審査会法を改正するための法律(平成16年法律第84号)が2004年5月28日に公布され、今後は「同一の事件について起訴相当と2回議決された場合には必ず起訴される」こととなり、法的拘束力を持つことになった(2009年5月27日までに施行するよう定められているが、裁判員制度開始に合わせることが予定されており、期日は未定)。

●起訴相当。不起訴不当  神戸新聞
 起訴相当 検察が起訴しなかった刑事処分に関する不服申し立てに対し、検察審査会が出す議決の一つ。審査会は「検察官の不起訴は誤りで、起訴すべきだ」と判断した場合に起訴相当、「もっと詳しく捜査して結論を出すべきだ」とした場合は不起訴不当と議決する。審査員11人のうち、不起訴不当は過半数の賛成で議決できるが、起訴相当には8人以上の賛成が必要。最高裁が昨年11月に公表した調査結果では、全国の検察審査会が1998年から昨年9月までの間、不起訴の当否を判断した約8760件のうち、起訴相当は約0・2%の計16件。

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 3月29日投票の千葉県知事選挙について、翌日30日のブログは、「婚活、恋活、草食系男子」のことにしたけど、そこで月のように書いた。

 「バリバリの自民党を隠しての森田検索の当選、先が思いやられそう。
  ともかく、昨日のこのブログ、
  6900件の全閲覧のうち約3000が『千葉知事選の関係のエントリー』、
   ブログへのアクセスも全部で『2300IP』だった。
  選挙の裏事情などがインターネットに出てから、整理したいと思う。」

 案の定、翌日30日以降も、「森田」の背景が明らかにされてきた。

 告示前日まで推してくれる自民党県議らとぴったりやっていて、告示日からは、まったく逆。自民党隠しで「完全無所属」をPR。
 これらは、参謀についた選挙プランナー・三浦博史氏の作戦だと容易に想像できる。

 
  2007年4月11日のブログ
  ⇒ ◆都知事選の裏話。石原選対が急遽招請した選挙プランナー三浦博史氏
三浦氏の著作 「洗脳選挙 」(単行本)。   洗脳 とはね
  そこのコメント欄から拾うと
 「選挙では候補者らしさを打ち出す」「重要なのは本人の熱い思い」と著者が述べている。しかしその一方で、「長所は活かす、欠点は隠しても許される」とも

 最終章に「勝てる見込みのある選挙しか引き受けない」と自らばらしている。


 でも、有権者にウソをつくことは公職選挙法上も許されない。
 森田・自民の資金問題の法律上の整理や選挙プランナー・三浦の手法を法律上の整理するためにも、千葉県民の人たちには、告発など是非やってほしい。

 幸い、本人が選挙期間中に「完全無所属」を宣伝している記事はたくさんあるし、投票後も資金問題がいろいろと調べられている。
 県民の「ノー」の声は大事。

 岐阜でも梶原前知事の最盛期の時代、開発問題や利権がひどかった。
 ゴルフ場などや大規模開発でも、廃棄物の問題でもひどかった。

 そのころ同じだったのが堂本さんが知事になる前の沼田知事の千葉県政。
 
 その堂本さんの後継の吉田さんが当選しなかった以上、森田健作=鈴木栄治県政が暴走するのを防ぐためにも、千葉県の人は「刑事告発なども辞さず」、その姿勢を持ってほしいと遠くから願っている。

 幸い、こんな呼びかけも始まっている ⇒ 森田健作を告発しよう!
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当1,015,978 森田 健作 無新
     636,991 吉田  平 無新〈民〉〈社〉〈国〉〈日〉
     346,002 白石 真澄 無新
     136,551 八田 英之 無新〈共〉
      95,228 西尾 憲一 無新
               (選管確定)
          (カッコ内は推薦政党)


●森田健作知事“ 集中砲火”に逆ギレ   デイリースポーツ 3.31
 29日投開票の千葉県知事選で初当選した俳優の森田健作元衆議院議員(59)が30日、千葉市の選挙事務所で会見した。100万票を超える圧勝劇からの一夜明け。無党派を強調しながら森田氏が現在も自民党支部の代表を務めていることや、支部が受けた企業献金が森田氏側に流れていることなど、報道陣から手厳しい質問の“集中砲火”を浴びた。途中、森田氏が声を荒らげる場面もあり、前夜のお祝いムードから一転、嵐の船出を予感させた。
  ◇  ◇
 午前9時の会見には報道陣約30人が出席。序盤から対決ムードが漂った。森田氏は、羽田空港と成田空港を結ぶリニアモーターカーや、アクアラインの値下げといったマニフェスト(公約集)の実現性を問われ「恋愛するときにフラれることを考えないだろ。夢と希望を持たなきゃ」と機先を制した。

 しかし、その後は防戦一方の展開に。森田氏が現在も「自民党東京都衆院選挙区第2支部」の代表を務め、その支部が2007年に約1850万円の企業・団体献金を受け、同支部が森田氏の後援会に1160万円を寄付していたことを指摘されると、いきなり眉間(みけん)にシワを寄せた。

 選挙戦で無党派を掲げながら、実際は“自民”だったのか?そこで、森田氏は近く同支部を解散すると表明し、「無所属で出ると決めたときに支部の活動は停止した」と懸命に釈明。それでも「支部が資金集めをしたことは?」と追及されると「してないって!」とブチギレてしまった。

 その後、外資比率50%以上の「ドンキホーテ」からの献金が政治資金規正法に抵触すると指摘を受けると「しかるべき処置をとる」と応じるのが精一杯。さらに具体的な政策論議について「本当にやれる?いつ?」と矢継ぎ早に質問され顔をしかめた。

 森田氏は、前夜は関係者と祝杯を挙げ、午前4時に就寝。1時間後の5時には起床し、早朝から13本の生放送を含む19媒体の取材を受けた。食事を取る時間もままならず「2、3日休みたい」とかすれた声で、本音を吐露する瞬間もあった。

 きょう31日午前に千葉県庁で当選証書の授与式があり、午後は麻生太郎首相と面会し、マニフェスト実現に向けて会談する予定。森田氏は、自分の在職期間については「公約を1期でできればそれでいい。長くても2期」と語り、ともかく全力で走りだした。

●森田健作氏:自民党支部献金の一部を自身の団体に寄付  毎日新聞 2009年3月30日 13時35分
 千葉県知事選で政党色を出さない選挙運動で初当選した森田健作氏が、自民党の政党支部「自民党東京都衆院選挙区第2支部」の代表を現在も務め、この支部が受けた企業献金の一部を森田氏の資金管理団体に寄付していたことが分かった。森田氏は「選挙資金には使っていない」と述べた。

 都選管に提出された07年分の政治資金収支報告書によると、代表は「鈴木栄治」(森田氏の本名)で、所在地は中央区京橋2の森田氏の東京の事務所にある。同支部は07年、都内や千葉県内の企業・団体から1852万円の献金を受け、その一部1168万円を森田氏の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していた。
 森田氏は「(知事選に)無所属で出ると決めた途端にすべて(支部の活動を)停止した」と釈明した。【神足俊輔】

●「完全無所属」実は「自民支部長」…千葉知事当選の森田氏  2009年3月30日14時20分 読売新聞
 千葉県知事選で100万票余を獲得して初当選した元衆院議員の森田健作氏(59)が、現在も東京都の自民党支部長を務めていたことがわかった。
 森田氏は、政党と距離を置く「完全無所属」をアピールして無党派層の支持を集めており、一夜明けた30日の記者会見で「近く支部を解散したい」との考えを明らかにした。

 森田氏が支部長を務めるのは、自民党東京都衆議院選挙区第2支部(東京都中央区)。森田氏が参院議員だった1995年1月に設立された。衆院議員に転じた森田氏が2003年10月に辞めた後も、支部は存続している。

 収支報告書によると、支部長の登録は本名の「鈴木栄治」。04~07年には計1億6185万円の企業・団体献金を受け、同時期に計1億5030万円を、同支部と同じ事務所で、森田氏が代表を務める資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していた。使途については、「知事選には使っていない。知事選に無所属での出馬を決意する前に、自民党候補の応援などのために使った」と釈明した。

●森田健作、違法献金発覚…政治資金規正法に抵触か 
       2009年4月1日(水)17時0分配信 夕刊フジ
献金問題が発覚した森田氏。どう対処するか
 千葉県知事選で初当選した元衆院議員の森田健作氏(59)に、違法献金問題が発覚した。自身が代表を務める政治団体が2005年と06年、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から献金を受けていたのだ。改正前の政治資金規正法(企業・団体献金の外資規制)に抵触した可能性もあり、森田氏の事務所でも事実関係を調べている。

 問題が浮上したのは、自民党東京都衆議院選挙区第2支部。森田氏は現在も同支部の支部長を務めているが、この支部の政治資金収支報告書を見ると、大手ディスカウント店「ドン・キホーテ」から、04年に500万円、05年に650万円、06年に360万円、07年に360万円の企業献金を受けている。

 東証・株式分布状況調査によると、同社は外国法人の持ち株比率が05年は50.62%、06年は51.82%となっており、これは06年12月に緩和されるまで禁止されていた政治資金規正法22条の5(企業・団体献金の外資規制)に抵触する可能性があるのだ。

 同条項は日本の政治や選挙が外国の勢力によって影響を受けることを防止するため設けられていたが、「証券取引の国際化」などの理由で、(1)日本国内の法人(2)株式上場が連続5年以上-という2条件を満たせば、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業でも献金できるよう緩和された。

 総務省政治資金課によると、同法違反は「3年以下の禁固または50万円以下の罰金」で、時効は3年。06年については時効前の可能性がある。

 今回の問題について森田事務所では「(ドン・キホーテからの企業献金は)通常の政治寄付。当時、会社の株主構成など知るはずもなく、政治資金規正法に違反するものでないと思料する。改正前の寄付であり、事実関係を調べたうえで、返還の要否も含めて専門家と相談して適切に対応したい」と文書で回答した。

●選挙:千葉県知事選 無党派45%森田氏に--出口調査  毎日新聞 2009年3月30日
 毎日新聞とTBSテレビが29日投開票の千葉県知事選で実施した出口調査によると、「支持政党なし」と答えた無党派層のうち45%が元衆院議員の森田健作氏(59)に投票したと回答した。民主党などが推薦したいすみ鉄道前社長の吉田平氏(49)に投票との答えは24%にとどまった。森田氏は自民党の推薦を得ておらず、「政党隠し」選挙が一定の成果を上げたと言える。

◆ とくダネ!
「金?細かいこと言うな!」 森田健作知事「戦略」かノーテンキか

   2009/4/ 1
<テレビウォッチ> 鈴木栄治? だれ? これが千葉県知事に当選した森田健作の本名。きのう(3月31日)11時、千葉県庁で受け取った当選証書には本名が記載されていた。

朝一番、車から降りた森田は、カメラに向かってさっそく決めのポース。健作節は健在だ。
「石橋たたいて渡らないのはだめ。たたいて大丈夫だったら渡ればいいんだよ。崩れたらって、崩れて落ちたら泳げばいいんだよ」

取材の長谷川豊に「いつもさわやか、いい顔をしてる」とサービス。
飯を食いながらも、「オレはやると言ったらやるんだよ。熱い気持ちがなきゃ何もできねぇ」

具体的にどういうことをする? との問いには、「これから考えるんだよ(笑い)。『やる』から入るとうまくできる」(笑い)

まあ底抜けに明るく能天気にすら見える。有権者はきっと、これを求めていたんだろう。青島幸男、横山ノックもそうだった。石原慎太郎だっておそらくそうだ。

森田の公約といえば、「アクアラインの値下げ」「成田―羽田を結ぶリニアモーターカー建設」「子供の医療費中学卒業までゼロ」。

午後には官邸に麻生総理を訪ねて、アクアラインについて訴え、「前向きの答えを得た」という。「明日にも石原知事に会って、リニモも含めて話がしたい」

「千葉県が変われば、首都圏がダイナミックに変わるんだから。みなさんも森田と一緒にがんばると、頼むよ」

小倉智昭が、「いまでも青春まっただ中ですね」

追いかけた長谷川も「あのテンションで1日ですからね」。しかし、千葉県の財政状況は最悪だという。借金が2兆3300億円、預金はゼロ。この預金ゼロは全国の自治体でここだけ。

つまり金がない中、どう公約を実現するのかは大問題。これを聞かれると、「バカヤロウ、細かいこといってんじゃないよ」(スタジオ大笑い)。「陣営の人に聞くと、あれでいいんだと」
 ・・・・

●百万票の衝撃:/下 堂本氏らの落胆 具体像見えぬ「森田県政」 
     毎日新聞 2009年4月1日
 ◇利権復活に危惧も
 「背中が小さく見えた」--。堂本暁子知事(76)の後ろ姿を見て、親しい地方議員は、そう感じた。堂本知事は、吉田平氏(49)の敗戦が決まった29日夜、吉田氏の選挙事務所に集まった支援者に感謝の握手をして回った。壇上でのあいさつでは森田健作氏(59)の圧勝に対し、「なぜなのかな、と思う」と心情を吐露した。

 堂本知事は吉田氏を後継指名する2月上旬まで、自身の進退を明確にしなかった。自身の県政を「中央集権から地方分権の政治へ、金権体質から民主的な体質へ、変えていこうと努力してきた」と総括し、「流れを受け継いでくれる候補がいないかと4年間悩んできた」とも明かした。吉田氏の立候補表明まで、「誰もいないなら私が出る」と言い続けた。

 「時計の針を逆行させてはいけない」。自身の実績を踏まえ、堂本知事は職員への訓示で、支援者の会合で、選挙戦で、繰り返し訴えた。念頭には、05年の知事選で激戦を繰り広げ、今回も出馬が確実視されていた森田氏の姿があった。親しい関係者らには「森田だけは絶対にダメ」と語気を強めた。
   ◇   ◇
 民主党県連の候補者選考が佳境を迎えていた昨秋、有力な選択肢だった白石真澄氏(50)は、自民、公明との3党相乗りで、党本部の方針に反する「呉越同舟」になる可能性もあった。それでも白石氏を擁立しようとしたのは「森田氏に対抗できる候補」を目指したからだ。県連幹部は当時、「森田が知事になっていいのかということだ」と打ち明けていた。

 「リニアモーターカーの建設資金を、県の赤字財政のどこから持ってくるつもりなのか」。吉田陣営幹部は、財源を明示しない森田氏の「夢」政策に疑問を呈する。「中断していた鬼泪山(きなだやま)の土砂採取が始まり、自民の利権政治が復活するに決まっている」と指摘する市議もいる。
   ◇   ◇
 森田氏は当選2日後の31日、首相官邸で麻生太郎首相と会談。東京湾アクアラインの通行料を800円にするよう呼びかけた。公約通り、千葉をPRし、中央に意見を言う「森田新知事」は、華々しくスタートしたかに見える。しかし、堂本知事らの危惧(きぐ)する、中央依存の自民党型政治が復活する兆しとも見える。
 100万票を得て誕生する新しい県政は、どこへ向かうのか。今のところ、森田氏の言動からは「森田県政」の具体像をうかがい知ることはできない。【神足俊輔、斎藤有香】

●千葉県知事選 民主党への風向きが変わった  3月30日付・読売社説

●県庁課長の飛び降り自殺を報道しないCTC 
    投稿日: 2000/05/31(水) 23:26
・・今朝(5月31日)、千葉県庁漁業資源課長(52)が県庁中庁舎9階から飛び降り自殺したが、地元メディアの千葉テレビ放送(CTC)はメインのニュース番組「CTCニュース930ライフ」で この事実を一切伝えなかった。
おかしな話であるが、CTC自体が千葉県庁の広報の別働隊で ・・・
・・はっきりいってあなたがたは沼田知事長期政権下の沼田氏個人崇拝に荷担するだけの「マスコミもどき」である。・・

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 2月ごろから、このブログの「自然薯」関係のカテゴリーのエントリーへのアクセスが毎日20から30件、多い時は70から80件ある。
 皆さん、春の植え付けに向かって情報収集しているのだろうと想像していた。

 私も、どうしようかと思いながら、かつ、なかなか手が回らないので、
昨日やっと、全部収穫。
 小さい芋は春の植え付け用に回すように分けた。その種芋は土の中に並べて保存。

 昨日の作業の終わりは夕方になった。
 だから、今日は朝のうちにヒヨコの引越しをさせてから、
 まず、収穫した自然薯を水洗いし、蕎麦屋さん用も自家用も調整する。

 そのあと、ヤマイモと自然薯の育成用の場所を掘ってみて、使える種芋がどれくらいできているかを検討。
 今年植えつける全体の数を決めて、足らない分を計算し、購入しようと思っている。
   (まだ、種屋さんにあるかな??)

 ともか、今シーズンを経ての結論。
   「パイプ栽培はやめて、全部波板栽培にしよう」

 理由は、作業が簡単かつ確実ななこと、
     150センチ板なら伸びすぎはまずない
     資材費も安い・・・

 なお、栽培のことで問い合わせなどいただいた方がありましたが、
 メールのアドレスが3月末ころから  tera@ccy.ne.jp に替わりましたので変更してくださいね。

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ここのところ7位あたり


 2008年4月3日の植え付けの様子
  ⇒ ◆自然薯のパイプ栽培・波板栽培 /今年は有名な蕎麦屋さんに頼まれて契約栽培も
作業前の「自然薯のうね」
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

波板栽培
前回の続きは、波板をどけるだけですぐに出てくる
バッチリで 気分良し
  


波板栽培をやったことのない人には想像しにくいので画像で。
細い一番先が前年の種芋の発芽点。
ここに種芋の先端を置いた。
反省は、
「2つの種芋は、もう少し中に寄せてよい。板から外れないためにも」



私も波板は、昨年の植え付けが初めて。
間隔が狭すぎたと思ったのは、土をおいてから。
でも、しっかりと自然薯はできている。
ここまでびっしり作らなくても、ね
  


全体像を知るために
波板の上=畝のセンターだけ残してみた
    

全部の土をどけると 
    

150センチの波板から伸びすぎて
地中へ伸びた芋は掘るのが大変



中には、上に登って、下に降りて、暴れん坊の個性的な芋もある


板の現状のまま、並べて比較してみた。
左のほうが種芋が大きい。
自然薯はヤマイモと違って乾燥しやすいので被覆する
波板1枚に3本(3列)植えても良いような気もする


大きい種芋から出来た新しい芋は大きくなる、
その傾向は当然だ



ここからは、パイプ栽培の方の収穫
  


115センチとか130センチのパイプでは
伸びすぎ続出で掘るのに苦労した


パイプ栽培の分
コンパネは長さ180センチだから・・・
直角に曲がった芋は 伸びすぎた芋


ムカゴ
来年はもっとたくさん作りたいとの声もあるので
これで2年越しの育苗をしようかと拾って集めた


全部掘ってから選別。
種芋用、蕎麦屋さん用、自家用それぞれ。


長さ1メートル以上の「種芋」なんて贅沢かな。
この自家生産の種芋のところは、波板を「180センチ」にしようと話している
何しろ、パイプや板から伸びすぎたら面倒極まりないから。
ちょうど今、芽が出始めている。
種芋は湿ったところで保管が必須。
20センチほど土をかけ、その上に布団をかけておいた
  


夜の食事は前回の残りの自然薯をすりおろした。
だし汁はカップ1杯だけの濃厚さ


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