キエフは3方向からロシア軍によって侵略されている。3月11日には、南東部の都市のフョドロウ市長がロシア兵に拉致。キエフもロシア軍があと10kmまで迫っている。なんとか持ちこたえてほしい。
そして、ロシアにたいする各国の経済制裁が、ロシアの戦意を早急に喪失させることを心から祈る。
プーチン大統領は当初、ウクライナへの侵攻は民間人を標的にしないとしていたが、その後の攻撃は複数の町や都市を無差別に爆撃し、病院、アパート、孤児院を襲っている。ロシア側のかなりの焦りがそこに見えている。
ロシアでも、モスクワ、サンクトペテルブルク、エカテリンブルクなどロシアの主要都市66都市で反戦デモ。一方、ロシア政府はロシア国民が違法なウクライナ戦争の真実を知るのを妨げようと必死だ。また、ロシア軍はウクライナの通信インフラを標的に、人々がインターネットや信頼できるニュースソースにアクセスできないようにもしている。このため、限られた事実しか我々は手にできない。
ロシアがウクライナに停戦条件として提示しているのは、「領土を放棄し、国際的な同盟に決して参加しないと誓うこと」。つまり、無条件降伏。ウクライナの人々にとって、領土も財産も放棄となる。だから、家族を国外に退避させたうえで、ウクライナの男たちはロシアとの戦いに戻っていく。