tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

日本のOLやリーマンたちはすごい 

2012-01-25 22:10:53 | プチ放浪 都会編

 

昨日の雪。都心でも4cm積もった。24日の朝の道路は路面がアイスバーンになった。
首都圏では、スリップなど雪による事故が1,981件にのぼった。朝のオフィス街には救急車のサイレンが鳴り響いていた。

こんな日は自転車よりもバスの方が安全だ。
通勤のためバスに乗り込んだ早朝。リーマンたちは雪の出勤に備えたのだろう。まだ夜が明けきらない早朝というのに、いつもよりも多くの乗客が乗り合わせ、バスは超満員。
始発のバス停から乗るぼくは、なんとか座席にすわることができた。
大通りを通って走る温かいバスの車内の座席でウトウトしていると車内に
「あ~!」という悲鳴ともつかない声。
そのすぐ後に、バスの前でドンと衝撃。座席で寝ていたぼくは、嫌と言うほど額の横を窓枠にぶつけた。一瞬、額の横が切れたかと。。

スリップ事故だった。反対車線のトラックが滑って、バスに軽く正面衝突。
満員のバスは道路の片側を斜めにふさぐ形で停止。そのまま動かない。バスのフロントはバンパーがひしゃげフロントガラスにひびが入っていた。

驚いたのは乗客たちだった。みんなすぐにバスを諦めて、前から順番に降りて歩き出したのだ。
誰一人、苦情を言うものはいない。というか、声を発するものはいない。
バスの運転手から何も指示はない。乗客はそれぞれ運賃を払って、そして降りて、駅に向かって1kmの凍った路面を黙々と歩いていく。

「災害に慣れている」といえばそれでおしまいなのだが、日本のリーマンたちはすごいと思った。
一方、どうしても苦情を言わざるを得ないのが、ドライバーたちの安全意識だ。
道すがら、変わりかけた信号に急ブレーキをかけて交差点で滑っている車を何台も見た。
アイスバーンは急ハンドル、急ブレーキは禁物だ。このためには、スピードを事前に充分に落とすのが基本。制動距離が3倍近く伸びるので、普段の半分の速度での運転が必要だ。

25日から26日にかけて、再び冬型の気圧配置が強まる。雪の量は、多いところで北陸で80cm、近畿中国で40cm、四国や九州北部で20cm。雪崩や交通の乱れが発生しそうだ。
・・・雪道の運転は次元の異なる注意が必要です。どうか、安全運転を。


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