17日に開いたIOC理事会では、予定どおりのオリンピック開催に向け準備を進めていく考えを示したが、選手などの相次ぐ批判を受けてわずか5日で延期の検討に入ることしたようだ。
いろんな意見があるだろうが、一般に相応の内示から告知へとステップを踏むことを考えれば、4週間後の決定には「延期」を前提に考えていることが示唆されると思う。
オリンピックの開催予定まで4カ月とちょっと。この4カ月で世界中での新型コロナウィルスの終息はかなり厳しい。かといって、終息を確認出来ていない国の参加を認めないのはオリンピックの精神に反することになる。
日本は開催国に立候補した国だ。自ら、感染不安を理由に中止を申し出るわけにはいかない。たとえが悪いが、パーティの幹事役をかってでたものの困難に直面し、やっぱやめますでは筋が通らない。日本がすべきことは、少なくとも自国内でウィルスの終息を開催予定まで達成し、その上でIOCにどうするのかお伺いを立てることだ。
とはいえ、ワクチンさえ完成すればウィルスは、インフルエンザと同様に、かなりリスクを低減できる。終息が難しいのなら、早急なワクチンの完成を祈るしかない。
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