地元のガイド氏、そして、彼の奥さんの旦那さん(つまり義理の弟)も、ほとんど酒を飲まない人だった。数え切れないほどの神が存在し,教義を記した聖典をもたないヒンドゥー教では、飲酒(特に女性の)は好ましいものではないとされている。
とか思ってたら、仏教も在家信者の五戒(不殺生,不偸盗,不邪淫,不妄語,不飲酒)の中で酒を飲むことが禁じられているそうな。
つまり、飲酒はイスラム教を除けば、基本的に個人の嗜好なんだろうなあ。
ということで、ネパールの民族舞踊のショーがあるレストランでは、自家製の蒸留酒を飲ませてくれる。泡盛に似た独特の味。長粒米で作られた米のロキシー。
古くからカトマンドゥ盆地に住むネワール族は、数ある民族の中でもお酒好きの民族。こうじ酒や蒸留酒造りが日々の生活の一部として受け継がれている。
米、シコクビエなどを主原料にしてそのレシピは家庭によって様々。それぞれの家に伝わるレシピは、嫁にも受け継がれてその家の味が作り出され、お祭りの時の祝い酒、晩酌などで楽しむ。アンナプルナの周辺では、リンゴやぶどう、杏を使ったロキシーが作られるという。
ネパール・ロキシーを探しての田舎めぐり。やってみたいなあ。
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