tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

Adventure or Nothing

2017-07-02 23:35:13 | プチ放浪 都会編

ネパールの上水道は、首都のカトマンドゥでさえ未整備。カトマンドゥ在住のガイド氏の家に遊びに行くと、3階建ての家屋の屋上に貯水タンクがあり、購入した水を貯めて利用してた。だが、中流以下の人たちは、毎日、タンクの給水車で運ばれる水を利用しているようだ。
このタンクの給水車の水ばかりか、市販のプラスチックボトルのミネラルウォーターからも中毒原因菌が検出されることがあるという。だから、確実に食中毒を防ぐには、煮沸や塩素消毒による滅菌処理,あるいは適切な浄水器を通す必要がある。
ただしこれは、ネパールに限ったことではなく、日本を除いたアジア全般の水事情だ。飲料水以外も、もちろん、路上での買い食いなど、食事の衛生面には十分に注意する必要がある。特に油を使った料理やヨーグルトなどの乳製品、街角で絞って販売しているフレッシュジュースはお腹をこわす原因になりやすい。特に雨期は、食中毒が起こりやすいものだ。

というようなことがガイドブックに書いてあって、海外どころか、国内も含めジューススタンドや、屋台のご飯はこれまでずっと敬遠してきた。人に言わせると、庶民のグルメを堪能する醍醐味を知らずに人生を過ごしてきたことになる。

もう、この歳になれば、そんな庶民の味など知らずに死んでいってもいいと思っていたが、清純そうな女性に「昨日ここで飲んだ生ジュース、おいしかった」とか言われると、心がぐらつくものだ。
清純そうな外見はいかにもか弱そうだし、世の中の汚濁に対して免疫がなさそうだ。そんな娘が飲んで大丈夫なら、普段、冷蔵庫に放置した賞味期限切れの食品を平気で食べている薄汚れた中年男はなおさら大丈夫だろうとか考えてしまう。実際は、食中毒に対する耐性は、その人の外見とは無関係であるのだろうが。。
その清純そうなルックスの女性に背中を押され、生れてはじめて飲んだスタンドの生ジュース。もちろん、氷は入れないでもらった。
( ^ω^)・・・
ジュースの味よりも、歩きながら飲める体験に大きな感動。これまでの人生では味わえなかった感動だ。こんなかわいい毒見役がいるのなら、複数の人数での旅もいいものだと思った・・・なんてね。

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世界でもっとも古く、もっとも広く流布した物語は、冒険の物語である。それは、命の危険を冒して神話の国へ旅し、異界の話を持ちかえる人間の英雄の物語だ。・・・語りの芸術そのものが、冒険を語る必要から生まれたと言えるかもしれない。つまり恐ろしい遭遇に生命を賭する人間こそ、元来語るに値するものなのである。
ポール・ツヴァイク(冒険者)


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