現代アートの作者たちは能弁だ。
「作品を見りゃわかるだろう」みたいな、気難しい芸術家は一人もいない。
作成中、あるいは、展示中の作品のそばにいる作者たちから、その作品の目指すところや、製作過程で難儀した点、作者が作品に対して特に強調したいところなどを、フランクに話してもらえたりする。これも、このアートアイランズ TOKYO・国際現代美術展の特徴の一つだ。
作家さんたち・・・見た目、ごく普通の人たち。見学者に混じって作品の前にいれば、ネームタグをぶら下げていない限り、製作者であることがわからない。
それでも彼らから、作品に対する話を聞いていくと、それぞれの作家(彼らは先生と呼ばれるらしい)たちのアートに対するこだわりなどが言葉言葉のはじにあふれ出てきて話をしていて飽きない。
・・・作品のスナップ写真を撮らせていただいていて、作家さんたちからリクエストをいただいたりする。
廃屋を利用した展示場での制約だらけの光の中で、屋内光を最大限に利用した展示だ。光の状態については不満もあるらしく、カメラの液晶に映し出される撮った写真の構図とか、作品の色合いに対して、もっとあざやかにとか、もっと明るくとかといったリクエスト(アドバイス?)をもらえたりする。
撮影条件として制約だらけ、その上、撮影の腕が伴っていないから、そうしたリクエストに対して思わず音を上げそうになる。
でもね、やらなきゃ。。
彼らの芸術と向き合う真摯な姿勢は、スナップ写真といえども妥協を許さない芸術心に火をつけられてしまう。
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