海上の岩の上に立つ「神磯の鳥居」。ご存じ大洗磯前神社。
絶景ハンターには有名なスポットだが、ここも最近はガールズカメラが多くなってきた。
スマホでの自撮りから本格フィルムカメラまで、若い女性たちの「撮りたい」熱は高まるばかりのようだ。
いかに人とは違ういい写真をSNSにアップするかにガールズたちの関心が高まってる。写真の差別化を目指すことで、昔のアナログカメラも人気のよう。
現像してはじめて写りを確認できる、そのプロセスに対して価値を見出しているようだ。
どうやら女子たちには、セルフィ―も含めて、写りすぎないふんわりしたトーンがトレンド。もっときれいに、もっと可愛く、もっと良い写真をと、どんどんハマっていく。
女性写真家の梅佳代のように、常にカメラに収めたいものにアンテナをはり、撮りたい一瞬を逃さずに撮るのが彼女たちの特徴。写真を撮ることが目的で一人旅をする人も珍しくないという。
しかも、カメラを含めたトータルコーディネートで、自分なりのおしゃれにも気を配っている女子が多い。
写真を撮りたい欲求。つまり写欲。生きるのに重要でない欲望だ。
写真を通して社会に貢献し、自己実現していくための手段。人との直接的なつながりが持ちづらい世の中だ。かろうじてSNSでつながっていく。
こんなことに女子たちも目覚めてきたのだろう。いつも世の中の流行は女性からだ。。