ロシア軍によるウクライナのザポロジエ原発に対する攻撃。その一方で、ロシア側は原発付近で、ウクライナ側が挑発行為を仕掛けようとしたと主張。
今のところ情報戦としては、国際社会からのロシアへの批判がさらに高まっており、ウクライナ側の筋書き通りの効果だ。これが戦争だ。
だが、ザポロジエ原発はロシアの支配下にあるのは事実だ。エネルギーを抑えて相手国の戦力を低減する。今、ウクライナはそうした状況にある。長期戦になれば、ロシア側が有利になってくる可能性もある。いずれにせよ、ロシアが冷静さと自制を保ち、核施設の安全を確保しつつ最悪の状況にならないこと、一刻も早くロシアが和平を求めて撤退することを祈るしかない。
愚かな行為は、皆の不幸をまねくだけだ。すぐれた指導者であるのならば、それに気づけるはずだ。