新型コロナウイルスのパンデミック。世界経済がコロナにおびえている。
中国人観光客の減少はもとより、中国国内の経済活動が抑制されることに加え製造業のサプライチェーンなどを通じて世界経済がシュリンクしつつある。
2003年に感染が広がったSARS(重症急性呼吸器症候群)の時より経済への打撃が大きくなるのは確実だ。
約100年前に大流行したスペイン風邪の致死率は2.5%と意外に低く、このため、スーパースプレッダー(一人で感染を広げる人)が出現。より多くの人が感染した。
台湾の弾丸旅行で経験したこと。
まず、街中ではほとんどの人々がマスクをしている。日本と比べ、その比率は明らかだ。日本は満員の通勤電車などで半数には程遠いが、台湾では90%を超える。マスクを着けていないのは、明らかに外国(日本人)旅行者と思える人ばかり。
マスクをすることが地元に人たちに不快感を与えるのではと心配していたが、逆にマスクをしないことの方が地元の人々に不安を与えるもよう。自分は大丈夫のアッピールよりも、他の人々に気を遣うことが重要だ。要は不要不急の外出は控えることだ。これが日本人には到底できない。
人が集まる各要所においては、体温測定がなされていた。ホテルのクローク然り。すべての旅行者を管理することは難しかろうが、やらない日本よりはマシだ。
専門家の間では楽観論と悲観論が交錯しているが、“世界恐慌”という大きなリスクを抱えているのは間違いない。
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