
気象庁は7日、会見で西日本から東日本の広い範囲で大雪の恐れがあり、不要な外出を控えるよう、異例の呼びかけを行った。
渋谷・新宿・池袋を結ぶ中央環状線では、入り口の封鎖はあったものの通行止めは免れ、首都高全体でも一部区間の通行止めで済んだ。
気象庁の会見を受け、夜には態勢を敷き、塩水をまくなど、積雪対策を行った成果だ。
一方、電車の運行にとって、一番の懸案事項はポイント部分の凍結だった。
JR東日本は、本番前日から早々と特急「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」の上下49本と、特急「あかぎ」「草津」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」「日光」の上下9本の計58本の運休を決定。
そして8日。JR上野駅では昼過ぎから、宇都宮線や高崎線の上下線が雪の影響で運転を見合わせた。
ホームや車内アナウンスでは、「線路のポイントに雪がつまり、現在確認中です。運転再開時間のめどは立っておりません」などの案内が断続的に繰り返された。
午後1時過ぎに京浜東北線が、その後、ダイヤが乱れながらも運転を続けていた東北新幹線がそれぞれストップ。動いているのは山手線だけという状況に。
ヘタに稼働させて駅間で立ち往生させたり、何万人という乗客を足止めさせてパニック状態にさせるより、早期の段階で運行中止を決めた判断はスゴいと思う。
まさに危機管理に沿ったマニアル通りの決断。
ターミナル駅に乗客を終結させ、後は代替の交通機関や、自治体、民間の宿泊施設、深夜営業の店などに帰宅困難者を収容する・・・これが「つながる日本」以来、事前に用意された危機管理のマニアルなのだろう。
脱線転覆や立ち往生した場合の急病人発生などのリスクを回避できる、ひところのJRとな異なる優れた対処・・・なのかもしれない。
どうせ、そんな対処マニアルができていたのなら、いっそのこと、ディズニーランドなどの観光施設とタイアップして、早めに電車の運転中止をアナウンスできないものかと。ランドが主体となって客を帰す。そうすれば、舞浜や浦安の帰宅困難者はなんとかなったと思う。
東京駅や千葉駅では宿泊用の列車が用意された。高速ダメ、NEXダメ、在来ダメの成田空港は寝袋難民で溢れてたという。
・・・雪も災害。どのように対応したらよいか何かヒントが有りそうだ。
2月8日、また新たに語り継がれる日になった。
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