ごきげんようでござる!
「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説」の十年後である「トランスフォーマー スーパーリンク」は連続した時間帯の同一シリーズなのでござるが、主要な登場キャラクターはバージョンアップ(?)でモデルチェンジし、TVアニメの販売は別会社となったおかげで細かい設定の引継ぎはなく、大人の事情で一部のキャラクターは担当声優が変更したおかげで略別人ぽい感じになったでござる。
マイクロン伝説ではサイバトロンの副司令官を務めたジェットファイヤー(MC-09、ジェットファイヤー、3980円)もスーパーリンクでは引き続き副司令官の役職で登場するも、スカイファイヤー(SC-05、スカイファイヤー、2500円)としてバージョンアップしたでござる。
う~む・・・ デザインは違う名前が違う担当声優が違うと成れば別人のはずでござるが、間違いなく同一人物なのでござるよな。 (笑)
![Photo_2 Photo_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c8/5b3af4fbb3faa420ff696efed4af5e4b.jpg)
スカイファイヤーは2004年展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」商品として単品販売とロードバスター(SC-04、ロードバスター、2500円)との合体セット(SS-02、スーパーリンクセット・ロードバスター&スカイファイヤー、4900円)の2種が販売されており、ドチラも本体仕様は同じで、付属の説明書やカードも共通でござる。
![Photo_4 Photo_4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e8/0d32575d832e841f4e80319c62809165.jpg)
![Photo_6 Photo_6](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/97/da436d875c11e5fcddab33e4d9b51bfe.jpg)
なお、日本販売版は海外販売版(海外名、ジェットファイア)より電子音ギミックを削除しクリアパーツ部分の色合いを変更した商品でござる。
日本での電子音ギミックは評判が悪かったのか販売コスト削減なのか分からないでござるが無駄なバリエーションを作ってしまったことは罪でござるよな。
スカイファイヤーのヴィークルモードは一応スペースシャトルなのでござるが、地球製のスペースシャトルをスキャニングしたマイクロン伝説版ジェットファイヤーとは大きくデザインが異なるでござる。
スーパーリンク版スカイファイヤーは地球製のスペースシャトルをスキャニングしていないようでござるな?
なお、劇中のコクピットにはキッカー(SC-14、キッカー、980円)一人が搭乗する大きさで描かれていたのでスケールダウンしたのかもしれないでござる?
![Photo_10 Photo_10](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9d/dc3ff4200e2926e2a667bb002a36b1f8.jpg)
![Photo_11 Photo_11](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c8/54705e5142bcaac1bbecb252786b26d5.jpg)
まあ、スペースシャトルと呼ぶよりは宇宙戦闘機の様な感じでござるかな?
武装は機首部分のプラズマレーザーでござるが、商品では銃身をミサイルとして射出するギミックでござる。
![Photo_14 Photo_14](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/de/8cca7265d5d820567ee41a97800703b0.jpg)
なお、着陸脚は固定式で転がし走行が可能で、機体下面(胸部)にはクロー開閉ギミックが備えられているでござる。
オムニコンの追跡員、エアグライド(SC-07、エアグライド、980円)にも同様のクロー開閉ギミックが装備されているので興味深いギミックでござるな。
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ロボットモードの体型は一応航空機系トランスフォーマーでござるが、ゴッツい体型が特長でござる。
![Photo_18 Photo_18](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d1/b9819913475b9df3889c509bca282dfe.jpg)
まあ、ジェットファイヤーとは完全にデザインが異なるロボットモードでござるが、太目の体型くらいしか共通点が無いでござる。
しかし、スピード感はスカイファイヤーの方がありそうでござるよな。 (笑)
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なお、スカイファイヤーの頭部は簡略化されたデザインでござるが、ジェットファイヤーと同じくゴーグルの裏側に目が造形されているでござる。 しかし、日本版は透明度が濃くなったので確認しにくいでござる。
更に胸部のクローは開閉し胸部のスイッチを押すと閉じるギミックを備えているのでござるが、TVアニメ本編では全く紹介されていないギミックでござる。
まあ、敵キャラクターを胸部で捕獲(?)するギミックは正義のサイバトロンには似つかわしくないでござるよな。 (笑)
なお、海外版は胸部に電子音ギミックを備えていたようでスピーカー用のスリットが有り、変形・合体と連動して電子音が再生されたようでござる。
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![Photo_25 Photo_25](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/a6/a54ac96e83433ac08669fcad75de9ad9.jpg)
武装はミサイル発射ギミックを備えたプラズマレーザーのみでござるが、別売りのエネルゴンウェポンの装備が可能で、左肩のエネルゴンポケットにエネルゴンスターを取り付ける事ができるでござる。
![Photo_27 Photo_27](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/19/03fad2309db6f8304c7ac4dd2d66727e.jpg)
スカイファイヤーの性格はジェットファイヤーと同一人物なので基本は変わらず、過酷な戦いのなかでも、その戦いを楽しむ余裕を見せる空の戦士でござる。
副司令官の立場を考えれば少々軽いでござるが、親しみのある若頭とかアニキな感じで小部隊を纏めるには適した人材なのでござろうな?
TVアニメではスカイファイヤーの声優を担当したのが檜山修之氏でござるから、余計にイケイケなアニキに成ったでござる。 (笑)
やはり担当声優でキャラクター性も変わるのでござるからキャスティングは大事でござるよな。
しかしまあ「トランスフォーマー スーパーリンク」本編ではスカイファイヤーは活躍するも、指揮官クラスのサイバトロン戦士が多く登場したために副司令官のイメージはイマイチ薄いのでござるよな?
そう!
ジェットファイヤーはコンボイ司令官(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)と合体する事で副司令官を強調できたのでござるが、スカイファイヤーはスーパーリンク用共通ジョイントにより誰とでの上下合体できるようになったでござる。
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![Photo_33 Photo_33](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7b/2af9c7b470fe61ece902c2875e2e4cf7.jpg)
う~む・・・ サイバトロンNo,1・2の最強合体と比べると有り難さが無いでござるが、グランドコンボイ(SC-01、グランドコンボイ・スーパーモード、4980円)との連携を考えれば別行動がとれる利点があるでござる。
スーパーリンクスカイファイヤー
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![Photo_38 Photo_38](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c8/2893c6c12924251c03dcbd5aa9e63e50.jpg)
合体例はセット販売も行なわれたロードバスターとの組み合わせが多く、誰と上下合体を行なおうと上半身担当者が主導権を握りスーパーリンク〇〇と名乗るでござる。
スーパーリンクスカイファイヤーは流石にメガコンバットクラス商品同しのの合体でござるから迫力の大型合体が楽しめるでござる。
一応、スーパーリンク用合体ジョイントはコンバットクラスの商品と共通なので合体も可能でござるが、バランスを考えるとメガコンバットクラスの商品は下半身を担当する方が良いでござるよな。
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日本でのメガコンバットクラスの商品はオーバードライブ(SC-18、オーバードライブ、2500円)とロードバスターW(SC-24、ロードバスターW、2500円)及びスカイファイヤーS(SC-25、スカイファイヤーS、2500円)を加えた5種類が販売されたでござるが、ロードバスターWとスカイファイヤーSは成型色変更のパワーアップ商品でござるから実質3人になるでござる。
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![Photo_45 Photo_45](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/93/0d2210916c629e88030cb62967040a86.jpg)
ふむ・・・ 流石にセット販売も行われたロードバスターと比べるとオーバードライブとのスーパーリンクは色合いが悪いでござるな。
なお、スーパーリンクによる合体効果はロードバスターを下半身に合体すれば火力がアップし、オーバードライブとの合体では迎撃力がアップするようでござる。
しかしまあ、色合いを無視して交互合体ができるのがスーパーリンクの魅力でござるから、「キミだけの最強合体を見つけだせ!」でござるよな。
無論、スカイファイヤーも下半身モードに変形できスーパーリンクが可能でござる!
設定上ではスカイファイヤーを下半身としたスーパーリンクでは飛行能力がプラスされるようでござるな。
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合体により合体パートナーの個性が失われる事を嫌う米国でスーパーリンクが受け入れられた理由は上半身と下半身を交互に担当する事で双方の個性が活かされた結果でござるが、スクランブル合体なスペリオン(SC-26、スペリオン、5500円)等は主導権を握るのはアフターバーナーだけなのでTVアニメでは手足を担当する、エアライダー、スリング、ファイヤーボルト、スカイダイブの4人は、ロボットモードが描かれず、グランドコンボイのグランドフォースと同じ様なサポートメカ(自立型ロボット)扱いなのでござるよ・・・ 余計に彼らの個性を無視しているような感じでござる。
う~む・・・ 米国で放送されるTVアニメでは上手く誤魔化したでござるよな。 (笑)
スーパーリンクロードバスター
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![Photo_5 Photo_5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a0/bd54c0299d0395659b1eb0ba2f1118c8.jpg)
まあ、副司令官でも足を担当する事は上下関係を抜きにしても平等であると主張したいメンドクサイ合体理論なのでござるよ。
お国柄の思想を合体ロボット玩具に反映するのは如何かと思うでござるが、世界規模で商売するのであれば多少は妥協しなければならないでござるよな。
今後も映画版の影響で、合体型トランスフォーマーは日本・アジア圏限定販売で、一見合体に見える分離型のトランスフォーマー(ロボットモードから複数のメカニックに分離変形)が主流になるのでござろうな?
しかし・・・ 一番問題なのが日米でネーミングが異なる事でござる、
米国の様に同一キャラであれば商標名を守る為に同一シリーズであっても同じ名前を使いまわすでござるが、日本だと同一キャラでもシリーズ差別化の為に別の名前を付けてしまう場合が多いのでござるよな。
おかげで「トランスフォーマー スーパーリンク」ほど日米の名前が異なりややこしいシリーズと成っているでござる。
う~む・・・ 日米共通名は大事でござるよな。 (笑)