チャンクラン通りを歩いてたら前から野生の象の群れが!
「像の群れ」というのは文章上の修辞技法で、実際に街中を像が歩いてたら感激する。象にたとえたのは、交通マナーもあったものじゃない日本のおばさんたち。
幅1mにも満たない石畳の歩道の上を、我が物顔でのしのしと3列横隊でたむろする。
暑いからゆっくりしか歩けないのだろうが、追い越すにはバイクがビュンビュン通る車道に降りなければならない。
その危険度合は野生の像に匹敵する。別に象にたとえなくても野生のシカの群れでもいいのだが、シカは人を見ると避けて通るから、やはりその傍若無人ぶりは象かも。
日本のおばさんたち。タイの女性たちの緩さに自分たちと同類と勘違いしてるのかもしれないが、タイのおばさんたちは群れない。道路を歩くときは他人に気を遣う。立ち止まって道を譲ってあげれば、にっこりと目を合わせて挨拶して通り過ぎる。
第一、タイの女性たちは象をプリントしたぶっといサバーイ・パンツなんてはかない。エキゾチックな民族衣装と言えば、値段が張りそうなタイシルクのドレスだ。そしてふだんは足が細く見える美脚パンツ。
なので、日本のおばさんたちは一目でわかる。チャンクラン通りで完全に浮いている。浮いてるついでに風に乗って流れてくれればいいものを、歩道に張り出した店を冷やかしながらたむろする。避けて危険な道路を渡って反対側に行ってもそこにぶっといサバーイ・パンツの群れ。
チェンマイに来てイライラする理由はこれだ。通行の障害物たち。他人をリスペクトしなければ、自分もリスペクトされっこない。日本で相手にされないおばちゃんたちは、タイに来ても変わりはしない。
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