トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

どすこいコンボイ

2011-02-18 17:36:04 | トランスフォーマー スーパーリンク

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どうする! どうなる! 大相撲!

拙者、相撲ファンではないでござるが、日本の伝統文化を守る国技であるのならば、これ以上世界に恥をぶちまけないで欲しいと思うこの頃でござる。

そう、守るべきものは守り、変えるべきは時代に合わせた変更も容認しつつ伝統文化を守って発展させる精神があれば良いのでござるよな!

さあ今宵は、2004年展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」よりトラックに変形するサイバトロン総司令官、スーパーリンク・グランドコンボイ(SC-13、SLグランドコンボイ、2079円)の土俵入りでござる!

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本品はグランドコンボイ・スーパーモード(SC-01、グランドコンボイ・スーパーモード、5229円)をデラックスサイズにスケールダウンした設計でござるが、コンテナやグランドフォースが付属しない廉価版商品でござる。

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なお、本品は通常販売品とエナジーアックス・バイオレットクラスターエディションが付属したジャスコ・キャンペーン仕様の商品が販売されたでござるが、エネルゴンウェポンが付属する以外本体仕様及びカードや箱は共通で、箱に特典付きシールが貼られているでござるな。

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さて、ヴィークルモードは一部簡略化されているとはいえ、SC-01版と略同じ外見でござるる。

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が、しかし武器パーツであるコンボイガンはミサイル発射ギミックは再現されておらず、エネルゴンウェポンを思わせるクリアブルーで成型されているでござる。

更にマイクロンジョイント凸の位置変更されているでござるな。

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なお、コンボイガンはSC-01版と同じ方法で車体に取り付けて余剰パーツ対策を行っているでござる。

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なお、SC-01版とSC-13版では商品サイズが異なるでござるが、エネルゴンポケットやマイクロンジョイント凸なのでサイズは共通でござる。

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ゆえにオーバーサイズでござるが、CS-01版のコンテナも牽引可能でござる。

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ふむ、昨今は販売コスト削減の為にコンテナを削除されているでござるが、本品のようなオーバーサイズのコンテナでも絵になるものでござるな。

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更に故意か偶然か、ジャスコ・キャンペーン販売仕様に付属するエナジーアックス・バイオレットクラスターエディションはコンボイガンと同系色なのでヴィークルモードに取り付けても違和感が無いでござる。

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なお、エナジーアックス・バイオレットクラスターエディションの取り付け説明書は無いで拙者の解釈で2分割し、マイクロンジョイント凸を活用して取り付けているでござる。

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ロボットモードの変形はSC-01版と同じようでござるが、背部ユニット脚部構造等など違いが確認されるでござる。

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しかし、その見事な力士体形はSC-01版と同じく再現されており単体写真じゃ見分けがつきにくいでござるよな。

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そう、元々SC-02版はグランドフォースと合体してスーパーモードとなる事が前提なので足が細くてアンバランスなのでござるが、SC-13版はグランドフォースとの合体がないおかげで少々太めでもあるでござる。

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しかしまあ・・・ グランドコンボイは歴代コンボイの中でも最もメタボ体形であり、拙者も最初に見たときには「魔神英雄伝ワタル」のコンボス(プラクション 魔神英雄伝ワタル 魔神大集合、19、コンボス、480円)を思い出すほど歴代コンボイらしくない体形だと思ったでござる。 (笑)

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御旗に集え!

2010-12-07 05:48:31 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ごきげんようでござる!

今宵は前回に続き、「伝説の司令官」である「トランスフォーマー スーパーリンク」より、チームロディマスを率いるサイバトロン・司令官、ロディマスコンボイ(SC-10、ロディマスコンボイ、2079円)の召喚でござる!

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本品は2004年度展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」商品として販売されたでござるが、先行販売された海外版(海外名、ロディマス)とは成型色の色合いが若干異なり、日本版はリアウィングまで炎模様が描かれているでござる。

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さて、本品のヴィークルモードはフューチャーデザインである初代ロディマスコンボイ(C-77、ロディマスコンボイ、2200円)と異なり、現用車に近いセミトラックでデザインされているでござる。

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なんとも派手なレース仕様のセミトラック(?)でござるが、如何にも元イカレ暴走族の司令官だけあるセンスでござる。

しかも、本シリーズでは総司令官であるグランドコンボイ(SC-01、グランドコンボイ・スーパーモード、5229円)と肩をならべる存在でござるから、それ相応のデザインが必要な訳でござるから、本デザインのリニューアルは成功だと思うでござる。

・・・ただ、商品サイズがコンバットクラス(デラックスクラス)である事が少々残念でござる。

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さて、ヴィークルモードではエネルゴンスターやエネルゴンウェポンを装着できるエネルゴンポェットやマイクロンジョイント凸が設けられており、別売りのマイクロンやエネルゴンウェポンをリアウィングに取り付けが可能でござる。

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本品に付属するミサイル発射ギミックを備えた武器パーツ(フォトンエリミネーター)はエネルゴンウェポンを意識したクリア成型の武器パーツで、リアウィングに取り付ける事により、追加装備風のジェットンジンになるでござる。

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なお、本品のミサイルパーツはジェット噴射風のエフェクトパーツでござるが、武器であるフォトンエリミネーターと同色である為にエフェクト効果が薄いでござる・・・

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因みに、ロディマスコンボイは過去の大戦にて戦乱を逃れるべく多くの市民を引き連れてセイバートロン星を後にした伝説の戦士でござるが・・・ 

活躍舞台は宇宙であり、地球を訪れたはずが無いのでござるが何故か地球産のセミトラックぽいヴィークルモードのデザインには違和感があるのでござるよな。 (笑)

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しかしまあ、ソレを言ってしまえばオシマイでござるから必要以上に突っ込まないでござる。

ちゅーか、ソレを抜きにしてもヴィークルモードのデザインは良いのでござるよな。 (笑)

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ロボットモードのデザインは大幅にリニューアルされているが、はっきりとロディマスコンボイと認識できるデザインであり、太目のグランドコンボイと比べると対照的にスリムでござるが、必要以上に足が大きいでござる。

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そう、グランドコンボイがサイバートロン星で徹底抗戦を貫いた保守派だとすると、ロディマスコンボイはセイバートロン星を捨てて新天地に活路を見い出した改革派であり、初代ロディマスコンボイの様に考えるよりも先に行動に出る性格とは異なり慎重に考えて行動する性格になったでござる。

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まあ、何時の時代でも古い習慣に捉われている風潮に確信があれば、若者に支持されるのと同じく、ロディマスコンボイの偉業も賞賛されており彼に憧れるサイバトロン戦士も多く、前作でサイバトロン総司令官代行を務めたホットショット(SC-02、ホットショット、2079円)でさえ彼を尊敬しており、次期司令官に見込んだグランドコンボイのメンツを潰してしまったでござるよな。 (笑)

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なお、ロディマスコンボイグランドコンボイとは同格のようでござるが、おそらく年はグランドコンボイよりも若いと思われるでござる?

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それゆえか設定値は、パワー(8)、知力(8)、スピード(9)、耐久力(7)、地位(8)、勇気(9)、火力(8)、テクニック(8)で設定されており、地位(8)など司令官としては気になる数値なのでござるよな?

そう、戦闘指揮官であるホットショットの地位(8)と同じなのでござるよ・・・

まあ、アニメ製作前のキャラクター設定時では別部隊の指揮官として設定されていた名残でござるよな。

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フォレスト・タイプ/一期一会

2010-10-15 05:09:37 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ごきげんようでござる!

昆虫型トランスフォーマーの全てがインセクトロン(インセクティコン)ではなく、別のグループに分類される昆虫型トランスフォーマーも多いでござる!

今宵は2004年展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」より、デストロン軍団・昆虫(カブトムシ)型テラーコン・工作兵

クロムホーン・フォレストタイプ(SD-18、クロムホーン限定フォレストタイプ、1029円)の紹介でござる!

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本品はSD-16版クロムホーン(SD-16、クロムホーン、1029円)の成型色変更品でありTVアニメ本編には登場しない商品でござる。

一応SD-18の商品番号は与えられているものの、専用設定は無く、付属のカードや説明書もSD-16版と同じ物が付属するでござる。

パッケージもSD-16版の台紙にSD-18のシールを貼っただけのようでござるが、台紙背面に注意書きが書き加えられているのでSD-16の台紙を流用したものではないでござる・・・ う~む、シールを貼り付ける手間を考えれば専用台紙を作る方が安上がりな気がするでござるが・・・ 何故なのでござろうな?

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同型機種が多数存在するテラーコンはカブトムシ型以外に、ジャガー型(SD-06、コマンドジャガー、1029円)、タカ型(SD-08、シャドウホーク、1029円)、恐竜(SD-12、ダイノボット、1029円)が存在しており、それぞれカラーバルエーションが1種ずつ販売されているでござる。 (海外版では更に別カラー有)

カラーバリエーションの真意は別固体とかパワーアップ版とか局地改良型とか言われている出でござるが、TVアニメではアルファーQ(ENERGON、アルファークインテッサ、日本未販売)所属部隊とガルバトロン(SD-07、ガルバトロン、4179円)所属部隊との対決を明確化する為の演出とも言われているでござる?

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なお、本品のカラーリングは日本限定販売であり、SD-16版クロムホーン自体もTVアニメの作画では角・脚部の色が異なる海外版(ENERGON、インセクティコン、日本未販売)のカラーリングで描かれているでござる。

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なお、本品はSD-16版クロムホーンと同系列のカラーリングで有る為に、成型色変更商品としては人気が無いでござる。

そう、ただでさえ緑色のカブトムシには違和感があるだけに、日本限定販売であれば茶色か黒いボディで販売してほしかったでござるよな・・・

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しかしまあ、商品はメカニカルなカブトムシらしいデザインに加えて、エネルゴンウェポン(エナジートルネード)を装備したアタックモードではヘラクレスオオカブトぽいシルエットに成る設計は面白いでござるよな。

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日本側としては、カブトムシを正義陣営に取り込みたいモチーフなのだそうでござるが、トランスフォーマーでは昆虫系はデストロンという法則が出来てしまっているので、BWⅡのような裏技は使えないようでござる。 (笑)

しかも、海外でのカブトムシ人気は日本よりも低いので大型商品で商品化できないジレンマがあるそうでござるな?

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そう! 今現在は如何か分からないでござるが、米国人にはカブトムシもカナブンもフンコロガシも同じ昆虫扱いなので、カブトムシが何故人気なの分からなかったそうでござる。 (米国全土にはカブトムシは生息しないらしく、米国種は小型だそうでござる?)

したがって、蜂とか蜘蛛とか蟻や蚊の様な身近な昆虫が巨大化した方が受けるらしいでござる?

まあ、巨大化昆虫のネタは海外B級映画の定番でござるから、余計に親しみがあるのでござろうな。 (笑)

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なお、本品のロボットモードの変形はカブトムシの中・後脚を合わせる事により、ロボットモードの脚部となり、前脚は両型に担いだキャノン砲に見立てるなど、昆虫系トランスフォーマーの問題点である脚を上手に隠した設計にはザブトンをあげたいものでござる。

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ロボットモードのデザインも力強いデザインで、腰と連動した頭部の回転ギミックも楽しい商品でござるが・・・ 腕や角などが大雑把な造形でござる。 (残念!)

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そう、本品のカラーリングも緑系一色であるために商品的にはメリハリがないでござる。

海外版のインセクティコンが角や脚の成型色を変更した訳もわからなくはないでござるが・・・

まあ、クロムホーン・フォレストタイプは謂わばリアル思考のカラーリングでもあるでござるよな。

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専用の商品設定がないので、SD-16版クロムホーンと同じだとした場合は、敏感な嗅覚能力と地中行動(採掘作業)や森林での戦闘に長けたテラーコンでござるから、クロムホーン・フォレストタイプは更に森林戦闘に特化した固体なのでござろうか?

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武装はエネルゴンウェポンを分解したホーンスピアとホーンショットでござる。

能力値は設定されていないでござるが、SD-16版クロムホーンと同じだった場合は、パワー(8)、知力(5)、スピード(5)、耐久力(9)、地位(5)、勇気(7)、火力(4)、テクニック(5)でござる。

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しかし、火器系の武器ホーンショットなどを装備している訳ござるからクロムホーン・フォレストタイプクロムホーンと同じ能力値とは考えたくないでござるよな?

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なお、ホーンスピアとホーンショットを組み合わせて完成するエナジートルネードは回転軸が設けられているので手動回転でき、別売りのデストロン兵士に持たせる事も可能でござる!

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しかしまあ、今後トランスフォーマーが米国主導で行われた場合、カブトムシに変形するインセクトロンの商品化は難しそうでござるが、カブトムシが一般的な他国の状況を知れば新作の登場もありうるかもしれないでござるな?

まあ、日本オリジナルであれば昆虫型トランスフォーマーで5~10体合体するような商品を望みたいでござる! (笑)


前作主人公の正しい立ち位置?

2010-08-02 22:31:56 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ホ~トロッドでブロロロロ~♪ ブロロロロ~♪

ブロロロロ~♪

「トランスフォーマーマイクロン伝説」での主人公の一人であるホットロッド(MC-03、ホットロッド、1980円)は本シリーズにおいて若き戦士の成長物語を担当し、次期総司令官候補の立ち居地を得て、次期シリーズ「トランスフォーマー スーパーリンク」ではサイバトロン・戦闘指揮官、ホットショット(SC-02、ホットショット、1980円)として登場したでござるが・・・ 新シリーズでデザインが変わる事は仕方がないとしても、名前や性格、担当声優まで変えてしまうのは如何なものでござろうか?

海外ではシリーズやデザインが変わっても名前は同一人物で有る為に変更は無いのでござるが、日本だと商品管理上、別の名前をつけなくちゃならない場合があるので変更されたり、別物であるにもかかわらず強引にシリーズ名を冠した名前を付けられる場合が多々あるのでござるよな?

しかしまあ、ホットロッドの海外名は元々ホットショットなので海外名に戻しただけなのでござるが、「トランスフォーマー スーパーリンク」では日米の名前が混乱してややこしいシリーズとなったでござる。

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さて、本品は単品販売とインフェルノ(SC-03、インフェルノ、1980円)との合体セット(SS-01、スーパーリンクセット、ホットロッド&インフェルノ、3900円)が販売されたでござるが、どちらも本体仕様や付属カード及び説明書は単品販売版と共通だったでござる。

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本品のデザインはホットロッドよりもややシャープな感じの黄色いスポーツカーでござるから、ヴィークルモードでは差ほど違和感がないでござる。

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本品は合体(スーパーリンク)を主眼に置いた商品でござるからヴィークルモードでは転がしギミックしかなく、マイクロンジョイントも無いでござる。

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が、付属の武器パーツを取り付ける事でミサイル発射機能を有したアタックモードとなるでござる。

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クリア成型の武器パーツはエネルゴンウェポンを意識したようでござるが、気になることに武器名がジョルトバルカンなのでござるよ?

そう、ジョルトと言えば「マイクロン伝説」時のパートナーマイクロンの名前なのでござる?

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まあ、普通に考えればパートナーマイクロンのジョルトが武器に進化したとかにも考えられるのでござるが、ただでさえ道具扱いだったマイクロンを完全な武器にしちゃうのはあまりにも酷くないでござろうか?

TVアニメ本編では、決戦後(10年前)のジョルトやマイクロン達のエピソードは描かれていないのでござるが、DVD付属のコミック「THE TRANSFORMERS LEGENDS OF THE MICRONS」では多くのマイクロン達が新天地に向かい旅立っていたりするので、おそらくジョルト達パートナーマイクロンや「スーパーリンク」に出演することの無かったシルバーボルト(MC-08、シルバーボルト、1980円)やデバスター(MC-07、デバスター、2980円)達もマイクロンシップに同乗して旅立ったと考えたいのでござるよな。

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そう、ジョルトバルカンの名前は、ホットロッドジョルトとの友情との証しとして命名したと思いたいのでござるよな。

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まあ、友の命と引き換えに手に入れた武器というのも燃える展開かもしれないでござるが、拙者としては友達を引き換えにして手に入れる強力な武器ちゅーモノは必要なく、そこまでして欲しいとは思わないのでござるよな・・・ まあ、100歩ゆずって友の形見の品くらいまでなら許容範囲でござるかな。

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さあ、ロボットモードのデザインは・・・ はっきり言ってホットロッドとは全く別のデザインなのが残念でござる。

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まあ、コレはこれで指揮官らしくスマートで好いデザインなのでござるが、何処か共通したデザインの意匠が欲しかったでござるよな。

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まあ、確かに額にはバイザーらしきパーツが配置されているものの、デザインが異なる上に狐ミミ付きでござるから別人にみえてしまうでござる。 (残念)

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さて、ホットショットは出世魚の如く名前も変わり、サイバトロン総司令官や副司令官に成る事はなかったものの部隊指揮官まで昇進し地方部隊(地球方面)を担当していたようでござるが、すぐにグランドコンボイ(SC-01、グランドコンボイ・スーパーモード、4980円)と合流してしまった為に中間管理職的な立場になったでござる。 (笑)

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なお、トランスフォーマー的に10年は長いのか短いのか分からないでござるが、多くの部下を預かる事により


俺とスーパーリンクだ!

2010-05-19 00:30:57 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ごきげんようでござる!

「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説」の十年後である「トランスフォーマー スーパーリンク」は連続した時間帯の同一シリーズなのでござるが、主要な登場キャラクターはバージョンアップ(?)でモデルチェンジし、TVアニメの販売は別会社となったおかげで細かい設定の引継ぎはなく、大人の事情で一部のキャラクターは担当声優が変更したおかげで略別人ぽい感じになったでござる。

マイクロン伝説ではサイバトロンの副司令官を務めたジェットファイヤー(MC-09、ジェットファイヤー、3980円)もスーパーリンクでは引き続き副司令官の役職で登場するも、スカイファイヤー(SC-05、スカイファイヤー、2500円)としてバージョンアップしたでござる。

う~む・・・ デザインは違う名前が違う担当声優が違うと成れば別人のはずでござるが、間違いなく同一人物なのでござるよな。 (笑)

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スカイファイヤーは2004年展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」商品として単品販売とロードバスター(SC-04、ロードバスター、2500円)との合体セット(SS-02、スーパーリンクセット・ロードバスター&スカイファイヤー、4900円)の2種が販売されており、ドチラも本体仕様は同じで、付属の説明書やカードも共通でござる。

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なお、日本販売版は海外販売版(海外名、ジェットファイア)より電子音ギミックを削除しクリアパーツ部分の色合いを変更した商品でござる。

日本での電子音ギミックは評判が悪かったのか販売コスト削減なのか分からないでござるが無駄なバリエーションを作ってしまったことは罪でござるよな。

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スカイファイヤーのヴィークルモードは一応スペースシャトルなのでござるが、地球製のスペースシャトルをスキャニングしたマイクロン伝説版ジェットファイヤーとは大きくデザインが異なるでござる。

スーパーリンク版スカイファイヤーは地球製のスペースシャトルをスキャニングしていないようでござるな?

なお、劇中のコクピットにはキッカー(SC-14、キッカー、980円)一人が搭乗する大きさで描かれていたのでスケールダウンしたのかもしれないでござる?

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まあ、スペースシャトルと呼ぶよりは宇宙戦闘機の様な感じでござるかな?

武装は機首部分のプラズマレーザーでござるが、商品では銃身をミサイルとして射出するギミックでござる。

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なお、着陸脚は固定式で転がし走行が可能で、機体下面(胸部)にはクロー開閉ギミックが備えられているでござる。

オムニコンの追跡員、エアグライド(SC-07、エアグライド、980円)にも同様のクロー開閉ギミックが装備されているので興味深いギミックでござるな。

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ロボットモードの体型は一応航空機系トランスフォーマーでござるが、ゴッツい体型が特長でござる。

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まあ、ジェットファイヤーとは完全にデザインが異なるロボットモードでござるが、太目の体型くらいしか共通点が無いでござる。

しかし、スピード感はスカイファイヤーの方がありそうでござるよな。 (笑)

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なお、スカイファイヤーの頭部は簡略化されたデザインでござるが、ジェットファイヤーと同じくゴーグルの裏側に目が造形されているでござる。 しかし、日本版は透明度が濃くなったので確認しにくいでござる。

更に胸部のクローは開閉し胸部のスイッチを押すと閉じるギミックを備えているのでござるが、TVアニメ本編では全く紹介されていないギミックでござる。

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まあ、敵キャラクターを胸部で捕獲(?)するギミックは正義のサイバトロンには似つかわしくないでござるよな。 (笑)

なお、海外版は胸部に電子音ギミックを備えていたようでスピーカー用のスリットが有り、変形・合体と連動して電子音が再生されたようでござる。

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武装はミサイル発射ギミックを備えたプラズマレーザーのみでござるが、別売りのエネルゴンウェポンの装備が可能で、左肩のエネルゴンポケットにエネルゴンスターを取り付ける事ができるでござる。

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スカイファイヤーの性格はジェットファイヤーと同一人物なので基本は変わらず、過酷な戦いのなかでも、その戦いを楽しむ余裕を見せる空の戦士でござる。

副司令官の立場を考えれば少々軽いでござるが、親しみのある若頭とかアニキな感じで小部隊を纏めるには適した人材なのでござろうな?

TVアニメではスカイファイヤーの声優を担当したのが檜山修之氏でござるから、余計にイケイケなアニキに成ったでござる。 (笑)

やはり担当声優でキャラクター性も変わるのでござるからキャスティングは大事でござるよな。

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しかしまあ「トランスフォーマー スーパーリンク」本編ではスカイファイヤーは活躍するも、指揮官クラスのサイバトロン戦士が多く登場したために副司令官のイメージはイマイチ薄いのでござるよな?

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そう!

ジェットファイヤーコンボイ司令官(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)と合体する事で副司令官を強調できたのでござるが、スカイファイヤーはスーパーリンク用共通ジョイントにより誰とでの上下合体できるようになったでござる。

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う~む・・・ サイバトロンNo,1・2の最強合体と比べると有り難さが無いでござるが、グランドコンボイ(SC-01、グランドコンボイ・スーパーモード、4980円)との連携を考えれば別行動がとれる利点があるでござる。

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スーパーリンクスカイファイヤー

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合体例はセット販売も行なわれたロードバスターとの組み合わせが多く、誰と上下合体を行なおうと上半身担当者が主導権を握りスーパーリンク〇〇と名乗るでござる。

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スーパーリンクスカイファイヤーは流石にメガコンバットクラス商品同しのの合体でござるから迫力の大型合体が楽しめるでござる。

一応、スーパーリンク用合体ジョイントはコンバットクラスの商品と共通なので合体も可能でござるが、バランスを考えるとメガコンバットクラスの商品は下半身を担当する方が良いでござるよな。

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日本でのメガコンバットクラスの商品はオーバードライブ(SC-18、オーバードライブ、2500円)とロードバスターW(SC-24、ロードバスターW、2500円)及びスカイファイヤーS(SC-25、スカイファイヤーS、2500円)を加えた5種類が販売されたでござるが、ロードバスターWスカイファイヤーSは成型色変更のパワーアップ商品でござるから実質3人になるでござる。

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ふむ・・・ 流石にセット販売も行われたロードバスターと比べるとオーバードライブとのスーパーリンクは色合いが悪いでござるな。

なお、スーパーリンクによる合体効果はロードバスターを下半身に合体すれば火力がアップし、オーバードライブとの合体では迎撃力がアップするようでござる。

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しかしまあ、色合いを無視して交互合体ができるのがスーパーリンクの魅力でござるから、「キミだけの最強合体を見つけだせ!」でござるよな。

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無論、スカイファイヤーも下半身モードに変形できスーパーリンクが可能でござる!

設定上ではスカイファイヤーを下半身としたスーパーリンクでは飛行能力がプラスされるようでござるな。

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合体により合体パートナーの個性が失われる事を嫌う米国でスーパーリンクが受け入れられた理由は上半身と下半身を交互に担当する事で双方の個性が活かされた結果でござるが、スクランブル合体なスペリオン(SC-26、スペリオン、5500円)等は主導権を握るのはアフターバーナーだけなのでTVアニメでは手足を担当する、エアライダースリングファイヤーボルトスカイダイブの4人は、ロボットモードが描かれず、グランドコンボイのグランドフォースと同じ様なサポートメカ(自立型ロボット)扱いなのでござるよ・・・ 余計に彼らの個性を無視しているような感じでござる。

う~む・・・ 米国で放送されるTVアニメでは上手く誤魔化したでござるよな。 (笑)

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スーパーリンクロードバスター

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まあ、副司令官でも足を担当する事は上下関係を抜きにしても平等であると主張したいメンドクサイ合体理論なのでござるよ。

お国柄の思想を合体ロボット玩具に反映するのは如何かと思うでござるが、世界規模で商売するのであれば多少は妥協しなければならないでござるよな。

今後も映画版の影響で、合体型トランスフォーマーは日本・アジア圏限定販売で、一見合体に見える分離型のトランスフォーマー(ロボットモードから複数のメカニックに分離変形)が主流になるのでござろうな?

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しかし・・・ 一番問題なのが日米でネーミングが異なる事でござる、

米国の様に同一キャラであれば商標名を守る為に同一シリーズであっても同じ名前を使いまわすでござるが、日本だと同一キャラでもシリーズ差別化の為に別の名前を付けてしまう場合が多いのでござるよな。

おかげで「トランスフォーマー スーパーリンク」ほど日米の名前が異なりややこしいシリーズと成っているでござる。

う~む・・・ 日米共通名は大事でござるよな。 (笑)