tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

怖ぇぇぇぇ

2015-08-16 23:00:45 | 日記

人はマイナスイメージを心の中に抱いていると、その悪い方向へと自ら結果を招いてしまうことが多いと思う。
マイナスのイメージが、最悪の方向へと導いていくのだ。
たとえば、死ぬほど蛇が嫌いな人が、山道を歩いていて蛇によく遭遇してしまうのとか。
草むらがちょっとでも揺れると蛇かと心配し、脳裏に浮かぶ蛇のイメージが、実際には見ていない蛇の幻影を生む。
幽霊や妖怪のたぐいも然り。。
霊感の強い体質の人とは、実は非常な怖がり・・・なのかも知れない。

学生のころ、ボーリング場で深夜一緒にバイトしてた男子学生がバイトを辞めた。
突然だった。当時、ボーリングはブームが去って客はほとんど来なかった。
20レーン以上あるフロアは、深夜ということもあり、週末でも閑古鳥が鳴いていた。

そいつが怪しげなものを見たというのは、夏休みももう終わりのころのことだった。
煌々と明かりのともったレーンの奥に、浴衣らしい着物を左前にまとった女がいるのを見たというのだ。
話を聞いて、何かの見間違えだろうと思った。
・・・やつは顔が真っ青でしきりに家に帰りたがった。
そして翌日から、バイトに来なくなった。
先に辞められたので、一緒にやめるわけにいかず、結局、その夏中、バイトを続けることになった。
ひと夏のバイトを終えたけど、ボーリング場のレーンで女の幽霊なぞ見てはいない。
やっぱ、やつは何かを見間違えたのだろうと思っている。幽霊を怖いと思っていると、何を見ても幽霊と思ってしまうのだ。

・・・ぼくがそのバイトを辞めた理由はなにかって?
それは、フロントの後ろのロッカーに、体長7cmものでかいクモがいたからだ。
一人でフロントにいて、何気なしに後ろ振り返ると、ひそかに床に這っていた。
姿を見ないように、いつも注意をしてはいたのだが。。
「男のくせに・・・」とか、今ではセクハラになりそうな言葉で笑われた。
だが、怖いものは怖い。


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