ヘイ!・・・ではなくて。”hay”=「千草」、”fever”=「熱」。
パリの地下鉄に乗ってたら、車内を流しのバンドがポップスを演奏していた。車両を廻って、投げ銭を得ているようだ。
たまたま、ぼくの乗った車両には、「花粉症?」の中年の男性が乗っていて、演奏と男性のくしゃみとの二重奏。
男性もなんとかくしゃみを止めようと焦っているようだが、出物腫物、所かまわずだ。車内を廻って演奏をしていたバンドも、男性のくしゃみの連続に演奏の邪魔をされて苦笑い。
この時、パリの街中にも「花粉症」があることを知った。
その昔、千草(hay)が原因でアレルギーが広まった地域で使われてから、現在はいろいろの種類の草(千草)以外の樹木の花粉に対しても使われるようになったらしい。
フランスには、日本のような花粉症対策グッズというのは、あまりない。しかし、薬局の店頭には、アレルギー性鼻炎薬の抗ヒスタミン剤や、鼻スプレー、目薬などが並んでいて、患者数が多いことがうかがえる。
あのパリも、今はマスクをしている人達が多いから、花粉症はひどくはならないのかも。それでも、目は露出しているから、涙でぼろぼろ・・・なのだろう。
ヘイ!ユー。アーユーOK?なんてな。