tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

屋久島

2017-07-25 22:52:47 | プチ放浪 山道編



屋久島に世界遺産登録されたは1993年。それから現在まで24年たつ。
登録された当時は、山岳部の利用者は推定1万人。しかし、平成元年の高速船就航で登山者は10万人へ。
観光客が予想以上に増えたのも想定外だったが、世界遺産地域内でヤクシカの被害が増大。急速な植物希少種の減少が起こったのも世界遺産登録による負の影響だった。

この10年で宮之浦岳の登山者数は横ばいであるものの、縄文杉、白谷雲水峡の登山者はそれぞれ3倍となった。
ただし、近年の離島率を見れば、ここ20年の全国離島人口減少率は13%であるのに対し、種子島では20%と大きく、その一方で屋久島の人口は現状維持を続けている。

屋久島の就業人口は、過去35年間で同水準。一次、二次産業の落ち込みを三次産業で吸収しているのが特徴だ。宿泊施設、レンタカーの台数は3倍に、そして観光ガイドは8倍に。

屋久島に一番最後に訪れたのは2006年。当時お世話になったガイドさんたちが、あいかわらず元気でやっているのを見るとほほえましく感じる。その一方で、店もたくさんあって賑やかだった旧屋久町が今は人がいなくなって閑散とした印象を覚える。宮之浦への集中なのだろうか。日本のどの田舎でもそうだが、シャッター商店街同様に閑古鳥が鳴いている感じ。人口増加時代が終わったことで、明らかに国内観光客が減っているように見受けられる。
その一方で、欧米の外国人観光客が町中をぶらついている。彼らは長期滞在型。いったい彼らは何を楽しんでいるんだろう。
屋久島もインバウンドの増加を見込んで、彼らのニーズに合わせるために変わらなきゃならなくなりつつある。


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