tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

しじみの汁焼そば@五所川原

2013-03-12 23:09:01 | プチ放浪 都会編

 

効率よく旅をしようとすれば、ガイドブックを調べ上げ、綿密に計画を立ててということになる。
本来、なまけもののぼくは、基本的にこれが苦手だ。旅の最初に予約した列車の発車時間に遅れるなんてしょっちゅう。土台がくずされ、旅のスタートから計画倒れとなることがままある。
なので旅はいつも行き当たりばったり。待ち時間や空き時間が多く、時間の無駄が多いが、その空き時間でいろんなことを考えることができる。たいして立派なことじゃなく、ごはんをどうしようか・・・など。

ガイドブックに載っている店は、当然のことながら人気店だ。それなりにおいしかろう。だが、欠点は人気店であるがために人が多いこと。一人旅のぼくにとって、混んだレストランでの一人飯は苦痛以外のなにものでもない。なので、地元の人しか行かないような店で食をつなぐことになる。
はずれを引くリスクはあるものの、場数を踏めば知らない土地でも不思議に嗅覚がわく。
観光客が押し寄せる人気店とはちがって、安くてうまい店に出会える。・・・地元のひととのふれあいも楽しめる。

真冬の五所川原で、入った店は「ワンピース」のフィギュアがディスプレイされているようなお店。駅からかなり歩いたところにある。時刻は21時ごろ。週末のせいか、客はだれもいない。
「酔っぱらってるけど食事いいです?」
かなり酔っぱらっていた。店の女性に聞くとにっこりとほほ笑んだ。
頼んだのは、五所川原十三湖「しじみの汁焼そば」。「名物においしいものなし」と言われるが、これは日本酒をかなり飲んだ後でも本当においしかった。
しじみの旨みと塩味の澄んだスープが相性抜群。コクがあって美味い^^。
あっさりとしたビジュアルだが、しじみは結構な量がトッピングされている。

食事をしていたら、男性客が2名来店。奥の座敷に座ると声高に話をしていた。
「インストール」とかの単語が聞こえたのでパソコンの話でもしているのだろう。だが、聞き耳を立てても文節が取れない。というか、どう聞いても日本語には聞こえない。音節的には韓国語?
土地柄、韓国である可能性は低い。とすれば、ロシア語?
店の女性に聞くと彼らは地元の青年たちだった。ゆっくり話すと聞き取れるかもしれないが、地元の人たちが早口(普通の速度)でしゃべると、よその土地の人はほとんどその言葉を聞き取れないのだという。
日本をあちこち回って、どうにも聞き取れなかったのは、福島(いわき)についで2度目の経験。
・・・津軽弁、おそるべし。


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