雪の降る音さえも聞こえてくる
住所 秋田県仙北市田沢湖卒田字夏瀬84
0187-44-2220
入浴料 500円、営業時間:10:00~15:00
抱返り渓谷の上流、玉川のほとりにある閑静な一軒宿の温泉。アクセスしようとしたら、積雪期間はマイカーの通行不可の看板が・・・。羽後交通バスの「出口」停留所でのこと。
ナビゲーションをよれば、夏瀬温泉まで約8キロ。歩いて2時間ほどの行程だ。
こんな時、欧州の人たちなら迷いもせず歩く。といっても、冬の雪道。雪崩が襲うとも限らず、無謀な試みだ。
が、とろあえずは、行けるところまで歩いて行こうと。
夏瀬温泉の歴史は江戸時代にさかのぼる。当時の角館城主佐竹家は、温泉を維持するための材木を広久内の民に授けたという記録があるらしい。昔より農業や林業など地元で働く人の湯治場として愛されてきた。昭和30年の頃から昭和の終わりまでは、路線バスが運行されていたらしい。しかし平成13年12月に旅館施設の老朽化のため休業。アクセスに便利な近場の温泉があちらこちらにできたせいもある。
・・・俗世と遮断された隠れ宿。
夏瀬温泉を復活させたのは乳頭温泉郷・妙乃湯の女将。東京でインテリアデザインの仕事をしていた彼女は
47歳の時に胃ガンを煩い、療養も兼ねて実家である秋田へ帰郷。ガンを克服し、祖父母が営む妙乃湯を引き継いだ。
湯船に肩まで浸かりながら、木造の天井を眺めていると、 都会の喧騒のことなどすっかり忘れてしまう。
ただ、雪の降る音がしんしんと聞こえてくる。混浴の貸切露天風呂があるらしいのだが、冬季はクローズとのこと。
泉質: ナトリウム・硫酸塩泉
pH: 8.1 弱アルカリ温泉
効能: 慢性皮膚病、動脈硬化症、飲用で肥満、糖尿病、痛風
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